オードリー若林さんが2021年12月11日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で『笑点』の大喜利に参加した際の模様を紹介。そこで感じた山田隆夫さんのすごさについて話していました。
(春日俊彰)今日昼間ね、お正月の1日のオンエアーなのかな? 『笑点』のね、大喜利のコーナーに出させていただいて。いやー、まあもちろん初めてっていうのもあるけど。なかなかできることじゃないじゃないですか。演芸の方はね、2回、3回。後楽園ホールと、あと鹿児島ね。鹿児島、行ったじゃないですか。
(若林正恭)ああ、はいはい。行った、行った。
(春日俊彰)地方の収録にも呼んでいただいたりとかして。あれは2009年とか10年ぐらいの。
(若林正恭)あった、あった。
(春日俊彰)『笑点』ね。演芸の方は出させてもらったこと、ありますけど。大喜利の方に呼んでいただいて。それが『ヒルナンデス』チームっつって。お正月の『笑点』ってなんか日テレのアナウンサーの方が出たりとか、TOKIOさんとレギュラーメンバーの対抗戦とかをやったりね。かつては。で、そういう流れのひとつの企画みたいなので、『ヒルナンデス』チームが……たぶんあれ、『ヒルナンデス』が10周年だったりするからなのかな? コラボみたいな。『笑点』とっていうので。それで各曜日1人ずつ出て。南原さんがリーダーで、『ヒルナンデス』チームで呼んでいただいたんですよ。それで大喜利って、ねえ。楽しみで。どういう感じなのか、なかなか……。
(若林正恭)また、俺たちがやるフリップ大喜利と違うからね。
(春日俊彰)『笑点』の大喜利はなんかちょっと伝統芸というか、演芸というかさ。またちょっと違う面白さじゃないですか。で、調べたら55年とかなのよ。『笑点』ってね。歴史のある番組ってやっぱりね、なんかルールというか。いろいろあったりするじゃないですか。
(若林正恭)伝統がね。
(春日俊彰)そうそう。伝統がね。で、どんな感じなのかな?ってちょっと楽しみだったの。で、まあまあちょっと、不安でもあるしね。うまいこと言ったりしないとさ、いけないじゃないですか?
(若林正恭)ああ、『笑点』だとね。
(春日俊彰)そんなの、できるかな、みたいな。で、まあまあ、楽しみの方がデカかったんだけども。それで行って。番町スタジオですよ。昼ぐらいに入って。「収録前に打ち合わせがある」っていうので。全員、師匠の方々もこっちも揃って。普通に、だから昇太師匠とかもいて。スタッフさんとの打ち合わせがあるっていうので。それでちょっと早めに入ってさ。それで楽屋に行ったら、もう台本とかないのよ。台本はなくて机の上に紙1枚で「○時○時から打ち合わせ。△時△時から本番」とか書いてあって。上の方には「本日は出演、ありがとうございます。春日先生、楽しみに収録してください」って書いてあったのよ。「春日先生」って書いてあるのよ。
(若林正恭)「先生」になるんだね。
「春日先生」
(春日俊彰)で、よく見たらその上のところにも「『笑点』オードリー春日俊彰先生」って書いてあって。「これ、なんだろうね?」って。(マネージャーの)チャンアライとね。なんか、あるんだろうね。その、ゲストの呼び方みたいなのが。で、本番ではそう呼ばれることはないんだけど。「先生」って。なんか、そうやって書いてあってさ。「これもなんか、すごいね!」なんて言って、ちょっと楽屋で盛り上がってさ。それで打ち合わせだっつって、行って。それで、その後にすぐ収録が始まるから。
全部スタンバイして、会議室で打ち合わせをするってことで。それで私も全部、『ヒルナンデス』のベストを着てさ、蝶ネクタイもしてさ、全部やって行ったのよ。そしたら、師匠方がトイメン、向こう側に並びでお座りになっていて。皆さん、もちろん着物を着ているんだけどさ……円楽師匠だけ、「今日の朝、ゴルフに行ったのかな?」っていうぐらいの、ゴルフウェアみたいなので。
(若林正恭)まだ着てないの?
