ハマ・オカモトさんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』に出演。星野源さんと2019年のお正月に2人で行った屋久島旅行について話していました。
(星野源)今日の選曲はここにターンテーブルがあったりCDプレイヤーがあったり。いつものごとく、音楽好きのゲストが来た時にやる、この場で僕たちがかけるという、そういう選曲をやっていこうと思います。
(ハマ・オカモト)はい。楽しみ。
(星野源)んが! これですよ……。
(ハマ・オカモト)これ、今年が明けてからというもの、この瞬間のために!(笑)。
(星野源)フハハハハハハハッ! この瞬間のためにね!
(ハマ・オカモト)我々2人は日々を生きていたっていうところもありますよね。
(星野源)そうなんですよ。みなさん、重大発表があるんですよ。重大発表があるんです。
(ハマ・オカモト)2人から。
(星野源)私、星野源とハマ・オカモトくんは……1月2日から4日まで、二泊三日で屋久島に2人きりで旅をしていました! ありがとうございます!
(ハマ・オカモト)フハハハハハハハッ! どうもありがとうございます!
(星野源)やっと発表できた!
(ハマ・オカモト)やっと! 胸のわだかまりが……やっと言えた!
(星野源)つかえていたものが、ねえ。「言いたい、言いたい」って。
(ハマ・オカモト)いやー、いまドキドキしちゃっているもん。
(星野源)すごいね、あの日々が……(笑)。
(ハマ・オカモト)あの日々がフラッシュバックしちゃってさ。見返せば、スマホのフォルダはあの時の写真だらけだよね。
(星野源)そうなんですよ!
(ハマ・オカモト)もう、だって1月2日から4日ですよ? 明けてすぐだぜ! みんな、見ただろ? 紅白歌合戦に出た、そのほぼ10何時間後だぜ?
(星野源)飛行機に乗ってね。2人きりで待ち合わせをし。まあ、そもそもの理由としては、僕が年末に「旅に行きてえな……」って。正月休みが取れたんで。1週間ほど。「これはどこか行きたいな」って、もう衝動的に「屋久島じゃ!」ってなって。なんとなく。「屋久島がいい、いいといろんな人から聞く」ということで、屋久島の宿をバーン!って取って。「オラッ、行くぞ!」って。
(ハマ・オカモト)すごい。直感的でいいですね。
(星野源)「1人で行く!」って思っていて。瞬間に。で、その宿の人とかが「1人なんですか?」みたいな。
(ハマ・オカモト)ああ、そもそもね。「1人分ですか?」っていう。
(星野源)「ああ、じゃあ大丈夫です」みたいに言われたんだけど、「ちょっと待て……さすがに寂しい」と(笑)。
(ハマ・オカモト)フハハハハハハハッ! まあね(笑)。
(星野源)よく考えたら。
(ハマ・オカモト)衝動的に宿は取ったけど、やっぱり冷静に考えると……って。
(星野源)やっぱり衝動の時って冷静になれないので。どうしても客観性がないので。「あれ? ちょっと待って。誰かと行きたい」って思って。「ちょっと誰かに連絡を取ってみよう」って思って、ハマくんに。
(ハマ・オカモト)あれもだって「年末」っておっしゃいますけども、27とか8で。あなた……「あなた」って言っちゃったけども(笑)。紅白歌合戦のリハーサルとかをやられているタイミングでしょう? で、僕は全然別のところで、さっき話をしたアルバムのプロモーションの打ち合わせなんかをやっていたタイミングかな? 源さんからLINEが。ただ、これは発表もされましたよね? イエローマガジンの対談とかもなんから、その直後ぐらいのタイミングだったので。会っていたんですよ。その週とかに。
(星野源)そうだね。
(ハマ・オカモト)だから、わざわざそのタイミングでLINEが来るって不思議っていうか。「なんかあったのかな? 別に会えたのに」って思って開いたら、「空いてますか?」って。
(星野源)そうそう。「2日から4日、空いてますか?」って。
「ハマくん、2日から4日、空いてますか?」
(ハマ・オカモト)「空いてる?」って連絡が来て。僕は基本、寝正月なので。「空いてますよ。ちょっと野暮用があるので、1回ちょっとその確認だけはしますけど、なんですか?」って返したら、「旅行にぜひ一緒に」っていうことだったので。僕はてっきり、たとえば「4人で行こう」なんていう話があり、想定ですよ。その中のお一人が急遽来れなくなってしまったとか。でも、4人で行くっていうプランだったから、「じゃあハマくんを誘ってみるよ」なんて連絡をくれたのかな?って思ったんですよ。僕は。
(星野源)うんうん。
(ハマ・オカモト)で、「うれしいな」って思って。はっきりと覚えてますよ。「僕が行っていいやつですか?」って。
(星野源)そうだよね。僕も覚えてます。
(ハマ・オカモト)「全然行きます。でもそれ、僕が参加していいやつですか? メンツ的に」って。なんなら、寺ちゃん(構成作家・寺坂直毅)と行くとか、そういうのかもしれないし、全く違うかもしれないから。って思っていたら、「いや、1人なんだよね」って。
(星野源)フハハハハハハハッ!
