オードリー若林 星野源イヤーブック対談と写真撮影を語る

オードリー若林 星野源イヤーブック対談と写真撮影を語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2021年3月6日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で星野源さんのイヤーブック『YELLOW MAGAZINE』の対談についてトーク。星野さんとの写真撮影の模様などを話していました。

(若林正恭)まあ、オールナイトニッポン仲間ですけれども。星野源さんがね、1年間の音楽活動のイヤーブックっていうのを出されるですよ。そこの対談に俺を呼んでいただいて。それで星野さんって、いつからかなと思ったら、設楽さんと星野さんと俺で『ボクらの時代』に……あれ、10年ぐらい前? 俺、あの時にパジェロに乗っていたから。

(春日俊彰)ああ、そんな前?

(若林正恭)パジェロが当たったばっかりで。覚えてるわ。『フレンドパーク』でパジェロ当たったばかりで。そのパジェロで現場に入って時に設楽さんに「でっかい車もいいね」って言ってもらったの、覚えているもん。

(春日俊彰)じゃあ、そうだ。2009とか10ぐらいじゃない?

(若林正恭)たぶんそのぐらい……あ、2012? あれ、2012年かー。で、その頃に俺、『ダ・ヴィンチ』で又吉くんと俺と星野源さんで対談みたいなのもしたことがあるのよ。で、よく考えたら俺、そこに入っていたんだね。ちょっと笑っちゃうでしょ、今。

(春日俊彰)そのラインだったんだね(笑)。

(若林正恭)そのラインではないけど……(笑)。でも、何で入れてたんだろうな。今、思うとな。

(春日俊彰)その時は同じラインだったんだね。

(若林正恭)なんか今、違うよな?

(春日俊彰)今はだいぶね、若林さんだけスライスしちゃってますけど(笑)。

(若林正恭)「スライス」って……OBみたいに言うなよ!(笑)。なんかでもな、今思うとどの面下げて俺は行っていたんだろう?って自分でも思うわ(笑)。

(春日俊彰)まあまあ当時はそうだったんだね。

(若林正恭)でも、星野さんってだからその頃からCDをいただいたりしてて。星野さんに。だから、ずっと聞いてるから。でも、その星野さんって何年が大ブレイクとかって、あるのかな? 常に人気だから……。

(春日俊彰)役者さんとかだし……でも、歌でしょう? 歌がバーン!って行ったんだよね? もうたくさんあるから、わかんないよね。どれからだって。

(若林正恭)歌とかドラマ、映画……そうか。代表作が多いから。

(春日俊彰)そうだよ。それで本も書くでしょう? なんだろう? 最初は。

(若林正恭)だから本もたぶん自分で買って読んだのが結構前で。その対談した時の話ですごい覚えてることがあって。それもやっとしゃべれたんだよ。星野さんに。だからそれはまあ、その星野さんのイヤーブックの方で読んでいただきたいんだけども。

(若林正恭)でね、「対談だな」と思っていったら、その撮影がめちゃくちゃおしゃれだったんだよね! 経験したことのないおしゃれ感っていうか。

(春日俊彰)その現場がっていうこと?

(若林正恭)現場が。

(春日俊彰)そうか。話しながら写真も撮ってるっていうこと?

めちゃくちゃおしゃれな撮影現場

(若林正恭)そうそう。で、「先に撮影します」ってなって。なんかスタジオ、あるじゃん? 写真の専門のスタジオっていうの?

(春日俊彰)バックが全部白だったり。壁が、なにもないような。

(若林正恭)あんなの、何回かしか行ったことないじゃん。

(春日俊彰)ないね。

(若林正恭)それで着いたらさ、ジャケットとか革靴とかの並んでる量が異常だったのよ。まず。福田さんなんだけど。「福田さん、どうしたんですか?」っていう。革靴がもう5種ぐらい並んでるの。それで、スーツみたいな、ジャケットみたいなのもバーッてあって。なんか、DJ松永が着るみたいな、太いやつもあって。わかる? 太い、DJ松永が着ているやつ。

(春日俊彰)わかるわかる。それ、いらないでしょう、だって。

(若林正恭)でさ、「今日、素足に革靴を履きます」って言われて。「今日はこういう撮影っていう話なんで」みたいに福田さんも言っていて。いつものヒルナンデスとは違うわけよ。

(春日俊彰)いや、そうだね。ヒルナンデスはあんまりいらないもんね。ひとつでいいもんね。

(若林正恭)そう。で、「革靴とか、どれにします?」なんて言われて。俺もわかんないのよ。どれにするか。で、「素足に革靴を履きます」とかって言うから。「これ、靴下なの?」みたいな、「もうほとんどソールを裏に貼り付けるみたいなもんじゃん」みたいな、素足に見える靴下っていう。俺、あんなの見たことないよ。なんて説明すればいいんだろう?

