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星野源 編曲家・萩田光雄のすごさを語る

星野源 編曲家・萩田光雄のすごさを語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんが2023年6月6日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で編曲家・萩田光雄さんについてトーク。萩田さんが編曲を手掛けた楽曲を4曲、選曲しながらそのすごさについて話していました。

(星野源)で、最近ひとつ思ったことがあるといえば、家で数日、1人の時間が割と多い時があったんですよ。家で作曲したりとか、作業したりとか、ご飯を作ったりとか。で、その中でひとつ、気づいたんですよ。あの、すっごい俺、独り言を言っていて。なんか俺、結婚をしてから、そんなに独り言って言ってなかったなっていうことに気づいたんですよ。

で、独り言を言ってると、「これ、なんか味わったことのある感覚になるな」と思って。「ああ、そうだと思って。このラジオが終わった時の感覚だ」と思って。なんか、自分の中にある雑念みたいなものが出ていった、すっきりした感じっていうのかな? だからいつも結構、僕はこのラジオを疲れた状態から始まって、終わる頃には元気になってるってことが多いんですけど。「ああ、そうか。俺、独り言を言っていてもそういう気持ちになるんだ。ちょっと待てよ? 俺、ラジオって独り言だったのかな?」と思って。

なんか……「やっぱり、仕事じゃないのかもしれない」と思って(笑)。でも、俺にとってはこの1人でダラダラダラダラしゃべるみたいなのって、必要なんだなと改めて思ったんですよね。でも、ちょっと久しぶりにそれを自覚……たぶん、自分で勝手にやってたんだろうけど。改めてはっと自覚した時に、ちょっと尋常でないぐらい独り言を言ってるの。

なんかテレビでニュースをやっていて「ああ、それね!」とか言って(笑)。「ああ、それね。そうでしょう。あれ、こうなってさ、こうなってさ、こうとか言うじゃん? よく。でも俺はね、いつもこう思うわけ。だから、そういうニュースをいつもやっても、それは俺には意味がないわけ」とか、ずっと言ってるの。俺。ずっと言ってて。「ねー!」とか言って、なんか楽しくなっちゃってるんですよ。

で、この間、すごい独り言がまた爆発したのが……楽しの。これ。すごい独り言って、楽しいの。それは、とある曲を聞いたんですよ。とある曲を聞いて、そのイントロもそうなんですけども、その編曲が素晴らしすぎて。「いや、ちょっと待って……?」って。聞いていて。久しぶりにその曲をちゃんと聞こうと思って。たぶんね、この番組でも「イントロクソやべえ」とかでかかったことがあると思うんですよ。

で、なんか久しぶりちゃんとフルで聞こうと思ってかけて、そのイントロを聞いた瞬間に止めて。「ちょっと待って?」とか言って。「いや、やばすぎるんですけど。いやー、すごいイントロですね!」とか言って。で、その曲のwikiとかを見て。「こういうエピソードで、こういう風に作られました」みたいなのを見て「なるほどね! ああ、ここでこうなって、こうなっているんだ。素晴らしいですね!」とか言って。1人ラジオをやってるの。ずっと、それで。

で、「この時期、すごいいろんなヒット曲ありますけど、やっぱそういうのって結構、有名な作曲家さんがいて。で、歌手の方がいて、作詞家の方もいて。全部、別々にお仕事をされていて、それで名曲になるっていうのが多いって印象があったんだけど。でも、この人のこの曲は自分で作曲・作詞をされている。それがやっぱり、ちょっと他のヒット曲とのニュアンスの違いみたいなものが出てるんだよねー!」みたいなのをお風呂場の前でずっとしゃべっていたりとかしてて(笑)。

で、今日はその、ちょっと久しぶりに盛り上がってしまった曲をまず、かけたいと思うんですけど。で、その編曲家の方がいるんですよ。これからかける曲っていうのは作詞・作曲は歌っている方がされているんですけど。編曲家の方がいまして。編曲は別の方がやっているんですよ。で、その編曲の方の名前、もちろん知ってましたけど。しっかり調べたことがなかったんですよ。で、調べたら、もうとんでもない数の名曲を編曲されていて。

で、編曲っていうのは……たとえば作曲というのはメロディーがあって、コード進行があって、みたいな。それだけでも作曲と言えるし。あと、人によっては鼻歌で歌って。あとはもう編曲に回しちゃって。それでも「作曲です」って言い張る人みたいな人もいるし。それはちょっとどうかなと思うんですけど。なんか、そういう……作曲って「0から1」みたいな作業なんですけど。

その1を100にしたり、1000にしたり、1億にしたりみたいな人が編曲家で。しかも、イントロのメロディーとか……もちろんリズムとか、それこそコード進行も変えたりとか、曲のスピードとかキーとか。あと楽器の配置とかね。で、「こういう楽器で」とか。楽器の弾くメロディーとか。イントロのメロディーとか、そういうのを考えるのって全部、編曲家なんですよ。

もちろんたまにね、僕は作曲も作詞も編曲も全部しますから。それを全部やってるんですけど。たまにきっと、作曲家の人でも、「この指定の間奏のメロディーで」とか言う人はいるかもしれないですけど。基本的には編曲家としては全て担ってやるって考えると、やっぱり編曲家さんっていう人の担う量みたいなのって多いし、すごいなって思った時に、こんな名曲。しかもイントロが全部印象的みたいな曲ばかり、その方はやられていたんですよ。