(春日俊彰)着てないのよ。かっこよくてさ。なんか。ゴルフウエアっぽい感じの、なんかお洒落なセーターみたいなやつを着られて。黒いので。「うわっ、かっこいいな!」とか思って。それで山田隆夫さんとかもいたりしてさ。それでほら、林家たい平師匠とか、バラエティに出る方もいるじゃない? お会いしたことあるんだけど、そのレギュラーメンバーがバッと揃うとさ、なんか格があって。やっぱり緊張するのよ。
で、スタッフさんも「本当にバッと後ろにいて。スタッフさんも結構ご年配の方とかね、ずっとやっていらっしゃるんだろうな、みたいな。普通のバラエティと違うんですよ。打ち合わせ室からして。で、バッと入ってさで。こっち側で……そうだね。『ヒルナンデス』チームがいて。南原さんはまだだったかな? それで私、衣装のまま入ったら木久扇師匠にさ、「春日くん」って。ちょっと離れたトイメンのところから「その服はさ、衣装かい?」って聞かれて。そうじゃん?
(若林正恭)うん。衣装ね。
(春日俊彰)それで「いやいや、私服なわけないでしょ?」っていうやつなのかな?って思ったの。
(若林正恭)なるほど。「ほしいのかな?」って。
(春日俊彰)「ほしいのかな?」っていうので。それでパッと見たら、全然マジ。本当の質問っていうお顔に見えたのよ。だからそれを言ったら、たぶんちょっと浮くっていうかさ。で、もうその時点で会話してるのが私と木久扇師匠だけだったから。やっぱりこう、見るとはなしに注目されてるのはわかるの。で、「どうしようかな?」って思うじゃない? で、みんなもちろん、「私服なわけがない」と思ってらっしゃるんで。なんかバッと言うのも違うし。なんか、ねえ。諌めるのも違うじゃない? だから「どうしようかな?」と思っていたら、さすがのシェリーがさ、入ってきて。「春日さん、それで家から来たんですもんね?」って入ってくれて。で、「私服なわけがないだろ?」って言って、なんとか収まったのよ。
(若林正恭)めっちゃシェリーに助けてもらったな。
(春日俊彰)シェリーに助けてもらって。収録前から。
(若林正恭)正解はだから「私服なわけないでしょ?」だったんだろうな。
(春日俊彰)だったんだね。だけどたぶん……私からは木久扇師匠が本当の質問で聞いてくださっていると思うから。それを言うとたぶん、木久扇師匠がびっくりされてしまう可能性がね。
(若林正恭)あと、カズレーザーパターンもあるからね。あれで歩いているっていう。カズが現れてからは。カズは規格外だから。
(春日俊彰)そうだね(笑)。そうなのよ。そのパターンもあることになっているからね。「あるわけねえだろ」じゃなくなっているんだよな。カズくんによって。
(若林正恭)でもやっぱり業界のそういうトークってひとつ、プレゼントをお返しした方がうまく行くね。なんであれ。
(春日俊彰)まあ、そうね。だから気を遣ってたぶんいじってくれたっていう。そういうのももちろんあるんだけども。それに答えられなかったっていうんで、シェリーに助けられて。まあ、そんなのがあって。それでまあ、打ち合わせが始まってさ。まあまあ、そんなに長い収録じゃなかったのよ。1時間弱ぐらいなスケジュール。だからスタッフさんが「まあ2問ぐらい出題されます。
昇太師匠から質問とかされて、それに答える形で大喜利の答えを言ってください」と。そういうの、あるじゃん? なんか「なんだい?」って聞かれてさ、それに答えて、ウケるみたいな。で、だいたいその時間的な感じ。人数も結構いる。10人ぐらいかな? いるので。「だいたい1人2回ぐらい、手を上げて差されて回答するみたいな感じになります」みたいな。そんな説明があって。最初の出る順番だとか。それでまあまあ、打ち合わせが終わって。その後、そのまま収録になったんですよ。で、客入れもしててさ。まあ、ちょっとまばらというかさ。
(若林正恭)ああ、距離を開けながら。
(春日俊彰)で、まず『笑点』って入りからは始まらないじゃない? もう板付きで始まるじゃない? で、お客さんも入ってるから、一応出でスタッフさんが紹介っていうか。「藤田ニコルさんです!」とか「チョコレートプラネットさんです!」とか。で、まあまあそれぞれ入ってきて。「どうもー」みたいな感じで、お客さんの顔見せみたいな。それで私も入ってきてさ、みんなで揃ってさ。そして「収録始まります!」みたいになるでしょう? それで、始まってさ。そしたら、やっぱり師匠方がすごいんだよね。めちゃくちゃ答えるのよ(笑)。
(若林正恭)いや、そりゃそうでしょう?
