渡辺志保さんがblock.fm『INSIDE OUT』の中で2017年のUSヒップホップ界のゴシップネタを総まとめ。約50分間に渡って語り尽くしていました。
(渡辺志保)はい。2017年ゴシップ総まとめということでお送りしていきたいと思います。イエイーッ! で、タッタカタッタカ、トピックを話しつつ、曲をかけつつという感じでお送りしていきたいと思うんですけども。もうバック(BGM)で、「もうカーディ・B、うるさいよ~!」という感じで『Bodak Yellow』のトラックが流れておりますけども。今年のお騒がせMVPはまさにカーディ・Bということになるんじゃないかなと思うんですけども。
2017年お騒がせMVP カーディ・B
前も『INSIDE OUT』で話しましたけど、この数ヶ月のうちにメジャーディールもゲットして、ローリン・ヒル以来の快挙となったビルボード・チャートで女性ソロMCとして首位獲得というところもゲット。そしていま世界でいちばんイケているラップトリオの婚約者(ミーゴス・オフセット)もゲット。8カラットの指輪もゲットということでもう何もかもを手にしたまさに無敵。
しかも、カーディ・Bのすごいところはそれがイヤミっぽくなくてさ。
(DJ YANATAKE)ああ、そうだね!
(渡辺志保)それこそビヨンセとかリアーナとか、ミッシー・エリオットとかまでも、みんながみんなカーディ・Bがビルボード1位を『Bodak Yellow』で獲得した時に、「おめでとう!」って言ってお祝いしたところ。そこが彼女の愛されキャラの秘密っていうか。どんなに口パクだと丸わかりでも、みんなすごい「彼女のパフォーマンスは最高だ!」みたいな感じで言っていて。それがまた愛があっていいなという風に思うし。で、ミーゴスのオフセットとカーディ・Bが今年婚約しましたというのと。あと、結婚つながりだとグッチ・メインさんも今年、出所して付き合っていたキーシャ(・ケオール)とド派手婚をしたと。
ちなみにグッチ・メインとキーシャの結婚式は総額で約170万ドル。約2億円ぐらいかかったそうで、自分たちの結婚式に――日本人でもやっていると思うけど――自分たちの結婚式にハッシュタグをつけるのよ。で、そのハッシュタグが「#TheManeEvent」(笑)。わかります? メインディッシュとかの「Main」と当たり前だけどグッチ・メインの「Mane」をかけて「#TheManeEvent」っていうハッシュタグをつくっていて。で、参列した人たちがみんなそのハッシュタグをつけてきらびやかな式の様子をSNSにアップしていると。
で、ケーキカットのシーンとかもすごかったし。友人代表のスピーチが2チェインズだったんですね(笑)。
(DJ YANATAKE)アハハハハッ!
(渡辺志保)で、2チェインズも奥さんを伴って出席して、「夫婦円満の秘訣はお互いを信じること。そうすれば結婚生活は長続きします」と素晴らしい金言をスピットしてくれたということで。私も結婚式、あんまり大きいのはしていないんですけどね。結婚式に2チェインズが来てくれてスピーチしてくれたら、どんなに素晴らしかっただろうとか、ちょっと自分の結婚式のことを妄想とかして(笑)。柳川家ももしよかったら参考にね、していただいて。
(DJ YANATAKE)そうですね。ありがとうございます(笑)。
(渡辺志保)「#TheManeEvent」ですから。あと、これはまだどうなるかわからないですけど、婚約間近といわれているのが、今年プチお騒がせだったのが21サヴェージとアンバー・ローズというところで。これ、私としたことがリサーチ不足で。何才差か調べるのを忘れていまいましたが……(※9才差)。結構歳の差カップルなんだよね。で、アンバー・ローズの方がお姉さんということで。この2人もさ、アンバー・ローズがすごい立派な指輪を21サヴェージからもらったというニュースがあったりとか。あと、私がいちばんバカ受けしたのは、今年シカゴで『Lollapalooza』っていうでっかいフェスがありますけど。そこで21サヴェージがね、パフォーマンスした時に常にずーっと後ろのDJブースのところにアンバー・ローズがいて。ずーっとインスタのストーリーとかスナチャで実況中継してて。
(DJ YANATAKE)フフフ(笑)。
(渡辺志保)ご丁寧にインスタのストーリーにも「彼と結婚したい」とか「彼、かっこよすぎ」みたいなのをいちいちノロケをキャプション付きでアップしていたというのがすごいほっこりトピックですかね。
(DJ YANATAKE)最近、アンバー・ローズ妊娠説が。写真、撮られてましたね。
