星野源さんが2021年9月14日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で1週間前にオードリー若林さんとコラボした『Pop Virus』についてトーク。リスナーからの反響を紹介しながら、コラボに込めた思いなどを話していました。
(星野源)そして、ここで曲をかけたいんですよ。先週、若林さんが来てくれまして。なんかもうちょっと……あまりに激烈な反応をいただきまして。本当に聞いてくれてありがとうございます。楽しかった、本当に! で、その番組の最後にサプライズでね、僕の『Pop Virus』という曲で若林さんにラップをしてもらって。2人でちょっと生歌、生演奏、生ラップをするというサプライズをしましたけれども。その音源をちょっとこの後、かけたいと思います。感想も届いております。
「先週、とても良かったです。源さんのラジオ聞き出してから源さんの言葉から、ゲストの方とのお話から、私自身の考え方が変わっていきました。『普通はこうだよ』とは言わなくなったような気がします。特に子供に対しては1度、受け止めるということを意識して話すようになりました。若林さんとのお話で『普通』を改めて考える良い機会になりました。源さん、若林さん、ありがとうございました。それから宴の続けのようなMC Wakaとの『Pop Virus』も最高でした」。ありがとうございます。
こちらは三重県の方。「先週のアメーバ放送、最高でした。源さんが『よかったら若林さんも歌ってください』と言った瞬間、『これは春日夫妻の再現をするのかな? 寺ちゃんが若様の背中をポンと叩いたら、若様も歌うのかな?』と……」。ああ、これは、春日さんが奥さんのクミさんとラジオに出られた時に僕の『Family Song』を歌ったときのエピソードですね。
(星野源)「そうするのかなとニヤッとしながら聞いていたら、バチバチのラップ。叫びそうになる口元をおさえ、泣きながら聞きました。素敵な時間をありがとうございました」ということで。ありがとうございます。本当にね、素晴らしかったですね。そう。で、若林さんがゲストに来てもらえるってなって。もちろん、前ディレクターの石井玄ちゃん。ちょうどイベントの打ち合わせとかもしてた頃だったから。元々、この僕と若林さんをくっつけたいと思っていた気が早い男(笑)。
まだちょっと早いぞってことでちょっと……でも本当に先週、ちょうどいいタイミングだったなっていう。本当にいろんな話ができて。で、そのヒカルちゃんがくっつけよとしてくれて。その中で、あれですよ。各番組の間を取り持ってくれて、実現に1年ぐらいかかってるのかな? 1年以上かな? それぐらいかかって実現したわけですけれども。
(星野源)そのヒカルちゃんに「なんか企画、考えた方がいいかな?」って言った時に「全然、トークだけでいいですよ」って言ってくれたの。で、それももちろんいいなと思ったし、その「普通」の話。さっきのね、「普通」っていうことについて、ずっと若林さんと話したいと思っていたことを話せたらいいなと思ったんだけど。
(星野源)なんていうか、せっかく来てもらうんだったら、「刺さって絶対に抜けない」みたいな放送にしたいなと思ったんですよ。ラジオってさ、映像はないじゃない? まあ、オールナイトニッポン0とかは映像もあるし、Xの方にもあるけども、この1部のオールナイトニッポンには基本、なくて。で、映像もないし、音だけなんだけど……俺が中学生の頃とか高校生の頃とか、1回しか聞いてないわけ。1回しか聞いてないんだけど、いまだに思い出す回とかあるわけ。わかるよね? あれってさ、あれ、すごいよね。その、本当にこれまで生きてきたさ、僕は40年間だけど。その40年間の中で1回しか聞いてないわけ。2時間。
「刺さって絶対に抜けない」ような放送にしたかった
(星野源)その40年の中の2時間しかないのに、それをまだ覚えてるし、まだ人生に影響を与えてるみたいな回ってあるじゃない? なんか、そういう回にできないかなと思った中で、自分も最近やってなかった歌……生歌。ラジオで弾き語りをするということと、それにラップを入れてもらうっていうことができないかなと思って。で、オファーをしたら「ぜひ!」という風に言ってくださって。「よし、じゃあトラック作ろう!」と思って。で、即席ではあるけども、トラックを僕が1人でポチポチ作って。
だから配信イベントと結構並行していろんなことをやってたんですけど。そのリリックをもらって、あまりにも素晴らしすぎて。じゃあ僕も……本当はね、1からオリジナルを作りたかったんだけど。その時間はちょっとさすがなくて。だから歌詞を僕もちょっと変えつつ披露させていただきました。そんなわけでこの後にかけたいんですけども。あと1個だけ、言いたいことがあって。先週の土曜日のオードリーのオールナイトニッポンでその話をいろいろしてくれてるんですよ。若林さんがしてくださっているんですけども。
その中で、僕が若林さんにサングラスをプレゼントした話がで出てきて。で、その中で「僕の使ってたサングラスです」って言ってお渡ししたんだけど、でも「それは本当は使ったものじゃないんじゃないか? 新品を買ったんじゃないか?」みたいな話になっていたんだけど、あれは僕のですっていう(笑)。あれは僕のお下がりを……本当はね、新品を用意できたらよかったんだけども。もうないやつだったから。なので、プレゼントしたのは僕のです。
それと、そのサングラスについてのエピソードがちょっと面白すぎて。俺、知らなかったことがすごいあって。それで。「もう、言ってよ、若ちゃん! 若ちゃん、言ってよー!」っていうのはすごい思って、俺すごいキュンとして。2回ぐらい聞いたんで。ぜひ、先週土曜日のオードリーのオールナイトニッポンも聞いてください。
(星野源)さあ、それでは先週お送りしました。2人が命を燃やしている瞬間をお聞きください。星野源『Pop Virus feat. MC Waka』。
星野源『Pop Virus feat. MC Waka』
(星野源)ポンポンッ!っていうことで。いやー、素晴らしいですね。ラップをする直前。もう、僕は歌いながらですけど。あの角度からは俺しか見えないんですけど。そのね、マジで本当に若林さんが命を燃やす瞬間っていうのが見えたんですよ。あれは、なんかやっぱり、なんだろうね? 俺しか見れてない(笑)。本当に、本当に素晴らしかったです。で、そうそう。星野源のオールナイトニッポンの公式YouTubeチャンネルに明日、この音源部分だけちょっと上げることになりました! ぜひ、聞いてねということで。その概要欄に若林さんが書いてくれたリリック。正式リリックを載せる予定ですので、ぜひ見てください。
本当にもう、とんでもない量の情報が詰め込まれてるリリックなので、ぜひ皆さん見てください。実際、Rap Geniusに上がっていて、ちょっと爆笑しちゃいました。最高ですね! みんな、いいね。そういうの、最高です。なのでぜひ、たくさん聞いていただければと思います。星野源のオールナイトニッポンのYouTube公式チャンネルもぜひチャンネル登録してください。よろしくお願いします!
星野源『Pop Virus feat. MC Waka』Rap Genius
<書き起こしおわり>