(R-指定)「言うんじゃねえ、バカ! いやいや、まあまあ……タネ明かししなくていいから」とかって。
(DJ松永)『ホーム・アローン』の泥棒の2人みたいじゃん(笑)。
(R-指定)あの『ホーム・アローン』の2人な。ニットの方がブレーンで、背が高い方が「あの白いバンから……」「言うんじゃねえ、バカ!」って(笑)。あの2人な。で、俺もそれで「ああ、なるほど。こいつが穴か」と思ったから、そのカメラマンさんの方に向けて「っていうか、よくここらへんで張ってるんですか?」って言ったらそのカメラマンの人が「まあ、そうっすね。なんかそこの隣のマンションとか、すごいいっぱい住んでるんで……」って(笑)。「言わなくていいよね、言われていいよね……」って(笑)。
(DJ松永)めちゃくちゃ脳筋じゃん(笑)。超バカじゃん!(笑)。
(R-指定)で、「よしよしよし!」って思って。そのカメラマンの人に「じゃあ、ちなみにどんな人とか出てきたんすか?」「ええと、○○さんっていうアイドルの人とか、△△さんっていう女性アイドルグループの人とか、出てきたことあっすよ」って。そしたらその白髪の方も「あの、うーん。20年前な。1回だけな。20年前」って。「いや、20年前には生まれてないと思うんやけどな?」って(笑)。
(DJ松永)でこぼこコンビだなー(笑)。
(R-指定)で、もう言ってもないのに「あとね、××さんっていう議員さんとかも出てきたことありますよ」「こらこらこら。それは言わなくていい。言わなくていい」って。
(DJ松永)へー! そんなに撮られてんの? すごいね。
一矢報いたR-指定
(R-指定)で、俺はそれだけムキムキカメラマンから聞き出して。ちょっとなんか一矢報いたっていう感じがあったから、もう行こうとしたらまた回り込んできて。他のことをバーッと聞いてきて。「いつ頃から?」とか聞いてきて。カシャッ、カシャッ、カシャッ!ってやってくるから。それで「ああ、ダメだ」ってテンパって。犬を抱え上げて。「あの、この子のプライベートもあって……」って犬の顔を隠したりしたんやけど、そことかも撮られて(笑)。
(DJ松永)そんなの関係ねえだろ(笑)。そこを撮られたんだね。そんなザコにやられたとは……へー! ストリートで、ラッパーが? ほう……。
(R-指定)いや、かなりやり慣れている感があったよ、あの2人は。
(DJ松永)「あの白いバンでー」とか。超ザコだよ(笑)。「あの人とかも出てきてー」とか。超ザコ(笑)。それに、負けて? フリースタイルで、負けて?
(R-指定)いや、負けてない!
(DJ松永)どう? 気分は。ラップ王がね。どうだった? 思い知った?
(R-指定)いやいや、思い知ってない。
(DJ松永)なまった? なまっていたか? そうか。
(R-指定)全然、全然。なまっていたっていうか、まあ……「明日は我が身」やねんけどな? お前もな。
(DJ松永)いやいや、俺は……(笑)。
(R-指定)いつか。いつか、お前も。
(DJ松永)いや、俺は全然。
(R-指定)お前なんかもう来たら「あっ、あっ、いや、どうしよう? どうしよう?(ジャーッ)」って。おしっこ漏らして。カシャッ! カシャッ!って。
(DJ松永)「カシャッ、カシャッ!」「ジャーッ。あああーっ!」。
(R-指定)見出しは「DJ松永、深夜の港区で路上大放尿」。
(DJ松永)お前、区言うなよ!(笑)。
(R-指定)だいたい撮られるの、そこやろ? 遊びに行った帰りとか。「DJ松永、深夜の六本木で大放尿」。せなや。だからどの瞬間を撮られているかもわからんし。お前、絶対にマジレスするやろうしな。ダメよ?
