PUNPEEさんが2023年2月7日放送のJ-WAVE『TOKYO M.A.A.D SPIN』の中で『水曜日のダウンタウン』テーマ曲制作について、高木完さんと話していました。
(高木完)その『MODERN TIMES』の前が、僕が耳にしたものとしては先週も話したけども。『水曜日のダウンタウン』のあの変わった曲。
(PUNPEE)ああ、そうですね。
(高木完)あれはさ、どういうきっかけであんな曲になったの? あれ、なんかそういうオファーだったの?
クラブによく来ていた藤井健太郎に声をかけられる
(PUNPEE)いや、なんかその……それこそ藤井健太郎さんっていうTBSのディレクターの方がクラブによく来てて。本当に池袋のBEDとかに昔、出入りをしていたような感じで。本当にラップ好きな人だったので。で、その時に声をかけてもらって。それでセットの感じとか、「こういう番組だよ」みたいな、雰囲気だけ聞いた後に作ってみたら、ああなりましたね。
(高木完)へー! その人も結構やっぱりすごいね。その、白羽の矢の立て方が。
(PUNPEE)なんか、前から知ってくださっていたみたいで。
(高木完)音を作ってるの、知ってたわけだ。
(PUNPEE)それも作ってくれていましたね。本当にでも、根っからのラップ好きというか、ヒップホップ好きで。で、「番組をやることになったんで」ってオファーしてもらったっていう感じでしたね。
(高木完)今、BEDっていう名前が久々に出ましたけども。あそこも最初、あれはCAVEのお店の流れで。姉妹店で。
(PUNPEE)ああ、そうなんですか!
(高木完)あのロゴはエリック・ヘイズが作ってるんだけど。
(PUNPEE)へー! あのBEDの「BED」っていうのを?
(高木完)で、亡くなっちゃったオクイさんっていうCAVEをやっていた人が名前をつけたんだけども。
(PUNPEE)ああ、そうなんですか!
池袋BEDの名前の由来
(高木完)BEDっていう名前もお姉ちゃんに「BEDに行こうよ」って(笑)。それが言いたいからつけたっていう名前で(笑)。くだらないでしょう?
(PUNPEE)へー! 知らなかったっすね。っていうか、自分が行く前にBEDって、普通にベッドがあったっていう……。
(高木完)ああ、ベッド、置いてあったよ。
(PUNPEE)その時代じゃないんですよ。それのちょっと後で。へー! そんな話だったんすね!
(高木完)で、その話は置いておいて……。で、そうか。藤井さんに誘われて、あの曲を作って。あれは何で作ってたの?
(PUNPEE)あれはMPCですね。MPC+パソコンで。ProToolsに入れた後に自分で弾いたりとか。
(高木完)へー! あれ、やっぱり変わってるよ。
(PUNPEE)ああ、本当ですか?
(高木完)だって、K.U.D.O.ちゃんなんかと「あの曲、変わってるよね」って話をしていて。
(PUNPEE)でも、すごいですね。話題に上げてくださって。ありがたいです。
(高木完)だからPUNPEEのことをそこで「変わってる子だよね」っていう話にはなってて。そしたら、なんか自分のソロ作品みたいなのをどんどん出すようになっていって。それが数年後にもう『MODERN TIMES』になったから。割とすぐ?
(PUNPEE)そうですね。2年ぐらいとかで出したかな?
<書き起こしおわり>