東野幸治『ザ・ノンフィクション』ゲーム芸人フジタ回を語る

東野幸治『ザ・ノンフィクション』ゲーム芸人フジタ回を語る 東野幸治のホンモノラジオ

東野幸治さんが2022年10月28日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中で『ザ・ノンフィクション』ゲーム芸人フジタ回「あの日僕を捨てた父は~孤独な芸人の悲しき人生~」について話していました。

(東野幸治)メールです。「10月23日の『ザ・ノンフィクション』……」。これ、東京の方なんですね。関西では『マルコポロリ!』の時間ですよね。「10月23日の『ザ・ノンフィクション』は『あの日僕を捨てた父は~孤独な芸人の悲しき人生~前編』というタイトルでゲーム芸人フジタさんのドキュメンタリーでした」。僕、これ見ました。『ノンフィクション』のプロデューサーの方を知っていて。「東野さん、前編・後編。10月23日とその次の週、ぜひ見てください」って言われて。で、僕も見ました。

フジタさんのお母さんはフジタさんが幼稚園の時にくも膜下出血で亡くなります。その後、フジタさんのお父さんと2人で生活するんですけど、そのお父さんがフジタさんの同級生のシングルマザーと内縁関係になり、ほとんどを内縁の妻とその子供のもとでお父さんは暮らす。で、フジタさんには週に一度、3万円を渡すだけ。で、小さい頃からゲーム芸人フジタさんは1人暮らしをしている状況だった。それで、1人やからずっとゲームできたんですよ。で、今のゲーム芸人があるっていうルーツで。

そんな父親に対して恨みを持って生きてきたフジタさん。だから部屋も、もう開けた瞬間にゲームだらけ。もうギリギリ通れるぐらい。ほんで奥に入っていったら、ゲームとモニターとゲームするところがあって。そこの、言うたら座椅子みたいなのを倒すぐらいのスペースで寝ているっていう。ほんで、レア物のゲームソフトみたいなのは別の借りているところに保管していて。1本10万とか30万とか。その部屋はめっちゃ綺麗なんですよ。でもフジタさんが住んでいるところはめちゃめちゃ汚い。で、なおかつ、借金生活というか。もうギリギリの状態で。

ギリギリの状態のゲーム芸人フジタ

(東野幸治)だからゲームが出たらゲームを買うし。借金しながら、ネット番組に出ながら……っていう生活が続いている状況。そんな時にお父さんから連絡がある。「父親に対して恨みを持ってきたフジタさんですが、久しぶりに連絡が来たお父さんは軽い認知症の感じ。お金の使い方や記憶に問題が出始めており、フジタさんは憎しみよりもお父さんに寄り添おう。何とか支えてあげようとします」と。そこからノンフィクションが始まるんですよ。

で、お父さんがまだ内縁の妻に毎月お金を渡している。なおかつ、お父さん、「俺、死ぬから」といって遺産の問題。で、借金のこととか、いろんなところが揉めている状態で。その揉めてる状態が渋滞してるところで今回が終わる。それで後編に行く。その後編のダイジェストみたいなところでお父さんのがちょっと困っていて。そこから玄関のところの台所の手前の壁のところをフジタさんがグーで殴ってました。で、曲が流れてました(笑)。

(渡辺あつむ)あの曲が。

(東野幸治)あの曲が流れてましたという状況でございます。「傍から見ていれば『そのお父さんを見限ってもいいのでは?』と思ってしまいますが、もしかしたら子供の頃にあまりにもお父さんを渇望していて、突き放すことができないのかな?』といろいろ考えさせました。今度の日曜日、後半が放送されます。ぜひご覧になっていただきたいです」ということで。僕もこれ、ぜひ見たいと思うんで。皆さんもね、いろんなところで見れるんで。ぜひぜひこれは見てほしいと思います。『ザ・ノンフィクション』でございます。

『あの日僕を捨てた父は~孤独な芸人の悲しき人生~前編』

<書き起こしおわり>

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