(春日俊彰)たしかにまだボヤーッとしているけれども。そんなのはいいんだよ。で、それでもまだちょっと、あれだなと思って。
(若林正恭)タバコでも吸えばいいじゃないのよ。
(春日俊彰)急に始めて?(笑)。
(若林正恭)急に始めればいいじゃん。熱いものを見たんだからさ。
(春日俊彰)「ちょっとフワちゃんの試合を見てもらっちゃったから、タバコを始めるわ」って? おかしいだろ! クミさんに。
(若林正恭)フハハハハハハハハッ!
(春日俊彰)それはなんか、もらい方がおかしいというかね。出し方がおかしいじゃん?
(若林正恭)「マルメン、買ってくるわ」っつって(笑)。
(春日俊彰)「自動販売機、ないかな?」じゃないのよ。横浜アリーナ。
(若林正恭)それはクミさんも「わかる!」って言うんじゃない? 「じゃあ、私もピアニッシモを買ってきて」って(笑)。
(春日俊彰)2人で?(笑)。
(若林正恭)2人で喫煙所でタバコを吸って(笑)。
(春日俊彰)クミさんは細めのタバコを吸って? じゃないのよ。それでもあれだから。「一緒にちょっと、見てから行こうよ」っつって。終わって。終わってまだね、なんかあれだなと思ったら、トイレとか寄ってみたりとかして、いろいろ時間稼ぎをして。で、「まだなの?」みたいにクミさんがなったからね。「じゃあ、まあ行きますか」っつって行ったのよ。楽屋に。そしたら、もう本当に終わっていて。友人とか、関係者の人と会ったりしてるわけ。で、パッとドアが開いていたから、フワちゃんの楽屋を見たら、ちょうど『体育会TV』の……かつてのその『体育会TV』のスタッフさんがちょうど、挨拶してるところだったのよ。
フワちゃん楽屋で『体育会TV』のスタッフと遭遇
(若林正恭)おお、じゃあ2週間に1回、会うわけだからね。なんか、すぐその場に入っちゃえばいいじゃない?
(春日俊彰)まあ、会ってたというかね。
(若林正恭)「会っていた」って、どういうことよ?
(春日俊彰)いや、『体育会TV』、終わってるからね?
(若林正恭)(マスオさんのものまねで)ええっ?
(春日俊彰)いや、いいのよ。キャン×キャン、およびヘイタクの……。
(若林正恭)ヘイタクね。何度も言うけども。
(春日俊彰)いや、やっぱりその……まあ、両方だね。両方言っていくのが丁寧だね? キャン×キャンの長浜くんと、あとはHEY!たくちゃんね。
(若林正恭)いや、ヘイタクな。何度も言うのはすまんけども、俺がやっているのは。俺はケイダッシュステージの人間なんだからさ。
(春日俊彰)まあ、それはさ、諸々あるわけだからさ。
(若林正恭)フハハハハハハハハッ! 諸々の話?
(春日俊彰)諸々の話。長浜くんとヘイタクのそのマスオさんをやらなくていいのよ。
(若林正恭)ああ、ごめん、ごめん。
(春日俊彰)で、『体育会TV』のスタッフさん。変態プロデューサーとかがね、いたから。で、「ああ、これはいいや」って思って、パッと入らしてもらって。で、もう本当にそれぞれのドーナツとシュウマイを渡して。もう早々と退散しようと思ったわけよ。また後日というかね、また話す機会もあるだろうから。その時はもう、もらっちゃってるからさ。何を言っていいかわかんないから。「あの、これ」っつって、ドーナツを渡してね。「ありがとうございます」なんつって。
「いや、私からもあるのよ。はい。これ、私が一番うまいと思ってりうシュウマイと肉まんとあんまん」なんて渡したらさ、その変態プロデューサーにさ、「あれ? 春日さんが自腹で差し入れしてる!」なんつってさ。まあ、見つかったというか、いじられてさ。「うわー!」なんつって。他のスタッフとかも「すごい、すごい!」なんつってさ。
(若林正恭)見たことがないからな。
(春日俊彰)「見たことないよ! 『体育会TV』にも差し入れしたことない春日さんが自腹で差し入れしてるよ!」なんて言ってさ。。写真とか撮られちゃったりとかしてさ。で、私はもう、そういうテンションじゃないのよ。
(若林正恭)ちょっとなんか合わないんだろうな。正直。
(春日俊彰)いつもだったら「いや、もうそれ、いいでしょう」とかさ。
(若林正恭)でも、大人ならやった方がいいよ。それ。
(春日俊彰)で、それで(深いため息で)「はぁー……」っていうね。
(若林正恭)ダメだよ、お前、それは。
(春日俊彰)「めんどくせえな……」っつって。
(若林正恭)向こうだって思っているんだから。「めんどくさいな」って思ってる同士なんてお前、人間関係として続かないぞ? 帰れ、お前!
(春日俊彰)「めんどくせえな」と思って。もう本当に張り上げるギリギリよ。私はもうね。「今、そういうんじゃないから! 今、そういう感じじゃないでしょ!」っていうのをギリギリで押さえてさ。
(若林正恭)もう出てるけどな。漏れ出てるけどな。
「めんどくせえな……」(春日)
(春日俊彰)「はぁー……」って1回、ため息をついて。で、フワちゃんもそこに乗ってるからさ。「本当だー!」みたいになって。もう、いつものフワちゃんに戻ってるわけ。プロレスラーのフワちゃんじゃなくなってたから、そっちの空気になっちゃったからさ。「はぁーあ……」とか思いながら。一応ね、リアクションというか、あれで。「まあまあ、それはね、持ってきますよ。でも、元を取るためにこのへんも持って帰ろうかな?」なんつってさ。そのへんにあった他の人の差し入れのお菓子を三つ、四つさ、持ってきた袋に入れてさ。「いやー! なんか元を取ろうとしてる!」なんて言われたりとかしてさ。こっちも「はぁー……」とか思いながら。
(若林正恭)なんか、そのフワちゃんの本物のプロレスの後だと、『体育会TV』のスタッフの方と春日のそのごっこ、ヘドが出るな。
(春日俊彰)いや、もう本当だよ(笑)。
(若林正恭)だから俺は「帰れ」っつってんの。
(春日俊彰)で、クミさんも「やめなよ!」なんてさ。本気だと思われちゃったからさ。私が持って帰るっていうのがさ。もう、悲惨(笑)。
(若林正恭)そこはもう、コント力だな。
(春日俊彰)コント力も低いしさ。
(若林正恭)それは知ってるよ。
(春日俊彰)失礼な! まあ、でもそうだね。「このへんのケータリングの弁当も持って帰っちゃおうかな?」なんて。で、それを『体育会TV』の変態プロデューサーにさ、写真を撮られたりとかしてさ。
(若林正恭)両方悪いな。なんか。
(春日俊彰)本当にもう、攻めも受身もさ、グダグダのさ。
(若林正恭)ごっこ。休み時間。フワちゃんのプロレスに比べたら。
(春日俊彰)それをプロレスラーフワちゃんの前でさ、結構長尺でやっちゃってさ(笑)。
(若林正恭)やだなー(笑)。
(春日俊彰)もう、悲惨だったよ。悲惨(笑)。
<書き起こしおわり>