米津玄師さんが2022年3月21日放送のニッポン放送『菅田将暉のオールナイトニッポン』にゲスト出演。『POP SONG』MV撮影中に3針縫う怪我をした話をしていました。
米津玄師さんありがとうございました!POP!! #菅田将暉ANN pic.twitter.com/i9UozVIrru
— 菅田将暉 (@sudaofficial) March 21, 2022
(菅田将暉)どうですか、最近は?
(米津玄師)最近は……。
(菅田将暉)いや、だって『POP SONG』? 露出とかはインパクト、すごかったじゃない?
(米津玄師)ああ、まあね。
(菅田将暉)びっくりしましたよ。
(米津玄師)なんか楽しく行きたいなって。
(菅田将暉)広告見た時、ブチ上がったわ。
(米津玄師)自分もね、もう30超えてるんで。今年31なんで。まあ、楽しくなんかやれたらいいなっていう。変になんかね、「こうしなきゃいけない、ああしなきゃいけない」とか考えなくて。ただ、自分が楽しく思えればいい。で、それを人がどう思うかっていうのもたしかに大事だけど。でもまあ、楽しくやれるっていうことが一番大事だなって。
(菅田将暉)めっちゃ楽しそうだったし。だって、わかんない。その、どれぐらい自分でアイデア出したり、プロデュースしたり、演出してるのかわかんないけどさ。一映像というかさ、役としてのさ、手の使い方とかさ……やっぱりあなた、大きいじゃん? だからブワーッて軍勢が何十人いようと、やっぱり目立つわけ。手を大きく広げるだけで。だからね、そういう使い方、うまいなと思って。俺は普通に感心して見てたわ。あれで埋もれないってマジで役者としては超強いからさ。
(米津玄師)まあでも結局ね、監督をやってくれた児玉(裕一)さん。彼が本当にすごいなって思ったし。俺をすごいいい具合に調理してくれたんだなっていう感じもするし。
(菅田将暉)あれ、大変だったでしょう? だって結構細かく、いっぱい撮っていたから。
(米津玄師)そう。だから3針縫ったからね。
(菅田将暉)えっ、なに? 怪我したの?
(米津玄師)怪我したよ。
(菅田将暉)言っていいやつ? 大丈夫?
(米津玄師)ああ、インタビューとかで言ったりしているから。
(菅田将暉)マジで? どういうシーンで?
(米津玄師)なんか3日間ぐらいに渡って撮ったんだけども。で、キャストが結構150人ぐらいいて。3日間、キャストも一緒にやってくれてて。で、もうすごいなんか鎧とか盾とか槍とか持っているから、みんな疲れ果ててて。で、結構盛り上がんなきゃいけないシーンでもみんな疲れてるから、盛り上げることができないみたいな感じになってる時に、まあここは俺の出番だなと。ここはもう、俺が勝どきを上げないといけないっていう感じで。「お前ら、まだやれんのか? おいおいおい!」みたいな感じで。それで俺が「上げていこう、上げていこう! お前ら、やれんのか? やれんのか? やれんのか? よし、じゃあ次の撮影も、行くぞー!」っつって拳を振り上げたらここにクレーンカメラがあって……。
(菅田将暉)フハハハハハハハハッ! ええっ、ダサッ!
(米津玄師)ガツーンッ!って。
(菅田将暉)そこで? ガッツポーズでプシャッ!ってなったの?
(米津玄師)血がプシャーッですよ。それで「ああ、これはもう縫わなきゃダメですね」ってなって。そこから1時間半ぐらい「自由時間です」ってなって。「ああ、申し訳ない……」っていう。
(菅田将暉)フハハハハハハハハッ! はー! なに? めっちゃいいね、でもね。
(米津玄師)めっちゃ面白かったのよ。トータル、面白かった。
振り上げた拳がクレーンカメラに直撃
(菅田将暉)みんなもテンション上がるだろうけどね。気迫は伝わるけど……怪我しちゃいかんからな。
(米津玄師)「あいつ、なんなの?」っていうのはなったと思うよ。キャストの人たち。
(菅田将暉)フハハハハハハハハッ! 「大丈夫? ヤバいやつなんじゃないか?」みたいな(笑)。「クレーンを殴ってぶっ飛ばそうとした」みたいになって?(笑)。
(米津玄師)そうそうそう。
(菅田将暉)すげえな。でも、士気は? どうなったの? ガーッて下がらなかったの?
(米津玄師)わからない(笑)。
(菅田将暉)結局、上がったのかな?
(米津玄師)その場では最高潮に上がったんだけども、次を撮ろうってなったら俺もさすがに「これはもう縫わないと」ってなって。
(菅田将暉)ああ、自分がちょっと下がっちゃった?
(米津玄師)そう。俺が下がって(笑)。「ああ、ダセえ」と思いましたね。
(菅田将暉)はー! でも意外とそのなんか人間味のあるところがなんかね。あふれてきたのかもね。
(米津玄師)人間味しかないよ。
(菅田将暉)いや、俺らはさ、会うと知ってるけどさ。曲だけ聞いてると、そういう人もやっぱり多いと思うから。そういうね、「米津玄師も血を出すんだ」っていうね。
(米津玄師)人間味がないと思ってる人いるかもしれないですけど。
(菅田将暉)そんな人間、いないからね。
(米津玄師)俺はもう本当に、カスみたいなやつなんでね。
(菅田将暉)フハハハハハハハハッ! ちょっとそれ、言いすぎだよ? じゃあ、ちょっとその曲を1曲、聞きますか。先月、配信リリースされた新曲です。米津玄師で『POP SONG』。
米津玄師『POP SONG』
<書き起こしおわり>