オードリーの若林さん、春日さんが2021年7月3日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で中山秀征ゲスト回の『あちこちオードリー』についてトーク。さらに中山秀征さんの番組『DAISUKI!』などについても話していました。
(若林正恭)でも、来週がヒデさん(中山秀征)なんだけども。すごかったな!
(春日俊彰)すごかった! ヒデさん。
次回のあちこちオードリーは“芸能界の生き字引”中山秀征が登場! #annkw pic.twitter.com/9zFZbu6Y7r
— うにいくら (@uni_ikura_11) July 3, 2021
(若林正恭)で、しゃべってみたら俺と春日、すごいヒデさんの番組、見てたね。高校時代(笑)。
(春日俊彰)そうだね。うん。バラエティと言ったららヒデさんというか、ヒデちゃんだよね。ヒデちゃん、見てたわー!
(若林正恭)めちゃくちゃ面白かったよな?
(春日俊彰)全部の……その出演番組みたいなのを表にして出したら、全部知ってたもんね! 全部見てた!
(若林正恭)全部見てたよな! うん。なあ。
(春日俊彰)本当よ。東のバラエティ、関東のバラエティの代表みたいな感じだったもんね。
(若林正恭)俺さ、だからヒデさんとしゃべっていて思い出したんだけど。『ラジかるッ』にデレビ出たての頃に出た時に、あそこってなんか日テレのちょっと一瞬、外に出てから。外のスタジオで撮って戻ってくるじゃん? あれ、初めて出た帰り道に思ったことがあったんだよね。いや、あんなペーペーの若手にすごいいろんな質問をヒデさん、してくだったじゃない? だから「これを月・金でやってるんだ」と思って。俺、「テレビってすごいな!」って思ったんだよね。あの時に。
(春日俊彰)そうね。月・金。全員が全員ね、興味がある人でもないだろうし。
(若林正恭)いや、そんなことはないと思うよ。ヒデさんは(笑)。
(春日俊彰)いや、それはだって……興味ある人の方がもちろん多いだろうけど。うん。「なんの人なんだろうな?」って思う時も、それはね(笑)。
(若林正恭)いや、すごかったよね。いろんなことを。で、そんな驚く話でもないのにさ、「へー!」って言ってもらって。「これを月・金でやってるんだ」って思ったもん。
(春日俊彰)やっぱりすごいよ。それをもう何十年もね。
(若林正恭)何十年も。で、ヒデさん側から聞く番組もあんまり見たことなくて。俺。それが面白かったな。やっぱり。
(春日俊彰)なかなか、あんまりないでしょう? ゲストでトーク番組に……だって基本、迎える方の人だから。
(若林正恭)お前、あれ好きだよな? あの『DAISUKI!』の腕を組んで歩いてる話(笑)。
(春日俊彰)大好きよ。今、「大好き」って言っちゃったけどさ(笑)。恥ずかしいな。やっぱり『DAISUKI!』はさ、松本明子ファミリーとしてもさ。我々ね(笑)。聞きたいじゃん。ヒデさん側のを……アッコさんからは聞いてるじゃん? ヒデさんの話を。ヒデさん側から、聞きたいじゃない? 『DAISUKI!』、松本さんの話を。
『DAISUKI!』の話を聞きたい
(若林正恭)だから、ヒデさんが言っていたよね? 「まず、アッコちゃんが組んできた」って。そしたら、アッコさんとヒデさんだけ組んでいるのもおかしいから、飯島直子さんも組んできて。で、あれがデフォルトの形だったけど、ちょっとメタで見たら腕を組んで3人で歩いている番組って、変だもんな?(笑)。
(春日俊彰)変、変。変よ(笑)。
たまに女子二人が互いの腰に手を回して歩いているのを見かけるけどアレって一体何なの?中山秀征が出演していたDAISUKI!なの? pic.twitter.com/vyoUojmKJw
— くろさわ (@makt93) December 12, 2017