バンバン答えまくる師匠たち
(春日俊彰)いや、めちゃくちゃ答えるの! その、若林さんが思ってる以上よ? 「2回」って言われていたから、「まあ、それぐらいなんだろうな」ってこっちは思っているんだけど……師匠方は1人ね、5回ぐらい答えるのよ。で、スタッフさんがさ、「次のお題へ」みたいに出してるんだけど、関係なしにガンガン行くんですよ。「すごいな!」って。あんまりオンエアーを見ていて、そんな感じはしないじゃない? めちゃめちゃ前に出てくるのよ。
(若林正恭)いや、「前に出る」っていうか……。
(春日俊彰)めちゃめちゃ爪痕を残そうとするのよ。
(若林正恭)まあ、そうだと思うけどね。
(春日俊彰)でも、こっちはさ、私とか特ににさ、『笑点』の答えって難しいっていうか。うまいことを言うっていうのは。
(若林正恭)うまくて、かつ、ちょっと笑える。しっかり笑えるっていう。
(春日俊彰)あんまり思い浮かばないんだよね。
(若林正恭)『笑点』用の答えをね。
(春日俊彰)そうそう。で、『ヒルナンデス』チームも……。
(若林正恭)ああ、みんな苦戦している?
(春日俊彰)そう。で、バンバン行くんですよ。
(若林正恭)まあ、そうだと思うけどね。なんだろう? たとえばどういうことかって言うと……「オードリーってオールナイトニッポンでめちゃくちゃしゃべるのね」って言ってるような感じに聞こえるんだよね。なんか。だから「オンエアーより答えてるんだろうな」とは俺も思うけども。あの人たちにしたら、もう何十年なわけじゃない?
(春日俊彰)そうだね。だから圧倒されたっていうことですよね。
(若林正恭)場馴れとね、脳も慣れているしね。
(春日俊彰)すごくてさ。で、なによりも難しかったのがさ、うまいことっていうか、なんかちょっとかかったようなことじゃない? 答えって。それを言った後の顔がわかんなくてさ。やってみたら(笑)。
(若林正恭)はいはい。みんなに感心された後の顔。
(春日俊彰)そうそう。言った後の顔がわかんなくてさ。「○○です」って言ったらお客さんもあったかいから、反応をしてくれるんだけど。その時、どうしていいのかわかんないのよ。抜かれてるじゃないですか。ワンショットで。それで最初は「へっ、へえっ……」みたいな(笑)。
(若林正恭)はいはい。あのね……やめた方がいいよ、それ? 春日って、この間、サトミツとも話していたんだけども、面白いこと言った後に自分で笑うよね? 「へっ、へっ、へっ……」って。それ、じゅんごさんにも注意されていたよね? 昔からね。もう15年以上前だよ。でも。それでちょっと思い出したんだけど、今週の『ヒルナンデス』で、もうこれ聞こうと思ったんだよ。普段、しゃべんないからさ。俺とか春日って。春日がなんか一発ギャグとか、ワンフレーズ決めで言って滑る。で、プロとそうじゃない人の差って自分で処理する人が俺、プロだと思うの。
(春日俊彰)はいはいはい。
(若林正恭)でも、自分で何もせず、そのまま黙っちゃう人はプロじゃないから、誰かが救いに行かないといけないと思ってるの。で、芸人さんは大概自分で「おいっ! どうしてくれるんだ!」って言うけど、春日がなんかここ1年ぐらい、自分で処理し始めるじゃん?
