プチ鹿島 映画『ペンタゴン・ペーパーズ』と新聞の力を語る

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プチ鹿島さんがYBS『キックス』の中で、映画『ペンタゴン・ペーパーズ』についてトーク。朝日新聞に掲載されたスピルバーグ監督インタビューを紹介しながら、最近の新聞各紙のスクープラッシュと新聞の持つ力について話していました。

(プチ鹿島)先週、毎日新聞のことを話しましたけど、今日読んだら朝日新聞が結構面白かったんですよね。

(塩澤未佳子)うんうん。

(プチ鹿島)というのは、文化・文芸欄でこんな記事があったんです。昨日のアカデミー賞を振り返った記事。タイトルが「社会派の傑作 新たな黄金期」っていう、そういう見出しで。ご存知のように、作品賞は『シェイプ・オブ・ウォーター』。これが監督賞など計4部門を獲得したという。

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(塩澤未佳子)そうですね。

(プチ鹿島)これ、僕が2週間前、この『キックス』のオープニングで娘の影響でいまさら『パディントン2』を見た。それが面白かったっていう話をして。あれって結局、移民の話じゃないか? つまり、国籍とか立場が違う人が同じ地域、コミュニティーで共に暮らし、受け入れていく話。それって他の映画でも、たとえば最近見た『羊の木』とか、いろんな映画も実は究極の、自分とは異なる人(他者)と共生していく話なのかな? みたいなことをしゃべって。

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(塩澤未佳子)はいはい。

(プチ鹿島)実は、その日のスポーツ新聞にアカデミー賞の大本命と言われていたのが『シェイプ・オブ・ウォーター』だというので。実はこれ、半魚人と女性――もっと言えば、虐げられた女性ですね――が、恋をする話。その監督(ギレルモ・デル・トロ)の話がスポーツ新聞に載っていて、僕は紹介しましたね。「不寛容な時代に異物を描きたかった」って。じゃあ、同じじゃんって。僕は『シェイプ・オブ・ウォーター』って全然公開前だったから知らなかったけど、これはつながっているから面白いなって言っていたら……昨日とったでしょう?

(塩澤未佳子)そうなんですよ!

(プチ鹿島)僕の言った通りじゃないですか。

(塩澤未佳子)アハハハハッ!

(プチ鹿島)まあ、僕も1票入れておきましたけども。

(塩澤未佳子)あ、投票権があったんですか?(笑)。

(プチ鹿島)はい。内緒ですよ。あれ、僕も1票入れておきました。まあ、『スリー・ビルボード』もよかった。僕はどっちでも良かったんですけど。で、それを頭においていただいて、今日の朝日新聞の記事を読むと……作品賞のプレゼンターを務めたのが去年と同じコンビだったと。去年、ほら、やらかしたでしょう?

(塩澤未佳子)あったあった!

(プチ鹿島)だから、そこはもう1回。セカンドチャンスで。それ、いいじゃないですか。だから、「再びお目にかかれてうれしい」と司会者・プレゼンターの言葉から始まって。「ただ、プレゼンターだけじゃなく、今年のアカデミー賞は昨年をなぞるかのようだった」って記事は言っているんですよ。

(塩澤未佳子)はい。

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2018年アカデミー賞の構図

(プチ鹿島)昨年の本命、覚えてらっしゃいますか? 『ラ・ラ・ランド』。「昨年の本命は映画愛に満ちたエンターテイメントの『ラ・ラ・ランド』。今年の『シェイプ・オブ・ウォーター』は虐げられていた女性が不気味な姿の半魚人に恋をするファンタジー。やはり、映画愛満載だった」と。だから、『ラ・ラ・ランド』と一方の本命は同じだったと。で、「昨年の対抗馬はシビアな人間関係をリアリズムで見つめた『ムーンライト』。今年の『スリー・ビルボード』もそれに相当する」と。だから本命・対抗の図が去年と同じだったんだよっていう。

