星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で尾崎亜美さんが観月ありささんに提供した楽曲『伝説の少女』についてトーク。そのイエローミュージック的な魅力について話していました。
(星野源)愛知県の方。「ずっと気になっていたことがあるので教えてください。ジングルで観月ありささんの『伝説の少女』を使っているかと思いますが、何か思い入れのある曲なんですか? 源さんと同い年の私は小学生高学年の頃、観月ありささんが大好きでカセットテープを買ったり、部屋にポスターを貼ったりと憧れの存在でした。そのジングルを聞くたび、あの頃をチラチラ思い出します。もしエピソードがあればお願いします」。ええとね、2時台に流れるジングルだよね?
(番組のジングル音源が流れる)
ああ、そう。これ。「伝説の少女に~♪」って。このジングルをtofubeatsくんなんですけど。tofubeatsくんに「イエローミュージックというコーナーをやりたいので、僕がイエローミュージックだと思う楽曲をいくつか渡して、それをサンプリングしてひとつのジングルを作ってください」っていう話をして、作ってくれました。で、その中に観月ありささんの『伝説の少女』が入っているんですけど。なぜかと言うと、僕はこの曲を作詞・作曲したのが尾崎亜美さんというシンガーソングライターの方で。親が買ったシングルが家にあったんですよ。で、それが『Walking In the Rain』という曲で、その曲がまあ大好きで。
そのB面、カップリングが『伝説の少女』。これは観月ありささんに書き下ろした曲なんだけど、尾崎亜美さんがセルフカバーしていたの。それで、尾崎亜美さんの『伝説の少女』も聞いていて。なんで、この『伝説の少女』は尾崎亜美さんバージョンです。で、すごく好きで。『Walking In the Rain』は僕、ここでもかけたことがあると思うんだけど、ソウルなんですよ。とってもソウルでですね。J-POPの中に本当に素晴らしいフィルターの通し具合て言いますか、まさにイエローミュージックだという。自分のフィルターを通してソウルミュージック、R&Bというようなものを……あとはゴスペルですね。そのエッセンスを入れていて、とても素晴らしい楽曲でございます。
まさにイエローミュージック
なんでこれちょっと尾崎亜美さんをチェックしてみて下さい。本当に素敵なんで。これ、ちっちゃい頃から聞いていたんで。本当に同世代っていうことで。観月ありささんの曲も最高ですよね。いまね、クマさんが(ライブラリーから)取ってきてくれているね。うん。まあ、いいか(笑)。そんな感じでございます。
(中略)
(星野源)これ、どうしよう? 僕の『アイデア』を選曲してたけど、『伝説の少女』とかにする? 尾崎亜美さんバージョン、ある? ああ、シングル? はーっ! これ、もうまんま、これ。うちにあったの! 8センチCD。これこれ!
「Walking In The Rain」尾崎亜美
#8cmレインソング
後半アコギは入るが、ほぼ鍵盤弾き語りでじっくり聴かせる
カップリング「伝説の少女」は観月ありさへの提供曲
2曲とも5分37秒で同タイムというどうでもいい情報 pic.twitter.com/n18trbwf4J— nakamura8cm (@nakamura8cm) 2017年6月9日
えっ? 『Walking In the Rain』はマクドナルドのCMイメージソングだったんだ! はー、そうですか。
これ、両方聞きたいけどな……(笑)。ああ、そうか。1曲目はそうか。『Walking In the Rain』は編曲も尾崎亜美さんなんだけど、『伝説の少女』は違うんだね。富田(素弘)さんという方。じゃあ、ちょっと『伝説の少女』の方を聞きましょう。観月ありささんの曲をセルフカバーした尾崎亜美さんで『伝説の少女』。
尾崎亜美『伝説の少女』
お送りしたのは尾崎亜美さんで『Walking In the Rain』のカップリングですね。『Walking In the Rain』も聞いてみてね。で、観月ありささんのセルフカバー、『伝説の少女』でございました。やっぱりかっこいいですよね。すごい昔にイエローミュージックのコーナーでかけたことを、曲をかけてから思い出しました。ぜひ尾崎亜美さんをチェックしてみてください。あとは『デッドプール2』。
特典にある15分長い方のエンドロール後(笑)。ぜひ見てください。本当にね、ギャグも含めて……音楽も最高ですし。うん。ぜひ見てみてください。
<書き起こしおわり>