(渡辺志保)そうそうそう。も、あるし。アンバーもあれだけ、彼女がこのショウビズ界に出てきた時からトレードマークのさ、シェイブドヘアーってやつ。まあ丸刈りヘアーだったけど、この夏ぐらいからちょっとさ、ロングヘアーのウィッグとかつけていて。格好もさ、布切れ一枚みたいなのじゃなくて、ちゃんと既成の服を着ている、みたいな(笑)。「袖がある服を着ている!」みたいなね、そういう、乙女心に変化があったのかわからないですけど。そういう変化もありますから、21サヴェージとアンバー・ローズも、もしかしたらこの後、秒読み段階に入るかもしれないと。
(DJ YANATAKE)なるほど。
(渡辺志保)ちなみに、みなさんご存知のことだと思いますけども。アンバー・ローズは前の旦那さんはウィズ・カリファで。ウィズとの間にセバスチャンくんという息子がいて。さらにその前の彼氏はカニエ・ウェストということで。カニエ・ウェストと付き合って、その後にウィズ・カリファと子供を作って、その後に21サヴェージっていう、すごい……なかなかこういう方、ショウビズ界にもいらっしゃらないんじゃないかと思うんですけども。私は結構アンバー・ローズは好きなキャラなので、幸せになってほしいなと思いますし。
まあ、細かいところを言うとね、たとえばカイリー・ジェンナーとタイガが別れて、カイリーはすでにトラビス・スコットの子供を妊娠しているんじゃないか?っていうのがあったりしますし。あと、ホットなエンゲージ話で言うと、昨日ですかね? シャネル・イマンっていうモデルちゃん……もともとはヴィクトリアズ・シークレットのモデルをやっていましたけども。シャネル・イマンがいま、NFLの花形選手と付き合っているんですよね。ニューヨーク・ジャイアンツのスターリング・シェパードという彼氏と去年の11月から付き合っていて。で、27才のシャネルの誕生日に彼氏がいよいよ婚約指輪を渡してプロポーズしたという話があって。
で、シャネル・イマンは前の彼氏はクリス・ブラウンだったんですよ。で、クリスがシャネルと付き合っている間のわずかな、「お互いちょっと距離を置こう」みたいな時にクリスは他の女の子と子供を作っちゃって。それで別れたっていう話があるんですけど。さらにその前はシャネルちゃんはエイサップ・ロッキーと付き合っていたんですね。で、エイサップ・ロッキーがはじめて日本に来たのはシャネル・イマンがプレゼントしたお誕生日旅行の時だったんですよ。で、有楽町のペニンシュラホテルに泊まっていて。私はそこに当時の『WOOFIN’』の方とかと一緒にワーッと突撃して。ちゃんとアポ取ってもらって、その場でエイサップ・ロッキーにインタビューをさせてもらったことがあるんですけど。
ちょっとだけシャネル・イマンちゃんのお買い物に付き合わせていただいたことがあって。渋谷のRINKANショップっていうセカンドハンドのお店に行って。1階でロッキーが買い物をしていて、2階でシャネルちゃんがお買い物していて。で、その2階に私もサササッとインタビューのついでに行って、お買い物をお手伝いしてあげたという私の輝かしい過去があるんですけども。それでニューヨーク・ジャイアンツのシェパード選手にプロポーズされたということで、このラッパーを渡り歩いてきて、最終的にスポーツ選手とすごくいい家庭を作るというのはすでにシアラという大先輩がいまして。
(DJ YANATAKE)アハハハハッ!
(渡辺志保)シアラもフューチャーと子供を作ったけど、結構泥沼の裁判離婚になって。その後に彼女もアメフトの選手と結婚して、いまは本当に幸せな。本当に『婦人公論』とかに載っちゃうような感じのすごく円満な家庭を築いていますので。シャネル・イマンもこのまま、スターリング・シェパードさんと一緒に幸せな家庭を築いてほしいな、なんて思っているところです。
(DJ YANATAKE)じゃあ、この最初のセクションは結婚から恋愛ゴシップ的な?
(渡辺志保)そうですね。おめでた系ですかね。あともう1個、ちょっとくだらないニュース、いいですか? 今年、子供の名付けにラッパーの名前を用いることが多くなったというニュースがこの間……。
(DJ YANATAKE)ああ、自分の実際の子供に?
(渡辺志保)そうです、そうです。アメリカではいま、人気ラッパーにちなんだ名付けのパーセンテージが上昇しているというのをベイビーセンター・ドットコムというところが調べていて。それが記事になっていたんだけども。今年、2017年に関しては「Chance」と名付ける親御さんが21%。そして「Kendrick」と名付ける親御さんが19%増加したと。
(DJ YANATAKE)すごいですね。
(渡辺志保)ということですので、みなさん、いまちょうど名付けに悩んでいる方がいれば、参考にしてみてはいかがでしょうか?