(塩澤未佳子)なるほど。

(プチ鹿島)で、「昨年はリアリズム(『ムーンライト』)に軍配が上がったが、今年はファンタジー(『シェイプ・オブ・ウォーター』)が雪辱した」という。つまり、『スリー・ビルボード』ではなく『シェイプ・オブ・ウォーター』だったと。これ、去年とリアリズムとファンタジーっていうので構図が似ていて、結果は違ったけども、似ていたんだよと。「ただ、ファンタジーとはいえ、この『シェイプ・オブ・ウォーター』っていうのは白人たちが懐かしむ1960年代の古き良きアメリカがいかに人種や性の差別に満ちていたかというテーマがあった。その硬派な核の存在が『ラ・ラ・ランド』とは大きく異なっていた」と。だからファンタジーって言っているけど、これはリアリズムだし、いまの時代を描いているんだよっていう、そういうことだったんです。

(塩澤未佳子)はい。

(プチ鹿島)で、「ここ数年のアメリカは骨太な社会派の傑作が次々と作られ、まさに新たな黄金期を迎えている」というので、先ほどの見出しの「社会派の傑作 新たな黄金期」となるわけです。これ、面白いもんでトランプさんみたいなのが出てくると、やっぱりそれがいいとは言わないけど、やっぱり映画とかエンターテイメントは「なんだ、それ?」っていうので、逆にいい作品が出てくるのかね? 『デトロイト』っていう映画もありましたけど、あれも昔のことなんだけど、いまをちゃんと描いている。もっと言えば、アメリカの恥ずかしい部分なんだけど、それをちゃんと描く力がアメリカにはあるという。

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(塩澤未佳子)うん。

(プチ鹿島)だから『デトロイト』のパンフレットに載っていたんですけど、作家の樋口毅宏さんという方がね、「じゃあ日本も昔の自分の恥部をちゃんと描くことができるんですか?」っていう。そうだよね。そこはまだ、アメリカ。アホだなと思いつつも、エンタメの人たちはちょっと骨太というか。

(塩澤未佳子)一歩進んでますか。

(プチ鹿島)進んでいるかどうかはあれですけども。気概があるなと僕は思いますね。で、この記事は実は、こんな部分もあったんです。今年はいろいろと豊作で。「他にも、ワシントン・ポスト紙がニクソン政権に挑んだ実話を描いたスピルバーグ監督の『ペンタゴン・ペーパーズ』など例年なら受賞していたであろう話題作や問題作が目白押しだった」っていうんです。


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(塩澤未佳子)はい。

(プチ鹿島)で、今日、これは別のオピニオンのコーナーで朝日新聞がこんな記事を書いています。スピルバーグのインタビューが載っているんです。ほぼ一面。「報道と権力、映画で問う」っていう。この『ペンタゴン・ペーパーズ』という、これは今月末から公開される映画なんですが。どういう映画か?っていうと、1971年、報道の自由を封じ込めようとするニクソン政権に立ち向かうアメリカの新聞ワシントン・ポストが舞台だった。「ペンタゴン」っていうのは国防総省ですよね。

(塩澤未佳子)はい。

(プチ鹿島)その研究を請け負う研究員だった人が、政府は「ベトナム戦争の和平を急ぐ」と嘘をつきながら、実は戦線を拡大していたという、そんな経緯をまとめた機密報告書を密かに持ち出してコピー。その提供を受けたニューヨーク・タイムズが報道をしてこれがペンタゴン・ペーパーズとして知られるようになったという。だから、「アメリカの歴代政権がベトナム戦争について国民に嘘をつき続けてきたという事実を掴んだ新聞の姿を描いたんです」ってスピルバーグさんがおっしゃっているわけです。

