PUNPEE『マジック:ザ・ギャザリング』の思い出を語る

PUNPEE『マジック:ザ・ギャザリング』の思い出を語る SOFA KING FRIDAY

PUNPEEさんがJ-WAVE『SOFA KING FRIDAY』の中でカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』の思い出を話していました。

(PUNPEE)最近、ネットで見て熱かった記事なんですけど「ギャザリング」つながりということで。『マジック:ザ・ギャザリング』がドラマになるっていうニュースを読みまして。SUMMITの平林っていう人が昔、かなり大会とかでもいい線いってたやつで(笑)。そいつからメールが来て「これ、見たっすか?」って。

『マジック:ザ・ギャザリング』って説明すると、自分も全然スーパーにわかなんですけど。アメリカでずっと何十年も流行ってるカードゲームで。対戦型なんですよね。一対一でやる。バトルロイヤル式のもできるのかな?

まあ、一対一でやるやつで、交互にカードを自分の手札からめくっていって、相手の体力をゼロにするまでやるっていう。そこで自分の土地っていうのからパワーをひねり出してその戦士とか魔物を召喚するっていう。そうやって遊ぶ対戦型のゲームなんですけど。『アベンジャーズ/エンドゲーム』の監督のルッソ兄弟が制作指揮なのかな? わかんないですけど。するらしくって。まだ噂なのかな? 「へー!」なんて見ていたんですけど、これ、カードの中の世界なのか、カードゲームをモデルにするのか……カードの中が割と昔の伝説的な。なんかドラゴンが出てきたりとか、エルフが出てきたりとかってあるんですけど。

あとは土地が力を持っていたりもするやつがあって。自分は中学の時にその『マジック:ザ・ギャザリング』にハマりまして結構やっていたんですよね。カードを買ったりとかして。スターターデッキっていう60枚入りの箱が売っていて。あとはレアとかコモンとかアンコモンという出やすいカードと出にくい、手に入れにくいカードがあったりとか。あとはブースターパック、セットっていう15枚入りのビニールのに入ってるやつとかあったんすけど。そのビニール、いま考えるとすげえかっこよかったっすね。なんか、うん。ガムのオマケのシールが入っているみたいな。アメリカっぽいビニールのなんですけど。

中学の時にハマった『マジック:ザ・ギャザリング』

それがドラマになるっていうことで「へー!」って。それで昔のことを思い出したりとかしてて。で、自分はもう全然ペーペーで大会とか出る前に止めちゃったりとかしたんですけど。なんだっけな? 神保町にフューチャー・ビーっていうお店があって。そこに弟と一緒に通ったりとかしていたっすね。そこのお店は対戦できる机もあって。あとはカードがバラ売りしてるんですよね、たしか。自分の手に入れたいカード、いくらそのブースターパックを買っても何が入ってるかわかんないから、出るまで買い続けるしかないですけど。そういうもんだと思ってたら、1枚ずつ売ってるんですよね。結構それなりにする値段で。何千円とかで。

で、「うおーっ、こんなシステムがあったのか!」って中学の時は結構衝撃的で。で、高いお金を出して買ったりとかもするんですけど、そうすると帰りにちょっとした不良みたいなのに(笑)。まあ、レコード狩りとかと一緒で「おい、お前。あのカード、買ってただろ? よこせよ!」みたいな感じのカード狩りみたいなのがあったとかそういう噂を聞いた気もする。まあ、話が変わるんですけど小学校の時、結構そのナードな友達がいたんすよね。で、そいつはいつも常に半ズボンを履いていて。まあ、俺もずっと半ズボンだったんすけど。人のことは言えないですけど。

なんか「ナントカの呪文、食らえ!」みたいなことを言うと、なんかちょっとクラスのイケてるやつらに「なに言ってんだ、あいつ?」みたいな感じで言われるみたいな。でもまあ、いいやつで。そういう小学校の時に成り立っていた面白い関係ってたぶんあったと思うんですけど。で、そいつは中学校で私立に行っちゃって。自分は公立の学校に行って。その『マジック:ザ・ギャザリング』だったりとかに出会うわけなんですけど。で、結構自分はそのストンピィデッキっていうデッキ。カードのセットを自分で集めて作ってたんですけど。

言ったらこう、もうすごいインスタントに早く召喚もバババババッてしちゃって。最初のうちに、相手が用意する前に相手を潰しちゃうっていうセットだったんすよね。ストンピィデッキっていう緑と赤の属性で結構作れるようなセットなんですけども。まあ、いろいろと属性っていうのがあって。神保町に通ったりとか、あとはイエロー・サブマリンっていうお店で買ったりとかしてたんですけど。「地元にも対戦できる場所がある」っていう噂を聞きつけて。なんかおもちゃ屋の、普通の1階はおもちゃ屋なんですけど、その2階が子供が集まるスペースで。ミニ四駆が走らせたりとかできる、もう子供が喉から手が出るほどほしがるようなスペースですね。

まあ、いまで言うところのクラブだったり溜まり場みたいなのがあったんですよ。2階に。全然それ、知らなくて。で、そこで板橋最強の『マジック:ザ・ギャザリング』のやつがいるみたいなことを聞いて。「マジか!」みたいな。で、自分もなんかこう駆け出しの『マジック:ザ・ギャザリング』のにわかプレイヤーとして行くしかない!ってたしか日曜日に行ったと思うんですけど。それで行ったら何か聞き慣れた声……ちょっと低くなってる声が聞こえたんですよね。「ナントカの魔法!」みたいな感じで言っていて。「えっ?」って。そしたらその小学校の時のちょっとナードなやつがそこで王者になっていたんですよね(笑)。

「ああーっ!」みたいな。で、昨今のそのナードカルチャーの席巻の仕方の一片をここで見たっていう風に、いま考えると思ったんですけど。そこでもうめっちゃブイブイいわせていて。なんか舎弟みたいなのもいたりとかして。「○○しましょうか?」みたいな。「いや、いいよ」みたいな感じで言っていて。「おっ、お前は!」みたいになって、すごい奇跡的な再会を果たした記憶があるっすね。それを今回のドラマ化で思い出しました。

もうデッキは、実家にあるのかな? わかんないっすけど。自分がやってたのは第4版の時。稲妻とかチャネルとかあった時からミラージュっていうのがあって。あとは翻訳されてないアイスエイジっていうのを赤羽? 十条かな? そこまで買いに行ったりとか。十条銀座に行ったのかな? わかんないっすけど。行ったりして買って。で、第6版ぐらいで音楽にいろいろと魅力を感じてしまって止めちゃったような気がするんですけど。

懐かしっすね。あの停滞とか、ずっと相手を凍らせるデッキとかいろいろとあったよ気がする。でもドラマ化されたら、言ったらその昔のモンスターがドラマの中に実写とかすごい3Dで出てきたら、「うおおっ、あいつだ! うおおーっ、こいつだ!」って昔やっていた人もまた興味を持って見るし。知らない人は「えっ、なに? このカード、有名なの?」みたいな感じで。そこから入る人もいると思うから。たぶんすげえよいループができるような気がしていて。いま考えたら、そういえばなんでこんなにやられていなかったんだろう?って逆に思う感じというか。うん。

いまのね、そのNetflixのいろんな盛り上がりをイースターエッグとかそういうので見せる時代の中ではすごいばっちりハマるんじゃないかなとか思いながら、その記事を見ておりました。という中学の頃のにわか『マジック:ザ・ギャザリング』体験の話でした。ありがとうございました。

<書き起こしおわり>

タイトルとURLをコピーしました