少年隊錦織一清ディスコ楽曲を語る D.D.SOUND『Cafe』

少年隊錦織一清が語る ジャニー喜多川流ヒット曲づくりの秘訣 西寺郷太TAMAGO RADIO

少年隊の錦織一清さんがTBSラジオ『西寺郷太TAMAGO RADIO』に出演した際の模様です。錦織さんの選曲でディスコ楽曲を紹介する企画。まずはD.D.SOUNDの『Cafe』の紹介です。

(西寺郷太)まず、でも1曲、紹介してもらってから。

(錦織一清)せっかくディスコなんでね。ディスコ、実は僕も本当はディスコ世代ではないんですよ。僕らが憧れていた人たち。僕らのお兄ちゃん・お姉ちゃんの人たちですね。

(西寺郷太)1965年生まれですもんね。

(錦織一清)当時。1970年代ね。すごくいいディスコブームというか。子どもの頃の僕らで言えば、憧れの時代があったわけですよ。そんな中、僕らがディスコにそろそろ行く年になったら、だいぶディスコが廃れてきちゃって。いちばん、だから低迷期だったんじゃないかしら?

(西寺郷太)80年代の中盤ぐらいですかね。全体に、ジャニーズのジュニアというか、だった頃ですか?

(錦織一清)ええと、ジュニアというか、一応少年隊と名前はつけていただいて。ほら、僕らバックダンサーとかやってて。その当時には。

(西寺郷太)それで踊りに行ってたんですか?

(錦織一清)だから逆に言ったら、東京だとどんどんどんどんなくなっていってしまって。地方に行った時に、向こうの興行師の人とかに、ご飯食べた後に『ちょっと連れて行ってやるよ』みたいな感じで遊びに連れて行ってもらったところの方が、まだ東京よりも盛り上がってたのよ。

(西寺郷太)ああ、なるほど。海外の方とかもいらっしゃったりとか。

(錦織一清)そういうノリもまだあったね。で、僕もR&Bとかソウルとか黒人系の曲が好きなの、知ってるじゃない。本当に東京ではどこでやってるかなって。あんまりやってないから、車持っている人、友達にいて。乗っけてってもらって。横須賀の方まで聞きに行ったもん。曲。ディスコに。なくて。

(西寺郷太)びっくりしたんじゃないですか?錦織さんが踊り始めたら。ワオ!ってみんな、輪が出来ちゃうみたいな感じじゃないですかね?

(錦織一清)よけるね。ほら、踊りがデカいから。踊りデカいから、迷惑で仕方ない。ディスコってのは、もうちょっとお洒落に踊った方がいいですね。ちょっと踊りがデカいと迷惑っていう。

(西寺郷太)この曲はそういう時に踊っていた曲っていう?

(錦織一清)次の曲ね。これはディスコ当時に、いろんな。たとえば『六本木っぽいね』『赤坂っぽいね』とか曲によってカラーがあったんですよ。これはね、めちゃくちゃ新宿っぽい曲なんだよね。で、これはディスコ。実を言うと、日本テレビでディスコ大賞っていう特番があったわけ。それで、トニー山口っていう人が優勝したわけだ。で、そのトニー山口っていうのは実はボビーさんの、その師匠でもある。ボビーさんもディスコダンサーで。振付師で僕らも踊りを習いましたけど。だから結局僕はディスコ大賞のトニー山口の僕は孫弟子ということになるんですね。優勝者の。

(西寺郷太)なるほど。

(錦織一清)その時の、第1曲目にかかった、『じゃあみんな行くぞ!』っていうと、この曲が番組の中で流れたという曲なんですよ。

(西寺郷太)へー!

(錦織一清)これ、聞いたことないでしょ?

(西寺郷太)聞いたこと、ないですね。紹介してもらっていいですか?

(錦織一清)じゃあ、ただいまご紹介にあずかりました錦織と・・・あ、僕じゃなくて?

(西寺郷太)(笑)。曲を。

(錦織一清)曲を紹介。聞いてください。D.D.SOUNDで『Cafe』。

D.D.SOUND『Cafe』

(錦織一清)いかがな感じでしょうかね?西寺さんね。

(西寺郷太)むちゃくちゃかっこいいですね。D.D.SOUND。『新宿だよね』っておっしゃりましたけど。

(錦織一清)そうなの。こういうね、ジャンピーな感じが。ちょっと僕は新宿な感じが。

(西寺郷太)これはたしかに盛り上がりますね。飲んだりして、ウオーッ!って。

(錦織一清)ちょっと音楽的な話だと、このベードラとかさ、このスネアの音とか、いいでしょ?

(西寺郷太)いいですね。やっぱりディスコっていうと、どっちかっていうとちょっと音程を低くした、バス!バス!っていうようなね、スネアの。

(錦織一清)だからさ、さっきの曲、そうしてよ。なーんてまた、意味深なことを(笑)。

(西寺郷太)意味深な(笑)。

(錦織一清)言ってみたりとかして。

(西寺郷太)ありがとうございます。僕からは、なにも言えないですけど。はい。そうします。

(錦織一清)なるべく言わないようにします。ちゃんとおさえてますから。生放送、やってますからね。

(西寺郷太)はい。でもこういう感じです!まさにこういう感じでどんどんどんどん紹介しながら、なにが素敵か?とか、そのエピソードを錦織さんに話してもらうっていうのが錦織一清のディスコ・俺・一清なんです。

(錦織一清)わかりました。じゃあ次の曲。

<書き起こしおわり>


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