松坂桃李 菅田将暉の『遊戯王』デッキを鑑定する

松坂桃李 菅田将暉の『遊戯王』デッキを鑑定する 菅田将暉のオールナイトニッポン

松坂桃李さんが2022年1月17日放送のニッポン放送『菅田将暉のオールナイトニッポン』に出演。菅田将暉さんが実家で発見した、子供の時に遊んでいた『遊戯王』カードのデッキをチェックし、攻略ポイントや改善点などを話していました。

(菅田将暉)去年の2月に来てくださっているんですね。だから約1年弱ぶり。で、その後に8月に菅田の代打でオールナイトニッポンを担当したという。ありがとうございました。

(松坂桃李)ああ、やったね。「本当に便所みてえなトークだな」って言われた気がする。

(菅田将暉)フハハハハハハハハッ! 誰に? 便所?

(松坂桃李)「便所トークだな」とか「なんだ、この便所ラジオは?」みたいな。

(菅田将暉)リスナーに?

(松坂桃李)リスナーに(笑)。

(菅田将暉)口、悪いなー(笑)。トイレのことを便所って言うやつ、ホンマに口が悪いな。

(松坂桃李)すごいんだから。「とんでもねえリスナーがここにはいるんだな」って思ったもん。

(菅田将暉)そんなこと、言われないですもんね。どうですか、1人でっていうのは? 初じゃないですよね? 2回目?

(松坂桃李)2回目とかかな? 3回、4回……結構やっているね。結構やっているけど……やっぱりずっと1人でしゃべり続けるっていうのはすごいと思うわ。うん。

(菅田将暉)やっぱり違います? ゲストでいるのと1人でしゃべるのは。でも、楽な部分もないですか?

(松坂桃李)あるある。自分のペースでしゃべれるっていうのは。でも、これあまりにもね、『遊戯王』の話をするっていうのもどうなんだろう?っていうのも……。

(菅田将暉)ああ、この間、実家に帰った時に昔、自分がやっていた『遊戯王』が全部、見つかったんですよ!

(松坂桃李)やったじゃん! 調べよう。

(菅田将暉)で、めっちゃテンションが上って。

(松坂桃李)それ、何デッキ?

(菅田将暉)ちょっと恥ずかしいんですけど……1軍はドラゴンデッキで。

(松坂桃李)ああー。最初、みんな行くよね?(笑)。

(菅田将暉)フハハハハハハハハッ!

(松坂桃李)最初、みんなすぐドラゴン、行くから。

(菅田将暉)もう本当に俺、カードを見ていると……持ってくればよかった。わかるじゃないですか。カードを見て「ああ、こいつはどういう攻め方で勝とうとしているんだな」っていうのが。見えるじゃないですか。

(松坂桃李)ああ、はいはい。見えるね。なんなら、その人の性格もわかるからね。

(菅田将暉)性格もわかるじゃないですか。ドラゴンを呼ぶ笛で呼ぼうとしたりとか。で、たぶん見るにタイラント・ドラゴンっていう……。

(松坂桃李)ああ、あの罠が効かないやつね。

(菅田将暉)そうそう。で、1ターンで2回、攻撃できる、攻撃力が2900の。あいつをたぶん主力で考えていて。要は、ただのぶん殴りで勝とうとしているっていう(笑)。これ、どうです?

(松坂桃李)いや、ただの脳筋じゃん。

(菅田将暉)フハハハハハハハハッ!

「ただの脳筋じゃん」(松坂桃李)

(菅田将暉)いや、マジでそうなんですよ。「俺、マジで脳筋やん!」って思って。

(松坂桃李)脳筋デッキじゃん、それ。

(菅田将暉)恥ずかしかった……「もうちょっと賢いデッキを作れよ!」って思って。

(松坂桃李)とりあえずタイラント・ドラゴンを出して、相手の伏せカードのトラップが効かないような感じのモンスターをペッと出して。で、攻撃を2回、パーン、パーン、みたいな。っていう感じのことを繰り返しみたいな。

(菅田将暉)じゃあ、2軍。2軍はね、ホルスの黒炎竜デッキだったんですよ。わかります?