(春日俊彰)だから靴から出ない、本当に裸足みたいに見えるぐらいにちっちゃい?

(若林正恭)ちっちゃい靴下。あんなの、なんだろうね? ほら、ゴムパッチンやる時のゴムみたいな感じだったわ。ギリギリ、両端が沿っているみたいな。で、結局俺、履き方を間違えていて靴から出ちゃっていて。「脱いでください」って言われたんだけど。その後に(笑)。

(春日俊彰)意味ないじゃん(笑)。

(若林正恭)で、それはいいんだけども。その後よ。俺、びっくりしたんだけども。メイク室のテーブルの上におしゃれなサングラスが8個ぐらい並んでいるのよ(笑)。

(春日俊彰)サングラスが? サングラス、かけるの?

(若林正恭)俺、びっくりしたのよ! サングラスが8個ぐらい並んでいて。で、なんかコントの時にサングラスが並んでいることはあったけども、そういう撮影でおしゃれサングラスが並んでるってないじゃん?

(春日俊彰)ないない。

(若林正恭)で、「サングラス、どれにしますか?」って聞かれちゃってさ。そんなのさ、サングラスってでもさ、かけたら暗くなるじゃん。だから、わかんないよな。どれがいいか。

(春日俊彰)うん。わからん。

(若林正恭)あっ、お前さ、一時期サングラス、かけていたよな。そういえば。

(春日俊彰)サングラス、かけてた?

(若林正恭)なんか一時期、俺びっくりした時があったよ。お前、新幹線でサングラスかけてなかった?

(春日俊彰)ああーっ、はいはい。もらったやつね。益若つばさモデルのやつね。つーちゃんモデルのやつ、かけてたんだよ。

(若林正恭)なに、それ? 俺、びっくりした時があるんだよ。春日がサングラスをかけていて。

(春日俊彰)あったあった。思い出した。それ、10年ぐらいかな? そんな前かな?

(若林正恭)なんでサングラスかけてたの?

(春日俊彰)いや、いただいたのよ。なんかわからないけど、益若つばさモデルの……あれ、どっかのメガネ屋さんとコラボレーションしたやつを3種類ぐらいもらって。

(若林正恭)なんでもらったの?

(春日俊彰)わからない。なんかで仕事が一緒になって……かもしれない。

(若林正恭)でも俺、ヒロシがさ、たまにインスタのフォローしている有名人を探して、俺に報告してくれるっていう会があるんだけど。

(春日俊彰)なんだよ? 暇なのか? なんだ、それ?

(若林正恭)益若つばささんがフォローしてくれているんだよ。だから、下手したら益若つばさ、リトルトゥースなんじゃないの?(笑)。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! いや、それはないだろう?(笑)。

(若林正恭)だって春日がサングラスもらうなんておかしいじゃん?

(春日俊彰)おかしい。なんでいただけたのか、わからない……まあ、直接じゃないと思うけどね。それも覚えてないな。で、いただいたから「ああ、いいじゃん」って思ってかけていた時期はあるね。どっかに置いてきてなくなっちゃったんだよなー。残念なことをしたけど。その時期よ。

(若林正恭)それで、せっかくだからかけてたんだ。

(春日俊彰)「せっかく」っていうか、「おっ、いいじゃん!」と思ったから(笑)。「これ、いいな。かっこいいな!」って思ってさ。普通にかけていたよ。

(若林正恭)びっくりしたんだよな。春日が新幹線でサングラスをかけて乗ってきたから。

(春日俊彰)うん(笑)。やっぱりつーちゃんモデルだったら間違いないじゃん? 自分で選ぶサングラスは自信ないけど。

サングラスの思い出

(若林正恭)それで俺さ、「サングラスといえば……」で思い出したんだけど。今。1回、テレビに出始めたばっかりの時、歩いてるとなんか「おっ、若林だ、若林だ」って言われるじゃん? ブームのあれは。で、「サングラスってかけたら指さされないのかな?」と思って。その時にダブルネームのジョーとサングラスを買って。ほら、ジョーってファッションが好きだから。「これがいいんじゃないですか」って買って。「これで指さされないのかな?」って思ってかけて渋谷のそのサングラスのお店を出た瞬間に「なんで若林がサングラスしてんの?」ってヤンチャそうな若者にいきなり言われてめちゃくちゃ恥ずかしかった時、あったな。その話もたぶんラジオでしていると思うんだけども。

