(若林正恭)だからネタライブで出てくれた時は、マシンガンズと安心して飲んでたんだよ。いっぱいいるから。だから俺もすごい気をつけてたのよ。テレビの収録の話をしないように。あと、自分が正しいみたいなお笑い論を居酒屋でするのは……西堀くんの前じゃなくても、気をつけるようになって。そういうの、ショックじゃん? 「正しい」みたいでなくて「こういうことがあった」っていう話にしよう、みたいな。分析とかはやめて。まあ、そういうのが楽しい時もあるんだけど。
で、西堀くんは俺側で飲むんだよね。で、滝沢wさんは春日側で飲むみたいな。ネタの話をする人は俺側みたいな感じで分かれて。で、「今日、新しいことに挑戦してたね」みたいな話とか、してたの。そしたら向こうで、なんか「自分磨きの時、その瞬間に最高潮の時に机から飛び降りると気持ちよさが倍増するよ」みたいな会話が聞こえてきて。ルシファーと滝沢さんと春日で。もう俺、解散しようと思ったよ。
(春日俊彰)なんでよ? めちゃくちゃ盛り上がったよ。ちょっと高めの押入れから飛んでみたりとかさ(笑)。
(若林正恭)で、滝沢さんがさ、「TENGAっていいよな!」みたいな感じで、もらいに来たって言ってたよね?(笑)。
(春日俊彰)そう。「うち(むつみ荘)はね、風呂なしだから。TENGAを使えない。ベタベタになるから。使いたいんだけど、使えなくて。押入れに本当、袋にパンパンに入ってるんですよ」って言ったら「それ、もらっていいかな?」って。「まあ、別にいいですけど……」「おう、取りに行くよ! 取りに行くからさ! 明日、いいか?」っつって(笑)。「まあまあ、いいっすけど。まとめておきますよ」って。で、またいろいろと、その隣の部屋も物置になっていたから。で、その隣の部屋とかも片付けたら、また出てきたのよ。同じぐらいの量が。
で、それをまた次のネタライブの時に話したら「おう、まだあんのか? ちょっとまだ残ってるけどさ、もらいに行っていいか?」っつって(笑)。「まあ、いいっすけどね」って言って。で、1回目の時は夜、家にいたからあれだけど。その2回目の時は「ちょっと明日、いないんすよね?」っつったら「とにかくすぐ、明日取りに行きたいからさ。ドアの前に置いといてくれ!」っつって。TENGAの固まりをドアの前に置いておいて。私、家に帰ったらなくなってたけどね。やっぱりね。「滝沢さん、持って帰ったんだな」って(笑)。
置いておいたTENGAを持って帰る
(若林正恭)すごいネタライブにね、出てくれてたからね。でも、俺は好きなんだよな。マシンガンズの。一番、おじさん漫才がうまかったよね。「うまかった」っていうか、やってたというか。やっぱり『THE SECOND』だから。だからあれでさ、舞台に立ってきてさ。しかも、ちょっとアドリブっぽいやり取りも多いからさ。ネタというか、まあ漫才だよね。続けていた時に「あれ?」って思った時にさ、すぐそれをキャッチしてさ。「あれって、こういうことですよね」って客にね、ちゃんと抑え直す。で、笑いが来るみたいな。
(春日俊彰)ごまかさないというか。なんか「あれ?」って思っても、私だったら「ヘヘッ、ヘヘッ……」っつってね(笑)。それで終わっていくけど。ちゃんとそれを片付けて、行くもんね。
(若林正恭)すごかったぜ。本当、有馬記念のウインズみたいになっていたよ。準決勝の発表の時の楽屋が。さっき、前室が。
(春日俊彰)ああ、そちらの。それで盛り上がってたのね。
(若林正恭)そうそう。「どうなの? どうなの!?」って言いながら。すごいよ。でもみんなさ、やっぱり実力者でキャリアがあるから。ネタ以外のトークがどっしりしてるね(笑)。
(春日俊彰)いや、そうね(笑)。
(若林正恭)で、やっぱりさ、M-1だとちょっと違うのかもしれないんだけどさ。マシンガンズが2本目の時にさ、それまでの空き時間をさ、冒頭で入れてくるんじゃん? あれはベテラン漫才師だよね!
(春日俊彰)そうね。その日のやつをもう入れてきて。
(若林正恭)それもさ、嫌らしくないじゃん。それが別にクリンチじゃなくて。ちゃんと攻めになってたというか。マシンガンズだな、あれは!
