安住紳一郎さんが2022年2月20日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で羽生結弦選手へインタビューした際に羽生選手がスーパーファミコン『エストポリス伝記II』の名前を挙げていたことを紹介。ゲームの開発に携わっていた方からのメールを紹介していました。
羽生くん…その歳でエストポリス伝記2と平成新鬼ヶ島が原点は凄いわw
てか、レトロゲーやってること自体意外で驚いたわ…w
#羽生結弦 pic.twitter.com/ABxTQafJpS— KARON (@Kahon256) February 15, 2022
(安住紳一郎)もう1通、いいお便り来てます。すいません。宇都宮市の男性の方です。「先週、放送でフィギュアスケートの羽生結弦選手のゲームの原点である『平成 新・鬼ヶ島』の開発担当者が紹介されており、感銘を受けました。羽生選手の口から自分の担当したゲームの名前が出ること。なんて幸せなことでしょうか。実は私もその1人なんです。羽生選手が2番目に言った『エストポリス伝記II』の作曲は私が担当いたしました。『またこの話を引っ張るのか』と言われそうですが、ぜひお礼が言いたくメールいたしました。
私もそのインタビューをリアルタイムで拝見し、羽生選手から『エストポリス伝記II』の言葉が出た時は、妻と一緒に抱き合い、正直うろたえました。先週、スーパーファミコンのビット数を紹介いただいたように、16ビットという制約の中、音源をサンプリングし、BGMとして作り上げていく当時のピコピコからの脱却が垣間見える作曲時代でした」。そうね。たしかにゲームの発展は音楽の充実もかならず貢献、ありますよね。その通りだと思います。
(中澤有美子)そうですね。セットですね。
(安住紳一郎)「今では何枚か、サウンドトラックも出ており、海外のファンの方からも支持を受けていて嬉しい限りです。羽生選手にあらためてお礼が言いたいです。ありがとうございました」。いやー、素晴らしいじゃないですか。
(中澤有美子)すごーい!
(安住紳一郎)ねえ。こういうことがあるんですね。『エストポリス伝記II』の作曲を担当していたという……もう随分ね、25年ぐらい経っていると思いますけれども。羽生選手が「ゲームの原点はこれです」と言って紹介した……また特に注目された、オリンピックの後だったので。喜びもひとしおだと思いますね。ありがとうございます。
『エストポリス伝記II』BGM
(安住紳一郎)そして、まあね、こんな私が言うのもなんですけれどもね。その羽生選手のゲームの原点という話をね、大変なプレッシャーかかる中で引き出した私にも一言ね、なにか……社会からの賛辞があってもいいような気もするんですけれども……いやいや、いけません! 民放のアナウンサーたるもの、社会からの賛辞などあてにしてはいけませんっ! この件に関してもね、いろいろ思うところはありますけれども、いいんです。いいんです……。
(中澤有美子)そうですか?(笑)。
(安住紳一郎)右の頬を打たれたら、左の頬を差し出しますから。構いません。いいですよ。いいんです……。
(中澤有美子)よくね、あのプレッシャーのかかる中、お尋ねになりました。
(安住紳一郎)あんなの、ハイリスクハイリターンっていうか。もうほとんどリスクだらけですから。いいんです。
(中澤有美子)よくね、思い切って。
(安住紳一郎)いいんです! でも、みんな民放なんかつぶれればいいと思ってるんでしょう?
(中澤有美子)思ってないから(笑)。
(安住紳一郎)いいえ! 今回の件で私はかなり心折れましたし。また、許さない人のリストを作りましたから。
(中澤有美子)そうなんですか?(笑)。
(安住紳一郎)絶対に……今回の件で絶対、絶っ対に公にはしませんけれども。今回の私の趣旨に賛同してくださった民放アナウンサーの集いというのが近々、招集されます! コロナ禍につき、ウェブ上での招集となりました。想像以上の人数であります!
(中澤有美子)旗揚げ?(笑)。
(安住紳一郎)旗揚げですね。出ました。ついに。逆BPOです! もう行くところまで行ってしまいましょう。いいですよ、もう間もなく潰れるですから! 最後に全てやってからやりましょうっていう感じですよね。BPOってね、放送に傷つけられた皆さんたちの組織ですけども。逆BPOっていうのを私が立ち上げてますから! 視聴者・聴取者に傷つけられた放送人たちの集いですから!
逆BPO=視聴者・聴取者に傷つけられた放送人たちの集い
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!
(安住紳一郎)やめなさい!
(中澤有美子)本当にもう……(笑)。
(安住紳一郎)話、3分の1で聞いてくださいね(笑)。
(中澤有美子)そうしてくださいね。はい(笑)。
<書き起こしおわり>