SKY-HI ラッパー下積み時代を語る

SKY-HI 社長として気をつけていることを語る Creepy Nutsのオールナイトニッポン0

SKY-HIさんが2022年8月29日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン』にゲスト出演。R-指定さんとラッパー下積み時代を振り返っていました。

(R-指定)改めまして、ゲストを紹介しましょう。SKY-HIさんでーす!

(SKY-HI)よろしくどうぞ。

(R-指定)お願いします(笑)。ちょっと今日、松永がめちゃくちゃ休みです。すいません(笑)。

(SKY-HI)そうなんだよねー。いや、来てよ。

(R-指定)そうっすよね(笑)。逆に俺はなんやろうな? 客演やったり、それこそヒップホップ現場やったりフェスやったりですれ違ってしゃべることはまあまあ、あるんですよ。この間なんかもLuckyFesで会ったし。

(SKY-HI)会ったし。その前、あれもあったし。『水曜TheNIGHT』。

(R-指定)ABEMAにも来てくれましたし。

(SKY-HI)だから結構会っている気がする。

(R-指定)そうなんですよね。だから松永が全然会ってないでしょう?

(SKY-HI)全然会ってない。もうちょっと、そろそろ忘れてしまう。

(R-指定)松永、ちょっと口内炎が三つできてしまって……。

(SKY-HI)三つはしょうがない(笑)。二つまでだったら「来てくれ」って言うけど(笑)。

(R-指定)三つはもう、一言もしゃべれないらしいですよ(笑)。

(SKY-HI)初めて聞いたよ(笑)。

(R-指定)まあまあ、説明不要ですけど。SKY-HIさん、日高さんはAAAとしても活動して。で、ラッパーSKY-HIとしても活動して。二足のわらじで両方ともぶちかまして。それで今や、BE:FIRSTもプロデュースしたり。ほんまに八面六臂の活躍をしてるアーティストの方なんですけども。アーティストであり、社長であり……みたいな。

(SKY-HI)せやな。気がついたら……だからさっき、Rのマネージャーさんとかと会社側トークを。「こういうことがあったら、こうですよね」みたいな。

(R-指定)ああ、もうそっちのトークか。

(SKY-HI)トーク、楽しかった(笑)。

(R-指定)いやだからそれを……そもそも結構ね、ヒップホップはなんでしょう? そういう人って、いるじゃないですか。ビジネスマンでもあり、経営者でもあり……。

(SKY-HI)「I’m not a businessman. I’m a Business, man!」っていう、ジェイ・Zの言葉ね。

「I’m not a businessman. I’m a Business, man!」

(R-指定)そう。だからジェイ・Zとかもそうじゃないですか。だからそういう、裏方も余裕でできるし、ラッパーでもあるし……みたいな。そういう人は多いんですけども。でも、日高さんの場合はまた特殊というか。特大アイドルでありながら、でもラッパーとしてのキャリアなんかは結構だってゼロからじゃないですか。

(SKY-HI)ゼロからやったね。長かったね。

(R-指定)で、どんな感じから始めたんですか?

(SKY-HI)だからもう一緒よ。どっちかっていうと、考え方が「アイドルをやりながらラッパー」っていうよりかは、中学生くらいでRHYMESTERを聞いて、同級生とラップを始めて、高校に行って、大学でGALAXYに行って。それで、なんかラッパーをやってる人でもコンビニでバイトしながらラップやっていたり。サラリーマンをしながら……DEJIさんとか。サラリーマンしながらラップしたりしていて。当時、KEN THE 390さんもまだサラリーマンしていたし。それが普通だったから。ただ、その働き先がアイドルだっただけで(笑)。

(R-指定)フフフ(笑)。まあ、そうなんすよね。いや、めっちゃすげえ話なんすけど。たしかに合点、行くな。

(SKY-HI)そんな感じで。結構本当、だからいまだにやっぱりサ上さんとか、俺がアイドルっていうことも忘れてるから。会うたびにおちんちん触られるっていう。

(R-指定)フハハハハハハハハッ!

(SKY-HI)おかしいのよ。コミュニケーションの仕方が。

(R-指定)おかしい(笑)。サ上さん、なんでおちんちん触るの? わけがわからん(笑)。

(SKY-HI)わかんない。それが挨拶だと思ってる節がある。

(R-指定)わけわからへんな(笑)。でも、たしかにやっぱりSKY-HIっていうラッパーはめちゃめちゃ叩き上げなんですもんね。

(SKY-HI)キャリアとしてはめっちゃ叩き上げだね。

(R-指定)だって、聞いた話やと、それこそ紅白に出た後とかに……。

(SKY-HI)ああ、ファミリーでライブしたね。

(R-指定)ねえ。AAAで紅白に出た後に、渋谷のほんまにヒップホップの中ではレジェンド箱のファミリー……めっちゃ小箱なんですけど。そこでライブしてたりとかして。でも、まあもちろんね、あれやとは思うんですけど。その、最初なんかは色眼鏡で見られることも絶対めっちゃ多かったですよね? なんかそういう時、どう打ち返してきたのかな、みたいなのは……?

(SKY-HI)いや、でもなんか一番つらかったのは、それこそまだバトルに出ていた時。当時って半分くらいは知らない人だけども、残りの半分ぐらいは知ってる人になっちゃうじゃん? あの時代、バトルに出まくっていると。

(R-指定)対戦相手がっていうこと?

知り合いとのMCバトル

(SKY-HI)対戦相手が。で、結構もう長く知ってる友達と当たっちゃって。「うわー。でも、これはもう真剣だから。バトル、たしかに今まで当たったことなかったもんね。ちょっとこれはもう正々堂々、行こう」みたいな話をして。その直後にステージ上で「おい、お前ら、知ってるか? こいつ、昼間アイドルやってるんだぜ!」って……(笑)。

(R-指定)フハハハハハハハハッ!

(SKY-HI)「ここはそんなやつが来ていい場所じゃねえよな?」って……「ええーっ?」みたいな(笑)。「お前の正々堂々って、それやったんか?」って思って。それで終わった後に会ったら「あれが、俺の本気だから」っつって。「お前の本気、それでよかったのかよ?」っていう(笑)。

(R-指定)それなー(笑)。

(SKY-HI)っていうようなこととかはあったけど。でも、まあ逆に変な話だけど。すげえ閉塞感もあったし、排他的だったシーンだったからこそ、いればいるほど「内側の人」っていう風にみんなが認識してくれてたから。だから今もヒップホップの現場に行っても、そういう友達とか先輩と会うのは全然、居心地が悪くないし。なんかもう、徐々にそんな風になっていったし。あと、もうほら、だから曲を書かなきゃいけないとか、ラップうまくなんなきゃいけないみたいな強迫観念になってくれてたから。だから、助かっていたかもね。

(R-指定)なるほどね。

<書き起こしおわり>

https://miyearnzzlabo.com/archives/91110

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