(松坂桃李)ああー、ホルスは魔法が効かないよね。

(菅田将暉)魔法が効かないんです。

(松坂桃李)えっ、トラップが効かない、魔法が効かない……?

(菅田将暉)フハハハハハハハハッ! そういうのが好きやったんでしょうね(笑)。

(松坂桃李)無敵みたいな?

(菅田将暉)無敵みたいな。絶対に大丈夫っていう状況でしか攻撃をせんっていう。策略もクソもない、その……この、たとえばドラゴンデッキの俺。どう倒します?

(松坂桃李)ああ、だからタイラント・ドラゴンだったら2900でしょう? 2900打点でトラップが効かないんだったら……。

(菅田将暉)ほぼ、出た時点で結構強いですよ。マジで。

(松坂桃李)強いね。強いけど……まあ、魔法は普通に効くから。エネコン……エネミーコントローラーとか使ってパクって。で、そのままこっちが2回、ダイレクトみたいなのとか。

(菅田将暉)うわっ!

(松坂桃李)あとはもう、普通に打点で超える感じだよね。

(菅田将暉)そうなんですよ(笑)。2900って、まあまあ超えられるんですよ(笑)。

(松坂桃李)まあまあ、だってもうそんなもん、ブルーアイズを出せばさ、できちゃうから。

(菅田将暉)なるほどな。じゃあ、アレンジするなら……ちょっとアドバイスをくださいよ。

(松坂桃李)アレンジするなら? うーん……ドラゴンデッキ?

(菅田将暉)僕、見ながらドラゴンデッキのウィークポイントだなって思ったのが、基本打点のデカいやつを出すまでが弱いんですよ。タイラント・ドラゴンデッキとしてなんなら、アレンジをちょっと……タイラント・ドラゴンをいかに出すか?

(松坂桃李)いかに出すか? まあ、下級で……。

(菅田将暉)下級っていうのは星4以下?

(松坂桃李)星4以下で、ドラゴン族を特殊召喚できるようなやつとかを入れる……あ、思い出したわ。俺、去年、その作品をやっている時に「あの僕、『遊戯王』が好きなんですよ」っていう子がいて。で、そのロケは泊まりだったんだけども。その子が「今日、ちょっとデッキを持ってきたんで、桃李さん、見てもらっていいですか?」って。

(菅田将暉)フハハハハハハハハッ! キング、やってるなー! それはスタッフさん?

「桃李さん、デッキ見てもらっていいですか?」

(松坂桃李)いや、俳優さんで。これ、ちょっとね、本当に申し訳ないんだけども。俺は(アプリゲームの)リンクス派だから、紙だとちょっと把握している幅が違うんだけど。まあ、その子は紙でデッキを組んでいて。

(菅田将暉)でも、たぶん勇気を出して聞いてきたんですよ。

(松坂桃李)「ちょっと見てもらっていいですか?」ってなって。撮影が終わって、みんなホテルに戻っていったからさ。「桃李さん、ちょっと部屋に行っていいですか? 10分ぐらいで済むんで……」って。まあ、実際は30分以上、いたんだけど(笑)。

(菅田将暉)フハハハハハハハハッ! で、どうでした? そのデッキは。

(松坂桃李)その子もドラゴンデッキだったのよ。

(菅田将暉)ああ、なるほどね。

(松坂桃李)ドラゴンデッキで、パッと見たら、やっぱり「かっこいい」をメインで作っているから。なんていうのかな? 所詮、かっこいいをメインで作っちゃっているから。「このレアカード、すごくないですか?」みたいな感じで見せてくるんだけども。プレイヤー側からしたら、なんか実用と観賞用は違うっていう。

(菅田将暉)レアリティとかじゃなくて。

(松坂桃李)すごいレアリティのカードもたしかにすごいけども、実戦では何のタクティカルアドバンテージもないから!

