小袋成彬 J-WAVE『MUSIC HUB』終了とリニューアルを語る

小袋成彬 2019年おすすめの10曲を語る MUSIC HUB

(小袋成彬)先取ってたね。へー! 橘さんも来てくれましたね。あと、菜々緒さんも来てくれたり。

(小島裕規)フフフ(笑)。

(小袋成彬)それから夏帆ちゃんも来ましたよ。夏帆ちゃん。

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(小島裕規)おおーっ! 豪華ですね、この番組(笑)。

(小袋成彬)あとはね、フジテレビのアナウンサーの宮司愛海さんも来てくれたかな。

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(小島裕規)うん。

(小袋成彬)とか、なんかね、僕の同い年の人も何人か来てくれてるって感じっすね。

(小島裕規)すごい多彩ですね。

(小袋成彬)あと、あれね。フォーリーアーティスト。

(小島裕規)フォーリーアーティスト。何をやっているでしょう?っていうやつね。

フォーリーアーティスト特集

(小袋成彬)これは面白かった。聞いてない人もいると思いますけども。フォーリーアーティストっていうアーティストがいて。映画の効果音をつけるアーティストなんですよ。たとえば、雪を踏む音というのを再現する。あれは何をしてたっけ?

(小島裕規)たとえば出題で出ていたのは料理する時のフライパンの音っていうことで。濡らした雑巾をフライパンで焼くとジューシーなジューッていう音がして。普通に肉を焼くよりも美味しそうに聞こえるみたいな。

(小袋成彬)ありました、ありました。あとは違う種類の野菜を同時に切って、その人斬りの「ザクッ」っていう音を出したりとかっていうね。もう素晴らしい音の専門職。音楽にもいろんな仕事がありますから。そのフォーリーアーティストっていう方をお招きしてやりましたね。クイズをやりました。あれはなかなか面白かったなー。数字に出たのかはわからないけども。

(小島裕規)フフフ、伝わったのかどうかわからないっていう(笑)。

(小袋成彬)ああ、JK2人と座談会っていうのもありましたよ。俺、さっきね、写真を掘り出してきて見せてもらったけども。なんか俺、恥ずかしい格好をしてた。

(小島裕規)どういう格好?

(小袋成彬)なんか若くて見てらんない……直視できなかった。マジで。

(小島裕規)ああ、羞恥心が?(笑)。

(小袋成彬)3年半やってこんだけ変わったんだなって。

(小島裕規)女子校生のやつはどんな感じだったの?

(小袋成彬)あれはね、「音楽をどうやって聞いてるの?」とか。あとは「君たちに俺はこの音楽を聞かせたい」っつっておっさんが……(笑)。

(小島裕規)フフフ、説教おじさん?(笑)。

(小袋成彬)そう。言語化してた。あと、柳樂光隆さんにも出てもらったね。そうだ。ジャズだ。その時もコジさん、いたよね?

(小島裕規)いましたよ。

(小袋成彬)あれもすごい……なんか聞いたことない音楽の連続で。

(小島裕規)そうだね。しかもザ・ジャズみたいな感じじゃなかったもんね。

(小袋成彬)なんかもうジャズという概念ではなかったよね。新しい音楽だった。俺の中で。あれはすごい衝撃だったな。そんな感じでちょっと『MUSIC HUB』を今回は振り返りつつ、惜しみつつ、次のタームへっていう回にしようと思いますので引き続きお付き合いください。J-WAVE『MUSIC HUB』、お知らせの後もまだまだ続きます。

(CM明け)

(小袋成彬)J-WAVE『MUSIC HUB』後半です。小袋成彬と、ゲストに小島くんをお迎えしております。

(小島裕規)はい、小島です。よろしくお願いします。

(小袋成彬)八木くんね。第九を4回聞かせた八木くん、今は何やってるの?