(春日俊彰)いや、すごいよ。今日、夕方ぐらいにさ、フジテレビで収録があってね。行って、ちょうど『THE SECOND』と同じだったのよ。本社だったから。で、マシンガンズの楽屋があったから。ちょっと行ってみようかなと思って。でもなんかね、本番前……3時間ぐらい前だったけど。なんか、ねえ。あんまり、どういう感じになっているか、わかんないじゃない?
(若林正恭)俺も、なんかちょっとトラウマになっていて。こういう大きい大会で、ファイナリストになるじゃん。その時に、なんかちょっとも申しわけない。名前を出すけど、ルシファーに毎回、「頑張って」って……ルシファー、優勝候補だったりしたじゃない? だからさ、「俺が頑張ってって送ると、優勝しないのかな?」みたいに気にしちゃっていて。ザ・ギースもそうだけど。なんか、そんな別に影響力はないと思うけど。そういうことって、あんまり言わない方がいいのかなとか、マシンガンズにはすごい迷ってたけど。「やっぱりな、連絡したいな」って思って。それで、行ったの?
(春日俊彰)で、集中してたりしたらさ、申し訳ないじゃない? 余計な気を遣わせても。で、結局行かなかったのよ。そしたら、こっちの収録が終わって、1時間半後? 2時間近く後かな? そのクロークのところに行ったら、ちょうどマシンガンズの2人がさ、スタジオに向かうところでぐらいだったのかな?
(若林正恭)おおーっ!
(春日俊彰)みんな、こうやって移動中で。わちゃわちゃってなっていて。「ああ、マシンガンズもいるのかな?」って思ったら、ちょうど会って。で、西堀さんとかに「おはようございます」って言ったら「おう!」みたいな。全然なんか、緊張しないっていうか。滝沢さんも「ああっ!」って。「見てますんで」っつって。あんまりね、「頑張ってください」っていうのも、言いづらいじゃん? 「楽しみにしてます」ぐらいのことを言ったら「ああ、ありがとうね!」とか言って。滝沢さんが「この間も『あちこち』で話、出してくれて。ありがとうね!」みたいな。したじゃない?
(若林正恭)ああ、したした。酒井ちゃんがね。
(春日俊彰)そうそう。「ちょっと行ってくるね!」みたいな。なんか普通にライブに出るぐらいのさ。もっとガチガチになってるのかと思ったらさ。でも、他のところもそうだった。三四郎とかもなんか、普通だったし。
(若林正恭)三四郎も、すごいな。
(春日俊彰)いやいや、M-1とはまたちょっと違うだったね。
(若林正恭)だって、採点の時にみんな、仲がいいもんね。「素敵な人たちだな!」と思った(笑)。なんかおじさんに芸人って、こうあるべきなんだなっていうのをすごく見たというか。自分の戒めにもなったというか。だから、粋なことをすればよかったじゃない? TENGAつながりがあったらさ。サクッとTENGA、買いに行ってさ。そのマシンガンズの楽屋のノブにTENGAを差しておくっていうかさ。ノブの取ってのところにTENGAを……それこそ、一番のエールだよ? 滝沢さんにとって。TENGAが一番、頑張れるんだから。滝沢さんが。
(春日俊彰)フフフ(笑)。たしかにね。でもやっぱり他の人の目もあるしさ。「あそこ、なんでTENGAが差さっているんだろう?」ってさ。
滝沢さんへの最高のエール
(若林正恭)TENGAのカップの横にさ、スタバみたいにメッセージを……「『THE SECOND』、頑張ってください(ハート)」とか書いたりさ。ニコニコしたマークとかさ。
(春日俊彰)いたずらじゃないっていうね。
(若林正恭)そしたら、終わったら滝沢さん、言ってくるよ? 「あれ、春日、ありがとう。TENGAな。あれ、嬉しかった!」って。
(春日俊彰)「あれのおかげで決勝に行けてな!」って。
(若林正恭)「あれ、気持ちよかった!」って。
(春日俊彰)「今日も家に帰ってすぐ、使うわ!」って。次ね。次回、ファイナリストになった時は、そうしよう(笑)。楽屋のノブにTENGA、差しておこう(笑)。
(若林正恭)いやー、すごいな! マシンガンズ、準優勝、嬉しいな!
(春日俊彰)いや、本当だよね。
(若林正恭)酒井ちゃんも喜んでいたよ。
(春日俊彰)そうじゃない? 太田プロも後輩の子たちは、喜んでいるよ。
3本目無いって言ってたのにネタ合わせ全然しないw pic.twitter.com/aGFKOjusUU
— 大福 (@_O_daifuku_O_) May 20, 2023
<書き起こしおわり>