なので今日の僕の選曲。星野源のオールナイトニッポンで僕が選曲している曲たちは全部、その編曲家の方の曲にちょっとしてみようかなと。だからある意味、2時間全部イントロクソやべえみたいな。選曲においてはね。前に「イントロがすごいやばいですよ」っていうコーナーをやっていたんですけど。それをちょっと、プチ復活させてみようかなということで。私、星野源を改めて盛り上げてくれたこの曲をね、まずお送りしたい。

で、編曲家の方はですね、萩田光雄さんっていう方なんですけども。もう本当に大レジェンドというか。もう、数々の名曲を……で、ちょっと待って! あなた、ちょっと待って。今、聞いてるあなた。wikiで調べないで。ストップ! ストップ! ねえ。僕が選曲する曲を聞いて「これもなの!?」って思ってほしいの。だから、調べないでください。調べたりとか、シェアとかしないでください。Tweetとか、しないでください(笑)。待って!

で、放送が終わったら思う存分、してください。「これもなの? これもなの?」って盛り上がってもらいたいんでね。そんなわけで、まずはこの曲をお送りします。久保田早紀『異邦人』。

久保田早紀『異邦人』

(星野源)これ、もうヘドバンしちゃうんだよね。この「テーン、テーン、テーン! テレレレ、テッテッテッテッテー♪」って。かっこいい! お送りしたのは久保田早紀『異邦人』でした。これは編曲を萩田光雄さんという方がやられていて。ちょっと待って。皆さん、調べないで。放送が終わった後に、思う存分調べてください。「この曲も、この曲を」ってやると楽しいと思うんですけど。今日の選曲はね、萩田光雄さんの編曲特集ということでお送りしたいと思います。

(中略)

(星野源)さあ、ここで1曲、お送りしましょう。今日はね、久しぶりに縛り選曲というか。萩田光雄先生、萩田光雄さんという作曲家でもあり、編曲家。様々なことをやられていますけども、特に編曲のお仕事が多い。名曲が多い方ということで。今日はぜひ、みんなに調べないでもらって「この曲も、この人なの?」って思ってもらいたい。だからもう、Tweetとかしないでください。本当に。「これもやっているんだよ」とは言わないでねっていう。そんな選曲、2曲目をお送りしましょう。小林明子『恋におちて』。

小林明子『恋におちて』

(星野源)お送りしたのは小林明子『恋におちて~Fall in love~』でした。今日は萩田光雄さんの編曲特集ということで、お送りしております。まだあと2曲ぐらいかけたいと思っていますので、お楽しみに。

(中略)

(星野源)さあ、ここで1曲、お送りしましょう。「この曲も?」ってなってほしいのでね。みんな、なるべく調べないで。萩田光雄さん編曲特集、次はこの曲です。太田裕美『木綿のハンカチーフ』。

太田裕美『木綿のハンカチーフ』

(星野源)名曲! 太田裕美で『木綿のハンカチーフ』でした。

(中略)

(星野源)それでは、最後の1曲をお送りしましょう。安田成美『風の谷のナウシカ』。

安田成美『風の谷のナウシカ』

(星野源)(星野源)編曲・萩田光雄さん特集ということで、安田成美さんで『風の谷のナウシカ』でした。

(中略)

放送終了後に配信されたスタッフ反省会で寺坂直毅さんと落合凌大さんが星野さんから「放送内では時間の都合上、読めなかったので……」と託されたメールを紹介していました。

(寺坂直毅)あとですね、実は星野さんから伝言がありまして。今日、ちょっと時間の関係で読めなかった素敵なメールがあるので、読んでみたいと思います。東京都の方。「はじめまして。人生で初めてラジオにメールします。今日も星野源さんのラジオを聞きながら寝落ちしようと思っていたのに、オープニングトークからびっくりしました。萩田光雄先生のお話が。実は私、萩田光男先生所属の日本作編曲家協会で働いてる者です。

いつも光雄先生は編曲家の先生方のことをテレビやメディアではまとめて『作曲家』として紹介されることが多く、きちんと『編曲家』として表記され、紹介されることを願っていると言っています。それくらい、編曲家の方々のお仕事は陰の功労者だとも、私も事務局で働いていて日々感じていました。なので今日はぜひ、たくさん光雄先生の功績を紹介してください。ちなみに先生はご自身で『覚えていない』と言ってますが、とんでもない数の曲のアレンジをしています。今ももちろん現役でお仕事をしています。

今月のお誕生会で喜寿(77歳)のお祝いをします。今夜は寝落ちせず、今も目がギンギンになってしまったので正座して最後まで聞きます(笑)。ありがとうございます」というメッセージをいただきまして。こちら、星野さんからぜひ、本編で紹介できなかったので……っていうことで。なにかね、萩田光雄先生にね、伝わればいいなと僕は個人的に思いますけどね。

(落合凌大)ありがとうございます。僕も編曲というものを詳しく知らなかったので。実は今日の放送で、ちゃんと知ったというかというか。「こんな曲を……」って。ちょっと調べたんですけどね。少し、ちょっと調べちゃったんですけども。

(寺坂直毅)ああ、星野さんは「調べるな」って言ったていたのに?

(落合凌大)そうですね。

(寺坂直毅)それが一番の反省ですね(笑)。

<書き起こしおわり>

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