(春日俊彰)うんうん(笑)。

(若林正恭)あと、ヒルナンデスの後にTMCに行っていた頃、車を運転していて西日がきつくて。

(春日俊彰)ああ、向かう方向的にね(笑)。

(若林正恭)その時だけ、サングラスをかけてて。車を運転する時に。

(春日俊彰)ああ、なんか言ってたね。車にいつもあるみたいな。

(若林正恭)それをたまたまさ、なんか「荷物チェックだ!」みたいな感じでさ、有吉さんと河本さんと同じ番組をやっていた時、「抜き打ち荷物チェック」みたいなのをされてさ。サングラスが出てきちゃってさ。なんか苦しい言い訳みたいに見えちゃっていたわけ。「TMCに行く時、西日がきついんで……」とか言って。「おい、お前。本当かよ? かけてみろよ!」みたいな(笑)。

(春日俊彰)そんなの、一番捕まる理由じゃん。2人に(笑)。

(若林正恭)そうそうそう! それでかけてさ、「浜省じゃねえかよ!」みたいなことを言われて。「歌ってみろ!」みたいに言われて。「誰もがぁ~♪」とかってやって滑ってさ(笑)。それ以来のサングラスで。それで、かけて。それは福田さんとかメイクさんに見てもらって選んでね。俺、サングラスをかけて、コントじゃなくて。笑わせるんじゃなくて、真面目にあの白ホリの中で撮影したの、俺はじめてかもしれないわ。

それで結構Dちゃんがさ、「似合いますね!」とか言ってくれて。「めっちゃ似合ってますよ。ジャケットと」って。「えっ、そうなの?」みたいな。それで当然、俺はそういうところで逆にスカすと、茶化すと迷惑がかかるから。やっぱり星野さんの本だから。「完全に仕事をしよう」と思ってたの。でも、すごいぜ、俺。サングラスをかけたまま、バランスボールに座っている星野さんを後ろからハグしたんだから(笑)。

(春日俊彰)それ、どういうコンセプトの写真なのよ?

(若林正恭)フハハハハハハハハッ! なあ、ダイスケ。なあ?(笑)。

(春日俊彰)どうなっているんだよ? 申し訳ないけど。

(若林正恭)なんか、普通に面白かったんだよね。あの、なんか、うん。

(春日俊彰)どういう本なのよ、それ?(笑)。悪いけど、申し訳ないけどね。そこだけ聞いてるとさ。でも、大真面目にっていうあれなんでしょう? でも、わかんないか。

(若林正恭)でもカメラマンさんは「いいですね! いいですね! 2人でしゃべっている感じで……」みたいな。

(春日俊彰)ちょっとネタっぽくなっているのかな? どうなんだろう?

(若林正恭)だから、その『ボクらの時代』もあったし、『ダ・ヴィンチ』もあったし。なぜか……こんなことをスターに言ったら申し訳ないけど、しゃべりやすいんだよね。エッセイとかも読んで「ああ、わかるわー!」って思っている部分もあるからかもわからないけども。ラジオも聞いているから、話とかもして。石井ちゃんとやってたからさ。だから、話すのはめっちゃ……スターに申し訳ないけど。話しやすいのよ。それでなんか、サングラスをしたまま相撲を取ってるみたいな感じで。ジャケットで写真を撮って(笑)。

(春日俊彰)どんな本なんだよ、それ?(笑)。

(若林正恭)ねえ(笑)。で、1回、なんかサングラスをかけたまま寝そべって腕枕みたいなのをしたよね。星野さんに(笑)。

(春日俊彰)それ、なんなの? お笑いの本なの?

(若林正恭)いや、たぶんおしゃれなんでしょう?

(春日俊彰)おしゃれなの、それ? 話を聞く限り、なんかお笑いの本っぽけど(笑)。

(若林正恭)それで「かっこいいですね! 若林さん、いいですよ!」って1人の写真とかでも乗せてくれるのよ。サングラスをかけている俺を。でも、「かっこいいですね!」って言っている人たちの方が全員かっこよかったんだけども。そうじゃん。おしゃれじゃん。ああいうスタッフって。服とかが。「申し訳ないなっていう気持ちがあると時間がかかっちゃうから」って思って頑張ってやったいたんだけども。そしたらさ、初めて撮影中にこんなことを聞かれたんだけども。「若林さん、右顔と左顔、どっちが勝負顔ですか?」って聞かれたのよ。

「右顔と左顔、どっちが勝負顔ですか?」

(春日俊彰)なんだよ、その質問? なんだよ、さっきから、ずっと?

(若林正恭)聞かれたこと、ある?