(ハマ・オカモト)のけぞりましたよね(笑)。
(星野源)「ま、マジで!?」って(笑)。
(ハマ・オカモト)「マジでか!」って(笑)。
(星野源)まず、いい? 僕がチームで旅行に行くと思いますか? そんな友達が私にいると思いますか? パーティーピーポーがいると思いますか? そんな……。
(ハマ・オカモト)ただ、大昔に寺ちゃんと旅行に行ったっていう話は……。
(星野源)ああ、その時は作家陣とね。うん。僕の別のラジオの時にね。
(ハマ・オカモト)だから僕も一応、その界隈としては知った人も多いので。なんならそこかな?って思ったりもしたし。さっき話したように、生田斗真さんとかとの仲もありますから。あの日はしかも、ハワイに行っていたなんていう話をね。
(星野源)そうだね。斗真とはハワイに行きましたね。
(ハマ・オカモト)そんな話をしていた、ちょうどその印象もあったので。なんか、俺は勝手に浮かれるわけですよ。「これは斗真さんとかと行く旅行だ!」とかって。「俺、そんな斗真さんと話せることなんかないな」とか、勝手に照れちゃって。全然、行く気はその時点で満々だから。そしたら、もうまさかの「1人だ」っていうから……。
(星野源)フハハハハハハハッ! そう。だからもちろん……(笑)。「ちょっと本当に申し訳ないんだけど、2人きりだと。別に誰か誘ってもいいんだけど、全然嫌だったらいいからね」っていうことはもちろん……。
(ハマ・オカモト)もちろん、言われました。いや、もちろん嫌ではないですよ。「嫌ではないけど、2人か……」っていう。
(星野源)しかも、まず僕がめっちゃ広い部屋を取っちゃったんで。同じ部屋だというところなんですよ(笑)。
(ハマ・オカモト)同じ部屋でしたね。これがね。
(星野源)スウィートなね(笑)。
(ハマ・オカモト)スウィートな部屋にね、もう。だからもう羽田空港でもちろん待ち合わせるわけですよね。で、時間をお互いLINEでやり取りして。「だいたい搭乗がこれぐらいだから、これぐらいに行きましょう」って。で、僕は15分ぐらい前に行って、だいたい搭乗口の近い……。
(星野源)フフフ、そういうところ、本当に丁寧だよね。えらいっていうかさ。「何番のあたりがいいと思います」みたいな。
(ハマ・オカモト)これは3番の時計台が近いっていうことで、源さんに送って。「3番の時計台の下にいますわ」なんて。で、一緒に飛行機に乗って、隣に座って。
(星野源)そうですよ。鹿児島経由でね。
(ハマ・オカモト)鹿児島経由で行きましたね。話が尽きないな。この後も話す話が……まだ、ここですよ、源さん。まだ始まっていないんだから。
(星野源)そうだね(笑)。もう30分たっちゃったからね。
(ハマ・オカモト)これ、だから話しましょうね。
(星野源)そうなんです。だからまず、泊まって。それで1日、どこか山に登ったり、いわゆる屋久島の自然と触れ合って。で、その次の日に帰るみたいな、そういうイメージだったんですね。なんで、2人きりだということで、まずやっぱり対応してくれる店員さんというか、宿の方。やっぱりなんとなく雰囲気としては恋人感が出てくるというか(笑)。
(ハマ・オカモト)いや、そうなんですよ。みなさん、これ想像通りだと思いますけども。やっぱり何をするにも2人ですから。
(星野源)そうなんですよ。
(ハマ・オカモト)やっぱりどうしたってフォーリン・ラブ感が出てしまうわけですよ。
(星野源)一部屋ですし、その中で「こちらがバスルームです」みたいな。「あ、そうなんですか」なんてね。
(ハマ・オカモト)2人で見に行ってね。「ああ、いいお風呂だなー」って。
(星野源)「いいですねー、いいですねー」なんつって。いやー、非常に僕は楽しかったんですよ。
(ハマ・オカモト)いや、もちろんこちらもですよ。
(星野源)で、初日。着いた日にいろいろと次の日、山に登ったりするから、グッズをレンタルして。で、その日また宿に行って、ご飯を食べて、お風呂に入って……みたいな。で、そのご飯の時に。
(ハマ・オカモト)ああ、あの話ね。はい(笑)。
(星野源)フフフ、ご飯を食べている時になんかこう、フフフ(笑)。
(ハマ・オカモト)もう笑みが先にこぼれちゃって、全然先に進まないじゃないですか(笑)。まあ、しょうがないです。
(星野源)フフフ、楽しかったんだよ。あれ。
(ハマ・オカモト)楽しかったですよね。いや、全然源さんの口から言った方がいいんじゃないですかね?