(塩澤未佳子)はい。

朝日新聞 スピルバーグ監督インタビュー

(プチ鹿島)これ、先に報じたのがニューヨーク・タイムズで、びっくりするのは当時のニクソン政権が掲載差し止めを求めて提訴。憲法に保証された報道の自由を奪おうとした。これはアメリカ史上はじめてのこと。そしてニューヨーク・タイムズに対して差し止めの仮処分が出た。「そんな報道はダメだ」となった後、なんとワシントン・ポストが後を引き継いで報道を続けたというんですよ。

(塩澤未佳子)ああーっ。

(プチ鹿島)でも、結局これもトランプさんが出てきて、昔のことなんだけどいまを描いている映画だよっておっしゃっているわけですよね。「一部の人がトランプ氏の話を信じ込むのはなぜでしょう?」って言ったら、スピルバーグさんは「みんな怒っているんでしょう。自分たちの人生が前に進むのを誰かに邪魔されていると思って、怒ってイライラしている。怒りのはけ口を求めている人が相当いたんだ。そういう人たちが自分たちと同じ言葉で語れる代弁者(トランプ氏)を見つけて、支持者という信者になったんです」という。

(塩澤未佳子)はー!

(プチ鹿島)ただ、「アメリカでもこの映画を作ることによって、反トランプ的な匂いがあるので、『これは党派的な映画だ』と批判をする人もいますね」と言ったら、スピルバーグさんはこんなことをおっしゃっているんです。「報道機関は真実のために戦いました。それは私にとって事実であり、どの党を有利にする、不利にするとかそういうことじゃないんです。そもそも私は自分の国を愛しているし、この国の人たちを愛しています。私は民主党員のために映画を作っているのではなく、みんなのために作っているんです」っていう。当たり前っちゃあ、当たり前ですよね。

(塩澤未佳子)はい。

(プチ鹿島)たぶんこの国の……スピルバーグさんで言ったらアメリカでしょうけど、国を愛していれば愛しているほど、国がおかしなことをやっていれば「それはおかしいんじゃないか?」って言う方が愛国的ですよね。

(塩澤未佳子)当たり前ですね。普通ですね。

(プチ鹿島)当たり前のことを言っているんですけど、当たり前のことが、「それってなに? 野党に利することになっているんじゃない?」っていう批判もあるんですって。

(塩澤未佳子)はー、そうか。

(プチ鹿島)これも面白いですね。本当の愛国とは何か?っていう。そりゃそうですよ。だって、自分の国を嫌いな人、いないですよね。まあ国……もっと言うとここ山梨県なら山梨県。その中の○○町とか。それは、そういうことじゃないですか。そのもっとも大きなものが「国」っていうだけで。そのコミュニティーを愛していれば、国を愛すというのも当然のことですよね。だから、おかしなことをやっていれば、「ちょっと違うじゃん!」って。スピルバーグさんはわざわざこういう風にインタビューで言わなきゃいけないぐらい、そういう声もあるんですって。

(塩澤未佳子)へー!

(プチ鹿島)で、最後に「あなたにとって新聞とはどういうものですか?」って。スピルバーグさんは「新聞はある意味、腕の延長のようなものです。洋服ダンスの一部のようなものと言ってもいいかな? 新聞はその日の連れ。朝起きて脇の下にかかえて、時間があるとその都度読んでいる。ただ、静かに物事を伝えてくれるのがいいですね」と。だから、スピルバーグさんは紙で読む方が好きだと。タブレットやスマホの電子版で読むよりも。それを、時間のある時にちょいちょい目を通すのが面白いなと、このインタビューでは言っていて。これが面白かったんです。

(塩澤未佳子)ええ、ええ。

(プチ鹿島)今日はこの2本だけでも面白いんですが、これがたまたま朝日新聞というのが面白くて。先週、3月に入ってから、新聞各紙のスクープがすごくて。特にこの間、3月2日。まず読売新聞が「国民栄誉賞 羽生結弦さん」と一面でドカンと出ましたよね。大スクープです!

(塩澤未佳子)そうか!

