安住紳一郎さんが2023年11月19日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中でかつて、大江裕さんと行った北海道猿払村でのホタテ漁の思い出を紹介。その時、まだ子供だったHBC・世永聖奈アナウンサーと出会っていたエピソードを紹介しながら「もっと世永アナに自分とのハートウォーミングな出会いの話をしてほしい」と話していました。
(安住紳一郎)こちらのメールです。「ホタテの殻むきが得意です」。おおー、これはいい特技だね。「夫の実家に初めて行った時に、夫の祖母が『よし、ホタテの殻むきをやろう』と言い、促されるがままに台所へ。まだ動いているホタテにもんじゃ焼きのへらを一回りくらい大きくしたへら。殻にぐっと差し込み、少しでも躊躇するとホタテが殻を閉じるので、そのへらが挟まれけがをするので気をつけないといけません。スピード感が求められます。教えてもらったことですが、特技欄に書けるぐらいになりました。『殻と黒いところ以外は全部食べられる』とその時、教えてもらいました。今では貝柱よりも、キモのバター焼きの方が私の好物です。テレビで貝柱だけが登場しているのを見ると『その他の部分、どうした!』と家で大騒ぎをしています」。
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!
(安住紳一郎)そうね。ちょっとね省略されるよね。なんかね。こう、バカバカッて殻を割って、中を取り出して。次のシーンでは「あれ? ない、ない、ない……急に貝柱だけになっている!」みたいな。
(中澤有美子)そうかー。なるほど。そうですね。いや、いいですね。特技です。
大江裕とのホタテ漁修行
(安住紳一郎)稚内の方の知内町っていうところでホタテ漁が盛んで。前に演歌歌手の大江裕くんと日本全国、演歌の修行でロケをしてたんですけど。丁度その時、ホタテ漁の相内さんっていうお宅にしばらくお邪魔して、大江くんと一緒にホタテ漁を教えてもらったんですけど。その時のことがね、すごく楽しくて、よく覚えてますね。
(中澤有美子)そうだ。そうですね。大江さんと会うと、いつもキャッキャキャッキャその話を……(笑)。
(安住紳一郎)必ず、嬉しそうに。ものすごくね、2日、3日、一緒だったのかな? すごいね、楽しかったなと思ってね。
(中澤有美子)いいなー。へー!
(安住紳一郎)あ、知内じゃなかった。間違えた。稚内だね。で、ちょうどその撮影をしてた時に、隣の漁師の家のお嬢さんが見に来てたんだよね。で、私といろいろ話して。当時、まだ小学校5年生ぐらいの女の子だったのかな? かわいらしくて、利発的な女の子だったんですけどね。で、「テレビってのはこうやって撮影してるんですか」とか「安住さんって……」とか、いろいろと社会科見学みたいに興味を持って、聞いてくれてたんですよね。その子がね、大きくなって今ね、北海道の放送局のアナウンサーになっているんですよね。すごく、そういうこともあって嬉しくなって。
(中澤有美子)へー!
(安住紳一郎)で、もう少し私のことを自分のアナウンサーの一番最初の取っ掛かりだった、みたいな。そういう話をもう少し、ハートウォーミングに話してくれるのを待ってるんだけど、話さないんだよー。
(中澤有美子)そうなの?
(安住紳一郎)だからそんなにハートウォーミングが出会いじゃなかったんじゃないかなと思うんだけど。こっちはさ、勝手にさ、「えっ、あの時の小学生が!? 自分と同じ仕事をしてるんだ!」なんて言って。勝手にほら、自分の中の大谷翔平が出てるわけじゃない?
(中澤有美子)そうですね(笑)。
(安住紳一郎)「やっぱり! 彼女の気持ちに刺激を与えたのは、俺なんだ!」なんてね。「人生を変えたのは、俺なんじゃないかな?」と思っているんだけどね。一向に話は出ないね。
(中澤有美子)熟成しているんじゃない? たぶん。
(安住紳一郎)うん。早くして! お願いする(笑)。
(中略)
(安住紳一郎)さて、先ほどホタテの話がありましたが。私、間違ってました。お邪魔したのは稚内の猿払村ですね。当時、そこにいた小学生の女の子が世永聖奈さんですね。山形さくらんぼテレビから北海道放送HBCのアナウンサーを今、なさっていますが。キャリア11年ということですよね。
(中澤有美子)へー!
(安住紳一郎)早く私のいい話、してください! ねえ。せっかく同じJNN系列にいるんだから。全く何の問題もないはずよ? 楽しみに待っているわ! それでは、さよなら。
(中澤有美子)さよなら(笑)。
「早く私のいい話、してください!」(安住紳一郎)
<書き起こしおわり>