藤井隆『おげんさんといっしょ』ハイヒールリンゴのラジオオマージュを語る

藤井隆『おげんさんといっしょ』ハイヒールリンゴのラジオオマージュを語る 星野源のオールナイトニッポン

藤井隆さんが2022年8月30日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』に出演。『おげんさんといっしょ』でカットされた、ラジオのハイヒールリンゴさんオマージュについて言及しながら、リンゴさんがラジオで見せるプロフェッショナリズムを話していました。

(藤井隆)いやいや、こちらこそです。なんか本当にそういう場を作ってくださって嬉しかったですし。『おげんさん』もね、何度も出させていただいてる番組ですけど。

(星野源)6回目でしたからね。

(藤井隆)胸がいっぱいになりました。本当に。いつもはね、「楽しい」とか、あとはやたら緊張するとか。あとは、記憶がないとか。

(星野源)アハハハハハハハハッ!

(藤井隆)ねえ。そういう番組じゃないですか。

(星野源)そうですよね(笑)。ワーッ!って過ぎてきますよね。藤井さんの部分は今回は収録だったので、時間無制限な感じがあって。楽しかったですね。

(藤井隆)いや、ぞっとしました(笑)。

(星野源)アハハハハハハハハッ!

(藤井隆)いや、本当にぞっとした。自分がぞっとした。なんかもう「嫌だな」と思った。

(星野源)いや、僕はでもプロデューサーの方にも、ディレクターの方にも「できるだけ長くやりたいんで」って。「できるだけ長くやりたいです」っていう話はしてたんで。なんか、巻きとか出ても無視しようと思っていて(笑)。

(藤井隆)フハハハハハハハハッ!

(星野源)だから、それがすごい存分に出てて。カットしている部分も結構ありましたけど。でも、なんか普段やっぱり『おげんさん』では絶対出ない話だったじゃないですか。だから……新たな隆子の姿。そして藤井さんの姿が見れたなって思ってて。

(藤井隆)あのハイヒールリンゴさんのくだり、カットしていただいて本当によかったと思って。「ああ、よかったな」と思って。もう余計なことを……。

(星野源)アハハハハハハハハッ! それ、全く見てる人はわかんなかったんで。ちなみに今、ちょっとお話したりとかできますか? やらない方がいいですか?

(藤井隆)いや、いいですよ。いいんですけど……どう言ったらいいのかな? なんであんな、自分の手柄のように……。

(星野源)いや、そんな印象はなかったですけどね。いいエピソードだなっていう。

(藤井隆)本当? この間の『おげんさん』では隆子のラジオのバイト先に来てくださったでしょう?

(星野源)『ラジオ深夜便』のアンカーを隆子がやっているっていう設定で。実際に藤井さんがやられてるんですけど。

『ラジオ深夜便』のアンカー・隆子

(藤井隆)で、曲を聞いていただきながらお話させてていただいたんですけど。その曲を聞いてる間、このマイクのカフ。これをオン・オフするのがやっぱりちょっとラジオDJっていうのはかっこいい瞬間ですけども。曲を紹介してマイクをオフにした瞬間、急にリンゴ姉さんはディレクターさんと打ち合わせをしたりとか、あとメイクを直したりとかするんですよ。しかもリンゴ姉さんは生放送で市場中継、青果中継みたいなことをしていて。

「今の時期の旬は梨ですよね。お願いしまーす!」とか言ってオフにした途端、メイクを直されたりとか、ディレクターさんに「次、何時までですか?」とか「曲、何時までに入ればいいですか? わかりました」みたいなやり取りをして。それでそのやり取りが終わるタイミングと青果中継が終わる瞬間のギリギリ1秒のところを繋いで、「私、めっちゃ梨好きやねん。ありがとう!」みたいな。で、入っていくみたいな。

(星野源)アハハハハハハハハッ!

(藤井隆)もうそれが、若い時にゲストで呼んでいただいて行った時に、めちゃくちゃかっこよくて。

(星野源)衝撃ですよね。「プロフェッショナルだ!」って思いますよね。

(藤井隆)「ああ、これがプロなんだ!」っていう。で、もちろん中継も聞いているけども、やらなきゃいけないこともどんどんやるみたいな。あれがかっこよくて。それでつい、それを隆子はやったんですよ。

(星野源)オマージュでしたね(笑)。

(藤井隆)でもなんであんな、自分の手柄みたいにしたんだろう?って。今日もうまくしゃべれんかったけど。すいません。

(星野源)いや、いいんですよ(笑)。そのリンゴさんのエピソードを言わないであの隆子だったので。オマージュ元がなくて、オマージュ後だけが残っていたんで。でも今日、お話を聞けてよかったですよ。

(藤井隆)しかもなんか、香坂みゆきさんの名曲を聞いていただくくだりもなんか、わけわからんかったなと思ったんですけどね。なので、すいませんでした。

(星野源)アハハハハハハハハッ! いやいや、最高でした。

(藤井隆)「夏に覚えたい課題曲です」だって。なんだ、それ? なんじゃ、そりゃ?って思って(笑)。

(星野源)いやいや、でも俺、実はすごいそれ、影響されてるんですよ。

(藤井隆)えっ、なんで?

「課題曲」を考えたことがなかった

(星野源)あの発言で、俺、「課題曲」とかって考えたことがなかったなって思って。自分の音楽はたくさん作るけど、それに追いかけられてるっていうか。なんか、そんな感覚はあって。いろんな音楽は聞くんですけど、それを歌えるようになろうっていうのを考えたことがなかったなって。で、それをやったらもっと自分の音楽が広がるかもなって本当にあの後で思って。それで今、ちょっと考えてます。「何を歌おう?」とか。

(藤井隆)えっ、差し支えない範囲で答えてもらっていいですか? 歌詞はどうやって覚えてます? その、「自分で書いてるからもちろん覚えてるでしょう?」っていう方もいらっしゃるかもしれないけども。でも、ちょっと別じゃないですか。

(星野源)そうですね。

(藤井隆)「歌詞を覚える」っていうことは、どうやるんですか? もう歌うだけ? 歌い込み?

(星野源)そうですね。なるべく。でもね、結構忘れるんで。だから、出せそうなところは歌詞を出してもらったりとかも全然しますけど。

(藤井隆)T.M.Revolutionさんが昔ね、車でどっかへ連れてってくださった時に、ご自身の歌を聞いてるんですよ。それで「やっぱり聞くんですか?」って聞いたら、「藤井さん、曲はね、聞かなきゃ覚えられないっすよ」っておっしゃってて。で、僕は自分の歌とか本当に聞かなかったんですよ。なんか照れくさくて。で、「歌詞が覚えられへん、覚えられへん」ってずっと言ってたんですけど。「ああ、やっぱり曲って聞かなきゃダメなんだな」と思って。で、そこから課題曲はね、勝手にやってます。

(星野源)ああ、なるほど。へー!

(藤井隆)やってた。課題曲。あ、後で今の課題曲、歌わせて?

(星野源)ああ、ぜひぜひ。今日、カラオケありますからね。

(藤井隆)楽しくなってきた!

<書き起こしおわり>

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