少年隊の錦織一清さんがTBSラジオ『西寺郷太TAMAGO RADIO』に出演した際の模様です。お二人が作曲家の筒美京平さんについて語り合っていました。
(西寺郷太)今日はですね、もう本当に僕、うれしくて。僕、それこそザ・ベストテンとかの頃から、ものすごくテレビで。まあ、京平さんとかもそうですけど。
(錦織一清)筒美先生は会ったこと、あるの?
(西寺郷太)何度も。
(錦織一清)あ、そうか。プロデュースしてもらって。
(西寺郷太)そうなんですよ。一緒に曲。
(錦織一清)いい先生なんだよね。優しい先生ね。一度ね、だから僕らもね。他の場所でもあったことあるんだけど。成田空港で会ったこと、あるんだよ。
(西寺郷太)あ、偶然ですか?
空港で筒美京平先生に出会う
(錦織一清)僕らも成田。向こうから帰ってきた時、先生も帰ってきたんだろうね。先生が、ドルをまた日本円に替えてる時だったの。後ろから、『先生!ずいぶん持ってますね!』って(笑)。
(西寺郷太)(笑)。なんか、来てからお金の話ばっかりじゃないですか!
(錦織一清)いやいや。『貯金』つながりでね。
(西寺郷太)いやいや、本当、すごい。あ、曲作りの時も、割と一緒にいたこともあるんですか?
(錦織一清)ほとんど先生は曲作りの姿を見せないんじゃないですかね。だから結構貴重な先生のあれを。
(西寺郷太)僕もすっごいピアノを、シンセサイザーみたいなチープなやつで、京平さんの横で歌を歌って。『この方がいい』とかいろいろやられたことがあって。で、ものすごい熱心にレコーディングされていたと思っていたら、『明日から1週間、イタリアに行く』とか言って。レコーディング大詰めだったんですけど。『靴を買いに行く』っていうね(笑)。まあでも、筒美さんだしな・・・と思って。
(錦織一清)いいなー。靴買いに行くだけでね、行くっていうのは。イタリア。やっぱり靴、かっこいいですからね!昔、筒美京平先生ね、ポルシェ乗っていたらしいんだよね。だけど、ポルシェの運転の仕方がわからないんで、よくガックンガックン、エンストしてたって。
(西寺郷太)(笑)
(錦織一清)うん。なんか六本木通りあたり、ノックしてたら筒美先生だったって(笑)。
(西寺郷太)なるほど(笑)。京平さんエピソードもたくさんありますけども。もう本当、筒美京平さんも最近、楽譜を出されて。そしたら、少年隊の曲も入ってるんですけど。僕、眺めて『美しい楽譜だな』って思ってたんですけど。
<書き起こしおわり>