星野源とハマ・オカモト 2人きりの屋久島旅行を語る

星野源とハマ・オカモト 2人きりの屋久島旅行を語る 星野源のオールナイトニッポン

(中略)

(星野源)その屋久島の感想も……さっき、初解禁しましたが、届いております。兵庫県の方。「まさかお正月休みにお二人で旅に出てらっしゃったとは、ラジオを聞いてびっくりです。屋久島は海の物、山の物、どちらもとても新鮮で美味しいと聞きますが、今回の旅行でいちばん美味しかったものはなんですか?」。

(ハマ・オカモト)ああ、なるほど。

(星野源)料理があそこ、すごく美味しかったんで。

(ハマ・オカモト)すごくね、創作料理と呼んでいいんですかね? だったので、料理名というものがわかんなかったですよね。

(星野源)なんかわからないけど、とにかく美味しいっていう。

(ハマ・オカモト)全部美味しいっていうのはありましたけども。

(星野源)あとは「Happy Birthday」のあれ、美味しかったですね。

(ハマ・オカモト)美味しかったですね。部屋に戻ってからも食べましたもんね。

(星野源)愛知県の方。「ハマくん、トランプ以外になにか策はあったんですか?」。

(ハマ・オカモト)いや、これはだから、まあせっかくのこういう旅行ですからやっぱり思い出としてビデオを回したいなとはちょっと思ったわけですよ。2人となったらね。何かに使うとかではなく、10年後とか20年後に振り返って絶対に面白いだろうと。ただ、思ったんですけどやっぱりね、2018年、以前からもですけどもとても源さんがお忙しかったわけじゃないですか。

(星野源)そうですね。2人ともですね。

(ハマ・オカモト)まあまあ、そうですね。ありがとうございます。で、まあ、ねえ。「気心が知れた」と自分で言うのもあれですが、まあ2人で行っていろんなことを気にしないでゆっくりするという。

(星野源)それがいちばんの目的でしたね。

(ハマ・オカモト)それがテーマでもあったので、まあやっぱり身内がと言いつつもカメラがあるっていうのは気が散るんじゃないか?っていうことで、やめました。浮かびはしましたけども。だから僕はトランプ一択ですよ!

(星野源)フハハハハハハハッ! そうなんだよね。トランプそのものもさ、さっきはスピードの話だったじゃない? その後なんだよね。

(ハマ・オカモト)その後ですよ、みなさん。

(星野源)その後が……スピードを1時間半やって、その後に何に行ったと思いますか?

(ハマ・オカモト)クッタクタになって。スピードで。

(星野源)「いやー、面白かったー!」なんつって。

(ハマ・オカモト)「これはね、源さん。もう1個、なんかやりましょう。せっかくだから」っつって。みなさん、何をやったと思いますか?……神経衰弱です!

(星野源)フハハハハハハハッ! 2人でですよ。

(ハマ・オカモト)2人で。

男2人でトランプ・神経衰弱

(星野源)2人でやって面白いわけがない。「でも、なんかやってみようよ」ってね。

(ハマ・オカモト)テンションも相まってね。始まったら2人とも、まあ覚えてねえんだ。お互いに。お互いがめくったやつを見ちゃいねえわけ。そういうゲームなのに。めっちゃ盛り上がりましたよね。

(星野源)そうそう。すっごい盛り上がったよね。でもスピードよりも盛り上がったと俺は思う。

(ハマ・オカモト)そうっすね。

(星野源)すっごい盛り上がって。なぜか?っていうと、ミラクル連発だったんだよね。

(ハマ・オカモト)ねえ! もう超能力みたいな展開でしたよね。もう覚えてないから、「たぶんね、隣同士であるんだよ」なんて言って開けたら、「あったーっ!」とかって(笑)。

(星野源)「やったー!」みたいな(笑)。

(ハマ・オカモト)「すげえ!」みたいな(笑)。ずーっと2人で。「すげえ!」って。

(星野源)「すげえ! ヤベえ!」ってゴロゴロゴロッて床を転がったり(笑)。

(ハマ・オカモト)いや、もうだって結局3時ぐらいまでね、やって。そのスピードと神経衰弱でクッタクタになって。でも明日は……みなさん、これ本題っていうか、旅の目的の大きなテーマである、我々さっき「レンタルした」って言いましたけども。自然を見に行くっていう目標がありましたから。もう朝早い時間に迎えに来るっていう。ガイドの方をお呼びしたんですけども。だから、もう寝なきゃいけないんですよ。「もうこんな時間だ」なんて寝ようと思ったらですよ、みなさん。星野源がですよ、僕に「ハマくん、ちょっと付き合ってもらいたいことがある」と。

(星野源)うん。

(ハマ・オカモト)「なんですか? 全然いいですよ」「最近、寝る前にヨガをやっているだ。自律神経とかも整うからいいんだよ」って。僕は経験がなかったんで。「僕、日課でやっているから一緒にやらない?」っていう。で、2人で、その源さんが見ているヨガの動画を見ながら、ラグジュアリーなホテルの部屋で隣同士のベッドで2人であぐらをかいて。ゆっくりとヨガをやってね。

(星野源)フハハハハハハハッ!

