星野源さんが2022年9月20日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でかつて神保町にあったレンタルCDショップ、ジャニスの思い出を話していました。
(星野源)今日のメールテーマなんですけど、「音楽に関すること、何でも」という感じで。いろいろ来ています。埼玉県の方。「私はレンタルショップでCDを大量に借りるのが趣味でした。御茶ノ水にジャニス……」。うわーっ、懐かしい! 「ジャニスという老舗レンタルショップがあったのですが、2018年に閉店してしまい、ものすごく寂しい気分になりました。現在はサブスクで曲を漁ることが多くなりました。源さんのレンタルCDの思い出ってありますか?」。
ジャニス、懐かしい(笑)。ジャニスには本当に何でもあったね。何でもあったねえー!(笑)。なんでジャニスにそんなに思い入れがあるかというとですね、演劇をやってる人にとってはですね、ジャニスは本当にありがたい存在でですね。学生の頃もそうだし、ジャニスで……なんていうのかな? 公演でかける曲を借りて。「どんな曲をかけるか?」っていうのをやれるんですよ。
演劇をやっている人にはありがたい存在
(星野源)学生の頃とか、どういう曲をかけていいのかがわかんないから、サントラとかがすごい便利なわけ。すごいシンプルに、そういうこだわりとかあんまりなかったりするから。だからサントラとか、やっぱり物語に合わせて作られてるじゃん? だからすごい演劇のBGMとかに使いやすくて。で、たしかサントラとかすごい充実してたはずなんだよね。ジャニスはね。だから他のレンタルCD屋ではないようなものが山ほどあって。だいたいその演劇関係者の人、ジャニスの袋を持っていたようなイメージがありますね。
懐かしいですね。レンタルCDね。僕もレンタルしCD世代ですから。なんだろうね? 今、考えると不思議な文化だね。なんかね。レジの横に大量のカセットテープが置いてあってね(笑)。「これにダビングしてください」のやつ、あるじゃん? 10本で○円みたいな、お徳用みたいなやつから、ハイポジとかメタルとか、いろいろあって。いやー、だからさ、今考えると不思議だね、なんか。別に今もあるんだけどさ。レンタルCD。「どうぞ、コピーしてください」っていうことじゃん? でもね、カセットだから許されたんだろうけどね。
レジ横に置いてあるメディアの変遷
(星野源)あと、MDもあったしね。僕、MDガンガン使っていた世代ですから。いやー。それがね、その後でCD-Rになり……みたいなね。だからレンタルCDショップは変わらないけど、レジの横の置いてあるものが変わっている。ワゴンに置いてあるメディアが変わっていったなってのはすごい思いますね。
そうだね。今もね、レンタル、大事ですからね。やっぱりブックレットが読めるのがいいよね。そうそう。輸入盤だと解説があったりするから。そういうのもすごい便利だよね。
神保町ジャニスの閉店が空耳アワー存亡の危機に繋がるとは思わなかった #tvasahi pic.twitter.com/QHwe368zNU
— 長いおり?投稿数ゼロTuber (@IoryHamon) November 16, 2018
<書き起こしおわり>