ハライチ岩井『オドオド×ハラハラ』終了報道と映画『トーク・レディオ』を語る

ハライチ岩井『オドオド×ハラハラ』終了報道と映画『トーク・レディオ』を語る ハライチのターン

ハライチ岩井さんが2024年6月27日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で伊集院光さんから勧められたオリヴァー・ストーンの映画『トーク・レディオ』を見たことについてトーク。そこからハライチとオードリーのバラエティ番組『オドオド×ハラハラ』が終了すると報道されている件について話していました。

(岩井勇気)ちょっと前にね、『ぽかぽか』で伊集院さんがさ、オープニングで過去イチ面白かった映画っていうのをみんなで話してた時に、伊集院さんは『トーク・レディオ』っていう映画が一番好きだって言っていてね。これ、オリヴァー・ストーン監督っていう、『プラトーン』とかを作ってる人の映画で。ラジオの深夜番組の毒舌パーソナリティーの顛末の物語なわけ。

それで伊集院さんは「そんな話だから、これを僕は岩井くんに見てもらいたいね」なんて面白半分に言ってくれてたじゃないですか。だからちょっと、その後で「よし、じゃあ見よう」と思ってね。で、伊集院さんが言ってたから、その情報でネットで調べたんだけど。なんかサブスクには一切なくてね。これ、配信では何にもないなっていう感じになったから、もう苦労したんだけど。その現物を買ってね。取り寄せて。

(澤部佑)DVDを?

(岩井勇気)これはね、伊集院さんはラジオで言っていたんだけども。俺がビデオを買ったっていう風におっしゃってたんだけど。俺、DVDのレンタル落ちしたやつを買って。それで俺、DVDを見れるプレイヤーが家にないから、そのDVDプレーヤーも買って。それで見たんですけれどもね、これがめちゃくちゃ面白かったの。内容は、とにかく思ったことを好き勝手しゃべるっていう、そんなことで人気番組の深夜ラジオの毒舌パーソナリティーが主人公なんだけど。何人ものリスナーと代わる代わる電話を繋いで、そいつらに毒を吐いてくっていうやつで。まず、そのラジオ自体、主人公の役者さんのしゃべりが流暢すぎて。もう、そのラジオが聞けるのよ。

(澤部佑)ああ、それがもう面白いんだ。

(岩井勇気)聞けちゃうんだよね。でさ、聞いたら元々、スタンダップコメディのすごい人が主人公をやってるっていうことで。「めちゃくちゃしゃべり、うまいな」っていう風に思って見てたんですけど。とにかく思ったことを好き勝手しゃべるから、そのパーソナリティーをめちゃくちゃ非難する人も多いわけ。そこで、主人公の離婚した元嫁がいるんだけど。その人が主人公に対して「よくない方向に進んでると思うから、そんなやたらめったら言うのはやめた方がいいよ」みたいな方に諭すわけなんだけど。でも、その深夜ラジオのパーソナリティーとしては嫌われ続けても、毒吐くことをやめない方がいいんじゃないかっていう。その狭間でちょっと揺れるようなシーンもあるわけね。

(澤部佑)なるほどね。

(岩井勇気)で、そこから最後はどうなるのか、みたいなので。やっぱりもう、こうやってラジオをやってると考えさせられるし。

(澤部佑)かぶるところもあって。

「深夜ラジオをやっている時に見てよかった」(岩井)

(岩井勇気)あと、もうこの今の深夜ラジオやってる時にこれを見ておいてよかったなっていうね。ちょっと、ラジオの向き合い方も変わるしね。本当、めちゃくちゃ面白くて。今、「一番面白い映画は?」って聞かれたら、これを言うかもしれないなっていうぐらいの。

(澤部佑)へー! ずっと面白いんだ。

(岩井勇気)そう。ずっと面白かったね。

(澤部佑)それ、いつぐらいのやつなの? 結構古いってこと?

(岩井勇気)相当昔だね。『プラトーン』の次ぐらいだったような。だから、伊集院さんにはすごく感謝してるんだけど。で、俺はね、自分のことを「毒舌」だとは別に思ってないんだけど。あえて、別に毒を吐こうなんてことも思っていないしね。でも「これは違うんじゃないかな」ということは口に出してきたとは思うんだけど。

(澤部佑)自分が思っているのと違かったら、言うっていうね。

(岩井勇気)そうそう。だから普段から、そういうのを言うことは抑えてはいないんだけども。この映画を見て、やっぱり改めて引っかかったことは言おうかなっていう風に思ったんだよね。

(澤部佑)そういう感じだよね。主人公もね。

(岩井勇気)だからちょっと、言おうかなっていう風に思うんだけれども。だから……『オドオド×ハラハラ』、どうすんの、あれ?

(澤部佑)『オドオド×ハラハラ』ね。ニュースになってましたね。

(岩井勇気)そうそう。どうすんの?っていう。

(澤部佑)「どうすんの」って……まあ、そうですね。

「『オドオド×ハラハラ』、どうすんの?」(岩井)

(岩井勇気)オードリーさんとハライチで、演出が佐久間宣行さんで。去年、始まったゴールデンのバラエティなんですけどね。いや、なんかもうちょっと……奥歯を噛みしめちゃってね(笑)。いや、わかりますよ。今、やってる番組のそういうことは言うべきじゃない。違和感は言うべきじゃないっていうのはね。でも、それってみんな、言わないだけだから。もう確実に思ってはいるわけだからね。こういうのってね。あと、こういうのは番組が終わったとしたら、後々にチクッとどこかで言うんだから。