(DJ YANATAKE)じゃあ「渡辺AKLO」とか、「渡辺ANARCHY」みたいな?(笑)。
(渡辺志保)「渡辺YZERR」とかね(笑)。……「渡辺YZERR」、いいんじゃないですか?(笑)。
(DJ YANATAKE)「渡辺YZERR」は悪くないね。うん(笑)。
(渡辺志保)そういう感じなんで。「渡辺Sophiee」とかそういう感じ……どうでもエエわ!っていう風な感じですけども、そういう風になっているということです。なので、このおめでたセクションから1曲、この曲を聞いていただきたいんですけども。グッチ・メインが今年、つい最近アルバムを出しまして。結婚してはじめて、出所してはじめて出したアルバム『Mr. Davis』。これ、本当ね、今年の個人的ベストアルバムに入るぐらい好きなアルバムなんだけど、そこからいまチャートにも入っていてなかなか流行っています。ミーゴスをフィーチャーした『I Get The Bag』という曲がありますので、ここで聞いてください。グッチ・メイン『I Get The Bag feat. Migos』。
Gucci Mane『I Get The Bag feat. Migos』
(渡辺志保)はい。いま聞いていただいておりますのはグッチ・メイン『I Get The Bag feat. Migos』でした。これ、グッチのフロウがミーゴスの今年発売されたアルバム『Culture』の中の『Slippery』っていう曲があって。それはミーゴス feat. グッチなんだけど。そこでのフロウをそのままここでも使っていて、結構先輩と後輩の間の愛情を感じなくもないですねという曲になっていますね。
(渡辺志保)そんな感じでゴシップをお届けしておりますが、続いての私が持ってきたネタはこちらです。ミーク・ミルの判決に意義を唱えるラッパーたちが続出。ジェイ・Zをはじめ、ビーフを休戦しているドレイクもミーク・ミル擁護へ回るという出来事がつい最近、11月にありまして。もともと、ミーク・ミルはみなさんもご存知、フィラデルフィア出身の人気ラッパーですけども。彼が路上でウィリー……デカい単車みたいなのに乗ってブイブイしていたら捕まっちゃって。
(DJ YANATAKE)ウィリーしていたんだね。
(渡辺志保)で、ブイブイしていたら捕まっちゃって、そこで出た判決が懲役4年。それだけで懲役4年っていうのはおかしくないか? と。かつ、彼は18才の時に銃刀法違反で捕まっているんだけど、その保護観察期間というのがすごく長くて。いまもまだ、その18の時の、軽犯罪ですけども、それでずっと保護観察下に置かれているのはおかしいんじゃないか?っていうのをあのジェイ・Zが異議を唱えまして。
#FreeMeekMill運動
Jay Z in philly tonight speaking on Meek Mill issue pic.twitter.com/L5bznoMDm3
— Camille Fishel (@camilleofishel) 2017年12月2日
で、いま結構フィラデルフィアの地元をあげてミーク・ミルのその不当な評決をなんとかひっくり返そう。ミーク・ミルにちゃんと正義をもってはたらきかけていかなければならないんじゃないか?っていうところで、NBAのフィラデルフィアの地元チーム76ersの共同オーナーの方とか、あと私は大好きなんですけど、コメディー俳優のケヴィン・ハートってご存知ですか?
(DJ YANATAKE)うん、うん。
(渡辺志保)ケヴィン・ハートもフィラデルフィア出身で。で、結構やらせMCバトルみたいなのを見世物的な感じで、これまでに結構ミーク・ミルとケヴィン・ハートはステージの上でやっていたりとかして。で、ケヴィン・ハートがちょっと嘘泣きかな? とも思っちゃったんですけど、涙目で「ミーク・ミルにこんな判決が下るのはおかしい。みんな、Change.org にアクセスしてミークに募金とか署名とかしよう!」みたいなことをInstagramで発信していたりとか。次々とそんな風にパワーを持った人たちがミーク・ミルサポートを表明している。
ミーク・ミルはこれまでにも地元。さっき言っていたバスケチームの76ersに巨額の寄付をしていたりとか。あと、社会奉仕活動、チャリティーみたいなこともたくさんしてきた。今年のこの間のサンクスギビングでも、地元フィラデルフィアで無料でターキーを配るというのを何ヶ所かでやっていたりとか。そういった彼のそういう行いもちゃんと見て、それから判断してほしいというところで、いまいろいろと波紋を呼んでいるところです。
かつ、ミーク・ミルというと、ずっと彼と因縁の仲だったドレイク。ドレイクもこの間、オーストラリアで行われた自分のコンサートで「Free Meek Mill(ミーク・ミルを釈放せよ)」と書かれたTシャツを着ていたファンが来場していて。それで、ドレイクが「お前のFree Meek Mill、そのTシャツの主張は正しいよ! たしかにミーク・ミルはこんな不当な扱いを受ける立場じゃないんだ!」っていうようなことを言っていて。
結構汚い舌戦を繰り広げていたドレイクとミーク・ミルなんですけど、ドレイクまでもがミーク・ミル擁護に回ったということで。
