オードリー春日『東京 03 FROLIC A HOLIC feat. Creepy Nuts in 日本武道館』を語る

オードリー春日『東京 03 FROLIC A HOLIC feat. Creepy Nuts in 日本武道館』を語る 星野源のオールナイトニッポン

オードリー春日さんが2023年3月11日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で『東京 03 FROLIC A HOLIC feat. Creepy Nuts in 日本武道館』に出演した際の模様を振り返っていました。

(若林正恭)春日さんがね、日曜日に武道館で東京03さんとCreepy Nutsのフロリックアホリックに出演して。この間、アンタッチャブルの柴田さんにクイズ番組の仕事で会って。柴田さんが武道館、春日の日に行ったっていう。日曜日の日に、見に行ったんだって。

(春日俊彰)ああ、柴田さんが? へー! 知らなかった。

(若林正恭)「春日、めちゃくちゃ面白かったよ。めちゃくちゃわいていたよ」って言っていたよ。

(春日俊彰)ああ、そう? ありがたいねえ!

(若林正恭)で、結構さ、なんか……どういう感情なんだろうな? 俺、春日の活躍、聞きたくないんだよね。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ!

(若林正恭)あれ、相方に「相方が面白かったよ」って言うのって、どういう感覚なのかな? 俺、山ちゃんに会った時にしずちゃんが面白いことがあって。「しずちゃん、めっちゃ面白かったよ」って山ちゃんに言うのは危険そうだなと思って、山ちゃんには言わないもん。

(春日俊彰)なるへそ。

(若林正恭)危険そうじゃない? 山ちゃんに言ったら。

(春日俊彰)危険だね。

(若林正恭)っていうことは、俺はそう思われてないっていうことだよな。

(春日俊彰)ああー、うん、そうか。まあ、そうだね。でも、別にというか、たしかにそう考えると、山里さんに限らず、そのコンビなり、トリオなりも……向井くんに「尾形さん、この間めちゃくちゃ面白かったよ!」とは言わなくない? 言う?

(若林正恭)言わないわ。

(春日俊彰)ねえ。誰であれ、あんまり言わないでしょ?

(若林正恭)俺、めちゃくちゃ言われるんだけど。「春日、面白かったよ。この間、ロケが一緒だったんだけど」って。「面白いわけねえだろう」と思いながら……。

(春日俊彰)いやいや、「面白かった」でいいじゃない?(笑)。「そうなんだ」でいいじゃない?

(若林正恭)あれ、なんで俺、言われるんだろうな?

(春日俊彰)私は言われるかな?

(若林正恭)誰に何を言う感覚なんだろうな?

(春日俊彰)たしかに。あんまり言われないかも。「若林さんのこの間の……」なんて、誰かから。

(若林正恭)ああ、逆はないんだ。

(春日俊彰)逆はあんまりないかもな。うん。特に言われるんじゃない? 若林さん。そんなことないのかな?

(若林正恭)言われる。すごい言われる。あと春日を褒める。特に大阪の吉本の人たち。

(春日俊彰)ああ、そう?

(若林正恭)「春日、めっちゃおもろかったで」みたいなの、よく聞く。なんか、保護者みたいな感じなのかな?

(春日俊彰)ああ、そうなんじゃない?

(若林正恭)でも、ナダルが面白かったら、西野くんに言いそうじゃない?

(春日俊彰)ああ、言いそう(笑)。

(若林正恭)言いそうだよな?(笑)。

(春日俊彰)だからコンビの関係性なんじゃない?

(若林正恭)ティモンディの高岸くんが面白かったら、前田くんに言いそうだわ。

(春日俊彰)1人でロケかなんか、やっていて。うん。

(若林正恭)で、澤部が面白くても、岩井ちゃんには言わないわな。

(春日俊彰)言わないで。岩井ちゃんが面白くても、澤部には言わないね。なんだろう? なんか共通点があるのかな? でも、そうじゃない? その保護者的なさ……(笑)。やっぱりそうだよ。そんな感じ、あるんじゃない? そこだよね。だって逆に柴田さんに言わないじゃん。「ザキヤマさんが面白かった」って。

(若林正恭)それはなんか、偉そうだしね。こっちが言うのも。

(春日俊彰)先輩っていうのもあるか。

(若林正恭)だから変な話だよね。それを言ってたら。でも柴田さん、すごい言っていた。「春日、すごかったよ」って。

(春日俊彰)そうですか。まあ、そういう……若林さんもそうだったかもしれないけど。オークラさんがね、「春日」として書いてくれたから。春日としての場を用意してもらっていたから。それのおかげではあるけどね。単純に春日をやっただけだもんね。いつものというか、いわゆる。ありがたかったですよ。

