オードリー春日さんが2022年11月5日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でクレジットカード不正使用被害にあったことを話していました。
(春日俊彰)最近ね、スマートフォンに、ちょこちょこショートメール、ショートメッセージで詐欺というか、迷惑メールみたいなやつが来るのよ。月に何回か。「不在だったので、ここのアドレスにアクセスしてください」みたいな。そういうのをニュースとかで見ると、それで変なサイトに飛ばされるみたいな。税金のなんちゃらのとかを装ったやつとかがたまに来てるのよ。月に何回か。
で、それは全部、無視してたの。そしたら、クミさんがある時に私に「クレジット会社から連絡が来てない?」っ言ってきて。「いや? なんで?」って聞いたら「クレジットカードが止められた」っていうことで。で、私が本会員で、クミさんが家族会員というか。そういうカードなのよ。
で、クミさんはその日に出た限定の、ちょっと倍率の高いなにかを書いたいっていうことで。服かなんか。で、発売の時間にアクセスして。いざ、買おうと思って入力画面みたいなところに行ってカード番号を入れたら、それが通らない。何回もやってもダメだからおかしいなと思ってクレジット会社に連絡して聞いてみたら、「ちょっとカードを止めています。連絡が行っているはずです」って言われたんだって。本会員の私の方にね。
で、クミさんが聞いてきているのね。で、バーッと調べたら、それがあって。もうてっきり、迷惑メールだと思って無視というか、気にしなかったのよ。何日か前に来ていて。「たしかにあるわ」って。なんか「カードの確認をしたいので連絡してくれ」みたいに電話番号が書いてあるやつで。そういうメッセージが来ててさ。「ああ、これだわ」って。で、そこに連絡をしたんですよ。「すぐにカードを使えるようにしてもらいたい。買いたいものが売り切れちゃうから、早く使えるようにするために連絡してくれ」ってクミさんに言われて。
それで、そこに電話をかけたんだよ。カード会社にね。そしたら、「ちょっとカードの使用履歴でお聞きしたいことがありまして」って言われてさ。
(若林正恭)ああ、怖いね。
(春日俊彰)「○月×日、△△で※※円、使いましたか?」なんて言われて。で、私は覚えはないんだけども。クミさんが使っているからさ。まあ、それなんだろうなって思って。その確認だと思って。「ああ、まあ、使ったんじゃないですかね?」とかって言って。もうとにかく早く……それを確認できたら、またそのカードは使えるようになるからね。で、「まあ使ったんじゃないですかね」「ああ、わかりました。じゃあ、カードを使えるようにしますんで」なんて。それですぐにカードが使えるようになったっぽいのよ。
で、クミさんに連絡してさ。「今、カード会社に連絡して使えるようになったと思うよ」って伝えて。「ああ、わかった」なんて。それで「使えるようになって、買いたかったものを買えたよ」みたいな連絡が来て、「ああ、よかったな」ってなって。それで夜、家に帰ってさ、「あれ、なんだったんだろうね?」って。結局、それは「○○チケット」みたいなところだったのよ。それで「これって、なんかチケット、買ったの?」って。ライブとか、たまに行ったりするから。「○月×日に使った?」って聞いたら「いや? チケット……その日に近くに行きたいライブもないし。買ってないけどね」みたいに言っていて。
そんなに遠い昔じゃなかったんだよ。1ヶ月ぐらい前だったから「それぐらいだったら、覚えてない?」「いや、買ってないけどね」なんて言っていて。「なんだろう?」と思ってネットで調べたのよ。そしたら、なんかよくあるパターンの不正利用のやつだったのよ。「○○チケット」っていう、サイトはあるのよ。だけど、そこでの不正利用のなんかデータというか、パターンがあるみたいなの。
(若林正恭)怖いね! 俺、あれかと思ったよ。TRFのライブかと思ったよ。
(春日俊彰)ああ、あれとはまた違ったチケット会社でしたわ。
(若林正恭)怖っ! ええっ?
