R-指定 ヒップホップフェス『THE HOPE』の豪華すぎるバックヤードを語る

R-指定 ヒップホップフェス『THE HOPE』の豪華すぎるバックヤードを語る Creepy Nutsのオールナイトニッポン0

R-指定さんが2022年10月24日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン』の中で前日に参加したヒップホップフェス『THE HOPE』のバックステージについてトーク。豪華すぎるケータリングなどを話していました。

(R-指定)ヒップホップライブで昨日、すごいのに出てきまして。代々木第一体育館でやってた『THE HOPE』っていうイベントがありまして。基本的には日本のほんまに若手というか今の最前線のメンツがバーッと集まっていて。そこにレジェンド世代も何人かおるという。

(DJ松永)俺、そのイベント、チェックしてた。ラインナップを見てて、レジェンドもいれば、若手もいるし。結構万遍なく。しかも、これからな感じの若手もいつつ、あとDJも多かったな。

(R-指定)そう。多かった。そこで、シークレットゲストみたいな扱いで、DJ RYOWさんのショーケースのところで、TOKONA-Xさんのトリビュートショーケースを15分ぐらいやる。そこで2016年にDJ RYOWさんの楽曲で作らしてもらった『ビートモクソモネェカラキキナ 2016 REMIX』というやつをそのショーケース内でやろうということで。そこにシークレットゲストで般若さんと俺とZEEBRAさん、そしてAKさん。その4人で『ビートモクソモネェカラキキナ 2016 REMIX』のバースを蹴りに行ったんですよ。

(DJ松永)知らなかった。俺、その真裏でずっと原宿でEテレのイベントやっていたわ(笑)。

(R-指定)フハハハハハハハハッ! すぐ近くやったんや(笑)。すぐそばで。お前はEテレやろ?

(DJ松永)いやー、もうそういうやつとつるむの、やめな?

(R-指定)なんでよ? 最高やったよ?

(DJ松永)民度が低い!

(R-指定)お前な! こいつ、ダメだ……(笑)。

(DJ松永)本当に危険ですね。あんなよくない人とつるんじゃ、ダメ!(笑)。は、は、般若!?

(R-指定)お前な! お前、あんなに世話になってるのに!

(DJ松永)なんちゅう名前の人と……絶対によくないよ!

(R-指定)般若さん、俺、マジでこいつ、代わりにしばいときますんで。マジですんません!

(DJ松永)はー。よくない人と付き合っちゃダメ!

(R-指定)お前の方がヤバいやろ? なんかドロドロの液体に目がついた人形と……。

(DJ松永)お前! 『沼にハマってきいてみた』のキャラクター、ぬっしーだぞ!

(R-指定)俺は人間と仕事してるけど、お前はバケモンと仕事してるやろ?

(DJ松永)ぬっしー、かわいいだろ! もふもふしてて!

(R-指定)お前、実態ないねんぞ? ドロドロってことやぞ? 怖い……。

(DJ松永)巨大科学実験で巨大ぬっしー作ったのよ。当日。

(R-指定)ヤバすぎることしてる! お前らの方が行い的にはヤバいことしてる!

(DJ松永)臭い薬品と薬品とを混ぜて、巨大ぬっしーを当日、科学実験で作るのよ。

(R-指定)ヤバいことしている! 危ない……でもマジですごかったんですよ。ほんまに。まあ、代々木第一体育館、めっちゃでかいやんか。あそこで今の最前線のこのヒップホップのメンツ。それからこれからっていう、それこそ『ラップスタア』に出ていたね、EASTA とかのCYBER RUI、Fuji Taitoとかも出てたりして。そのメンツ。それでヘッドライナーにBAD HOP、Jin Dogg、Awichさん、¥ellow Bucks、BIMさんとかがおったりして。もう代々木第一体育館がパンパンですよ。

(DJ松永)おお、すごい! でもヘッドライナーも結構ネクストな感じだね。

(R-指定)そうなんですよ。で、一応キュレーター的にっていうか……そのイベントの『THE HOPE』って名前をつけたのが、昨日MCでも言ってはったから大丈夫やと思うんですけど。AKさんとANARCHYさんで。

(DJ松永)あ、そうなの? へー!

(R-指定)そうそう。お二人がそのイベントの名前をつけて。で、これがやっぱり熱いのが、あの世代の……俺らも参加させてもらったそのレジェンドとして、TOKONA-Xさん。そのTOKONA-Xさんがずっと吸ってたタバコがホープやって。で、そこでこれからの日本のヒップホップへの希望ってことで、そこを掛け合わせて『THE HOPE』っていう。めっちゃ熱いんですよ。

(DJ松永)そういうことか! なるほどね!