(小島裕規)今はクラシックのマネージメント会社に就職しまして。無事決まって。要は院生だったんですね。パリの大学で院生やっていて、帰ってきて。そこで何かいろいろね、揉まれてるみたいよ。

(小袋成彬)ああ、頑張っているんだね。そうかー。あの回も思い出した。ロックオンの安田さんをお迎えして。機材クイズ。「まだシミュレートされていない楽器は何でしょう?」「答え:ギターのシールド」っていう(笑)。

(小島裕規)フフフ、あったね(笑)。

(小袋成彬)あったねー!

(小島裕規)あれもだいぶオタクっぽい(笑)。あれも俺、思い出したよ。テレフォンズの石毛さんとさ……(笑)。

(小袋成彬)ああー、そう。ドラマーの出身国当てクイズっていう(笑)。

(小島裕規)そうそう(笑)。なかなかね、エッジーな企画だったね(笑)。あれ、当てたからね。1問。

ドラマーの出身国当てクイズ

(小袋成彬)あれも楽しかったな。ゲストは結構来てたんだよな。細々、いるんですよ。俺のハトコも実は出たりしてるんだよね。ロンドンにハトコが遊びに来て。で、それなりに音楽が好きだったから。一応タイトルとしては「ハタチの子に聞かせたい俺が衝撃を受けた音楽」っつって。ジェイムス・ブレイク『Limit To Your Love』とかムラマサの『Love$ick ft. A$AP Rocky』とか。ああいう、「うおっ、なにこれ? 聞いたことない!」っていうものをまとめて出したりしましたね。

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(小島裕規)反応、良かった?

(小袋成彬)なんかね、いいよ。あの直接の反応ってなんか見にくいんだよ。ラジオだとね。でも、仲間が増えて。書き起こししてくれる人が……「してくれる」っていうか、向こうは勝手にしているし。でも、Win-Winなんだけども。ちなみに俺、その人もね、ロンドンで会ったんですよ。

(小島裕規)へー! ロンドンに住んでいる人だったの?

(小袋成彬)ううん。ロンドンに遊びに来ていて。で、向こうはちょっと、ほら。一応、コンテンツを勝手に書いちゃっているから。「ああっ……」っていう感じだったんだけども。僕はお互いにWin-Winだと思うし。全然、誰がしちゃいけないなんていうルールもないわけだから。僕はお互いにいい感じで続けてて。だから、それからその人が、そういうプレーヤーがこのラジオに現れてから、僕も自分のね、思想をちゃんと整理して。誰も傷つかないっていうか、優しく発信していくっていうのをちょっとね、意識し始めるようになってきた時期があるんですよ。

(小島裕規)へー!

(小袋成彬)だからロンドンに行ったからがまさにそうで。自分が何か考えていることとかっていうのをシェアするようになりましたね。

(小島裕規)なるほどね。ちょっと見られるの意識してっていうか?

(小袋成彬)そうそうそう。なんか俺は結局コンセプトを売ってると思ってるから。このラジオで。もちろん音楽をみんなで楽しくシェアするっていうのもそうなんだけど。やっぱり内向きな国というか。いろんな特性上、いろんなファクターがあるから。そう。なんとなく内需で成り立っちゃう国なんだけども。

(小島裕規)大きい国だからね。

(小袋成彬)大きい国だからね。でも1人、海外に出て得た知見とか考え方とか、そういうものをシェアできるようになったってのは結構面白いなと思って。そこからね、ちょいちょいなんかリスナーが増えてきたんだよね。まあ元々、長くいるリスナーもいるんだけど。なんか面白いなと思って。でも、それもそれでね、俺も……そう言っている自分が嫌になるの。

(小島裕規)どういうこと?

(小袋成彬)「俺は、作品を作りたい。でも、言いたい」っていう(笑)。「言いたい。でも、我慢……」みたいな。

(小島裕規)「日本はダメだ」って言う人が昔からいるのが日本のいいところなだって俺は思うけどね(笑)。何百年も前からさ、「海外に目を向けろ!」みたいな人はずっといたからね。

(小袋成彬)でも、ダメだとは僕は思ってなくて。まあ、ダメなところもいっぱいあるし。そんなこと言ったらイギリスのダメなところもいっぱい、ナンボでも言えるからね。

(小島裕規)隣の芝生は青いからね。

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