DJ松永、イナダシュンスケ、納言・薄幸 サイゼリヤの魅力を語る

DJ松永、イナダシュンスケ、納言・薄幸 サイゼリヤの魅力を語る ACTION

(イナダシュンスケ)その時にもお話をうかがったんですけれども。やはり「無駄を出さない。無駄なコストを切り詰めていけば、まだまだそういうコストカットできる余地がある。それをするとあの値段でお客様にいいものが提供できるんだ」っていう。そういう風におっしゃってました。

(DJ松永)へー! そうなんですね! そこの努力がすさまじいんですね。

(イナダシュンスケ)まあそのレベルがね、我々が考える以上のレベルで。

(DJ松永)でも安すぎて、先入観で「あんまり美味しくない」と思っちゃうっていう。そのぐらいのレベルでレベルは安いですもんね。

(イナダシュンスケ)それはありますね。

(DJ松永)それこそ200円台でドリアが食べてたりするわけじゃないですか。なるほど。素材がいいんですね。

(幸坂理加)続いて、サイゼリヤのすごいところ、その2をお願いします。

(イナダシュンスケ)アレンジが楽しい。

アレンジが楽しい

(DJ松永)これは本当にそうですね!

(イナダシュンスケ)それこそね、この間おっしゃっていた柔らか青豆の温サラダにペコリーノチーズとオリーブオイルみたいなことであったり。そういうことでどんどん美味しくなってくる。その前提としまして、基本的にサイゼリヤの味つけってシンプルなんですよね。割と日本のファミレスと言われる老若男女、いろんな人が来るようなお店であったり、あるいは他にも激安のお店ってあると思うんですけども。だいたいそういうところはどこでも、いろんな調味料で濃くてインパクトのある味を付けて。

多少素材が安っぽくても、食べた一口で「美味っ!」ってなるような味を目指すことが多いんですけど。そこはサイゼリヤはもともと素材がいいから、そんなことをする必要がなくて。だから調理自体がすごいシンプルなんですね。それで調理がシンプルだから、もちろんそのまま食べても食べ飽きない美味しさ。ある意味、その素材をシンプルに調理するって安い店じゃなくて高級店のやり方なわけですよ。

(DJ松永)ですよね。その話を聞いてると、まさかファミレスの話を聞いているとは思えないですよね。

(イナダシュンスケ)そうなんですよ。逆にそれでシンプルでしっかりした味だから、いろいろアレンジも効く。それこそ卓上無料の調味料でやってもいいし。ディアボラソースとか、あとはペコリーノですね。ちょっと100円とか、有料のものを足してもいいし。あとは料理同士を合体させても楽しいという。

(DJ松永)最近、アーリオ・オーリオをアレンジするのに私、すごいハマっているんですよ。

(イナダシュンスケ)ああ、あれはめちゃくちゃ応用できますね。何を組み合わせています?

(DJ松永)私があれを組み合わせて一番好きだったのが、エスカルゴでした。

(イナダシュンスケ)素晴らしい!

アーリオ・オーリオ+エスカルゴ

(DJ松永)アーリオ・オーリオってペペロンチーノの唐辛子ぬきというか。パスタのすっぴんみたいなものですよね?

(イナダシュンスケ)素パスタみたいなもんですからね。

(DJ松永)あれ、エスカルゴを乗せて食べた時にめちゃくちゃ美味しくて。でもいろいろ試したんですよ。青豆を乗せたりとかもやったりとか。あとはディアボラ風ソースをかけて食べたり。いろいろしたんですけど、今のところエスカルゴが一番でした。ちなみにどうですか?

(イナダシュンスケ)あのエスカルゴのオイルがね。

(DJ松永)そう! エスカルゴのオイルがめっちゃ美味しいんですよ!

(イナダシュンスケ)実は、僕も聞かれたらそう答えようっていう。「エスカルゴ」って。なんだったらもうエスカルゴそのものは友達にあげちゃってもいいから、オイルだけ回収してかけたいみたいな。

(DJ松永)フフフ、あのオイル、とてつもなく美味しいですよね。あれ、最高ですよね。

(幸坂理加)薄さんはなにかアレンジされますか?

(薄幸)ディアボラ風ソース、わかります?

(DJ松永)めっちゃ美味しいですよね!

