PUNPEE 藤井健太郎イベント『STILL MORE BOUNCE』を語る

PUNPEE 藤井健太郎イベント『STILL MORE BOUNCE』を語る SOFA KING FRIDAY

PUNPEEさんがJ-WAVE『SOFA KING FRIDAY』の中で『水曜日のダウンタウン』などのプロデューサー藤井健太郎さん主催のイベント『STILL MORE BOUNCE』に出演した際の模様を話していました。

(PUNPEE)お送りしたのはTHE 虎舞竜で『ロード』の自分がエディットしてDJでかけさせてもらった「ちょうど一年前に」ループエディットでした。

はい、メッセージです。神奈川県の方。「こんばんは。いつも楽しく拝聴させていただいてます。『STILL MORE BOUNCE』に参加させていただきました」。この前の『水曜日のダウンタウン』の藤井さんがやったイベントっすね。「……『STILL MORE BOUNCE』に参加させていただきました。PUNPEEを初めて見たのは2013年のUNITでやった『YARIGASAKI MOST WANTED』でした。それ以来のUNITでした。会場はとても人が多く、フロアでは身動きが取れないほどでPUNPEEの時間の時もたくさんのゲストの方が出てくれたと思いますが、芸人さんなどの他ジャンルの人と共演する時に面白かったことや、今回のイベントでの裏話があれば、お聞かせください」。

はい、『STILL MORE BOUNCE』。『水曜日のダウンタウン』の藤井健太郎氏のイベントに出させていただきました。出演にそのBAD HOPだったりとかchelmicoだったり、B.D.さん。あとはkoedaちゃんとか、ヒップホップ税を中心に。あとは藤井さんの番組でよく出演されている芸人さんの人とかに出れてもらって。なかやまきんに君さんとか、あとは自分の時にもシティポップ芸人のポセイドン石川さんに『Plastic Love』を……tofubeatsもカバーして話題になっている『Plastic Love』を歌ってカバーしてもらったりとか。竹内まりやさんの。

とかですね、ゆうぞうさんっていう……恥ずかしながらゆうぞうさんの存在を知らなかったんですけど。加山雄三氏のものまねをする方に『お嫁においで』を歌ってもらったりとか、『サライ』を歌って最後に終わるっていう結構謎の(笑)。

それでその『サライ』の後も、なんか『We Are The World』がかかって大団円になるというか。その『水曜日のダウンタウン』でも『We Are The World』を実は歌が上手い人たちで歌うっていうのがあって。高橋名人さんとかのがあったので、それに捧げたりとかして。でも自分、ゆうぞうさんという方を知らなかったんですけど、声が死ぬほど似ていて。リハーサルの時にもみんなで爆笑しちゃって。ツネさんとかと「ヤバッ!」っつって。ちゃんと『お嫁においで』もしっかり聞いてくれていて、このタイミングで入るところとかもしっかり覚えておいてくれていて。すげえバッチリで嬉しかったです。はい。

というわけで、最初にかけさせてもらいました。徳島県の男性の方。「PUNPEEさん、毎週この番組、拝聴しています。この番組でかけられる音楽もしゃべりも楽しんでいます。ところで2月2日に代官山で藤井健太郎氏が主催のイベントに参加されたらしいですね。お笑い芸人さんも参加してましたが、クロちゃんが目隠しとヘッドホンで開催場所に連れてこられたようです。クロちゃんが会場に入ってきた時の雰囲気はどのようなものでしたでしょうか? あまり音楽に関係なくてすいません」。

なんですかね。とにかく楽屋裏でクロちゃん氏が死ぬほど人気だったっすね。もうみんな喋りたいじゃないですけども。あんなラッパーたちも、あんな美女のきれいな方々も、もうみんなと楽しそうに喋っていて。あとすごい失礼かもしれないですけども、実際普通に清潔感があって。「この人、モテるだろうな」みたいな感じで。いや、もちろんそうだと思うんですけど。単純に見た目に華があったりとかして。そう思えました。

楽屋裏でクロちゃんが超人気

何かいろんな人と気さくに喋っていて楽屋裏はすごいいい感じだったっすね。なんかその、藤井さんには藤井さんのヘッズがいて。テレビヘッズと言うか。藤井さんがそのテレビ関連の曲でミックスをするんですけど。それでかかった曲でやっぱり「この番組のオープニング、この番組のオープニング……」みたいな感じでヘッズがみんな盛り上がるんですよね。

