サンドウィッチマン伊達『ドキュメント72時間』を語る

サンドウィッチマン伊達さんが2022年11月12日放送のニッポン放送『サンドウィッチマン　ザ・ラジオショー』の中でNHK『ドキュメント72時間』についてトーク。番組のテーマ曲である松崎ナオ『川べりの家』を選曲して紹介していました。

（伊達みきお）さあ皆さん、お待たせしました。私の曲を聞きたい皆さん、お待たせしました！　今日はですね、これも「どこかで聞いたな」とか……僕はNHKマニアですからね。NHKをよく見るんです。NHKの『ドキュメント72時間』っていう番組があるんです。これは僕は結構、見ている。ほぼ見てるんじゃないかな？　そこで流れてくるテーマソングがあります。『ドキュメント72時間』、たとえばですね、もう何でもない居酒屋さんだとか、酒屋さんなんかをずっと定点カメラ、動かないカメラで72時間、撮っているんですよ。

で、そこにNHKのクルーが入っていってインタビューとかも撮るんだけど。どういう72時間なのか。要するに、3日間ですよね。3日間。そうすると、3日間撮っているといろんなドラマがある。「こんな人がこんなものを買いに来るんだ」とか。そういうのをいろんなところでやってるんですよ。72時間。もう、昔からやっているんですよ。

（富澤たけし）話を聞いてみないと、どんな人かわかんないですよね。で、聞いてみるとそこにいろんなドラマがあるっていう。

（伊達みきお）そう。この間も知床のね、漁師さんたちが掘った温泉。手作り温泉に72時間、カメラが入って。そうすると、またいろんな人が入ってくる。何かで聞きつけた大学生なんかが入ってきたりとか。そうすると漁師さんが「入り方が違う。体を洗ってから入れ」とか、漁師さんに怒られたりして。面白いのよ、これ。そこで流れてる曲でございます。松崎ナオさんっていう方が歌ってるんですけど。『川べりの家』です。

松崎ナオ『川べりの家』

（伊達みきお）お聞きいただいてるのはですね、NHK『ドキュメント72時間』で流れてきます松崎ナオさんの『川べりの家』という。まあ、エンディングで流れてくるんですね。

（富澤たけし）そんな感じですよね。

（伊達みきお）本当にね、それぞれいろんな方が現れるんですけど。インタビューとかあって。人間模様がね、面白くて。行ったことないようなところですよ。我々があんまり行ったことないようなところを72時間、撮っていて。「ああ、ここではこういう暮らしなんだ」とか「こういう人たちがこういうものを買いに来るんだ」とかね、面白いよ。銀座のね、乾物屋さんっていうんすかね？　銀座のクラブとか、いろんなお店で出すようなお菓子類を売ってる老舗とか。そういうところもあって。で、スナックのママとかが買いに来るんですけども……俺、そこに行ったからね。買いに行きましたよ。

（東島衣里）気になって？

（伊達みきお）「『72時間』、見てきました」「ああ、伊達さんじゃないですか」って。で、いろいろ買ってさ。うまいんだよ。銀座のお店で出すちょっとしたお菓子って、うまそうじゃん？　ちゃんと美味しかったよ、やっぱり。ドライフルーツとか。面白いよ。

（富澤たけし）なんかドキュメント、見ちゃうよね？　歳を取るとね。

（伊達みきお）ドキュメント、見るんだよ。

（富澤たけし）不思議だよ。何歳からかわかんないんだけども。なんか、ドキュメントを見るようになっていきますよね。徐々に。

（伊達みきお）この間、見た？　うちの後輩のゲーム芸人フジタ。

（富澤たけし）ああ、それ、あとから聞いて。見れなかったんですけど。

（伊達みきお）あれはフジテレビの『ザ・ノンフィクション』っていうね。2週に渡ってお送りしてて。めちゃくちゃ壮絶！　俺、びっくりしたわ。フジタ。

（富澤たけし）まあね、その人生のことを書いた本とかも出てますからね。あいつは。

（伊達みきお）あんなに壮絶だったんだと思うんてね。ちょっと優しくしてあげようと思いました（笑）。

（富澤たけし）フハハハハハハハハッ！

（伊達みきお）いや、本当にドキュメンタリー、いいよね。