(薄幸)あれ、いろんなものにぶっかけるんですけど。

(DJ松永)えっ、どんなものにぶっかけますか?

(薄幸)それこそぺペロンチーノとかにもぶっかけたりとか。あれ、別料金で追加できるんですよ。

(DJ松永)別皿であれだけ注文、できますよね。

(薄幸)あのディアボラ風ソースっていろんな料理に入っているの、知ってます? 野菜とキノコのピザのあれにも。

(DJ松永)ムール貝の上にも乗っかっていたり。

(薄幸)若鶏のグリルのディアボラ風とか。いろんな料理にあれ、入ってるんですよね。あれがめちゃくちゃ美味くて。

(DJ松永)わかります。あれ、美味しいですよね!

(薄幸)ぺペロンチーノが一番合わせやすいですね。アーリオ・オーリオとか。

ディアボラ風ソース+ペペロンチーノ

(DJ松永)そう。アーリオ・オーリオは出てきたのが意外と最近なんですよね。

(薄幸)そうなんです。

(DJ松永)ですよね。「昔、なかったよな、これ」って思って。しかも「アレンジしてください」って最近、ご丁寧にメニューとかに書くようになりましたよね。昔はなかったですよね?

(イナダシュンスケ)書くようになりました。昔はせいぜいチーズをかけるぐらいだったのが、最近は魔改造のアイデアを……。

(薄幸)向こうから言ってくるようになりましたよね。こっちが勝手にやっていたのに……(笑)。

(DJ松永)そうそうそう(笑)。昔、ネットでブワーッてサイゼリヤで楽しむ達人みたいな記事を俺、検索して見ていたんですけども。それで青豆の温サラダにペコリーノチーズを乗せるっていうのを知ってたんですけど。しばらくしたらオフィシャルになってて。たぶん、そういった楽しみ方を取り入れて間口を広げてますよね?

(イナダシュンスケ)まさにね、そのファンが二次創作でやってたところに本家が乗り込んできたみたいな。

(DJ松永)この柔軟さですよね。それがどんどんお店が拡大していっている理由のひとつですよね。

(薄幸)でも本当に青豆のサラダは一番人気ないと思います。

(DJ松永)なんでですか!(笑)。

(薄幸)マジで3年間、バイトしてて2回ぐらいしか出てないですよ(笑)。

(DJ松永)マジっすか! それ、もう取り下げた方がいいじゃないですか(笑)。

(薄幸)グリンピースなんだから、そりゃもう好き嫌いはわかれますよね。

(DJ松永)だとしたら俺、新鮮なものを食ってない可能性あるな(笑)。あまりに余ったものを……(笑)。

柔らか青豆の温サラダの秘密

(イナダシュンスケ)あれ、大丈夫ですよ。冷凍食材で。あれはね、何がすごいかって言うと、その素材がすごいっていうのをさっき話したじゃないですか。イタリアとかの直輸入食材とかもすごいし。あと、サイゼリヤの自社農園。自分のところの農園のレタスとかトマトとかも実はすごいクオリティーが高いんですけど。あの青豆に使ってる、あれもたぶん冷凍ではあるんですが。ヤンググリンピースって言って、日本ではほとんど流通してない、要するに若取りのグリンピースなんですね。育ちきる前の状態で収穫したもので。

(DJ松永)ああ、だからあんなに違うんですね? へー!

(イナダシュンスケ)そう。だからクセがないっていうか、グリンピース独特の臭みみたいなのがないし。ジューシーでトゥルッとしているし。たしかに一般的には人気ないですけど。

(薄幸)人気ないですよ。とっても人気ない(笑)。

(DJ松永)おかしいな?(笑)。

(イナダシュンスケ)でも僕の周りではあれ、大人気ですよ! まずあれをたのむっていう。僕の周りではたぶん100%たのんでいますね。まあ、僕の周りがおかしいですけども(笑)。

(DJ松永)たしかにイナダさんの周りは普通ではなさそう(笑)。

(幸坂理加)ではサイゼリヤのすごいところ、その3をお願いします。

(イナダシュンスケ)プリンが美味い。

(薄幸)ああ、わかる!

(DJ松永)これ、ちょっとお恥ずかしいんですけども。プリン、食べたことないんですよ。

(薄幸)ええっ、もったいない!

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