矢沢永吉さんの「ヘーイ、ヘイッ!」っていうところも若い人も知っててかぶせるし。「この曲、知ってんのか!」みたいな。「やっぱりこの曲、すごい影響力あるな」みたいな感じで思ったりとかして。

なんか結構面白く感じました。その場所に実際にいた自分としては。あとはB.D.さんのライブの時バンド、ドラムの方がいらっしゃったんですけど。その時に『Rapper’s Delight』っぽい感じの演奏の上でB.D.くんがラップをしてたのがめちゃくちゃかっこよくて。結構お祭り的な感じだったんですけど、その中ですごいストイックな感じでB.D.さんのラップが入ってて。これが結構格好よかった印象はありました。っていうか、みんなかっこよかったんですけども。Qiezi Maboだったりだとか。うん。面白かったです。お誘い、ありがとうございました。

で、なんだろうな? 『水曜日のダウンタウン』でオープニングをさせていただいてるんですけど、結構自分の好きな説……いろいろとあるんですけど。モノマネが上手いミラクルひかるさんとか6人ぐらい、モノマネ師の人が某中学校に行って。その中学校の先生のモノマネをするみたいな。6人ぐらいで。理科の先生とか、まあ言ったらそこの生徒の人しかそれを知らないっていう、その学校の中でしか伝わらないネタなんすけど。で、それでめっちゃ生徒がもう涙を流して笑っているんですよね。「こんな楽しかった時、本当にないから、ありがとう!」みたいな感じになっていて。

それがギャラクシー賞っていうテレビの賞を取ったのかな? その企画(先生のモノマネ、プロがやったら死ぬほど子供にウケる説)が結構好きなのと、あとは徳川家を最後に見た人はこの世にいない説っていうのを検証したら、最後の徳川15代の人が行進してるのを子供の時に見たっていうおばあちゃんが見つかった説とかがあって。それも「へー!」ってなったりとか。

で、たまに「こういう説はどうっすか?」みたいに。「どうすか、藤井さん」って結構言うんですけど、ことごとく却下されてるっていう(笑)。あんまり面白い説を考えつけていないんでしょうね。ただ、伝書鳩を……自分が山形にライブに行った時に伝書鳩の広告があって。「伝書鳩ってまだあんの?」って。伝説上のものだと自分は思っていたから。言ったら、伝書鳩って鳩に鳩の足に手紙を巻いてくっつけて送る。そしたら相手にちゃんと届くっていう。ジム・ジャームッシュの『ゴースト・ドッグ』っていう映画に出てくるやつなんですけども。

それの看板があって。「藤井さん、伝書鳩まだいる説みたいなの、どうっすか?」って言ったら「うーん……面白いけど、なんかそれを面白くする方法ないかな?」ってなった時に、たしかクロちゃんと伝書鳩を一緒にぜんぜん知らない土地に連れて行って、どっちが先に帰って来れるかっていうのをやったんですよね。で、クロちゃんはもうわけがわからず、いきなり変なところに連れて行かれて、もう自力で帰るしかないっていうことで、ヒッチハイクとかして帰るんですけど。

で、鳩の方がやっぱり早かったっていう。感覚だけで。あとは何だろう。頭に方位磁針みたいなのがあるんですかね? ちゃんとしっかり鳩の方が先に帰ったっていう。それを採用してくれて、それは結構、「鳩ってすげえ!」っていう感じになったのかな?っていう気がしました。

あとは、90歳とかのおばあちゃん、おじいちゃんに「自分がいままで見たいちばん衝撃的なものって何ですか?」って聞いた時に「洗濯機とかテレビとかの時はみんな、『これなんだ? すげえ!』ってなってた」っていう説とか、面白かった記憶があります。何か残るものが個人的には多くて。ほんわかしっかり残るものとかも結構あって。自分はやっぱり毎週見ちゃうっすね。ただまあ、過激で少しやり過ぎちゃう部分もあるかもですが、そのへんは注意しつつやってもらいたいのですが。今回はとりあえず誘っていただき、ありがとうございましたという感じでした。で、そこでかけれなかったんですけど、こんなブランドも作って。結局かけなかったんですけども。それを聞いてその後にコマーシャルです。

『P.U.M.P (communication) PUNPEE original blend』

<書き起こしおわり>

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