まあ、この問題ってミーク・ミルだけのことではないというか。やっぱり、アメリカに住む黒人の、特に男性ってムショに入れられてしまう確率がすごく高いとか、なかなか裁判をしても順当な判決が得られないというのは常に社会問題にもなっていますので。またこのミーク・ミルの問題が社会がよりよい方向に改善するきっかけになればいいなとも思っているところです。で、『INSIDE OUT』的に言うとミーク・ミルは今年、『WINS & Losses』っていうアルバムを出しまして。先行シングルがクリス・ブラウンとタイ・ダラー・サインの『Whatever You Need』っていうやつで。この『INSIDE OUT』でもかけたと思うんだけど。
このアルバムも結構ロングセラーしているような感じがしますね。で、ミーク・ミルが自分で言っていたのは、「このアルバムはトラップアルバムでもないし、マンブルラップでもない。これは俺のただのリアルなラップが詰まっているラップアルバムなんだ!」みたいに言っていて。結構、ミーク・ミルってヤンキー臭さっていうのが支持されていて。ドラマチックな、「俺はここまで勝ち上がって来たぜ」とか、そういうストーリーがファンに支持されているところではあるんですよ。で、私もこのアルバム、すごい好きで。ミーク・ミル、ニッキー・ミナージュと別れたばかりだけど、そういったことも本当に包み隠さずにラップしていて。まさにタイトル通り『WINS & Losses』っていう感じがするんですけど。
なので、ここ日本からもミーク・ミルにエールを送る意味でも、このアルバムから1曲、聞いてもらいたいと思うんですけども。アルバムのいちばん最後に収録されているすごい熱いメッセージが込められた曲になります。聞いてください。ミーク・ミルで『Save Me』。
Meek Mill『Save Me』
(渡辺志保)はい。いまお送りしていますのはミーク・ミルの最新アルバム『WINS & Losses』から『Save Me』をお届けしております。こちらも続報があれば『INSIDE OUT』でもキャッチアップしていきたいと思います。(ツイートを読む)「スムーキー・マルジェイラも曲を出してましたね」ということで、スムーキー・マルジェイラ。ニューヨークの若い男の子ですけども。彼も『Not Right” (Free Meek Mill)』っていう曲を出していましたので。もしかしたら、この後に続いてというか、もっと大きなムーブメントになるのかもしれないなと。
(DJ YANATAKE)ねえ。最初の頃は陪審員の人に「ボーイズ・II・メンの『On Bended Knee』をカバーしろ」みたいに言われて。それをジョークかと思って断ったら刑が重くなった、みたいな噂もあったし。よくわかんないよね、これね。
(渡辺志保)よくわかんない。でも、もしかしたらそういうことが横行しているというのが実情なのかもしれないなと思ってしまったり。いずれにせよね。
(DJ YANATAKE)でも、俺もその「Free Meek Mill」のデモみたいなのを地元でやっていて。リック・ロスとかも来てやっているのを見て、すっごい人数だったしね。
(渡辺志保)ああ、やっぱり? そうなんだ。だから、今回はミーク・ミルだったけど、もしかしたら同じような境遇にいるブラザーというか、人種的マイノリティーの男性っていうのはもしかしたら山ほどいるかもしれないのでね。
(DJ YANATAKE)いま、ジェイ・Zがすごい訴えてやっているもんね。
(渡辺志保)そうそう。そうなんです。だからフィラデルフィアをあげて、総出のムーブメントになっていきそうだなと思っております。というわけで、お届けしておりますが、続いて私が注目していたのは……(BGMを聞いて)また出た! このトラックを聞いて「おっ!」って思う方もいるかもしれないですが。この『INSIDE OUT』でもしつこく報じておりましたレミー・マーティンとニッキー・ミナージュのビーフというトンデモビーフが今年、ありましたけども(笑)。本当に、犬も猫も食わねえようなビーフがございましたけども。
レミー・マーティン VS ニッキー・ミナージュ
(DJ YANATAKE)アハハハハッ! 最新情報まで聞きたいな。いま、どうなっているのか?
(渡辺志保)いやいや、どうなっているのか?っていうところなんですけど、もともとレミー・マーティンが『shETHER』っていう、ニッキー・ミナージュをディスる曲をいきなり出して。それまで溜まっていた鬱憤というのをニッキー・ミナージュにぶつけた。ニッキー・ミナージュもその後、ちょうどその頃ニッキーはパリコレとかに行っていたんですよね。なので、「パリでちゃちゃっとレコーディングしました」みたいなテイでドレイクとリル・ウェインを従えて曲を出したりしていたんですけど。で、レミー・マーティンがカーディ・Bを誘って曲を作っているとか、リル・キムを誘って曲を作っているみたいなニュースも報じられたんですが。
ちょっと前に出たのがこのレミー・マーティンの『Wake Me Up』という曲。で、フィーチャリングがリル・キム。これ、いま後ろでかかっているトラックなんですけども。
これ、何をサンプリング&クオートしているかと言うと、メアリー・J.ブライジ『I Can Love You』で使っていたネタだけど、リル・キムの『Queen Bitch』っていう、まだリル・キムがかわいかった頃ですね。まだおっぱいが大きくなる前のリル・キムね。ジャケで見られれますけども。
(DJ YANATAKE)アハハハハッ!