(澤部佑)ああ、まあそうね(笑)。どこかで言うっていう、そういうシーンはよく見るよね。

(岩井勇気)やっているうちは褒めておいてさ、後々に文句を言うのって、お客さんにも番組にも、それはフェアではないでしょう? 結局、後々言うんだからっていうね。まあ、だからそのオードリー、ハライチの中だったらでも、俺が一番メディア露出はないわけじゃないですか。

(澤部佑)その中だったら。

(岩井勇気)だから「誰が言ってるんだ?」っていう人もいるのかもしれないけど。その一番不利な状況の人間が言ってるんだから。今、俺が言っているんだけどね。最初、面白かったんだから、スタッフは面白い人なはずなんだよね。で、佐久間さんも面白くないわけないし。これでこの3者の……。

(澤部佑)まあ、始まった時はやっぱりめちゃくちゃ嬉しかったしね。

(岩井勇気)「もっと行けるんじゃないの?」って思うわけ。だからちょっとまあ、この際だから問いかけてみようかなと思うんだけど……若林さん、どう思ってんの?っていう(笑)。

(澤部佑)ああ、若林さんに?(笑)。

(岩井勇気)「若林さん、どう思ってんの?」って。俺たち2組でなんかやろうってなったら、もっとグッと来るはずだよねって思うわけじゃないですか。

(澤部佑)まあね。そういう話、してないの? 若林さんと。

(岩井勇気)いや、話したことないね。なんか話しました?

「若林さん、どう思ってんの?」(岩井)

(澤部佑)いや、話してないかな。若林さんも、そんなに別に言う人じゃないから。だから『しくじり先生』とかさ10年ぐらいやってね。10年ぐらい経って……もう7、8年とかかな? 結構経ったぐらいでやっぱり、若林さんもすごい熱い思いを持っているとかっていうのを聞いてさ。それまで、みんなもちろん大事な番組だってやってるけど。「ここまでの思いが……」というのはたしかに思ったね。

(岩井勇気)だからそれだけ、情熱があるんだったらどうなんだろうな?っていうことだし。本当か嘘か、俺にはわかんないけど。「終わる」っていう話もあるらしいですよ。なんか。噂でね。

(澤部佑)なんか、出てましたね。昨日なんかね。

(岩井勇気)やるんだったら、もっとなんか、青春したいじゃんって思うよね?

(澤部佑)やってる方としてはね。わかるよ。

(岩井勇気)「こういうことを言っちゃうとスタッフとか、みんなもよく思わないんだろうな」って思うんだけども。でも『トーク・レディオ』を見てさ、やっぱり言う方を選択した方がいいんじゃないか?って思ったわけですよ。

(澤部佑)ああ、なるほどね。だから、その映画の影響か。まあ、伊集院さんのせいか。

(岩井勇気)うん。

(澤部佑)よくないな。伊集院さんのせいかな?

(岩井勇気)フハハハハハハハハッ! まあ、そういうことですよねー(笑)。

(澤部佑)じゃあ、今後もより、こういうことを言っていくんだ?(笑)。

(中略)

(澤部佑)なんだっけ? トーク?

(岩井勇気)『トーク・レディオ』ね。

(澤部佑)まあ、ちょっと見たくはなりますよね。

(岩井勇気)面白かったよねー。

(澤部佑)だからその毒舌パーソナリティーがどうなるのか?っていうことでしょう? で、それを見てあなたはより、踏み込むことになったわけでしょう? それ、俺は見ない方がいいの? 俺も見ちゃったら、もう……?

(岩井勇気)これはでも、委ねられてるっていうか。見る人によると思う。

(澤部佑)ああ、なるほどね。いや、わかんないですよ? その『トーク・レディオ』を見たら最後、壮絶な死をそのパーソナリティーが迎えていたり。そういうのもありそうじゃない? わかんないけどさ。そしたら、そこに向かって岩井は突っ走っているのかな、とか。いろいろと考えちゃうね。

(岩井勇気)結末は言えないんだけどもね。委ねられているからね。

(澤部佑)委ねられているんだ。

(岩井勇気)爆笑問題の太田さんとさっき、話していてさ。「太田さんって、そういうのを言うんですか? 番組をやっている最中に」って聞いたら「俺は言わない」って。

(澤部佑)ああ、そうなんだ。言いそうだけどね。

爆笑問題・太田のスタンス

(岩井勇気)「言いそうだけど、言わないんだろうな」って思っていて。「言わないですよね? そういうの、見たことないんですけども」って聞いたら「俺は言わない」っつってて。で、それは従っているっていうわけじゃなくて。「いろいろとブワーッとやって。それが使われなかったら、俺の負けだ」って言っていて。それ、めちゃめちゃかっこいいけどね。

(澤部佑)まずはそこの勝負っていう。

(岩井勇気)そうそう。ねー。

トーク・レディオ [DVD]
アルバトロス (映像)

<書き起こしおわり>

ハライチ『オドオド×ハラハラ』レギュラー化の感慨深さを語る
ハライチのお二人が2023年8月17日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で『オドオド×ハラハラ』がレギュラー化することについてトーク。オードリーと一緒に番組ができることの感慨深さを話していました。
ハライチ岩井 賛否両論・笠原シェフの原価壊れ丼のマツタケを語る
ハライチのお二人が2023年11月9日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で好きなキノコについてトーク。『オドオド×ハラハラ』で賛否両論・笠原シェフが作ったマツタケがたっぷり入った「原価壊れ丼」などについて話していました。
佐久間宣行『オドオド×ハラハラ』にラジオハガキ職人作家が入ってきた話
佐久間宣行さんが2023年11月22日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』アフタートークで自身が担当する番組『オドオド×ハラハラ』の放送作家としてラジオハガキ職人出身の方が入ってきたという話をしていました。
タイトルとURLをコピーしました