読売新聞 羽生結弦選手国民栄誉賞スクープ

(プチ鹿島)ただ、この『キックス』でもお話しましたけど、国民栄誉賞受賞って、この間も将棋の羽生善治さんと囲碁の井山裕太さん。あれも読売新聞がスクープしているんです。なんで読売がスクープできたんだ?ってよく読んだら、一面に「政府関係者が明らかにした」っていう。だから、政府関係者が読売に教えてくれたというか……「教えてくれた」って言ったら語弊がありますかね? 記者ががんばって、政府関係者に食い込んで、モノにしたわけですよ。

(塩澤未佳子)はい。

(プチ鹿島)だからやっぱり、いかに政府と距離が近いか?っていうのはこういうスクープを放てるかどうか?っていうのも面白い。政治的な記事じゃなくて、国民栄誉賞とかそういう柔らかい記事でもその存在感がわかるって僕、言いましたでしょう? そしたら今度はフィギュアスケートの羽生結弦選手が国民栄誉賞。これもスクープしたのは読売新聞なんです。一面をちゃんとよく読んでみると、「政府関係者が1日、明らかにした」っていう。もう、政府関係者は読売に明らかにしすぎ(笑)。

(塩澤未佳子)フフフ(笑)。

(プチ鹿島)だからこれも新聞の読み方で、「ああ、やっぱりここは政府と関係が強い、太いところだからこういうのがバーン!って出せるんだな」っていう。新聞の読み方ですよ。これ、「読売がいつも国民栄誉賞のスクープができてズルい」って言っているわけじゃないですよ? 読み方として、「ああ、だから読売なんだ」っていうね。もちろん、産経新聞みたいな、同じ政府を支持している新聞もありますけど、そこには来ない。だから、産経師匠とかはどう思っているのかな?って。「いつも読売だけ……つまんないな」って思っているかもしれないですよね。

(塩澤未佳子)ええ(笑)。

(プチ鹿島)ただ、同じ日に本当のスクープが……「本当のスクープ」っつったら起こられますけども、放たれたんですよ。それが、「森友文書 財務省が書き換えの疑い」。ねえ。朝日新聞ですよ。これ、いまこの話題一色ですよね。僕はやっぱり新聞を取っていて「楽しいな」っていうのは、ポストから新聞を取って。だいたい朝ですから、誰でもぼんやりしているじゃないですか。でも、その時にパッと広げて、いわゆる黒バックの白抜きっていうんですか? あの見出しがドーンと出て大スクープ!っていうのが年に何回か……年によってはない時もありますよね。それで、寝ぼけ眼、ぼんやりした頭が「ハッ! これはなんかすごい記事だ!」ってなる瞬間が僕、好きなんですよ。

(塩澤未佳子)ああーっ! ありますかね。そういうのがね。

森友文書 財務省が書き換えの疑い

(プチ鹿島)それが、この間の3月2日。この朝日新聞の「森友文書書き換えの疑い」。これ、みなさんご承知だと思うんで詳しくは言わないですけど。国会議員に見せる前に元の文書が、たとえば「これは特例的な内容です」とか「これは特殊性がある」とか。もっと言えば、「森友学園の提案に応じて鑑定評価を行った」とか。まあ、僕は言葉を優しく言っていますけども。「価格提示を行った」っていう記載があったのが、全部なかった。

(塩澤未佳子)ねえ。

(プチ鹿島)それで国会議員に見せたっていうんですよ。これ、びっくりしますよね。な、なんで!?っていうぐらいのことをやっちゃってますよね。でも、僕1週間前にもこのオープニングで言いましたけど、森友問題ってなにか?って言ったら、情報が出てこない。もしくは、情報が開示されない。なんだったら、「捨てた」とか。全部、そこなんですよ。都合の悪いものが出てこない。それが1週間前のお話だったのに、今度は書き換えているんですよ。

プチ鹿島 佐川長官文書隠しと裁量労働制不適切データ問題の共通点を語る
プチ鹿島さんがYBS『キックス』の中で、佐川国税庁長官が表舞台に出てこない件についてトーク。佐川長官の文書隠し問題と働き方改革関連法案の裁量労働制・不適切データに共通する点について...