(R-指定)だからこそ今の、かつネクストっていう人たちがヘッドライナーでバババッとおる。だからAKさんとかは逆にレジェンド、真ん中らへんでバッとライブをやって。ANARCHYさん、AKさんらが真ん中らへんでやって、あとはもう若手たち、今のネクストたちのヘッドライナーっていう感じで。試み的にもまさしくヒップホップ的な、ニュージェネレーションをガンガン!っていう感じのイベントで。で、すごかったのが代々木第一体育館とか、フェスとかもあったりするやんか。で、俺らもいろんな音楽ジャンルのフェスに行ってるから、そのフェスのバックヤードっていうのはだいたい予想がつくわけじゃないですか。ただ、やっぱりこれ、ヒップホップフェスでしっかりとそういうのを……。

(DJ松永)ああー。俺、ヒップホップフェスの楽屋、行ったことないわ。知らない。

他のフェスとは違うバックヤード

(R-指定)せやろ? で、一応俺、ヒップホップフェス、他のやつも行ったことあるんやけど。ちょっと1個、違ったのが、まず楽屋口の入り口のところに名前も知らんような高級車がバーン!って停まっていて、ライティングされてるんですよ。レッドカーペットの上に、飾りとして。

(DJ松永)ええっ? なにそれ?

(R-指定)で、そこに黒のスリットの服を着た身長180ぐらいのモデルの綺麗なお姉さんがお出迎えしてくれるみたいな。「えっ、何これ?」みたいな。

(R-指定)だからもう、楽屋じゃない。VIPルームなわけですよ。バックヤードが全部。だからもう、乗る用じゃない、観賞用の車がドーン!ってある。

(DJ松永)そんなのあんの? 誰が考えたの? それ?

(R-指定)で、各々、いろんなヒップホップアーティストがそれはやっぱりご自慢の車で会場に乗り付けるわけですから。みんな、ちゃんとVIP待遇の、普通のところじゃなくて、ちょっと広めにされてる駐車スペースにみんな、ご自慢の乗ってきた車をバンバンッ!って停めて、そこにセキュリティーもおるっていう形になっていて。

(DJ松永)なるほど。みんなが車を停めると、それがいい景色になるみたいな?

(R-指定)そうそう。そうなんよ。だから裏でもちゃんと……それこそ傾奇者ですよ。ステージでも、裏でも傾奇者であり続けられるようなヒップホップフェス。だからAKさんともチラッと話したんですけど。「今、いろんなフェスにヒップホップアーティスト、呼ばれてるけど。こっちやぞっていうのを見せたくて。だからケータリングとかも豪華やろ?」って言ってくれて。「たしかに……」と思ったのが、めっちゃ高そうなちらし寿司とか。で、その料理人の名前とかが書いてあったりとかして。

(DJ松永)ええっ?

(R-指定)で、他のフェスでは見たことないんやけど。ドンペリとか、そっち系の高い酒がバーン!って並んでるところにぶっとい葉巻とかも置いてあって(笑)。ケータリング……(笑)。

(DJ松永)それ、ケータリングなの? すごいじゃん!

(R-指定)「ご自由に」ってことですよ。マジで豪華!

(DJ松永)「ご自由にお吸いください」って、あるの?

(R-指定)あるある。だから普通に葉巻もあって、お酒も……。

(DJ松永)ケータリングの葉巻? ドンペリ?

(R-指定)ドンペリ。で、一応、代々木第一体育館やけどVIPルームもある。VIP席みたいなのもあって。そこにシャンパンを持ってったりしてたりとかして。

(DJ松永)VIP席ってどんな人たちがいるの?

(R-指定)マジですごい。マジで俺は見ないようにした。VIP席の方は。なんか、すごい人たちが来そうやから。あと、俺は基本的にも行って、般若さんとずっとしゃべってたから。で、般若さんも「なんかすごすぎて、外に出るの、緊張するな」みたいに言っていて(笑)。

(DJ松永)般若さんが言うほど?

(R-指定)そうそう。だって般若さん、「すごい車が停まってる中で俺、チャリで来ちゃったよ」って言っていて(笑)。

(DJ松永)フハハハハハハハハッ!

