PUNPEEさんが2020年3月27日放送のJ-WAVE『SOFA KING FRIDAY』最終回で2年間の放送を振り返っていました。
PUNPEE、5月に全国Zeppツアーを開催https://t.co/c01C4TV32q pic.twitter.com/jzsQj4UyXx
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) February 25, 2020
(PUNPEE)で、メッセージ。最終回っぽいやつのメッセージも読めます。墨田区の方。「PUNPEEさん、こんばんは。2年間、聞き続けたこの番組が終わってしまうことを寂しく思います。僕は普段AMの芸人ラジオにネタを投稿してるのですが、『SOFA KING FRIDAY』では2年間、ちょこちょこ送って1通も読まれることがなく、FMのおしゃれなラジオでの採用の難しさを感じていい経験になりました。CD、ほしかったですね」。はい。読んだんで送ります。
「……5月のZepp東京のライブのチケットが取れたので、コロナが収束してほしいです。質問なんですが、普段自主的にラジオを聞くことはありますでしょうか? メッセージを投稿したことはありますか?」。はい。ありがとうございます。すいません、2年間(笑)。ほっぽらかしにしていたわけじゃないですけど、必然的にそうなった感じですね。CD-Rとステッカー、送っておきます。ラジオ、そうっすね。始めたきっかけがJ-WAVEさんから話をもらって。まあ先々週に話してもらった担当の塩ノ谷さんがいろんなきっかけがあって誘ってくれたみたいで。ありがたかったですけども。
2年間、いろいろと……言っても、なんだろう? 一番最初のアルバム出してからの間だから、そんなに何かが劇的に変わったわけじゃないですけど。さっき言った星野さんの『おげんさんといっしょ』でNHKに出させてもらったりとか。
まあいろんなところでライブもできたし。BIMもその間にブワーッて、前よりさらに上がったり。いろんな変化があったり。週刊誌に撮られたり……(笑)。いろいろしたりしたわけですが。冒頭の声の方とか、何ですかね? 最初は「ええっ? 大丈夫かな、自分?」みたいな。「1週間に1回、ちゃんとできるかな?」みたいに思ってたんですけど。まあ何か、1回も休むことなく、無事に最後までできたっていう感じで良かったっすね。途中で仲のいい人に頼むみたいな。森田一義さん的なこともしてみたかったんですけども。そういうことも特になく、ゆっくりした感じで進んでいったと思います。
ラジオ的なものとの出会い
「自主的にラジオを」って、実はラジオの脳みそがあんまりなくて。最初にラジオっぽいことをやったのも『MIXED BIZNESS』っていう9年前に出した自分のMIX CDに解説をつけるっつって。DVDの副音声みたいな感じでそのCDの上でただ話したやつを特典として付けて。ディスクユニオンさんで買った人にはプレゼントされるっていう。そこからたぶん話すことが始まったと思うんですけど。それで、先週出てもらったSUMMITの増田さんがなんか「声がいい」みたいなことを言ってくれていて。
それで毎回何かを出すたびに副音声的なのはよくやってて。そう。で、『MODERN TIMES』っていうアルバムではそれをストリーミングしてAppleMusicだったりとかSpotifyに置いたりとか、新しいこともしたんですけど。そう。それがもしかしたら一番最初のきっかけなのかもしれないですね。「じゃあ、やってみようかな?」っていうことになった気がします。
一番印象に残った回
それで結構他にもいろんなメッセージが来てたんですけど。「一番印象に残った回は何ですか?」ってなった時、やっぱりゲストの人に来てもらったっていうのが……この前の両親も、増田さんもそうだし。アメコミの柳亨英さんだったり。
それから田島貴男さんにも来てもらったし。
RAU DEFとかBIMにも出てもらったし。
なんかそれ、全部が印象に残っているんですけども。なんか、あれっすね。全部をオートチューンでやったっていうのも含めて、結構METEORくんの回は記憶に残っているかもしれないですね。あれ、放送を聞いてくれた人は覚えてるかもしれないですけど、2人のマイクに全編しゃべり声なのにオートチューンをかけたんですよね。「One more time♪」みたいな。
