鈴木もぐら 映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』を語る

鈴木もぐら 映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』を語る 空気階段の踊り場

空気階段の鈴木もぐらさんが2026年3月9日放送のTBSラジオ『空気階段の踊り場』の中で東京ロッカーズを描いた映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』を紹介していました。

(鈴木もぐら)ここでちょっと踊り場リスナーの皆様にですね、おすすめをしたい映画がございまして。なんと、その映画というのは3月27日金曜日公開の映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』です。こちら、主演が銀杏BOYZの峯田和伸さん! (峯田和伸のものまねで)「もぐら、主演だよ?」。

(水川かたまり)来てくれた(笑)。

(鈴木もぐら)(峯田和伸のものまねで)「やってる?」。そして俳優の若葉竜也さんもです! ダブル主演でございます。そして監督が田口トモロヲさん。脚本が宮藤官九郎さん。で、ここまで聞いたらですね、「はっ、ええっ?」と思った方もいるはずです。峯田さん、トモロヲさん、クドカンさんといえばですね、2003年公開の映画『アイデン&ティティ』のチームです。しかも大森南朋さん、中村獅童さん、マギーさんも出てます! もう勢揃いです。もう俺らの世代からしたら、勢揃いです。本当にそういうね、『アイデン&ティティ』が青春だった我々のような世代の人間からしたらもう、たまらない。あの時のメンバー、そしてあの時のスタッフさんみたいな感じでもう本当に涎から、汁から、小便からもう全部、垂れちゃうような映画なんですけれども。

(水川かたまり)汚えな(笑)。

東京ロッカーズというムーブメント

(鈴木もぐら)まあまあ、どんな映画かと言いますとですね、簡単に説明させていただきますと1978年に巻き起こった東京ロッカーズというパンクロックのムーブメントですね。こちらを中心に扱った映画でございます。今でいうですね、インディーズとか、あとオールスタンディングとか、あとロックフェスとか。そういった言葉すらなかった、そういうものの原点の話ですね。ここから始まっていったというムーブメントがあったんですけども、それのお話でございます。

で、東京ロッカーズっていうのはこれ、バンド名じゃなくて。いわゆるイベント……最初はそのライブのイベントの名前だったんですけど。バンドでいうとフリクション、LIZARD、ミラーズ、ミスター・カイト、S-KENという、この5つのバンドが中心だったムーブメントでございます。で、本当に僕ら、全くここは知らない世代であります。僕が聞いていたのはその後の世代だから。スターリンとか、あとまあじゃがたらとかもそうだし。この東京ロッカーズのところは本当に知らないんで。

で、映画ではですね、LIZARDのボーカル、モモヨさんをモデルとした、若葉竜也さんが演じるモモと、あとこの東京ロッカーズというムーブメントをカメラマンとして撮り続けた峯田さん演じるユーイチ。この2人を中心とした話でございます。この2人の視点とかを交えて、その東京ロッカーズというものは何だったのか? そしてこの今の音楽業界に何をもたらしたのか? とか。そういった本当に原点の話ですね。なんですけれども、実は我々、公開に先駆けて見させていただいたんですが。もう、血が沸いて仕方ねえわ!

(水川かたまり)沸くねえ!(笑)。

(鈴木もぐら)これがいわゆる初期衝動ですよ。

(水川かたまり)熱いですよ。熱い!

(鈴木もぐら)これはね、絶対に映画館で見ようって思ったね。だからあんまり詳しく言っちゃうと本当に内容に直結しちゃったりするからあれなんですけど。でも本当になんだろう? 何にもないところから当時の若者がね、作り上げてきたっていう。で、その作り上げるもの、そこに至るエネルギーとかね、いわゆる初期衝動。パンクの精神だったりとか、そういったものが本当にかっこよくもダサくも描かれてると思うんですけども。後半はね、スターリンのミチロウさんがモデルになっている方とか。あとじゃがたらの江戸アケミがモデルになってる方とかも出てきたりします。はい。なんで東京ロッカーズからちょっとその後の世代も含めた映画っていう感じですかね。うん。

(水川かたまり)これ、本当に映画館だな。映画館で見よう。

(鈴木もぐら)いや、本当に俺、ミチロウさんとかアケミさんがまず、こういう風に出てきたんだっていう。最初の一歩目というか。「ああ、これだったんだ」っていうのは俺、知らなかったから。それがすごい面白かった。俺は。「えっ、ミチロウさん、こんな感じでこのロックの業界に入ってきたんだ!」とか。すごい面白かった。これは本当に見ていただきたいですね。はい。だから本当、インターネットとかもない時代ですからね。もちろん。

(水川かたまり)もうね、アナログもアナログな。

(鈴木もぐら)そうそう。ポケベルもないです。公衆電話です。

(水川かたまり)だからやっぱり走るね。みんな。

(鈴木もぐら)走る。雑誌も手書きで作ってるしね。今はだってもう、走んないもんね。

(水川かたまり)走んない。ププププッて。

(鈴木もぐら)「ププププッ、もしもーし?」って。

(水川かたまり)ねえ。それがない時代だったらもう今、俺は走って伊藤のところに行かなきゃいけなかったから。

(鈴木もぐら)今だったら俺、LUUPに乗っていくもん。走んないもん(笑)。でもLUUPもないから。本当に何もない時代ですよ。ぜひね、皆さん、公開を楽しみにしていただいて。必見で見ていただけたらと思います。そして今日はですね、なんとこの映画のエンディングの曲をラジオ初解禁させていただきます。この『踊り場』で解禁していただけるということで。なぜか選んでいただきました。

(水川かたまり)なぜだ?(笑)。

(鈴木もぐら)なぜだ? ありがとうございます。はい。それではお送りしましょう。東京ロッカーズの1組、LIZARDのカバーです。峯田和伸、若葉竜也で『宣戦布告』。

峯田和伸×若葉竜也『宣戦布告』

(鈴木もぐら)お送りしたのは峯田和伸、若葉竜也で『宣戦布告』でした。こちら3月20日金曜日リリースでございます。そして映画の公開日は3月27日金曜日。なんでね、20日からもうこれを聞いて、盛り上げてもらって。で、27日に見に行っていただければと思います。でもこれ本当にね、もちろんここがど真ん中だった世代の人は超面白いだろうけど。今の若い方にも見てほしいね。20代とかね、30代の人たちとかも。

(水川かたまり)自分が今、聴いてる音楽がもともとどういうところから出てきて、それが受け継がれていってっていうのがね。

(鈴木もぐら)あと、やっぱライブのスタイルよ。本当にあれは……「ああ、こうやってオールスタンディングになっていったんだ」っていう、そこ。俺、オールスタンディングありきだと思ってたから。

(水川かたまり)いや、そうね。

(鈴木もぐら)だから「そうじゃないんだ」っていう、それ。それが本当に……こういうライブハウスの歴史あるんだっていうさ、その面白さみたいなのはありましたね。はい。ぜひぜひ皆さん、見ていただきたいと思います。よろしくお願いします!

『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』予告

東京ロッカーズというムーブメントはちゃんと理解していないのですが、ここから影響を受けた方々がその後の日本のロックやヒップホップを作り上げていったんですよね。その大本がどんな感じだったのか、映画を見て確認してみたいと思います!

空気階段の踊り場 2026年3月9日

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