(春日俊彰)それを誰も突っ込まないでさ。当たり前のように。で、そのまま店に入っていくじゃない?(笑)。そんな……店の人が驚かないんだから。そういうもんだっていうね。それがすごいよ。
(若林正恭)あれ、「そういうもんだ」って思っているけどさ。CMに行く時に振り返って「大好き」ってさ。誰だか知らない人が言うじゃない?(笑)。
(春日俊彰)その当時はまだ若手のね。たぶん。
(若林正恭)いや、誰か知らない人だったじゃない? 俺たちが学生の時、見ていて。
(春日俊彰)まあね。見ていて。でも、だからそうだね。
(若林正恭)で、あれが普通だと思うじゃん。でも、ああいうのって今はないよな。あんまり。なんか脈絡がないやつ。だって、『タモリ倶楽部』のお尻を振るのだって脈絡は感じないじゃん? 歴史はあるけど。歴史があるから、絶対あってほしいもんだけど。
(春日俊彰)だから「そういうものだ」と思って見ているからね。
(若林正恭)『オドぜひ』ぐらいじゃない? 今、CMに行く前に「オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんですが」って。なんかよくわからないけどもナスの横に置いてあってさ。CMに行くの。なんなの、あれ?
(春日俊彰)たしかに。あれはでも、もしかしたら『DAISUKI!』イズムが継承されている……(笑)。
(若林正恭)下手したら、調べたら『DAISUKI!』と同じ人がやっているかもしれないな(笑)。最初に案を出していたとか。ああいうのって、結構昔はあったよね?
(春日俊彰)あったよね。いや、『DAISUKI!』のあれは良かったんだよなー。あの土曜の夜のあそこからの流れがすごいよかったのよ。
(若林正恭)というか、『あちこちオードリー』とかでも入ってもいいかもな。唐突に。CMに行く前に。誰か知らない人が振り返って「あちこちオードリー」って。
(春日俊彰)木の陰とかからね。
(若林正恭)木の陰から「あちこちオードリー」って言うっていう。それを今、ヅカ。会議で言う勇気、あるか?(笑)。ああいうのって、なんなんだろうな。俺、そういう話、好きなの。
(春日俊彰)その生まれたきっかけみたいなの?
(若林正恭)「イナバウアーは採点上は点数には入らない」みたいな話が俺、好きなのよ(笑)。
(春日俊彰)では、なぜやったんだ?っていうね。そこにやっぱりイズムがあるからね。
(若林正恭)そう。イズムがなんかあるはずなんだよ(笑)。
(春日俊彰)たしかに。あれは『DAISUKI!』もあるだろうね。何かを表わしているというか。それはちょっと聞けなかったな。ヒデさんに。
(若林正恭)あれ、なんでなんだろうな? 「大好き」って言うのは。でも、なんか歴史があったり、脈絡があったりするのかな? はじめはヒデさんがやってたとか(笑)。
(春日俊彰)それはなんか、嫌だな。ヒデさんが振り返って「大好き」はちょっと嫌だな。やっぱり若手の、若いお姉ちゃんがやってるっていうのが……でも、たしかに不思議だよね。あのお姉さんは本編には一切、出てこないもんね。アシスタントの方とかでもないんだもんね。
(若林正恭)あれはどういうオファーで事務所に行ってたんだろな? 「大好きって言ってください」っていうのはな。ああいうの、いいよな。でも、なんか。
(春日俊彰)『DAISUKI!』のCM前の一言みたいな。でもあの中から有名になった人ももちろんいるだろうしね。
(若林正恭)あるだろうね。「あの人が実はやっていました」みたいな。
(春日俊彰)それはもちろんあるでしょうし。登竜門的な感じになっていたかもしれない。当時のね。
(若林正恭)『オードリーのオールナイトニッポン』でもやりたいけどな。
(春日俊彰)そういうことよ? お姉さんにやってもらうっていうこと?
(若林正恭)女の人の声でさ、CMに行く前。直前によ。
(春日俊彰)なんて言うのよ?