(春日俊彰)はいはいはいはい(笑)。
(若林正恭)で、俺がすごいムズいのは、春日がしない時もあるのよ。
(春日俊彰)はいはいはいはい。
(若林正恭)あれ、もう決めたいんだけど。俺、もう「自立した」と考えていいね? だから、もうやる前から「○○○○!」とかってボディビルのポーズを決めて。俺はちょっと斜め入るから、軽いげんこつで「この野郎!」って言ったらみんなに「いや、げんこつが弱いよ!」っていうような感じとか、なんかいろいろと用意してるんですよね。それは『スクール革命!』と『黄金伝説』のひな壇から。
ずっと春日ってやりっ放しだから。でも、結婚して子供の顔を見るから頑張ろうと思ってるのかな? なんか滑った後、自分でフォローするようになったのよ。で、あれって、どっちか決めてもらわないと……バッティングしちゃうから。で、あれが一番ダサいから。で、なんか「ああ、自分でフォローあったんだ。ごめんね」って春日につぶやいたの。で、それがね、水田くんに聞こえてたから。
(春日俊彰)フハハハハハハハハッ!
(若林正恭)それで水田くんがなんか、笑ってたから。「なんか後にあったんだ。ごめんね」って次のVに行ってる時にボソってお前に行ったのが水田くんに聞こえてたんだよ。で、やる時とやんない時があるのよ。自分で処理を。あれも、「自分で処理する人」っていうことでいいね? もう。
(春日俊彰)まあまあ、そうだね。かぶっちゃうもんね。たしかにね。
(若林正恭)かぶるのよ。で、かぶるのが一番アマっぽいから。だから、どっちかにしてって思うの。その、なんだろう? ルーレット方式はやめてって思うの。ドキドキするから。で、「ありそうだな」って思ったらないし、「なさそうだな」って思ったらあるし。あれ、すっごい困るのよ。それはなんか、気分で変えるのもやめてほしいし。自己回収か俺回収か。どっちかにして。あれ。
(春日俊彰)なるへそ。まあ、そうだね。
春日自己回収プラン
(若林正恭)あれはもう、自己回収でいいね?
(春日俊彰)うーん……まあ、完全に引き受けちゃうとなー(笑)。うーん。でも、わかんないもんね。合図というか、あれがないと。
(若林正恭)で、自己回収を最近やり始めたから。これはオードリー的に決めておきたいなと思って。バッティングが一番よくないでしょう? ツッコミと。
(春日俊彰)だからまあ、ある時は……基本、だから自己回収の方向で考えといていただいて。それでも、自己回収ができないなっていう時は見るからさ。若林さんを(笑)。そしたらもう本当、げんこつを。横を向くわ。横を見る。
(若林正恭)それは、すごい難しい。
(春日俊彰)何かしらの合図がないと、かぶっちゃうじゃん?
(若林正恭)逆に、できる? だってウケると思ってやることじゃん? そういう時って。で、「これは若林さんのツッコミ、ほしい」ってアイコンタクト、できる?
(春日俊彰)だから基本的には自分で自己回収だけども……自己回収できそうにないなっていう時は見るからさ。うん。
(若林正恭)なるほど、なるほど。それだったら、俺に突っ込むパターンで回収してほしい。
(春日俊彰)ああ、なんか「突っ込んでくれよ!」みたいに。
(若林正恭)「どうするんだよ!」って俺の頭を叩くとか。
(春日俊彰)なるへそ。
(若林正恭)でも、たぶんできないと思う。自己回収したりするのよ。なんか……「ごめんなサイドチェスト! さあ、どうする!?」って言ったりするの。で、その「さあ、どうする?」と「俺が誘ったんすよ」が被る時があるのよ(笑)。それが一番恥ずかしいの!
(春日俊彰)うん。申し訳ない。
(若林正恭)じゃあ、俺はもうごめん。100、自己回収にして。1年、やろう。それで。2022は自己回収の年。
(春日俊彰)目標ね。
(若林正恭)俺、マジで『ヒルナンデス』、ノータッチにするからね?
(春日俊彰)わかった、わかった。2022の抱負ね。
(若林正恭)そうそう。そうで自己回収でウケるって、その人は俺、すごいと思うから。その芸人さんは。たのんだよ?