(渡辺志保)そのネタと同じネタを使っていて。かつ、最初のラインもそのリル・キムが使っていた当時のラインをそのままレミー・マーティンが自分の名前に変えて使っているという、本当にファンにとってはたまらない作りなんですけども。それでも、結構これは明らかにニッキー・ミナージュにぶつけたディスのラインだろうなっていうところがパラパラと見られます。で、リル・キムはここでどんなラップしているのかな?って思うんですけど、あんまりラップしていないのよ。結構決まったラインを何回かリピートするだけで。
あんまりスピットスピットしてないんですけど、なんて言っているかっていうとリル・キムはとりあえずずーっとフックで「朝になったら起こして」って言っているのよ。「朝になったらアタイのこと起こしてくんね?(Wake me up, mmm, when the mornin’ come)」って言っていて。朝になるってことは辺りが明るくなってザワザワと人たちが動き始めたらっていうことなんで、まあ、「騒ぎが起こり始めたら、アタイのこと起こしてくんね?」ってリル・キムがダルそうにラップしているのがまた貫禄があっていい、すっごいいい曲なんだけど。
で、私も最初はすごく熱くなって、レミー・マーティンにだいぶ感情的に、「レミー・マーティン支持!」みたいな感じでしゃべっていたんですけど、もうあれから10ヶ月ぐらいたちますから。もうちょっと、レミー・マーティン大人げなくないっすか? みたいな感じがいまの私の正直な感想ではあります。「長引かせすぎじゃね? 根に持ちすぎじゃね?」みたいな。で、『shETHER』の中でレミー・マーティンは「アンタなんてメジャーに飼われているビッチなのよ!」みたいな感じで言っていて。「アンタの手元にギャラが落ちる前には、5人の男がアンタの金をベタベタ触って。そのおこぼれの銭がアンタのところに残っているだけ」みたいなことをラップしていたんですよ。
で、「私はインディペンデントだから原盤権も全部自分で持っているし、広告費だって自分でコントロールしているんだぜ!」みたいなことを言っていたんですけど……ちょっと前にレミー・マーティン、コロンビアレコードとサインしたっていうニュースがあって。それに関してはまだ詳細は報道されてないんですけど、「レミーちゃん! やだー! あんだけメジャーをディスっとったじゃんか!」みたいな感じがちょっとする。で、まあプラス、これは完全に絶対ニッキーもとばっちりですよ。これは……ごめん。こういう言い方はよくないとは思うけど、私は更年期障害を食らっちゃったみたいな感じがしなくもないんだけど。
で、ニッキー・ミナージュはつい最近もXXLマガジンのインタビューを受けて。で、そのXXLの記事を見たら、私の意図しない記事が書かれていたみたいな。結構、いままでのヒップホップ界におけるフィメールMCの歴史と自分みたいなことを結構長々とInstagramに載せていたりとか。で、つい最近はペーパーマガジンっていうちょっとコントラバーシャルで派手なお騒がせのニューヨークの雑誌があるんですけども。その最新号で、ニッキー・ミナージュが表紙を飾っていて。それが、すっごいエロい格好した3人のニッキー・ミナージュが表紙になっていて。で、インタビューに応えているんだけど。
で、その……ごめんなさいね。関係ない話が続いちゃって。で、その3人のミナージュ。「あなたもミナージュしたい?(Wanna Minaj)」っていうのがキャッチになっているんだけど。そのキャッチの下に「Minaj A Trois」って書いてあるのね。
で、「A Trois」ってフランス語なんですけど、これは「Menage A Trois」っていうフランス語があって、それは「三位一体」みたいなことなんだけど、「夫、妻、愛人の三角関係」を表す言葉でもあり、そういう3つの刺激が混ざった素晴らしいテイストのワインの名前で「Menage A Trois」っていうのがある。で、それが転じて、「3P」っていう意味のスラングでもあるんですよ。なので、ニッキー・ミナージュが出てきたらそのミナージュにかけてこの「Menage A Trois」っていうのはいろんなラッパーが使い古してきたスラングでもあって。で、ニッキー・ミナージュとは関係ないところでジェイ・Zも『4:44』の中で言っているスラング「Menage A Trois」っていうのがあるんですけども。
それを逆手にとって「Minaj A Trois」っつってニッキー・ミナージュが自分のスワッグを示すようなスローガンというかキャッチとしていまペーパーマガジンの表紙で使っているんですが。まあ、その表紙に関しても、ちょっとやりすぎじゃないか?っていうのは大先輩のイヴが苦言を呈していたりっていうのもあるんですけども。
(DJ YANATAKE)ああ、見た見た。
