少年隊錦織一清ディスコ楽曲を語る Dan Hartman『Hands Down』

少年隊錦織一清が語る ジャニー喜多川流ヒット曲づくりの秘訣 西寺郷太TAMAGO RADIO

少年隊の錦織一清さんがTBSラジオ『西寺郷太TAMAGO RADIO』に出演した際の模様です。錦織さんの選曲でディスコ楽曲を紹介する企画。Dan Hartman『Hands Down』について思い出を語っています。

(錦織一清)次の曲はね。エピソードはね、ちょっと聞いた後に話しますけども。ダン・ハートマンいきたいんですけど。ダン・ハートマンね。『Relight my fire』とか、『Instant Replay』とかさ、そっちがちょっと有名チックな感じなんですけど。僕がダン・ハートマンの中でいちばん好きなのがこれだ!っていうね。この曲。まず聞いてみてください。『Hands Down』。

Dan Hartman『Hands Down』

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(西寺郷太)いや、最高っすね!

(錦織一清)これだって、ダン・ハートマン、白人とは思えないもんね。ダン・ハートマン、昔エドガー・ウィンター・グループのキーボード。僕は江戸川の平井で育ちまして。

(西寺郷太)(笑)。江戸川つながりで。これはあれですね。『オーマイ デラデラデラ♪キッスの手前の5秒前♪』の頃のあの錦織さんがこれを踊っていたと思うと。

(錦織一清)基本的にさ、郷太さ、こんな感じのなんか泥臭いというか。曲のイメージの中でインディアンがね、トマホーク持って焚き火の、キャンプファイヤーの周りを踊っているみたいなのが、実は好きなのよ。だから覚えておいてよ。

(西寺郷太)覚えておきます。

(錦織一清)で、あれはそうして。なーんて言ったりして。

(西寺郷太)でも、本当運転とかしている人でも、腰が動いちゃうようなね。そういうような感じじゃないですか。

(錦織一清)動く動く。iPod、こういうのばかり入って、僕近所ウォーキングとかするんだけど。もう自分の世界入っているから、ビートとりながら歩いちゃってて。

(西寺郷太)(笑)。いいじゃないですか。ミュージカルみたいで。

(錦織一清)信号待ちの時はかなり派手に。ターンはしないけど、かなり派手に動いてるんじゃないかな。

(西寺郷太)ジーン・ケリーとかね、フレッド・アステアとかみたいな感じじゃないですか。

(錦織一清)たぶんおそらく今年ぐらいにね、俺、職質にかかると思う。

(西寺郷太)(笑)。なにしてるんですか?と。楽しげですけど?と。また、もう1曲あるということで。これ、連続連続であれですけど。

(錦織一清)これ、でもいまの曲に関して言わせていただきたいのがあるの。なぜこの曲、Hands Downっていうのが思い入れが。これ、TBSラジオで話をしてしまいますが、これが本当に大好きで。僕、昔、曲に来るとレコード室っていうのが昔あって。資料室みたいなのだけど、そこに連れてってもらうのが大好きだったのよ。空き時間とか。選べるっていう。それでいつもテープに録音させてもらってね。自分のなんとかカセットとか作って。お気に入りの。

(西寺郷太)テレビ局で。へー。

(錦織一清)このHands Downだけは各局行ったんだけど、このHands Downが置いてあった曲は文化放送だけだったの。

(西寺郷太)へー。そうなんすか。

(錦織一清)そう。だからなんで錦織、この曲ばっかり?っていう。文化放送で俺、このHands Downだけ、2・3回録らせてもらったことあるよ。昔はだって、いまみたいにiPodとか、ハードディスク系じゃない。MP3とか4とかそういう系じゃないから。あと、カセットだからどんどんどんどん、好きで何回も聞いてるとさ、劣化していったんだよ。昔は。

(西寺郷太)それぐらいもう、聞いて踊っていたからっていうことですよね。

(錦織一清)そうなのよ。だからものすごく俺、思い入れがあるの。で、実はこの原盤。本当に今日、自分で持ってきてるんだけど。TBSの人に調べてもらったら、やっぱりないと。だけど、これを僕に去年の誕生日の時に輸入盤でくれたのが、いま僕、たまむすびっていう番組でお世話になっているプロデューサーの池田さんにもらったんだ。

(西寺郷太)池田さん。ソウルフリークだから。

(錦織一清)そうなんですよ。もうあの人、僕なんかよりぜんぜん年、若いのに。ソウル・ドラキュラとか持ってるもんね。

(西寺郷太)(笑)。いや、池田さんは本当、レコード・コレクターですからね。

(錦織一清)なんかね、昔のを持ってるから。基本的にそういう、ちょっと時代が違うから。俺たちだったらその年ん時に。それこそその年の時にソウルとかそういうの、知らないから。小学校2・3年生の時はまだ、俺たちだって『およげたいやきくん』とか。感じだった時代にあの人はもっていてすごいなと思って。

(西寺郷太)でも、やさしいですね。いま、TBSにはまだないんですね?ダン・ハートマン。

(錦織一清)ないと思うよ。本当に、各局行ってる。レコード資料室、俺大好きだったから。ちょっとデスクの人にお願いして鍵持って行ってもらって。申請しなきゃ入れないんだよ。それで、タンタンタンって。俺、レコード屋さんとか本屋さんとか行くの大好きで。俺、結構レコード選ぶ時のタンタンタン!っていうの、上手いぜ、俺は。

(西寺郷太)選ぶの。上手そうですね(笑)。

(錦織一清)実は上手い。

(西寺郷太)実はっていうか。まあダンスもめちゃ上手いし。トントントン!って小室哲哉さんみたいに、両方で手ひろげて。

(錦織一清)昔、トントントン!ってこれ、上手いんだって。ザ・ベストテンで特技を1個披露してくださいって時に、放送作家の人が取材に来た時、『僕ね、レコードをスタンタンタン!って選ぶのが早いですよ!』『それ、画にならないんでやめましょう』って言われたの。『それ、ちょっと画的にあんまりおもしろくないんで・・・』って。言われちゃいましたよ!

(西寺郷太)(笑)。でもそうやって、いろいろレコードを見て選んだ曲たちだったということですね。ダン・ハートマン、Hands Down。これも、知ってはいたけど、ちゃんといま、改めて聞いてめっちゃかっこいいですね!

(錦織一清)もう1個、だからね、幻というか。これも有名な曲なんですけど。『フリーライド』っていう曲があるんですよ。ダン・ハートマンのフリーライドって曲は、エドガー・ウィンター・グループ時代の。エドガー・ウィンター・グループ。僕は江戸川の平井で育ちました。

(西寺郷太)あっち側のね。

(錦織一清)『あっち側』って言うな!(笑)。あっち側。君、節々あるよ、そういうとこ。

(西寺郷太)そんなことない(笑)。いや、なんか本とか、錦織さんが生まれ育ったのもよく聞いてるんで。トークの中で。橋をこえてたみたいなこと、よく言うじゃないですか。

(錦織一清)はいはい。

<書き起こしおわり>

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