(星野源)あのね、ご飯を食べて……すごい美味しかったの。で、「おいしいねえ!」なんて言っていた時にうっすらとスティービー・ワンダーが。
(ハマ・オカモト)そう。なんかBGMがちょっと変わったんですよね。
(星野源)ちょっと雰囲気が変わって。スティービー・ワンダーがハッピーバースデー的な歌をね、歌い始めて。
(ハマ・オカモト)スティービー・ワンダーのあれが流れたんですよ。
(星野源)そしたらパッと明かりが消えて、ちょっとしたケーキみたいなのを出してくれて。
(ハマ・オカモト)もうきれいなガラスのお皿に等間隔にフルートが持ってあって、ケーキで。「Happy Birthday」って書いてあって。
(星野源)で、僕の誕生日が1月28日なんですけども、1月2日の夜にお店の人がお祝いしてくれたんですよ。
(ハマ・オカモト)ホテルのお店の人がね。「早すぎますが……」ってわかった上でね。
(星野源)そうそうそう(笑)。それで「ああ、ありがとうございます!」なんつって。「フゥーッ!」ってやって「わーっ!」ってなって。で、「写真を撮りましょう」なんてね。「私どもで写真を撮りますから」って撮ってくれたの。で、「ありがとうございます」って撮ってくれて。それで、「わかんないけどメールとかでくれるのかな?」なんて思っていたら、そのお店を出た時に「こちらを、どうぞ」なんて、印刷をされた小冊子みたいなのを……。
(ハマ・オカモト)すでにプリントアウトされて、メモリアルな冊子になっていたんですよね。
(星野源)で、「Happy Birthday」って書いてあって。
(ハマ・オカモト)筆記体でね(笑)。
(星野源)それで2人が「イエーイ!」ってピースしているところが恋人にしか見えないっていう(笑)。もうね、熟年の夫婦。「やったー!」みたいなね。
(ハマ・オカモト)すごくきれいなお店で。内装も。で、ちょっとムーディーな雰囲気で。で、「お二人で写真でも……」って。僕も「いや、僕が一緒に写っていいんですか? だって、ええっ?」みたいになって。で、僕が冗談でね、「これでケーキを囲んで撮ってもらっちゃったら、そんな感じになっちゃうじゃないですかー」って言ったら、そのお店の方が至って真面目な顔で「いや、我々は口が固いんで大丈夫です」って。
(星野源)フハハハハハハハッ!
「我々は口が固いんで大丈夫です」(ホテル従業員)
(ハマ・オカモト)「いやいや、本当にそういうことじゃないんです、これは!」っていうね。そんなこともあってね。
(星野源)こういう写真だったんですけども(笑)。
(ハマ・オカモト)フハハハハハハハッ! ああ、これね。これ、僕持っていないんですよ。
(星野源)ああ、じゃあ送る、送る。
(ハマ・オカモト)このシチュエーション、最高でしょう? 信じられない……。これ、結婚記念日とかに行くディナーみたいな感じだったんですよね。
(星野源)そうそう。そういう素敵なところから始まって。
(ハマ・オカモト)ねえ。最初の夜からいきなり素敵で。