声に音程が自動的にかかるアプリって言うか機材なんですけど。たぶんそれを全編通してラジオでやったのは自分たちが人類初で、そしてたぶん最後のじゃないか?って気もするので。それはすごい印象に残っていますね。そう。TEAC、TASCAMの寺井さんも来てくれて。
METEORくんに関しては本当にラジオ的なポッドキャストとかレギュラーでやってもいいじゃないかな?ってくらい面白かったので記憶に残っております。なんで、METEORくんの『4800日後…』っていう曲をかけようと思います。その後、コマーシャル。
METEOR『4800日後…』
(中略)
(PUNPEE)はい。メッセージです。神奈川の方。「いつも楽しく拝聴してます。ご両親を迎えたラジオ、最高でした。メッセージこそを出しませんでしたが、ご両親にゲストで来ていただきたいと思ってました。ああいう話ができる関係性、羨ましいと思いました」。うん。普段は全くしゃべれないですけどね。フフフ、というのは嘘ですけども。自分でもあんなにしゃべること、そこまでないかもしれないですけど。
たまにでもしゃべると、親父は何か「えっ、そんな関係性ある人、いたの?」みたいなのを話して来るので。親と子とはよく分からないもんだなって。そういうのがあるんだなっていうのを感じたり。ちょくちょくああいう機会、あったりするんですけどね。ワーゲンの取材で一緒にやったりとかもしたんですけども。はい。そんな感じです。
で、「……ライブがなくてもDJのイベント出演がなくても毎週ラジオがあることでP氏を近くに感じれたので、遠い存在になってしまうような気がします。インスタは告知がメインのようですが、今後インスタライブなどやる予定はありますか? 5lack氏は野菜を炒めたり肉を炒めたりするインスタライブを深夜に突然やり出して面白かったです。インスタライブじゃなくても接点を持てたら嬉しいです。楽しみにしています」。はい。ありがとうございます。あの人はそういう料理系のインスタをやってるんですね。うん。やりたくなる気持ち、すげえわかるっすけどね。根本にあるものというか、そういう気もするんで。
でも自分、ラジオやる前って結構Twitterを盛んに書いていた思うんですよね。まあそれがラジオに変わっただけで、たぶんまたラジオが終わったら頻繁にいろんな何かを始めるじゃないですか? そんな急にYouTuberをやったりとか、そういうことはしないと思うんですけど。なんか『プロメテア』っていうアメコミが結構好きで。アラン・ムーアっていう『ウォッチメン』とかを作っている結構有名な人の作品なんですけど。
その人の『プロメテア』っていうやつは何だろう? 世界っていろんな小説だったり物語ってあるじゃないですか。本になっている。たとえばそれが戦争物のやつだったり、ファンタジーだったり、喜劇だったり、いろいろあるんですけど。その中にプロメテアっていう存在がいろんな本の中で出てきてて。で、その本は1個1個、もちろん作者が全部違う作品なんですけど。ただ名前が一緒だったプロメテアっていう存在だったと思っていたものが実は生きてる存在で、本の中だけとか物語の中だけに生きている存在っていうことがその主人公が文献とかを調べていくとわかって。そのドタバタに巻き込まれちゃうっていう話なんですけど。
本の中とかだけでプロメテアっていうやつはずっと同じ存在で転々としてるみたいなのを描いた作品があるんですけど、結構自分はそれが好きで。音楽で言うとビートルズの『Lucy In The Sky With Diamonds』っていう曲があるんですけども。
The Beatles『Lucy In The Sky With Diamonds』
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTさんの曲にも『ゲット・アップ・ルーシー』っていう曲が出てきたり、「ルーシー」って結構いろんな曲で出てきて。なんかその音楽とかロックだったりを表現している存在なのかな?っていう……そういう曲の中だけを旅できているみたいな人がいて。
自分も何かそういう……まあ普段も全然そのへんにいるんですけども。CDだったりとか本だったり、こういうラジオ、Twitterとかいろんなところに転々といい感じに寄生していきながら皆さんの耳だったりとかに現われることができたらなと思うので。その時は今後もよろしくお願いしますっていう感じです。