(春日俊彰)そう。それで「うわっ、これじゃん!」って。「こういうことには気をつけましょう」みたいなことが書いてあって。
(若林正恭)だからカード会社が止めたんだ。
(春日俊彰)そう。で、カード会社がそのデータが行っていたんだろうね。「ここのサイトを使っていたら危ないですよ」みたいな。だからその確認を……本当に確認をされていて。で、私はクミさんが使ったと思ったし、早くカードをまた復活させたいからさ、「使った」って言っちゃったけど、実際に使ってないと。「これ、ヤバい!」ってなったんだけど、もう夜だからどうにもならないわけですよ。それでもう朝イチ、9時よ。9時にすぐ、またカード会社に連絡して。「あの……昨日、電話して『使った』って言ったんですけども。実際には使ってないんですよ。○○チケット。これ、間に合いますかね? もう1回、止めてもらうみたいなことは、できますかね?」っつったら「ああ、わかりました。確認します」なんて言って。
で、しばらくして「大丈夫です。カードを新しく再発行します。10日ぐらいかかっちゃいますけど、大丈夫ですか?」「いや、もう全然、いいですよ」って。なんか、怖いから。で、その気づいた昨日の夕方ぐらい今までの間ね。「その期間、使われてなかったですか?」みたいな。復活さしちゃってるからね。そう聞いたら「その履歴はございません」って言われて。だから使われてなかったわけですよ。それですぐに止めてもらってさ、「再発行をしてください」って言ってね。で、10日ぐらい待っつってことで、まあ止まったのよ。それで「いやー、危なかったね」なんて話をして。「でも1回、今までの明細を確認してみよう」って。
(若林正恭)ああ、全部は見ていないから。
今までのカードの明細を点検
(春日俊彰)「明細を1回、さらってみよう」ってなって。普段、明細、確認することなんかないからね。で、「1回、見てみよう」ってなって、もう半年ぐらい前の分から細かく見ていったのよ。「これは何だ」って。「これは?」「子供の服を買った」「これは?」「犬の○○」とか。1個1個、確認していって。そしたら、Appleなんちゃらみたいなのがちょこちょこと……400円ぐらいなんだけど。それもなんかね、不正利用の事例を調べていたら、そういう使い方もある。細かくちょこちょこ使われているパターンみたいのもあるっていうことで。
(若林正恭)それ、俺がやられたやつだもん。
(春日俊彰)ああ、そう? そんなの、言ってたっけ? ちょこちょこ使われるやつ?
(若林正恭)使われて、カードが止まったのよ。あれだよ。去年の年末だっけ? 年末のあのめっちゃ忙しい時期に「若林さん、この1週間で27回、ゲームにログインしました?」なんて言われて。「してるかい!」ってなったのがその課金制ゲームでちょこちょこ使うやつだったのよ。
(春日俊彰)ああ、言ってたね!
(若林正恭)で、俺も止められていたのよ。やられていたの? だって、春日と奥さん、やるわけないんだもんね。そのサイトを。
(春日俊彰)で、それがAppleのだから。私のスマホはAppleじゃないからさ。「これ、クミさん、なんか買った?」って。まあ、わかんないけどさ。曲を買うとかさ、それぐらいじゃん? 400円ぐらいだったら。で、「いや? そんなの買ってないよ?」「じゃあ、これもまた、不正利用なんじゃないか? その分についても、一応止まっているけど。連絡をして補償みたいなの、してもらわなきゃいけないんじゃないか?」ってなって。
(若林正恭)結構前だけども。
(春日俊彰)結構前。で、半年ぐらい前から毎月、ポンポンポンって入ってるのよ。毎月。「うわっ、これ、なんだ? でもちょっと調べてよ。Appleのを」って言ったら、結局クミさんが実際に使ってたやつなのよ。
(若林正恭)ああ、クミさんが使ってたの?
(春日俊彰)設定から飛んでいって、そのiPhoneの奥の奥に入り込んでいってわかったんだけど。そしたら、今使っているプランみたいなのできっちりその額が出ていて。それが、そのデータの容量を増すオプションのやつでさ。増やすやつに半年ぐらい前から入っていてさ。「これだ!」ってなって。で、聞いたら写真とかが枚数が多くて、もうバックアップできなくなっていて。
(若林正恭)それはね、娘さんもいるからね。
(春日俊彰)そう。それで「容量が不足してます」みたいなのが出てきた時にそのままの流れで「増やします」みたいなのを押したんだと。で、「ああ、じゃあこれはちゃんと使ってるやつなんだね」ってなったんだけど。それで私が「いや、ちょっと待ってくれ。これ、400円とか。これって、ずっとかかってくるお金だよね? それはなんとか、その写真とかを削って、容量内に収められないか?」って……。
(若林正恭)こいつ、マジか……。
(春日俊彰)で、私もAndroidなんだけど。実際、私もそうで。写真とか、容量いっぱいで『バックアップできません』っていうのが出ていてもう1300枚ぐらい、あるのよ。
(若林正恭)娘を撮りすぎていて。
(春日俊彰)そうそう。でも、拡張はしてない。なにか手はないか?ってずっと考えいて。どこか、パソコンに移すとかして。容量空けるとか。それを探っているっていう話になって。だって、この先ずっと、その400円はかかってくるわけじゃない?