(若林正恭)「土曜の夜、カスミン」とか。毎回言うっていう。そういう、一見余分なものがなんか奥行きを感じさせるんだぞ?
(春日俊彰)ああ、いいねえ(笑)。侘び寂びみたいな?
(若林正恭)ああいうのって「アイキャッチ」っていうんだ。へー! あ、これがやった人?
(春日俊彰)ああ、やった人のデータ?
(若林正恭)辺見えみりさん、仲間由紀恵さん! 仲間由紀恵さん!
(春日俊彰)ああ、ほら。やっぱりそうだ。あっ、篠原涼子さんもやっているじゃない! はー! 小松千春さんとかね。
(若林正恭)そういうの、あるんだろうな。
『DAISUKI!』仲間由紀恵、篠原涼子、辺見えみりアイキャッチ
20年以上前のDAISKI
仲間由紀恵#仲間由紀恵
#DAISUKI pic.twitter.com/79k6v8u5bi— こきちゃん (@hayabusa1043) October 12, 2020
「DAISUKI!」 アイキャッチ
仲間由紀恵・辺見えみり・篠原涼子@retoro_mode pic.twitter.com/CH2haypt3J— JUNK (@xmbhwfqdx) May 6, 2020
(春日俊彰)ほら、やっぱりそうだよ。あそこはちょっと登竜門というか。
(若林正恭)いや、これはすごいな。
(春日俊彰)たしかに。やるの、悪くはないよな。
(若林正恭)でもヒデさん、レギュラーが14本あったって言っていたもんな。
(春日俊彰)同時にだよ?
(若林正恭)同時に。でも、俺も13本とか……最高で14の時とか、あったんじゃないかな? 今、全部入れて。13? でも、ヒデさんに比べると違うと思うけども。
(春日俊彰)ヒデさんはほとんど全部がMCだからね。考えられないよ。14本も。で、大御所の上岡龍太郎さんとかともやっていたりとかさ。どうしていたんだろう? すごいよ。
(若林正恭)でもさ、ちょっとさ、所さんってすごいじゃんやっぱり。なんかこう、俺が余暇を楽しみながらテレビ出てるっていうのは絶対に世間が許さないと思うのね。俺。
(春日俊彰)そうだろうね。
(若林正恭)あれ、なんなんだろうね? おしゃれに見える人と、「いや、働けよ!」って思わせる人って。俺は絶対無理だと思う。自分で。
(春日俊彰)うん、まあたしかに。たしかにそうだね。
(若林正恭)でも、それと戦おうと思った。救急車の中で。「お前は働けよ」っていう声と戦おうと思って。
(春日俊彰)うん。まあまあ、長い戦いになるかもしれないけどね。だんだんだんだん、浸透させていくしかないんじゃない?
(若林正恭)嫌だなと思ったもん。その救急車に乗ったりするのは。
(春日俊彰)そうね。だから、そうね。
もう救急車には乗りたくない
(若林正恭)でも、やっぱりおしゃれだからだろうな。楽しんでるから。本当に。許される人は。
(春日俊彰)そうね。ちょっと憧れでもあるしね。妬みとかじゃない。「いいな」っていう。
(若林正恭)だから俺が1人キャンプとか、クレー射撃とかやりながら。「いやー」ってやってるの、なんか嫌だろう?
(春日俊彰)そうだね。うん。「やってる暇があったら、ネタ書けよ」と思うね(笑)。
(若林正恭)そういうパターンってあるよな。あれはそういう星の下なんだろうな。
(春日俊彰)そうかもね。イメージというか。
(若林正恭)でも、「大学に通いながら」とかは、どう?
(春日俊彰)ああ、それはいいね。
(若林正恭)許されそうだよな。だから「何を楽しいんでるんだよ?」って思われる人もいるっていうことだよね、だから(笑)。
(春日俊彰)そうだね(笑)。
<書き起こしおわり>