小袋成彬 ONE OK ROCK・Takaのスタジオに遊びに行った話

小袋成彬 ONE OK ROCK・Takaのスタジオに遊びに行った話 MUSIC HUB

小袋成彬さんが2020年3月13日放送のJ-WAVE『MUSIC HUB』の中でONE OK ROCKのTakaさんのスタジオに遊びに行った話をしていました。

(小袋成彬)この前で、ワンオクのTakaさんに会ったんですよ。いろんなご縁がきっかけで、スタジオに遊びに行く機会があって。2日ぐらいでお邪魔したんですよ。僕が一緒にセッションしたってわけじゃないんですけど。もちろんONE OK ROCK、僕の妹がファンでね。で、ギターのToruさんとは僕、1回だけ飲んだことがある。ただ、お互い酔っ払ってて覚えてなかったんだけど。

まあ、そんなこんなでちょっとごあいさつする機会があって、見学してて。いろんな作り方とか、「こういう人たちとこういうグルーヴで作るんだ」っていうを学べていい機会だったんですけど。なんかね、コーラスで曲にね、ちょっとガヤ的なのでね。大きなスタジオでみんな叫ぶみたいな。拍手を録るとかね、そういうのにちょっと参加してみたんですよ。

それで僕、普段全然ONE OK ROCKは聞かないし、曲もちょっとしか知らないんだけど、その作ってる曲をみんなで歌った時にね、何か力がすっげえ湧いてくるんですよ。うん。一番食らったのは、そのTakaさんご本人のキャラクターがやっぱりすごくて。なんだろうね。一言で言ってしまえば、週刊少年ジャンプの主人公みたいな人だった。なんか目がキラキラしていて、「そういうの、言っちゃよくないよね?」とか。なんて言うんだろう? 人類が行くべき正しい方向をしっかり、なんの迷いもなく提示してくれる感じが「主人公みたい!」って思って。結構圧倒されたんですよ。

少年ジャンプの主人公みたいな人

で、その人があんなにきれいな歌声で力強く歌ったら、それは俺だって「Never give up」っていう気持ちになるなって思ったんですよね。

で、俺があれをできるか?って言ったらできないし。それでTakaさんも僕のこのなんか偏屈なね、感じって絶対にできないじゃないですか。それで俺、その時に思ったんですよ。「ああ、役割が違う」と思って。同じ音楽をやってるんだけど、あの人たちはバンドであの音を鳴らして。あのキャラクターを持って人々を鼓舞するわけじゃないですか。「じゃあ、俺の役割ってなんなんだろう?」ってすごい思ったんですよ。

海外に来て、自分の好きなものだけずっと作ってる人生もいいけど、この社会においてね、立ち止って今、機能がストップしてる社会をもう1回見て。「俺に何ができるんだろう?」とか「俺の役割って何だろう?」ってずっとね、この3週間ぐらい考えてたんです。

「俺の役割って何だろう?」

それでまあ、ありがたいことにね、音楽で飯を食えるようにもなったんで。今ね、ここの手元にあるお金は自分の為っていうよりは……まあ究極は自分の為なんだけど、何かもう少し僕が想像している大きな世界に投資したいなと思って。で、そう。「会社を大きくする」っていうことを決めたですよ。マジで興味なかったけど。その話をじゃあ、後半にしようかな? ということでJ-WAVE『MUSIC HUB』、今日はだらだらしゃべるだけですが、お知らせの後もまだまだ続きます。

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<書き起こしおわり>

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