オードリー若林さんが2021年9月7日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』にゲスト出演。星野源さんと2人の関係を映画『花束みたいな恋をした』にたとえながら話していました。
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(星野源)でもじゃあ、本当と思っていていいんですね。ビビビと来てくださっているっていうのは。
(若林正恭)だから、でも星野さんって、どうですか? 歳を重ねるにつれて、「この人、仲良くなれるな」みたいなの、あるじゃないですか。最初のビビビ。
(星野源)あります、あります。
(若林正恭)だから俺、怖いんすよね。
(星野源)わかります。その怖いのもすごくわかりますし。僕はなんか、若い時に「ああ、この人だ!」って思って結構傷ついて終わるパターンとか、やっぱりあるじゃないですか。だけど、その時って同じ……たとえば趣味が同じとか、好きな音楽が同じとか。で、それが同じであることが嬉しいんですけども。でも、どんどん年齢を重ねてくると「いや、そもそも人間は1人1人、全部違っていて。その違いを知ることが楽しい」っていうことに僕はなってきているので。なので、僕はその若林さんの自分と違うところを見れたら面白いなって思うので。そこは全然大丈夫ですよ、僕は。
(若林正恭)これはちょっと……なんだろうな? だいぶ負けた感、あるな。
(星野源)フハハハハハハハハッ!
(若林正恭)人生経験で負けた感、あるな。これ、吹っ飛ばされたな。で、星野さんは曲の歌詞でも書いてる曲もあるじゃないですか。「似ているけども、結局は同じじゃないんだよ」っていうのは。
(星野源)そうですね。『不思議』っていう曲で。
(若林正恭)で、俺もそれ、思っていたから。
(星野源)フハハハハハハハハッ! ズルい(笑)。ズルいなー。今日、すごいズルいな、若林さん(笑)。「俺も思っていた」はズルい(笑)。全員言えるやつ(笑)。
(若林正恭)そうですよね(笑)。後出しじゃんけん。
(星野源)でも、それを思っていたんですね。なんかちょっとシンクロする部分、そこもあったんですね。
(若林正恭)だから結構いろんな話をする中で……だから、そうだよな。その違いって、楽しいですよね。似た者同士ってしゃべり始めても「違うんだ」っていうのが。
(星野源)そこが違うんだっていうのが……まず、でも似たものっていうのが、なんだろう? その学生の時とか、それこそ『花束みたいな恋をした』……それで行くと、俺もごめんなさい。見れてはいないんですけども。可能な限り調べて……(笑)。
(若林正恭)俺と一緒。2人とも見てないで映画の話をして……見てない映画をたとえに使うって、なかなかないですよ?(笑)。
(星野源)怒られる(笑)。ものすごく近いチームで作っているんですよ。僕がドラマでお世話になっているチームで作っているんですけども。まだ、見れていないんですけども。でも、その好きな音楽とか、映画とかが一緒で「ああ、いいね!」ってなるのは、それはそれで嬉しいじゃないですか。
だけど、僕と若林さんってその作品が好きっていうよりかは、なんかその生きてるポイントで気になることとか、立ち止まる場所とか、立ち止まる瞬間とか。そういうのが「ああ、わかる!」っていうことなんじゃないかなと僕は思っていて。だからそこでさらに「ああ、その作品は好きじゃないんだ」とか「好きなんだ」とかっていうのはむしろ、オプションっていうか。オプションの楽しみみたいな感じが僕はしてるんですね。
(若林正恭)たしかに、オプションですね。これ、グウの音も出ないですね。こっち側に座ると、やっぱり春日になっちゃうのかな?(笑)。
(星野源)フハハハハハハハハッ!
(若林正恭)座っている位置がいつも春日が座っている側だから……返す言葉がなにも出てこないね。源さんの言っていること、本当にそうだもん(笑)。
(星野源)そうですね。今、いつものオードリーさんが生放送をやっているスタジオの、方向だけが今、違うんですね?
(若林正恭)方向だけ、普段春日が座っている方に僕が座っていて。うん。
(星野源)そっち側に座ったのって、はじめてですか?