(菅田将暉)た、タクティカルアドバンテージ?

(松坂桃李)タクティカルアドバンテージ。

(菅田将暉)なるほど(笑)。関係ないと。

(松坂桃李)関係ないから。

(菅田将暉)いかに光っていようとね。

(松坂桃李)だから、最初にデッキから5枚とか、カードを引くじゃん? でも、そこで上級モンスターとかしか来なかったりするわけよ。だから手札事故なんかを起こすんだ、みたいなことだから。なので、問題は初動カードをどれだけ入れられるか?っていうことですから。

(菅田将暉)なるほどね。

(松坂桃李)そうなのよ。ちゃんと特殊召喚できるような魔法、トラップ、下級モンスターとかをちゃんとまんべんなく入れて。で、タイラント・ドラゴンを最後のアタッカーにするっていうか。最後にシュートを決めるやつ、みたいな。

(菅田将暉)なるほどね。そいつで攻めようとするんじゃなくて。最後のひと押しとして。

(松坂桃李)「うわっ、これが出てきたか!」っていうような。

(菅田将暉)だって当時、手札事故なんて言葉、なかったもん。

(松坂桃李)いや、あるのよ。いっぱい。最近はね。

(菅田将暉)タクティカル……?

(松坂桃李)タクティカルアドバンテージね。

(菅田将暉)タクティカルアドバンテージ。なるほどね。そこは健在なんですね。

(松坂桃李)そうなのよね。意外とリンクスも……だからこれが2018年ぐらいの時とかに『遊戯王』をやっている、リンクスをやっているっていう話をしていたから。

(菅田将暉)4年前?

(松坂桃李)かれこれ、だから4年、やっちゃっていることになるんだよ。

(菅田将暉)逆にもう、やめられないっすよね?

(松坂桃李)もうだから、どうしようって思って(笑)。

(菅田将暉)まあまあ、もうそれはしゃあないですっていうか。

(松坂桃李)そんなに課金もな……みたいな。

(菅田将暉)でも、それはどうなんやろう? (1人で)ボウリングに行く俺よりも……「よりも何」とは言わないけども。より……じゃないですか? 変わらねえぞ、そんなに。

(松坂桃李)いや、こっちは歴があるから。

(菅田将暉)まあまあ、積み上げてきているから。

(松坂桃李)積み上げてきた歴があるからさ。

(菅田将暉)いまだ、無課金?

(松坂桃李)いや、もう課金は1回、ガーッとしちゃっているから。でも、まあ結婚をして、「やっぱり課金はないな」っていう(笑)。

(菅田将暉)フハハハハハハハハッ! いや、もっと他のところで聞きたかったな。「結婚をしてこう変わったな」とかっていう先輩のアドバイスを。なるほどね。

(松坂桃李)うん。やっぱりね、結婚をするとさ、やっぱり違うところに志向も向いたりするからさ。

(菅田将暉)まあまあ、そうですね。

(松坂桃李)だからまあ、「課金はやめるか」っつって(笑)。

(菅田将暉)フハハハハハハハハッ! ああ、そうなんですね。

(松坂桃李)「課金、やめっかな」っていう。

結婚をして、課金はやめた

(菅田将暉)はー、おもしろ! まだやっぱりそこは続いているんですね。

(松坂桃李)続いちゃっているのよ。

(菅田将暉)それはよかったです。だいぶグルーヴがあったまってきてるんですね。どうですか? 最近は。

(松坂桃李)最近……「環境」みたいなことですか?

(菅田将暉)いや、違う、違う。(『遊戯王』の)環境はもういいです。松坂桃李さんの環境です。リンクスじゃなくて。

(松坂桃李)ああ、私の環境ですか?

(菅田将暉)最近はどんな感じですか?

(松坂桃李)まあ、リンクスは無課金の方に行って。でも最近は俺、蕎麦を打ち始めたのよ。

<書き起こしおわり>

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