(渡辺志保)で、「ニッキー・ミナージュのことはすごくリスペクトしてるし、彼女のことは大好きだけど、ちょっとこれは表現方法としては過激すぎじゃない? 私はちょっと同意しかねるわ」みたいなことを言っていて。でも、なんですかね? ニッキー・ミナージュもアリアナ・グランデと曲を作り、ビヨンセとも共演し……なんでもできちゃう子だから、レミー・マーティンとは目指している方向がぜんぜん違うから。そこでレミーからしつこくネチネチとディス攻撃を仕掛けられても困っているんじゃないかな?って普通に思っちゃった。普通に。
で、今年は結構ニッキー・ミナージュも、自分もラッパーとしてどうしよう?って思っていたと思うの。超アングラな支持を集めるレミー・マーティンからあんなにバスバス来られて。でも結構、リル・ウージー・ヴァートのリミックスに参加したバースとかもすげーよかったし。で、いまから聞いてもらうのはレゲトン界のすごく人気あるファルーコというアーティストの『Krippy Kush』っていう曲があって。そのリミックスについ最近、ニッキー・ミナージュが21サヴェージと一緒に参加しているんだけど。そこのバースも結構間違いない感じだから、もうなんでしょう? 本当に次元が違う。これ、別にレミーディスじゃないですよ。次元が違うフィメールMCとして、それぞれがそれぞれのオピニオンを持ったまま活動を続けてほしいなというところで。ちょっと意味がわからない感じになってしまったんですけども。
でもね、本当に今年のニッキーは自分の曲はそんなにイケてるとは私は思わなかったけど、こういう客演仕事のバースはすごくよかったなと思っていまして。
(DJ YANATAKE)ねえ。しかもこれ、いまマジでホットだもんね。
(渡辺志保)マジでホット。なので、ちょっとこのマジホットな……「ラテントラップ」っていうのを私、前にバッドバニーを紹介しましたけど。
そのラテントラップの流れをくむ、進化系レゲトンでございます。ちょっとこれを聞いていただきたいと思います。ファルーコ、ニッキー・ミナージュ、バッドバニーで『Krippy Kush Remix』。
Farruko, Nicki Minaj, Bad Bunny『Krippy Kush (Remix) ft. 21 Savage, Rvssian』
(渡辺志保)はい。いまお届けしておりますのはファルーコで『Krippy Kush (Remix) ft. Nicki Minaj, Bad Bunny, 21 Savage, Rvssian』でした。このへんのレゲトンとかラテントラップの流れも今度、いつか特集したいなと思っているぐらいなんですけども。以前、バッドバニーの『Tu No Metes Cabra』っていう曲をかけさせてもらったんですけども。最近、結構渋谷に遊びに行ってもこういうのを聞く機会がすごく増えて、めっちゃ踊っている私がいるという。
(DJ YANATAKE)まあね、でもこれビート感は結構トラップっぽいけどね。
(渡辺志保)まんまっすもんね。
(DJ YANATAKE)でも、なんかいろんなものが混ざってきていて新しいものができている感じはあるよね。
(渡辺志保)ありますね。なのでみなさんもぜひぜひ、チェックしてみてください。ということで、諸々お伝えしていますけども、ここでこれも最近のニュースになってしまいますが。この間、リル・ピープが享年21才で逝去してしまいました。で、(ドラッグの)オーバードーズで。ザナックスなどなど、何種類かの薬物を摂取したのが理由で死亡してしまったというニュースがありまして。
先週末にそのお別れの会というか告別式みたいなものが行われまして。いまの時代はすごくて、ライブストリームなんかもされていて。リル・ピープのおばあちゃんがスピーチして、結構胸を打つスピーチでしたけども。そういったこともありつつ、今年は結構、人の死をトレンドとしてくくっていいかどうかは、いい悪いがもちろんあるとは思うんですけども・・。
エモ・グランジ系ラップの隆盛
ひとつ、エモ・グランジ系ラップというか、広く括ればリル・ウージー・ヴァートとかもそうだと思うんですけど。このリル・ピープと、彼と一緒にやっていたゴスボーイ・クリックとかね、あとトリッピー・レッドとかもそっちに入るんですかね? あと、もちろんXXXテンタシオンとかね、そういうちょっと、うーん。「エモ系」っていうんですか? ちょっとグランジロックみたいなヴァイブスのあるラッパーたちだけども。まあ、これはちょっと他の媒体でもしゃべったんですけど。彼らがそういう破滅的な、陰鬱とした厭世的なラップをすることが表現のひとつとしてあるのはいいんだけど。
