オードリー若林さんが2023年1月7日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で萩本欽一さんと『キンワカ60分』で共演した際に感じた、萩本さんのラジオスタッフへの接し方についてトーク。そこで感じたことを話していました。
(若林正恭)そういえばこの間、欽ちゃんと『キンワカ60分』の第三弾をやった時に……その番組やってる時に、これは好きじゃない人も多いのかもしんないんだけど。ラジオのスタッフさんをいじるじゃないけど。結構、舟崎Dとか青銅さんとかに本番中も欽ちゃん、話しかけたりするんだよ。それがなんかすごい現場自体を温かくしてやっていくっていう、そんなお考えをお持ちなんだろうなって感じたの。
(春日俊彰)なるへそ。
(若林正恭)で、なんか直接聞けなくて。でも、なんか気になって。「当時からそういう風に思っていたのかな?」って。それで、ネットで見ていたら、俺も全く同じようなことを考えたことがあるんだけど。なんかの記事で欽ちゃんが言ってたんだけ。カメラマンのアシスタントの人、いるじゃん? カメアシさん。コードをさばいていくような。カメラさんが師匠で……。
(春日俊彰)その隣でずっとついてね。
(若林正恭)それでコードをさばいている人。だいたい、そういう人って若いじゃん? 「カメアシさんが笑っている番組は間違いない」みたいなことを言ってたのよ。
(春日俊彰)へー!
「カメアシさんが笑っている番組は間違いない」
(若林正恭)それで俺、本当に大きな声では言えないんだけど。なんか、カメラさんが笑ってる番組ってやっぱり面白いっていうか、評判がいいんだよね。
(春日俊彰)なるへそ。なんかわかる気がするな。
(若林正恭)その空気でわかるっていうか。オードリーのオールナイトニッポンのスタッフって、もうマンネリしちゃってる空気なのよ。でも俺、佐久間さんの番組が始まったばっかりの時、現場に行った時に、なんかその熱量が……佐久間さん含めて。佐久間さん以外の人も。それがなんか、「陽」なんだよね。何かが起こる気配がしているっていうか。で、それを佐久間さんのラジオで言ってるのよ。たぶん、それを。そしたら弘中に「媚びてんじゃねえ」ってラジオで言われていて。
(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! 難しいね(笑)。
(若林正恭)まあ、でも俺の予想とばっちり当たったけど。
(春日俊彰)いやいや、だからそれはたしかにあるね。現場の……そういうことか。
(若林正恭)なんか、しゃべったりするぐらいになるぐらい……評判いい番組って。で、『あちこち』とかもそうじゃん? カメラさん自体が笑ってるっていう。
(春日俊彰)はいはい。その方が、こっちもテンションが……嬉しいしね。カメラさんとか、技術さんが笑ってるっていうのは。ロケなんかもそうだし。
(若林正恭)それで、なんかやっぱりよどんでいる番組は、よどんでいるんだよね。あれな。何なんだろうな? 場の空気……だから、野球とか見てても、「チームの雰囲気、いいんだろうな」とか。アメフトとかもそうなんだけど。上がってくるチーム、勢いのあるチームって、コーチとベンチがうまくいっている……まあ、強いからってのもあるけど。そういうもんなんだろうな。でも、そのテレビ見てる人はさ、「そういう内輪受けとか、別にいいわ」っていう人がいるんだろうけども。
(春日俊彰)うんうん。
スタッフさんも思わず笑ってしまうぐらい盛り上がる現場
(若林正恭)なんか俺、それをすごい思う。現場の空気が……だから演者もその番組が楽しいとか思っているから。それでカメアシさんとかが笑うのを我慢したりする時に、盛り上がってるっていうか。
(春日俊彰)なるほどね。うん。そのスタッフさんをターゲットみたいにした方がいいっていうことなんだね。じゃあね。
(若林正恭)えっ、俺、そんなこと言っていた?
(春日俊彰)あれ? 違った?
(若林正恭)言ってないよね?
(春日俊彰)あ、そうなの?(笑)。いや、どうやったらその雰囲気が出るのかな?って。
(若林正恭)お前みたいなやつが変なTwitterするんだろうな。自分で曲解して正しいと思っちゃっているっていう……。
(春日俊彰)間違ってるのに?(笑)。難しいね(笑)。
(若林正恭)いや、別にそこを狙うっていうんじゃなくて。なんか、副産物としてそうなってくるし。まあ、春日さんが言っていることもあっているんだと思うよ。だからこそ、欽ちゃんが本番前とかにも青銅さんとか……終わった後とかも話しかけている感じがなんかすごい……「すごい人だな」って思ったんだよね。そうそうそう。
(春日俊彰)なるへそ。
(若林正恭)だから、それを目指していきましょうよ。今年は。
(春日俊彰)今年はね。そうだね。2022年の抱負だね。それが抱負だわ。
<書き起こしおわり>