(若林正恭)俺、たぶんはじめてですね。こっち、座ったことないっすね。いや、角度が違うだけでだいぶいつもと違うっていうか。押され気味……(笑)。
(星野源)アハハハハハハハハッ!
(若林正恭)相田もこっちなんじゃないかな?
(星野源)でも、そうだと思います。
(若林正恭)たぶん押されるやつはこっちに座るのかもしれないですね(笑)。
(星野源)前にミクチャで見た時、そうでした(笑)。そうですか。でも、その土曜日の放送で「花束源」……いや、「ハナタバゲン」ですよね?
(若林正恭)言ってましたね。失礼な話ですよね(笑)。「ハナタバゲン」って。
(星野源)あれ、面白くて5回ぐらい聞きましたよ(笑)。やっぱりそこはちょっと心配ですか、まだ?
(若林正恭)いや、だからいろんな話をしたいなって思うんですけど……なんか、なんていうんだろうな? 源さんって、もう何かを否定したりしない域に到達してるでしょう? 修行を積んで。
(星野源)いやいや、そんなことないですよ。
(若林正恭)いや、なさそうだな。嫌いな人とか、もういなくなってきたんじゃないですか?
(星野源)いや、それが……めちゃめちゃいますよ?
(若林正恭)フハハハハハハハハッ! 嘘?
(星野源)僕、います、います。全然。むしろ、嫌いなばっかりすぎて。だからこそ、本当にたまにいる「すげえ好きだ」っていう人を大事にしたいんですよ。
嫌いな人ばかりだから、好きな人を大事にしたい
(若林正恭)ああ、本当? 俺、星野さんのチームを見てて、星野さんってやっぱり、人間いろんな面があって。全部の面がいいって思うわけじゃないじゃないですか。でも、そのいい部分を引き出すのが超うまいなって思うんですよ。落合にしても、大沢さんにしても、寺坂さんにしても。だから、そういうネガな部分じゃなくて、ポジな部分が見れるから、嫌いな人がいないのかなって思っていて。
(星野源)いや、逆なんですよ。その、嫌いな部分がめちゃめちゃ見えちゃうんです。でも、それはもちろん人によるんですけども。その、なんだろう? 嫌いな部分があまりに多すぎる人はポジの部分は全然引き出そうとは思わないんですよ。
(若林正恭)アハハハハハハハハッ! はっきり言ったな(笑)。
(星野源)そのまま遠くに行ってくれっていう感じなんですよ。そのまま評判を悪くして、遠くに行ってくれっていう感じで。でも、なんていうか……。
(若林正恭)「遠くに行ってくれ」(笑)。
(星野源)そう。「遠くに行ってくれ」か、もしくは「俺が遠くに行くから、もう関わらないようにしようね」っていう。なんか、でもこのチームってマジでみんな素敵なんですよ。だから、より引き出したくなるというか……。
(若林正恭)いや、いい顔してるもんね。みんな、仕事をしている時に。
(星野源)そうなんですよ。だから、なんていうか所さんに会った時に、所さんってすごい楽しそうに生きているじゃないですか。でも、直接お会いできた時に聞いたんですよ。なんとなく、そうじゃないかな?って思って。「所さんって、ものすごく現状に対して『これは違う』とか『こうじゃない方がいいだろう』とか『つらい』とかって感じるから、それを乗り越えるためのアイデアを考えて、提唱してるんじゃないかって感じるんですよ」って言ったら、「そうだよ」って言ってくださったんですよ。だから何も考えないで、ただ楽しいことをやるんだっていうんじゃなくて、やっぱり現状に不満がいっぱいあるから、それを乗り越えるためのアイデアを常に考えてる人なんだなと思うと、全然違う人に見えてくるっていうか。
(若林正恭)はいはいはい。なるほど。本当に違って見えてきますね。それを聞くと。
(星野源)そうなんですよ。でも、ただ単に楽しそうにしてる姿も素敵っていう感じで。だから、それに結構憧れていて。やっぱり、どうしても嫌なことが多いじゃないですか。
(若林正恭)嫌なこと、多いですよね。うんざりすることが。