プラス、その一方でそういう表現方法に救われている若いリスナーっていうのもたぶんたくさんいるわけで。なので別にそういう悲観的なことばかりではもちろんないですし、これをひとつの芸術作品としてちゃんと享受しているリスナーもたくさんいるわけですから。まあ、どんな風に発展していくのか、今後も楽しみというところはあるし。でも、いきすぎたところで、ドラッグがトレンディーになってしまうというか。パーティードラッグとかダウナー系のドラッグとかいろいろとあると思うんですけども。それを摂取することがね、かならずしも絶対に絶対にトレンドではないですし。そこにリスナーだったり我々の周りにいる大人とかの目がそこにだけ向くのはすごく悲しいなという風に思った次第です。
ただ、本当に彼らが才能ある素晴らしいラッパーであることは間違いないので。特にXXXテンタシオンとかはさ、どうしても最初、ドレイクが『Look At Me!』をパクッてるんじゃないか?っていうのとか。
あと、乱闘騒ぎを起こしたりとか。つい最近もミーゴスと思いきやミゴギャングでした、みたいなちょっと違うあいつらとケンカしちゃって……みたいなところばっかり取り沙汰されるけども。そういうところが全くなくなってしまったら、彼の良さがもしかしたら引き立たないのかもしれないですけども。そういうところを乗り越えて、1アーティストとしての脱皮というか。そういうのは個人的には楽しみだなという風に思いますね。
(DJ YANATAKE)ふんふんふん。まあ、ドラッグ問題は本当に難しいし。本当にいま、ヒップホップはそういう歌詞が多いし。音楽として、エンタメとしてそういう歌詞も一応楽しんでいるけども……俺は絶対に自分ではドラッグはやらないし。ギャング映画とかを見ているような感じでヒップホップを楽しんでいて。映画でもそういうシーンもたくさんあるしね。で、最近また、ドラッグ同士をブレンドして……みたいなのとかもすごく軽い感じになってきちゃっていて。ファッション化しつつあって。それを軽はずみにやると、本当に死ぬことが近くなりすぎていて。簡単になりすぎてる感じがして、それは本当に怖いなと思うし。
なんか……気軽に手を出したりするのは本当に絶対ダメだし、これだけは言っておくけど、本当にパクられたら人生終わるからっていうか。働いている人は本当に終わるし。本当に、軽い気持ちでパクられても、仕事とか親とか周りにもすごく迷惑がかかる上に、お金が超かかるから。マジで。
(渡辺志保)たしかに! お金、かかりますね。
(DJ YANATAKE)本当に、起訴されて保釈金とか用意しなくちゃいけなくなったり。
(渡辺志保)弁護士を立てて。
(DJ YANATAKE)そう。弁護士を立てて……って、お前、何百万円用意できるか?っていう。自分で用意できて、自分で全部ケツを拭けて、そのまますぐに社会復帰できるんだったらひょっとしたら……まあいいわけじゃないけど。全然よくないけど。でも、いまそんなこと、絶対にできないでしょう?
(渡辺志保)本当にそうですね。
(DJ YANATAKE)自分でケツ拭けないことはするなよっていう話です。
(渡辺志保)そうそう。周りに迷惑かかるからね。で、結構、「アメリカのラッパーだとみんなやっているじゃないですかー」とかっていう子が、たしかに私もそういう風に言われたことが何度かあるけども。でも、本当にね、もちろんアメリカでやることもいけないし。でも、それを日本でそのままトレースしても、それは全然かっこいい結末にはならないからねっていうのは若い諸君には言っておきたい。
(DJ YANATAKE)本当に渋谷の街で警察に捕まったら、もうその場でそのまま警察署に行かれてさ、何十日間も拘束されて。起訴されたらいきなりそこで本当に300万とかかかるのよ。マジで。
(渡辺志保)リアル(笑)。
(DJ YANATAKE)それ、払えるのか?っていう話だよ。
(渡辺志保)ローンとか分割とか、できませんからね。
(DJ YANATAKE)そうしないと出れないからね。
(渡辺志保)本当、本当。なので軽はずみにそういうところに手を出すのはよろしくないというところなんですけども。ちょっと説教臭くなってしまいましたが。でも、そんなリル・ピープと一緒に活動していたゴスボーイ・クリックのメンバー、リル・トレイシーという若手の男の子がいますけども。彼の新曲はすごくハッピーなヴァイブスにあふれていて。もしかしたら、リル・ピープへの追悼の意というのもあったのかな? と思ったんですけども。新曲が発表されていましたので、ここで聞いていただきたいと思います。リル・トレイシーで『My Bae』。
Lil Tracy『My Bae』
(渡辺志保)はい。いまお届けしておりますのはリル・トレイシーの『My Bae』でした。というわけで、しゃべりまくっていたらもうそろそろ60分終わってしまいそうな感じなんですけども。ちょいちょいとこぼれゴシップを追いかけていきたいんですが。私、日頃フィメールMCを国内外問わず聞くのが好きなんですけども。彼女もすごく今年っぽいなと思って。でも、いままで『INSIDE OUT』では紹介していなかったので、この機会に1曲かけさせていただきたいんですけども。あなたはバッドベイビー(BHAD BHABIE)というまだ14才の金髪の白人の女の子を知っていますか?っていうのがありまして。