(R-指定)「近いし……」って。だから見たら、その高級車! 高級車! 高級車! チャリ!って停まっていて(笑)。で、「俺、チャリで来ちゃったからよ……」って(笑)。

(DJ松永)そうか。般若さん、そっちタイプだもんなー。Tシャツ、ジーパンのタイプだもんな。

チャリで来た般若

(R-指定)そうそう。だからもう高級車の周りにおるかのごとく、おそらく般若さんのチャリの周りに黒服のごっついセキュリティーが立っているはず。でも、それはやっぱり必要よ。般若さん、チャリを1回パクられてるから(笑)。

(DJ松永)そうだな(笑)。

(R-指定)これはセキュリティー、必要やね(笑)。だから、どうなんやろうな? 般若さん、チャリでバーッと来て。セキュリティーに鍵を渡して「これ、停めといて」って……(笑)。

(DJ松永)フハハハハハハハハッ! 般若さんに言われたら、それはやるしかねえな(笑)。

(R-指定)俺がセキュリティーやったら、やるな(笑)。「わかりましたっ!」って。

(DJ松永)般若さんもそれ、恥ずかしくなかったのかな?(笑)。

(R-指定)いや、でもマジで般若さん、スタイルを貫くな!って思って。

(DJ松永)でもセキュリティーも横で「俺はなにを守っているんだろう……」って(笑)。

(R-指定)「ちょっと……俺の担当、チャリなんだよな……。いや、いいチャリではあるけど……」って(笑)。

(DJ松永)で、他のスタッフとかも「うーん。景観的にあのチャリ、どかしたいな?」って(笑)。

(R-指定)でも般若さんには言えねえよな(笑)。

(DJ松永)「困るなー。違うんだよなー。こういうことじゃないんだよなー!」って(笑)。

(R-指定)「高級車、高級車、高級車……の想定だったんだよな」って(笑)。でも、それが般若さんですから。やっぱり。そこにチャリでくるのが般若さんイズムですからね。「最高やな、この人! 全く1ミリもぶれないな!」って。ほんまにすごいな。

(DJ松永)本当に。一切ぶれないね。

(R-指定)でもほんまに、そういうすごいイベントで。客演でパッと出させてもらったんですけども、ガッツリ盛り上がって。ほんまに1バース。1バースだけ。

(DJ松永)ああ、本当にそうなんだ。

(R-指定)ほんまに『ビートモクソモネェカラキキナ』の1バースだけで。逆に1バース、緊張しますね。

(DJ松永)そうだね。それだけだもんね。他の人のライブとか、見た?

(R-指定)他の人はね、でもがっつりちゃんとゆっくりは見られへんかったな。BIMとAwichさんは見れたけど。逆に入り時間が遅かったから。そういう感じで結構……でも久しぶりに『ラップスタア』で審査員してぶりにEASTA とかFuji Taitoとかと挨拶できたけど。もう裏も広いから、あんまり人に遭遇できへんかったんよ。結局。

(DJ松永)ああー。道、迷うよな。代々木体育館の裏とか。

(R-指定)迷路みたいになっているから。かつ、裏にも各々の楽屋とその豪華ケータリングと、あとはVIPルーム的なのもあったりとか。

(DJ松永)うわっ、VIPルーム……若手が行くの、勇気がいるよね?

(R-指定)いるよな。でも、そこも試されてるんちゃうん? 俺らみたいなタイプやったら別にいいやん? 俺とか般若さんみたいなタイプって、そういうところに行かんでも成立するタイプなんよ。そういうのに「すごいな。豪華やな!」っていう風に言っていても大丈夫やけど。逆にギラギラで来てる若手なんかは、そこはちょっと無理してでも行かないと。VIPルームに行ったり、その豪華なケータリングの酒をガッと鷲掴みして。「なんすか、先輩?」みたいなぐらいのかましをせなあかん。だからあれはあれでめっちゃ大変よ!

(DJ松永)ブリンブリンの不良スタイルは大変だよね。だって横で、隅で縮こまっていられないんだもん。

(R-指定)してられないやん? 「あれ? 裏ではそんな感じ?」ってなっちゃうから。裏でもそれ、行かなあかん。めちゃくちゃ傾かなあかんから。ほんまに裏でも表でも。

(DJ松永)ちゃんと傾き通さないといけないのは大変だな。でもいいなー。Jin Doggのライブ、見たかったなー。ヤバそう。

(R-指定)ヤバかったと思うよ! じゃあ、この曲をやったんで、それを聞いてもらいましょうか。『ビートモクソモネェカラキキナ 2016 REMIX feat.般若, 漢 a.k.a. GAMI & R-指定』。

DJ RYOW『ビートモクソモネェカラキキナ 2016 REMIX feat.般若, 漢 a.k.a. GAMI & R-指定』

<書き起こしおわり>

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