(春日俊彰)それをじゃあ、来年の目標として1年間、がんばりますわ。うん。で、まあまあ、『笑点』の話なんだけどね(笑)。で、一番すごいと思ったことがあってさ。一番すごいのが、山田さんがすごいなと思ったのよ。座布団のね。すっごいいじられるの。たぶんオンエアでもまあ、師匠方がいじられているんだけども。たぶん収録の現場はその倍ぐらいいじられてるのよ。
(若林正恭)なるほど、なるほど。
(春日俊彰)でね、まあまあ、いじられ方がよくあるというか。ちょっとこうのけ者にされるみたいなさ、あるじゃない? で、その収録前ですよ。全員登場して。「今から収録始めます」ってなって。板付きで。で、スタッフさんが注意事項みたいなのを言って。後ろのスタッフさん……そのセットの後ろにいる方々に向かって「ちょっと声とか、入ってしまうんで。気を付けてください。笑い声とか。あと、見切れてカメラにチラッと映っちゃうとかもご注意くださいね」なんて言って、それで始まる感じだったの。
「じゃあ、そろそろ参ります」って言った時に、たい平師匠がさ、「山田さんもね、なるべく見切れないようにしてくださいね」って言っていじったのよ。そしたらさ、普通は……もう山田さんはいらっしゃらないから。袖にはけていて。普通さ、「いや、おいっ! 俺も出演者だろ!」みたいな感じで来るじゃない? だけど、山田さんは袖から顔だけちょっと出して、睨みつけて。それがめちゃめちゃウケてたの。
(若林正恭)ああー。
(春日俊彰)でね、マスクもしてるからさ。その目のところだけで……でも、わかるじゃん? それでまあ、面白いし。だからそういうキャラクターっていうのはわかっていて。それで、事あるごとにそんな感じで山田さんはいじられるのよ。なんかで座布団かなんかを運んで、袖にはける時かな? ちょっとくだりを忘れちゃったけど。まあ、大抵がたい平師匠がいじるんだよね。「あんまりしゃべんないでくださいね」というようなことを言ったら、その座布団運んで袖に行こうとしているところで振り返って、睨みつけて、ドカン! なのよ。で、結局収録が終わるまで山田さんの声を1回も聞いてないのよ(笑)。
(若林正恭)ああ、睨みだけで爆笑を起こして?
睨みだけで爆笑を連発
(春日俊彰)それでチョコプラが隣にいて、話していてさ。「山田さん、すごくない? 睨みだけで……」って。それで、面白いし。ただのパターンじゃないのよ。その睨み方とも面白いの。なんか。で、「うわっ、すごいね!」なんて話をしてさ・
(若林正恭)それが芸なんだろうね。
(春日俊彰)そう。で、私もそれがちょっと理想というかね。なんか、ゆっくり歩くとかさ、ずっと見てるとかが面白いなって思うからさ。山田さんのそれがすごい刺さってさ。で、その後にまた別の番組の収録が1本あったんだけど。それでなんかでいじられたのよ。それで、「クッ」と睨みつけたの。
(若林正恭)睨むだけ?
(春日俊彰)うん。そしたら……「なんだ? 春日、キレてるのか?」みたいな。「春日さん、どうした? キレてるの?」みたいにノブさんを困らせちゃったのよ(笑)。それで全然ウケないし(笑)。
(若林正恭)なるほど。それはそうだろうな。
(春日俊彰)やっぱりやる人によってね。だからまだそのクラスじゃないんだなって思って。経験値がね、まだ浅いんだなって思ってさ。すごく勉強になったっていうね。
(若林正恭)きっと言葉でなにかを返すようないじられ方をしたんだろうね。
(春日俊彰)まあ、そうだね。うん。でもまあちょっと、チャレンジはしてみたい。それが目標かな? 来年の。なんかいじられた時に睨んで笑いを取るっていう。それと、滑って自己回収ね(笑)。
(若林正恭)そうだよなー。難しいけどな。
(春日俊彰)難しいけどね。ちょっと、がんばりますよ。
<書き起こしおわり>