(春日俊彰)ないよ、そんなの。

(若林正恭)「右顔、左顔」っていう言葉、知ってた?

(春日俊彰)いやいや、わかんないよ。言われた瞬間はピンとこないよ。そんな、言われても。

(若林正恭)ないよな?

(春日俊彰)ないないない。

(若林正恭)「右顔、左顔、どっちが勝負顔ですか?」「えっ、右顔と左顔……?」とか言っていたら「あの、どっち側から撮る写真が多いですかね?」みたいな。「どっちかな?」とか言っていたら「えー、両方撮ります!」って言われて(笑)。

(春日俊彰)聞くなよ、じゃあ! なんで聞いたんだよ、その前に。はじめから両方撮ればいいじゃないの。

(若林正恭)なんか、白黒であったり。なんかちょっと……ああいうのってなんて言うんだろう? 構図っていうの? わかんないんだけど、変わった……お笑いのインタビューでは絶対撮らない角度で。

(春日俊彰)撮らないでしょう。だからそのカメラさんも普段はモデルさんとか、そういう方を撮っている人なんでしょう? だから、わかんないよね。我々に言われても。

(若林正恭)そうそうそう。ほら、『お笑いポポロ』でさ、12年ぐらい前に撮ったことあるじゃん? あれともまた違う感じよ。俺はガーベラをくわえたりして写真を撮っていた時代もあったけども。発泡スチロールの星をかじりながら。

(春日俊彰)あったね。トラのなんかあれを頭に乗せたりとかしてやっていたよ。

(若林正恭)あの時はずっと思っていたからね。心の中で。「ザイマンをやらせろや!」って。

(春日俊彰)いいねえ。尖っているね。若いねー(笑)。

(若林正恭)お前が「いいね!」ってリアクションを取るって……突っ込んでくれないと恥ずかしいじゃない(笑)。

(春日俊彰)いやー、いいねえ。燃え盛っているよね。お笑い。

(若林正恭)いや、春日さん。「ナマ言ってんじゃねえよ」がほしいわけよ。リアルタイムとして聞かれちゃうじゃん。そんなリアクションをされたら(笑)。

(春日俊彰)フフフ(笑)。

(若林正恭)当時はよ。でも今はお仕事をちゃんとやろうって思っているのよ。そしたらさ、いやー、ダサかったわ。うちの事務所の社員さん2人、写真を撮ってくれて。カメラマンさんが明るくてめっちゃいい人で。「若林さんの方のスタッフさん、チェック、お願いします!」みたいに。パソコンを開いて。でも、チェックなんかしたことないのよ。うちの会社。

(春日俊彰)見てもわかんないよ。断れ!

(若林正恭)それでダイスケと岡田が近づいてきて、パソコンを一応見るだけ見てさ、「いいっすね」とかって……(笑)。

(春日俊彰)見てもわかってねえだろうがよ! はじめから断れよ! 「チェックはいいです」って言え!

(若林正恭)「わかりません。そちらでお願いします」って言えや! なんか近づいてきて「ああ、これなんかいいですね」みたいな(笑)。

(春日俊彰)なにやってんだよ? わかんねえだろ? それとその隣の写真の区別、つかねえだろうがよ? あと、その感じもたぶんバレているだろしね。向こうの人たちに。「こいつら、わかってねえな」っていうのはバレているだろうし。

(若林正恭)で、俺もこっちで撮って。「どんな写真になったのかな?」って思っていたら向こうの人も気を遣ってくれて。優しいスタッフさんばっかりだったから。「すごいかっこいいですよ、若林さん」って。で、「サングラスをしながら撮るのなんてはじめてです」なんて言いながら見せてもらったのよ。

そしたら「データ、送りましょうか?」とか言ってくれてさ。それでスマホでさ、写真を送ってもらって見たけどさ。サングラスの写真が……まあ、それは使われない写真かもわかんないんだけど。完全にさ、詐欺グループの受け子の証言をする人みたいな。「僕はですね……受け子をやったのが……」みたいな人のサングラスの感じの写真に見えてさ。「どうやって仕上がるのかな、あれ?」って思って。

(春日俊彰)なんでそうなっちゃうのよ(笑)。

サングラスをした受け子

(若林正恭)でもDちゃんはさ、ずっと「いや、似合ってますよ」って言うのよ。で、岡田に写真を見せて「これ、受け子の写真だよな?」って言ったら「ああ、これは受け子の写真ですね」って言っていて。やっぱり岡田は信用できるなって思って(笑)。

(春日俊彰)そう思ってるならチェックの時に言えよ、それを。なんで今になってさ……(笑)。

<書き起こしおわり>

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