(若林正恭)毎月ね。
(春日俊彰)「でもそれはさ、結局今、減らしても、どんどん写真やら動画やらは増えていくものなんだから。それはもういいじゃない?」なんつってさ、口論になってさ(笑)。
(若林正恭)口論になってんじゃん! 話し合いじゃなくて。
(春日俊彰)もう、朝から口論。
(若林正恭)400円で? しんどいな……。
(春日俊彰)でも、未来永劫、400円。なんだったら、そのプラスになっていた容量も超えちゃっていたら、プラス1000円とかになるわけ。未来永劫、なっていくわけじゃない?
(若林正恭)いや、もうしんどいよ。テレビ番組に一番出ていても、そんなこと話さなきゃいけないなんて、夢もねえし、しんどいし。あと、そんなことしてたらもう死ぬよ? すぐに。娘さんの思い出は残しておきなさいよ。400円で。
(春日俊彰)いや、まあまあ、そうなんだけど。そんなような感じで……その口論はそんな感じで終わっていったわ。
(若林正恭)もうすぐ死ぬよ?
(春日俊彰)っていうか、「もう、しんどい」みたいなことは言っていて。
月400円で「もう、しんどい」
(若林正恭)いや、俺は奥さん、大変だと思うわ。400円で……その時間がもったいないしな。娘の写真を撮ってほしい。その時間で。
(春日俊彰)フフフ(笑)。「何枚か撮れるだろう」と。
(若林正恭)400円でそれだもんな。春日は工夫しているから「工夫、できなくないよ」って思っちゃっているから。
(春日俊彰)なんとか工夫、できないか? どこかに移すだとか。常にこれぐらいたまったら、どんどんどんどんハードディスクとかに移すとか。もう、キリがないから。
(若林正恭)でも、春日と結婚した時点でクミさんの怒りの容量はパンパンなわけじゃん?
(春日俊彰)フハハハハハハハハッ!
(若林正恭)もう、それを考えたら400円とかはもう……400円で思い出が増えるならっていう歌でもちょっと作らないと。ちょっと、お願いできる? まあ、お願いしないけどね。
(春日俊彰)しないのかよ! まあ、されても難しいけど。
(若林正恭)その話をしなきゃいけないのか。春日の奥さんになると。でもまあ、詐欺じゃなくてね、よかったね。
(春日俊彰)そうね。そこがメインの面倒だったから。最終的には「それは追い追い……」って。
(若林正恭)えっ、終わりじゃないの?
(春日俊彰)「追い追い、それは考えましょうや」って。
(若林正恭)それってさ、春日的にさ、「未来永劫」って何度も言ってたじゃん? 俺はなんか結構引っかかってたんだけど。その、「ずっと毎月400円」っていうのが、たまらないの?
(春日俊彰)たまらないね。
(若林正恭)フハハハハハハハハッ!
(春日俊彰)終わりがないから。その未来が。一発いくらとかだったらまだね。ゲームの課金とかだったらまださ、その場で終わるじゃない? 1000円とか。
(若林正恭)でもさ、人生100年時代って言われてるじゃん? もう、20年後には死ぬわけじゃん?
(春日俊彰)ちょっと待ってくれよ! 60代で? 「100年時代」っていうのは、なんだったのよ? だとしたら、あと60年近くあるだろうってなるでしょう?
(若林正恭)「100年時代」は振りよ(笑)。
(春日俊彰)なるへそ!
(若林正恭)AIが認識できないだって。だからお笑いロボットはできないって言われてる、振り(笑)。
(春日俊彰)なるほど。AIは間違いだと思っちゃうんだ。まだまだだな(笑)。
(若林正恭)それがもうたまらないの? なんか、俺が想像できないぐらい頭の中で「未来永劫、400円」なんだろうね。春日の頭の中は。400円地獄なんだ?(笑)。
(春日俊彰)そうそう(笑)。400円地獄に突き落とされた感じ(笑)。もう、死ぬまで。無限地獄よ(笑)。
(若林正恭)フハハハハハハハハッ!
(春日俊彰)毎月毎月400円を搾り取られるっていう。