R-指定さんが2020年9月1日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中でKZ『RUNandGUN』を紹介していました。
(R-指定)さっそくですが、曲紹介をしていこうかなと思います。今日、紹介したいのは梅田サイファーの仲間、KZさんの曲です。まあ、いろんな梅田サイファーの仲間の曲を紹介してきたんですけど。梅田サイファーの推進力と言ってもいいというか。この人がみんなを取りまとめて。「もう1回、梅田サイファーのみんなでアルバムを作ろうぜ」って言ってくれたから動き出したみたいなところもある。中でも、とりわけストイックなんですよ。このKZさんっていうのは。
(DJ松永)うんうん。
(R-指定)俺がサイファーに行った時からずっとおったし。いろんな……「R、バトル出てみいや」とか「ライブ、ここでやってみいや」っていう風に、いろんな世界にも連れ出してくれた人やし。いつもね、結構いろんなところに連れて行ってくれるんですよね。いろんな意味で。ライブにも連れて行ってくれるし。で、俺たちの活動を軌道に乗せてくれるし、みたいなところもあって。
だから、みんなからめっちゃ信頼されていて。かつ、やっぱり一番やることをやっている。ラッパーとしてシンプルに曲を作ってアルバムを出してライブをやるっていうのを自主の規模でずっと地道にやり続けている。で、2018年からちゃんとまとまった作品を出していたんですけども。そこから、今までに4枚、出しているんですよ。フルアルバムを。
(DJ松永)ああ、それはだいぶ早いね。
(R-指定)で、4枚目の『GA-EN』っていうアルバムが8月22日に出たんで、その中から『RUNandGUN』っていう曲を聞いてもらおうと思います。お願いします。
KZ『RUNandGUN』
(R-指定)いやー、やっぱりね、KZさんはずっと4枚出しているんですけど。俺の中では前作、3枚目の『NORITO』っていう作品で完全にKZさんの今のスタイルが出来上がった感じなんですよね。
(DJ松永)うんうん。
(R-指定)まあ、ホンマにアルバムを出して自分でライブに出まくってっていうインディーズの規模でもちゃんと頑張ってやることをやればできるっていうのをずっと1人でやっているんですよね。というのがあって、サビにある「ベテラン、ヤングガン、抜き去るラン&ガン」っていうのはKZさん、よく言うんですよ。
「いろんなところで大きく活躍しているような動きはできなくても、俺みたいにやれば普通にラップでちゃんとお金になっていくっていうことを若い地元のやつらにも見せたいし、ベテランの人たちにも見せたい」って言っていて。で、そういうビジネスマン的な面もありつつ、リリックの中で言っていた「洗えど落ちぬ人間くささ 裸の俺を知っていてください」っていうパンチラインでこの曲は終わるねんけども。
KZ『GA-EN』
この『GA-EN』っていう4枚目のアルバムはまさにそういうKZさんのかなり真に迫ったような内面をさらけ出すとともに、そこにね、結構大阪の若手とかが客演で入っていて。だからやっぱり、若手もちゃんと次のステージに連れて行くし……っていうような活動的なところもやっぱりKZさんは見ていて毎回、勉強になるなって思うんですよね。
(DJ松永)うんうん。
(R-指定)KZで『RUNandGUN』でした。
<書き起こしおわり>