(ハマ・オカモト)もうほんとうにこう、なんて言うんですか? あんな睡眠導入、経験したことがないっていうぐらい。

(星野源)あれは結構すぐに寝れるでしょう? でも、トランプで盛り上がりに盛り上がって。

(ハマ・オカモト)クタクタになってね。で、ヨガで浄化して。もうね、「おやすみ」すらないぐらいに……2人でもうパタンと寝てしまって。

(星野源)パンッて寝てね。

(ハマ・オカモト)で、朝ちょっと早めのアラームで私、起きて。先にシャワーを……。

(星野源)フハハハハハハハッ! そうそう。俺はね、「シャーッ」って音で起きた。「ハマくん、先に入っているんだな」っつって。

(ハマ・オカモト)で、ちょっと物音なんかで起こしちゃってね。「源さん、晴れてますよ」って。

(星野源)「すんげー晴れている」「よかったー」っていう。で、そっからは2日目の話になるけど、それはまた後ほど。

(ハマ・オカモト)そうですね。止まらなくなっちゃうから。

(中略)

(星野源)じゃあ選曲をもう1曲、ハマくんにお願いしたいと思います。

(ハマ・オカモト)これも私の私物というかコレクションなんですけども……。

(星野源)ハマくん、本当に7インチ、何枚持っているの?

(ハマ・オカモト)僕はLP、アナログサイズよりも7インチの方が好きで。7インチは……まあ3ケタは絶対に行ってますね。まあ、せっかくの『星野源のオールナイトニッポン』ですし、先ほども流れていましたが源さん、すごくマイケル・ジャクソンをリスペクトされていますし。その影響でやっぱり聞いている方もいま、リスナーの方で多くいらっしゃると思います。で、僕もマイケル大好きなんですが、話は飛んでいるようで飛んでいないんです。まあ、聞いてください。みなさん、竹中直人さん、ご存知ですよね? 俳優さんで声優さんなんかもやられていますけども。

(星野源)うんうん。

(ハマ・オカモト)竹中さんが80年代に……竹中さん、歌も歌ってらっしゃる方なんですけども。とあるシングルを出してまして。これは僕、大好きでいろんなところでかけているのでもしかしたら知っている方もいると思いますが。マイケル・ジャクソンの『Thriller』という有名な曲があるんですが、それをジャケからモジッて『レスラー』っていう。

(星野源)ひどいですねー(笑)。これ、聞いたことはないんです。このジャケは見たことがあるんですけども。

(ハマ・オカモト)ああ、本当ですか

(星野源)今日が初聞きです。楽しみ。

(ハマ・オカモト)ちょっとぜひね、『Thriller』のものすごく巧妙なパロディー感のある、このトラックもとても秀逸ですし。竹中さんの歌声もとてもよく……まあ、歌詞の内容に関しては本当に聞くまでのお楽しみということで。ぜひこの竹中直人さんの『レスラー』という曲を聞いてください。

(星野源)これ、はじめて聞くわ―。

竹中直人『レスラー』

(星野源)ひ、ひどい……(笑)。

(ハマ・オカモト)ひどいでしょう? これ、最後はジャイアント馬場さんのモノマネです。

(竹中直人・歌)「ポゥ……」。

(星野源)あ、本当だ。

(ハマ・オカモト)というシングルで。

(星野源)ひどい。これ、いま歌詞も見てますけども。これ、レスラーに対しても失礼ですよね?

(ハマ・オカモト)フハハハハハハハッ! そう。コンセプトがあるのかないのかっていう。まあこれもたいぶ珍盤ですかね。マイケルつながりで今日、かけたいなと思って持ってきましたよ。

(星野源)いや、いい選曲をありがとうございました。あの……いまの竹中さんだけしか知らない方はね、もともとが芸人さんとして有名になった人っていうのを知らない方もいるかもしれませんが。こういうことをたくさんやられていましたよね。

(ハマ・オカモト)そうなんですよ。

(星野源)途中のギターのあのミュートのフレーズがすごいよかったですね。絶妙に違うっていう。

(ハマ・オカモト)演奏はね、とっても気合いが入っていていいんですよね。

(星野源)よかったですね。ありがとうございました。じゃあ、この後はまた、屋久島の話をしたいと思います。

(ハマ・オカモト)しましょう。

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