(塩澤未佳子)フフフ(笑)。

(プチ鹿島)書き換えてるって、ねえ。ある意味、「上書き」してきたわけですよ。我々の予想をね。……いま、上手いこと言ってますよ。

(塩澤未佳子)なるほど(笑)。

(プチ鹿島)これはすごい。でね、これは結局財務省だけの話なのか?っていうことになるじゃないですか。だけど、たとえば思い出してください。これも今日の朝日新聞。森友文書の攻防がある。一方で、「廃棄した」とか「否定した」とか。その後に「一転、認めた」とか……これ、安倍政権になってからこのケースがやたら多いんだっていうのを例を示しているんですよ。僕もこれを読んで分かりやすかったんですけども。思い出してください。稲田朋美さんが防衛大臣だった時の南スーダン日報問題。あれも「廃棄した」と言っていたけど、後から見つかったと。

(塩澤未佳子)ありましたね。

(プチ鹿島)加計学園問題でも、総理のご意向文書。これも朝日新聞だったけど、菅官房長官が「怪文書でしょう」みたいなことを言っていたら、調査したら出てきた。で、森友学園問題。佐川さんが「交渉記録は廃棄した」って言ったら、出てきた。この間の(働き方改革関連法案の)裁量労働制データ。「調査票はなくなっている」って加藤大臣が言っていたのに、倉庫で一生懸命探したら出てきた。

(塩澤未佳子)あーっ!(笑)。

(プチ鹿島)「倉庫で一生懸命探すと、出てくるんだ!」っていう。これ、だからどの省もここ数年。これは何だ?っていう話ですよ。だからこれ、裁量労働制に関してはお役人が、あれは適当に仕事をしているんじゃなくて、一生懸命政権のために忖度をして、そういうわけのわかんない文書を作ってきたり、出したり、捨てたりしたんじゃないか?っていう見立ては1週間前にご紹介しましたけども。さらに、「書き換え」ですからね。これはびっくりした。

(塩澤未佳子)書き換えね。

(プチ鹿島)これも結局、新聞ができること。『ペンタゴン・ペーパーズ』になるかどうかはわからないけど、そもそも毎日新聞が今年、「公文書クライシス」っていう、「公文書がこれだけ杜撰な扱いでいいのか?」っていうキャンペーンを張りましたよね? 毎日新聞は毎日新聞でキャンペーンを張った公文書。その公文書クライシスの大トリに出てきたのがこれですよ。これはやっぱり、新聞のできる力、役割。今年になってちゃんと果たしてきているなと僕は思うんですよね。

(塩澤未佳子)なるほど。

(プチ鹿島)一時期、文春砲とか、雑誌の力だけ強くて、新聞は弱くなったんじゃないかな? みたいなことを僕は……もう叱咤激励を込めて言っていましたけど。ここ最近の流れは、僕は真っ当な感じに戻ってきたなって。最後にね、日刊スポーツ。これも骨太なコラムを書いているんです。スポーツ新聞とはいえども。これ、昨日です。「書き換え突き進む安倍政権のおごり」っていう。結局、いままで安倍さんがやってきたことって、なんか選挙も勝てるからやるっていう政局的判断が優先されて。綿密な、緻密な政策ありきでやってきましたか?っていうことを書いていて。

(塩澤未佳子)はい。

(プチ鹿島)で、「歴史とか教科書、国会の議事録、公文書……全部書き換えてきたじゃないか」っていう。これはスポーツ新聞ならではの、ちょっと上手い書き方ですよね。「今度は憲法の書き換えに向かおうとしている」っていう、スポーツ新聞らしいまとめ方なんですよ。「ああ、なるほど。こういう書き方、見方もあるな」っていうね。なので、また俄然新聞が面白くなってきたかなと思います。火曜キックス、スタートです。

<書き起こしおわり>

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