星野源『着飾る恋には理由があって』の激アツ展開を語る

星野源『着飾る恋には理由があって』の激アツ展開を語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんが2021年6月15日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で『着飾る恋には理由があって』の激アツ展開についてトーク。さらにドラマ関係者の中で話されている「追い源」と「星野源チャレンジ」についても話していました。

(星野源)あともう1個、話しておきたいのはあれですね。今日はスペシャルなんで。素晴らしいゲストの方、三浦大知くん。そしてYOASOBIのお二人がこの後に来ますから。デモ-1グランプリが開催されますので、フリートークしてる時間がここしかないんでね、フリートークをさせていただきますけども。『着飾る恋には理由があって』。先週の放送(第8話)、ちょっと激アツでしたね。激アツだったんですけど、先週は米津玄師くんがゲストで。収録だったんで。「いやー、すごかったな、あのラスト」みたいな話ができなかったですよ。

で、まあちょっとね、激アツ展開だったですよ。ラブストーリーだと聞いてたんですけど、なんかスポーツ物でしたね(笑)。先週はなんかスポ根的な盛り上がりをちょっと見せてまして。「どっち? どっちだ? うおーっ!」みたいな。「どっちが間に合う?」みたいな。それで、すごい素敵なタイミングで自分の『不思議』という曲がかかりまして。本当にありがとうございます。

(星野源)それで、さっき第9話が放送されまして。次回、来週が最終回なんですけども。さっきの放送もね、最後だけ見れたんですけど、すごかったですね。ちょっと「星野源チャレンジ」っていうのが流行ってるらしいですね(笑)。その、「追い源」っていうのは……ちょっとね、わけがわからないと思うんですけど。ドラマの中で僕の曲がラストの方にかかるんですけど。1回終わって、もう1回かかるんですよ。それを監督の塚原さんとかプロデューサーの新井さんは「追い源」と呼んでいるっていう。だから追い鰹、追いオリーブオイル、追い源だという。

「追い源」と「星野源チャレンジ」

(星野源)だから俺は食材と並んだということですね。ついに食材に並んだポピュラリティーということで、非常に嬉しいんですけど。「それを追い源と呼んでるんです」って連絡をいただいて。「嬉しい」と思って。「ありがとうございます。楽しみにしてますね」なんて言ったら「今度は星野源チャレンジという言葉が生まれました」っていう。で、その恋のいろんな行方がありまして。その僕の曲がかかった時に映ってる人がその回を収めるみたいな、なんかよくわからないチャレンジというか、戦いになってるっていうのがすごい面白いと思って。非常に嬉しいんですね。

あと、その流れもあって『CDTV ライブ! ライブ!』というライブに出させていただきまして。この主題歌の『不思議』を歌わせていただいたんですけど。1個だけ、そうだ。言っておこうと思ったのが、僕のトークゾーンがあったんですけど。あの中で僕の『不思議』っていう曲のそのタイトルをなんでつけたのか、みたいな話のくだりで、そのままドラマの1話のおしりの川口さんが泣いてるところで横浜くんが恋に落ちた顔をするっていう。それをその話の流れで言っているんだけども、僕はあれ、実際に現場で話した時には全く違う順番で話してるんですよ。

で、『不思議』というタイトルにした理由というのはそれはそれは別で俺、話していて。『着飾る恋』のその1話のおしりの話は「ドラマのどういうところが好きでしたか?」っていう話の流れで話しているので。あれがね、くっつけちゃってるから『不思議』のタイトルを考えた理由というのがあれになっちゃっていて。あれ、実は違うんですよ。で、だから僕が『不思議』を作った時にはドラマの台本しか読んでないんで。映像は全然見れてないので、あの横浜くんの顔を見れてないんですよ。

だから、『不思議』は全然違う理由があるので。それは音楽誌とかいろいろなところで答えているので、それをぜひ読んでいただきたいんですけど。あれは「どういうところが好きでしたか?」っていう話で僕、あそこの演出が好きだっていう話だったんですよ。僕は『MIU404』というドラマで監督の塚原さんの演出を体験させていただいて。で、どのぐらい台本に書き込んでるかとか、そういうのを全部見させてもらって。すごいんですよ。作り込みが。

で、あの台本の中で横浜くんの役があそこですごい表情をするとか、恋に落ちたとかっていうことは書いてないんですよ。なんとなく、台本の字面だけ見ると「ものすごくモテそうでかっこいい男の子の前でヒロインの女の子が泣く」っていうだけのシーンではあったの。そこに横浜くんがああいう顔をするっていうのはないんだけど。あれはどう考えても塚原さんの演出だなと俺は思うんですね。で、そこに人間としてのリアクション、確実にここでっていうのを入れるのは表情を抜くだけじゃなくて、それを作るっていうのが塚原さんの演出なんじゃないかなと思っていて。そこがすごくグッときちゃいましたっていうような話だったんですよ。だからそれを話をしたかったんです。

(星野源)そんな感じでですね、残り1話ということで。またね、ちょっといろんな告知もありますからね。後ほどちょっと、この告知もさせていただきたいんですけども。来週、私星野源の久しぶりのシングル『不思議/創造』がリリースされるということで。ぜひ皆さん、手に入れていただきたい。特典映像もいろいろとあるので。ぜひ、両方。2つあるんですけど、両方手に取っていただきたいということで。ここで『不思議』をかけるかと思いきや……また今日も『ビタースイートサンバ』の前に曲をかけます。

今日は大丈夫ですね?(笑)。はい、というわけで久しぶりにこの曲を。この曲も表題曲ですから。ぜひ爆音で聞いてください。星野源で『創造』。

星野源『創造』

<書き起こしおわり>

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