(若林正恭)で、「1行しかないセリフを台本に赤線を引いて読み込んでいた春日さんを佐久間さんが目撃したとか」って書いてあるけど。

(春日俊彰)フフフ(笑)。目撃どころか、楽屋が一緒だったからね。佐久間さんと。

(若林正恭)ああ、そうなんだ(笑)。

1行しかないセリフを何度も練習する春日

(春日俊彰)楽屋が一緒って言っても、若林さんもそうだったかもしんないけどさ。最後じゃないですか。我々を出してもらうのが。だからずっと、そのライブ中……そのライブが始める前のリハから参加してるから。出番まで5時間ぐらいあるじゃん? 5、6時間。その間、ずっと佐久間さんと……で、佐久間さんも出たら楽屋に戻ってきたりとかするから。目撃どころか、ずっと一緒だったのよ(笑)。

(若林正恭)でも、佐久間さんも謎のテレビマンだよね(笑)。もうテレビマンじゃないけどね。だって武道館に立っては、楽屋に引っ込んだりしてるんでしょう(笑)。

(春日俊彰)謎。「この人、何者なんだろう?」って思って(笑)。『あちこち』で会う時はスタッフさんというか、カメラの向こうにいるのに。武道館では、なんなら回したりしてるからね(笑)。あのメンバーを。あの武道館の大観衆の中で。

(若林正恭)あれ、だから俺もやっぱりそういうの……あれ、なんで気になるのかね? 「どこからが台本で、どこまでがアドリブなんですか?」っていうよく聞かれるじゃん。でさ、漫才とかさ、もはやわかんないよね。たとえば箇条書きで決めてて。立ち稽古して、やって。「OKね」ってなったら、そこからもう台本だったのか、何なのか、わかんなくなるじゃない?

(春日俊彰)そうだね。そもそもがね。

(若林正恭)俺がやったのは、もう本当に1個目のショートコントで松永がめっちゃ崩れたの。なんか、噛んだのかな? そしたらなんか、飯塚さんがもう突っ込まざるを得なくなって。そしたら、もう全員が飛んでたの。そこから台本が(笑)。

(春日俊彰)なるほどね(笑)。

(若林正恭)だから俺の自己紹介も誰かが「あんた、何者だ?」みたいになって。それでモニターにバーン!って出すっていうことになっていたんだけども。誰も「あんた、何者だ?」って言わないから。でもあれ、出さないとたぶんダメなんだろうなと思って。「えー、自己紹介します!」って自分で言ったの(笑)。

(春日俊彰)ああ、言ってた。私、若林さんの、見たのよ。たしかに。あれ、想定じゃなかったんだ。

(若林正恭)変だろう? だって「えー、自己紹介します!」って言うんだもん(笑)。

(春日俊彰)変だね(笑)。なんかスウェットみたいなので出てきてさ。あれ、飛んでいたんだね(笑)。

(若林正恭)でもなんかさ、自分で思うけどさ。オークラさんのイメージってさ、たぶん世間のイメージとさ、イコールだと思っていいと思うのよ。で、春日も……俺は春日が近すぎて。「なんでも断らない男」として見られてるっていうことじゃん? パブリックな春日のイメージというか。でも、俺の中では「なんでも断らないっていうことをかっこいいと思ってるナルシスト野郎」なのよ。俺の中では。それってやっぱり普通の人よりひねりすぎちゃっていて、伝わらないところまでいってるから。なんか「気持ちよくなってんじゃねぞ」って思ってるわけ。

(春日俊彰)いや、ちょっと待って(笑)。なんでそんなことを言われなきゃいけないんだよ(笑)。

(若林正恭)ヤフコメを見てるくせに。「断ることを知りません」みたいなのを超かっこいいと思っているから。「やるか、やれないかなんて、どうでもいいんだよ。来たら、やるんだよ!」「わーっ!」みたいなさ。俺とクミさんはそれ、信じてないから。そんな太い男じゃないっていうことを知ってるから。でもまあまあ、いいですよ。みんながそう見るなら……みたいなの、あるじゃん? で、俺はだから「俺って、パブリックイメージはスウェットと健康サンダルで歩いてる人なんだな」って思ったね。

(春日俊彰)なるへそ(笑)。

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