(DJ松永)いや、そんなのマジレスですよ。
(R-指定)俺、ほんまは先週にはわかってたわけですよ。先週ラジオの時には。そこで、「先に言った方がええんかな?」とか思ってたんやけど。それをマネージャー森さんとか聞いてもらったら、「いや、まだあっち側が文章を書く時間があるから。下手に刺激しない方がいい」って。なんで撮られてこっちが気遣わなあかんねん! なんでこっちがあっちを刺激しないようにしなきゃいけない?っていうね。
(DJ松永)負けっぱ。弱っ! 負けて、気を遣ってヘーコラヘーコラして。ラッパー、そんなもんですか?
(R-指定)まあ、楽しみやな……(笑)。
(DJ松永)フハハハハハハハハッ! いや、俺は……ほ、本当だから(笑)。
(R-指定)本当? まあまあまあ……うんうん。
(DJ松永)本当に本当だから。どうぞ、いらしてください。
(R-指定)で、ブワーッとヒートアップしてマジレスして。余計に分厚い記事にされて。
(DJ松永)まあ、そうだな。全部脊髄反射で答えちゃうだろうな。
(R-指定)お前とか、もっと答えるんちゃう? 全部。俺は途中で「あっ!」って思ったけど。
(DJ松永)で、たぶん俺、言い返したりするだろう? それも全部記事になるんだな。
(R-指定)そうなんよ。こっちはもう、泣き寝入りしかできないわけですよ。でもまあまあ、ハッピーな内容やったからね。
(DJ松永)いや、本当よ。記事自体、ネガティブなことも一切書いてないし。誰かが幸せになったって記事だからいいし。あと、俺、普通に笑ったし。笑わせてもろうたし。笑わせてもろうたかわりに、そのお礼と言ってはなんだけども。フライデーの有料会員になって。
(R-指定)お前、なったんか! 加担すんなって!
(DJ松永)やっぱりその、積みたいなっていうか。なんか、これをタダで読ませてもらっているなんて申し訳ないっていう気持ちになって。
(R-指定)あれ? お前なんかもう下からフライデーに行ってる? お前、こいつ! お前、それはなしやぞ? 今から下から行くなんて。そんなんはダメダメダメ。そんなんは、ダメよ?
(DJ松永)文章が面白いよね?
(R-指定)フハハハハハハハハッ! あれを読んで、お前、そう思った?(笑)。
(DJ松永)文章が面白いし、ジャーナリズム!
(R-指定)ヒップホップ初や。週刊誌に先にゴマするやつ(笑)。そんなもん、パパラッチに下からなんて……(笑)。
(中略)
(R-指定)もう、急に来るのよ。時間も場所を選ばずに。俺、それされて、もう頭の中ごちゃごちゃのまんま、代々木第1体育館のAKさんのイベントに行ったんやから(笑)。
(DJ松永)フハハハハハハハハッ! 大変だったな(笑)。
(R-指定)ブワーッと駆け込んで。
(DJ松永)ああ、あの日だったの?(笑)。
(R-指定)で、般若さんに会って第一声。「お疲れ様です。さっき、フライデーされました」って(笑)。で、般若さん、「まあ、しょうがねえな。まあまあまあ、そういうところまで来たか」みたいな感じで言われて。
般若さんにすぐ相談
(DJ松永)でも、ラッパーがそういうのってさ、不思議な時代になったもんだよな。ラッパーのプライベートのどうのこうのみたいなのが記事になるなんてさ、ありえなかったよな。
(R-指定)なかったよな。
(DJ松永)お前とジブさんだけだよ。
(R-指定)お前な……。
(DJ松永)お前とジブさんだけ。やっぱりスターだな。
(R-指定)お前、やっぱりフライデー側っていうか。そっち側やねんな。
(DJ松永)お前とジブさんだよ。やっぱり。ラップスターは違うわ! お前とジブさん。
クリーピーナッツ・R-指定のフライデー記事、昨今騒がしいあれこれの記事に比べれば平和そのものだし、何よりそれなりに緊張している主人と裏腹に愛犬が緊張感ゼロの口の開き方なのが実によいhttps://t.co/Y0yR3WSZAY pic.twitter.com/b6jvh4O0mS
— 六伍壱 / 651 #NBAフライデー (@ALLROUNDMAGIC) October 27, 2022
<書き起こしおわり>