(星野源)うんざりすることが。だからそれを、どうしても溜めきれない時にはエッセイに吐き出したりとか。あとは曲に全部ぶちまけたりとか。たまにラジオで言ってとかするけど、基本的にラジオとかで言って嬉しいことってあんまりないじゃないですか。だから、楽しいことを割とピックアップはしつつ、でも「クソが!」って思うことはちゃんと言うんだ、みたいな。
(若林正恭)ああ、なるほど。それを誰かとしゃべる時、あるんですか? その、ネガな方の話は。
(星野源)でも……全然いなかったです。だから、結構パンクしちゃっていて。最近、ちょっと……本当にちょっとずつっていう感じで。だから、若林さんとはちょっと、そういうのができるかな?っていう(笑)。なんか、そういう感じが……。
(若林正恭)異様な盛り上がり、しちゃうかもしれないですね(笑)。
(星野源)アハハハハハハハハッ! ありがとうございます。この後もずっとお付き合いください。よろしくお願いします(笑)。
(CM明け)
(星野源)ちょっとメールが来ているので。大阪府の方。「先日の『オードリーのオールナイトニッポン』で若様が源ちゃんに恋焦がれている様を映画の『花束みたいな恋をした』にたとえていました。若様、私たちの花束源は違うところも否定せず、受け止めてくれますよ。安心してイチャイチャしてください」っていうのが来ましたけども。早速、「嫌いな人、多い」っていう話をしています(笑)。若干、後悔し始めているんですけども(笑)。
(若林正恭)フフフ(笑)。
(星野源)あと、ちょっとこれ、マジで出すタイミングを失ったなっていうのがあるんですけども。一応、花束を用意してきたんで(笑)。
(若林正恭)これは……粋だなー!
(星野源)一応花束だけ。花束源からの(笑)。
(若林正恭)嬉しいなー! これ、あれか! 初デートで花束を渡すジゴロ、いるけど……こんな嬉しいものなんだね!
(星野源)ああ、嬉しいですか? よかった!
(若林正恭)ああ、嬉しい! これ……めっちゃ嬉しいな!
(星野源)あの、受け取ってください(笑)。
花束贈呈
今夜の #星野源ANN はゲストにオードリー・若林正恭さんが登場!
番組前半は“花束”のお話などで距離感がさらに近付き、後半には、弾き語りで若林さんと「Pop Virus feat. MC.waka」をお届けしました!
若林さん、最高のお話とラップをありがとうございました!https://t.co/PnYHoizErx pic.twitter.com/p9oyqEjTrK— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) September 7, 2021
(若林正恭)花束って嬉しいですね! トランクから出すやつ……また、このタイミング憎いよ! オープニングで「嫌いなやつもいる」って話をした後に(笑)。いや、これはみぞおちに来ちゃうなー。
(星野源)よかったです(笑)。
(若林正恭)きれいな花! 淡いピンクのバラの!
(星野源)ピンクと白のバラ。
(若林正恭)いや、俺、こんな真面目に花束をもらったの、はじめてかもしれない。いやー、これはちょっと、家に飾らせてもらいますね(笑)。
(星野源)ぜひ飾ってください(笑)。
(若林正恭)やっぱりこういうのって若い時、やった方がよかったんだな? もらってみないとわからないことだったな。
(星野源)そうですね。花束って意外とやっぱり嬉しいですよね。恥ずかしいけど。なんかやっぱり「あげるの、どうなのかな?」って思うけど。
(若林正恭)なんか俺、今、ミニスカートを履いてるみたいに脚、閉じてますもん(笑)。
(星野源)アハハハハハハハハッ!
(若林正恭)いや、源さん。やっぱりこれ、ちょっとズルいよ!
(星野源)ああ、そうですか? よかった。
(若林正恭)粋だわー。嬉しいんだな、こういうのって。やってこなかったなー! なるほどなー。うん。
(星野源)これからでも間に合いますから。
(若林正恭)いや、そうですね。共演者とか、大事に思っている人にはこれ、あるんですね。いや、ちゃんと早く映画、見なきゃいけないですね(笑)。2人とも。
(星野源)アハハハハハハハハッ! 本当に、本当に(笑)。帰ってすぐに見よう(笑)。
<書き起こしおわり>