バッドベイビー(BHAD BHABIE)
彼女、もともとはダニエラ・ブリゴーリっていう名前なんですよね。で、なんで有名になったかっつーと、アメリカのトークショーでお母さんが自分の悪いことをしている子供を引っ張っていって、みんなの前で人生相談するっていうコーナーがあって。そこで「本当にもう、うちの娘ダニエラが悪すぎてどうしようもないんです」っていうのを涙ながらに司会者に方に相談するっていう番組に出演して。その時に、娘がまた鼻っ柱が強いというか、悪態をつくわけですよ。テレビのカメラの前で、観客の人がワーッと見ているんだけども。で、その中で「どうせお前ら、わかんねーんだったら外に出て決着をつけようぜ!」って彼女が言って。それ、「Catch Me Outside, How about that?(どうだ、外に出ようぜ!)」っていうところなんだけど。
で、この「Catch Me Outside」がダニエラちゃんが訛っているから「Cash Me Outside」って……現金の「Cash」に聞こえるっていうので。それでコダック・ブラックとかが騒ぎ出したのね。
で、「Cash Me Outside Girl」っつって、彼女の声をサンプリングして曲を作ったりとか。で、彼女も彼女でそれでラッパー受けしてる自分っていうのをちゃんとわかって、マーチャンダイズ(グッズ)を作って売り始めたりとか。
で、いまでは「この子、本当に悪くて……」って相談していたお母さんも彼女のマネージャーみたいになって、一緒にグッズを売りさばいているという、よくわかんない状態で……。
(DJ YANATAKE)マジだ? アハハハハッ!
(渡辺志保)すげー図式。で、かつダニエラちゃんのお父さんはコミュニティーの警察官かなんかなんだよね。で、ダニエラちゃんはすでにアトランティック・レコードと契約したんだけども。アトランティックってミーゴスとかグッチ・メインとかがいるので、「そんなレーベルと娘は契約させられない!」って自分は自分でネットでそれを独白しているような、なんかすげー一家なんですよ。で、そのダニエラちゃん、一部で、局地的なところでそれこそヴァイラルヒットになっているんですけども。ちょっと前に出した『Hi Bich』と『Whachu Know』っていう2曲分のビデオがあって。『Hi Bich』では、なんとあのカイリー・ジェンナーをディスっているんじゃないか?っていう描写もあって。
カイリー・ジェンナーっていうのはみなさんご存知、キム・カーダシアンの妹ですし、いまコスメで何十億と稼いでいるカイリーちゃんなんだけど。ダニエラのビデオの中にお尻と唇に注射を打つ女の子のシーンがあって。それがもうどう見てもカイリー・ジェンナーそっくりなんですよ。
で、いままでカイリー・ジェンナーに歯向かう女性ラッパーとかセレブって公にはいなかったので、私は「ああ、新しいな! ここの隙間、来たか!」みたいな。かつ、ダニエラちゃんはまだ14才ということで、この後にどうなるのか? ラッパーになるのかどうか。でも結構、ビデオを出せば出すほどスキルが上達しているというのがわかって。そのへん、ちょっと声がすごいElle Teresaに似ているので、Elle Teresaっぽいなと思いながら私は聞いているんですが。そんな本名ダニエラ・ブリゴーリ。MC名がバッドベイビーっていうんですけども。バッドベイビーちゃんの新しいビデオがこのタイミングで出ておりましたので、ちょっとここで聞いてください。バッドベイビーで『I Got It』。
BHAD BHABIE『I Got It』
(渡辺志保)はい。いまお届けしておりますのは現在全米一のお騒がせ女子中学生……JCっていうの? バッドベイビーで『I Got It』でした。興味がある人はぜひぜひ。日本のセレブ系サイトとかでも、日本語でまとめられたりもしているので、ぜひぜひ情報を拾ってチェックしていただければと思います。
というわけで諸々、2017年のゴシップが……全然まとまってない!(笑)。まとまってないけど、まだ2017年が終わるまでは3週間ぐらいありマスカラ。
(DJ YANATAKE)もうちょっと、じゃあやろうか。でもゴシップ方面から見てもわかることはいっぱいあったね。面白かった。
(渡辺志保)いっぱいあったね。ジェイ・Zのこととかもっと言えばよかったっすけどね。ヒップホップ番組としては。でもまあ、それはそれということで。
(DJ YANATAKE)また、年間ベストで話すことがありますよ。
(渡辺志保)本当にそうですよ。諸々、この後にベストシーズンが続きますので、お付き合いいただければと思います。
(DJ YANATAKE)ありがとうございました。
<書き起こしおわり>