東野幸治さんが2022年8月19日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中で『ドキュメント72時間』の歴代ベストテンスペシャルについてトーク。その中で『ドキュメント72時間』と『ザ・ノンフィクション』の違いについて話していました。
(東野幸治)メールです。「こんばんは。『ドキュメント72時間』歴代ベストテンスペシャルをご覧になりました?」。全部見ました。昔のやつ、全部ランキングで出てくるんですよ。面白かったですね。
(渡辺あつむ)面白そう!
(東野幸治)「1位はやっぱり納得ですね。『秋田県の真冬の自販機の前で』」。これ、見たことある? うどん、そば。手作りの自販機のボロボロの、お湯がこぼれる。ほんで、ちょっと離れたところにテーブルがあって。ほんで七味だか一味があって。輪ゴムか紐かなんかで縛られて。そこで食べる。真冬ところで。それが人気になって、オンエアー後に行列になるっていうところ。久しぶりに見ました。これ、面白かった。
「2位、大病院の小さなコンビニ」。大きい病院の24時間やってるコンビニで3日間、ずっと映して。お医者さんとか患者さんとかお見舞いの人とか、インタビューするってやつ。これも面白かった。「産婦人科の女医さんが素敵でした」。たしかに。そう。産婦人科になって、いろいろつらいこともあるんですっていうんでちょいちょいコンビニに行くっていう。で、今回、その人が今、どうなってるかっていうので繋いで。「今、こういう状況です」っていう話とかもありましたし。
『ドキュメント72時間』と『ザ・ノンフィクション』
#ドキュメント72時間
10位 恐山 死者たちの場所
9位 夏コミ!日本一のコンビニ
8位 北の大地の学生寮
7位 樹木葬 桜の下のあなたへ
6位 長崎 お盆はド派手に花火屋
5位 日本ダービー大行列
4位 阿蘇・ライダーたちの夏
3位 海が見える老人ホーム
2位 大病院の小さなコンビニ
1位 秋田 真冬の自販機の前 pic.twitter.com/rVDr0iL0Hs— ankakeyakisoba (@steelmetalblue) August 13, 2022
(東野幸治)「『ドキュメント72時間』は受け取る側の感情の豊かさに託されている部分があって、SNSでの感想も『ザ・ノンフィクション』より優しいなと感じます」(笑)。『ザ・ノンフィクション』も面白いんですけどね。あんまり『ザ・ノンフィクション』のことを言うと、フジテレビのプロデューサーを知ってるから。「ああ、ラジオでありがとうございます」って言うから、あんまり悪口言われへんのよね(笑)。『ザ・ノンフィクション』はなんか劇画チックやから好きなんすよ。で、こっちの『ドキュメント72時間』って、やっぱりいい意味でも悪い意味でも72時間そこにいて何が起こるか?っていう企画やから。
俺がディレクターやったら、これはやっちゃいけないけど。順番、変えますもん。やっぱり最後の68時間ぐらいに大きいやつ、ほしなるやん? でもやっぱり始まって3時間で大きいやつ来て。だんだんネタが弱なっていって終わっていくって……どうしてもこの企画の弱いポイントじゃないですか。でもその点、『ザ・ノンフィクション』は美味しいところに向けて全速力でぶちかますっていうよさがありますから。タイプの違うドキュメントですからね。
美味しいところに向けて全速力でぶちかます『ザ・ノンフィクション』
(東野幸治)「あのノブコブ徳井さんが斜に構えるんじゃなくてとても素敵な感想をおっしゃっていて、『心に響くものがあるんだな』と実感しました」。このベスト10スペシャル、ゲストで来てましたから。「次回は男たちの脱毛クリニック。インタビューを受けた男性が『全部陰毛剃ります』みたいなことを話していたダイジェスト予告が流れました。『ホンモノラジオ』的になんともタイムリーなトピックで必ず見ようと思います」っていう。へー! これはだからおもしろそうな感じ。理由とか、いろいろおっしゃってくれたりするんでしょうけれども。ぜひぜひ皆さん、よかったら聞いてください。
<書き起こしおわり>