安住紳一郎さんが2022年2月20日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で羽生結弦選手へインタビューした際に羽生選手がスーパーファミコン『平成 新・鬼ヶ島』の名前を挙げていたことを紹介。ゲームの開発に携わっていた方からのメールを紹介していました。
(安住紳一郎)番組にはですね、いつもメッセージテーマとはまた別に、いろいろお便りが寄せられます。毎週、このお便り見るのも楽しいんですけれども。今日はちょっと、最近いただいたお便りを紹介したいと思います。この方は神奈川の伊勢原の49歳女性の方です。ありがとうございます。これは先週いただいているんだと思いますが……「羽生結弦選手のインタビューをテレビで拝見いたしました」。ありがとうございます。ちょうどね、私が先週ですね、フィギュアスケートの羽生結弦選手のインタビュー、TBSのを担当しましたけども。「順位はどうあれ、演技の枠を超えたプロフェッショナルな生きざまをリアルタイムで見られることを幸せに思います」。本当ですね。
(中澤有美子)そうですね。
(安住紳一郎)「その中でTBSのインタビューで触れられていたゲーム『平成 新・鬼ヶ島』の開発に私は携わっていました。25年近くも前のスーパーファミコンのソフト。しかもヒットしたわけでもないタイトルが羽生選手の口から出たことに大変、驚きました。自分の過去の仕事が形として残っていて、誰かの手に取られているんだなあとしみじみ実感することができました。これを機にオークションに出したら高く売れるかな?」と。すごいですね! 49歳の女性の方。
ちょうどね、羽生結弦選手がフィギュアの本番の合間、終わってからですか。ゲームをするという話をインタビューで答えてくださいまして。そして、ちょっと昔のゲームソフトの名前を出してくれて。ゲームに詳しい一面を私たちにも教えてくださったということがありましたけれども。『平成 新・鬼ヶ島』と『エストポリス伝記II』っていうね、今から30年くらい前ですか? もっと前かな? スーパーファミコンのソフトの名前を出して。
(中澤有美子)ちょっと照れながらね、教えてくださりました。
『平成 新・鬼ヶ島』と『エストポリス伝記II』
羽生くん…その歳でエストポリス伝記2と平成新鬼ヶ島が原点は凄いわw
てか、レトロゲーやってること自体意外で驚いたわ…w
#羽生結弦 pic.twitter.com/ABxTQafJpS— KARON (@Kahon256) February 15, 2022
(安住紳一郎)かなりね、ゲーム好きの方たちからは高く評価されているというもので、驚きましたけども。その『平成 新・鬼ヶ島』の開発に携わっていた人が、そのインタビューを見ていてくださったという。嬉しいですね!
(中澤有美子)本当にすごい。嬉しいですね!
(安住紳一郎)家で「ええっ?」ってね。
(中澤有美子)なります。飛び上がりますでしょうね。
(安住紳一郎)なかなかね、ゲームってどんどんどんどん進化していくので。昔、発売されたものっていうのは思い出の中だけになっちゃいますもんね。小説とか映画とかは少し振り返って見ることができますけどね。今、スーパーファミコンは何年前ですか? 本当に私も学生の時だから、35年くらい前ですよね。16ビットですからね。ファミコンが8ビットですもんね。CPUっていうんですか? 処理能力っていうんですか? いわゆる、そのゲームの機械の頭脳的なことですけどね。ファミコンが8ですよ。で、スーパーファミコンが16になって。NINTENDO 64は64ビットですよね。で、プレイステーションが128ですか。だから16ビットとか8ビットでゲームを楽しんでいたわけですからね。
(中澤有美子)そうだったんだ。はい。
(安住紳一郎)今はもうね、ビット数なんかではゲーム機の性能は測れなくなってるみたいですけどもね。グラフィックの解像度とかで言うみたいですけど。
(中澤有美子)そうですか。夢中になっていましたですよ。8ビットに。
8ビットに夢中だった
(安住紳一郎)そうでしょう。今はだってね、128ビットでも物足りないぐらいだって言われてるのに。8ビットとか16ビットでもギャーギャー言ってましたからね。
(中澤有美子)大満足でしたから(笑)。
(安住紳一郎)大満足なんですから。「ええっ!」みたいな。
(中澤有美子)「あれ、そうなんだ!」って。
(安住紳一郎)ちょっとね、昔のゲームの話っていうのは同世代の皆さんたちとしかできないんでね。またちょっと哀愁もひとしおというところあるかもしれません。
<書き起こしおわり>