(若林正恭)俺、『イカゲーム』は……いろいろNetflixで見たけど。『地獄が呼んでいる』とか。サトミツが『イカゲーム』を最後まで見れるの、わかるのよ。サトミツと付き合いが長いから。でもサトミツも、息子が『呪術廻戦』を好きなのよ。だから、知ってるじゃん? サトミツは俺に「若林くん、『呪術廻戦』好きだと思うよ」って言えや!って思って。知らないはずはないんだから。25から一緒なんだから。で、実家まで保健所みたいに食物を届けてくれるやつなんだから……そこに『呪術廻戦』のコミックスも入ってないと(笑)。
(春日俊彰)まず、だから「食べ物を実家に届ける前にやることがあるだろう?」っていう(笑)。「その前にお前、やることがあったよな?」って(笑)。
(若林正恭)えっ、サトミツは『呪術廻戦』、見てないの? 知っているでしょう? なんで言わないのよ? だから、こう言っちゃなんだけど『呪術廻戦』は俺、好きそうじゃん? でも、なんか寂しいよ。こうやって仕事だけの仲になっていっちゃうんだよ。
(春日俊彰)なるへそ。昔だったらたぶん言ってるはずよ。ファミレスに夜中に2人で行って。「若林くん、『呪術廻戦』知ってる?」なんて。すぐに、いの一番に言っているはずよ。それが、なんかね……。
めちゃくちゃ好きなタイプの漫画
(若林正恭)でも、もうめちゃくちゃ好きなタイプの漫画。久しぶりにこんなに……Netflixってさ、俺はアニメを全部見たことがないんだけど。まだ、途中じゃん? 『呪術廻戦』って。あれは、まとめて5話とか10話、ある日アップされる日が来るの? Netflixに。それとも……どうなの?
(春日俊彰)来るんじゃないの? 仕組みは知らないけど1話ずつ? 1話ずつじゃないのか? ドラマみたいに普通の毎週のアニメみたいな感じじゃないのかな? 「シリーズ○」とかでドーン!って入るっていうこと?
(若林正恭)どうなっているの? 毎週1話ずつとかじゃなくて?
(春日俊彰)でも、地上波でやっているよね。TBSかなんかで『呪術廻戦』ってやっているでしょう?
(若林正恭)何時にやっているの?
(春日俊彰)夜だよね。夜中。
(若林正恭)でもそれは……俺は間が飛んじゃうじゃん? それはもう、嫌なの。絶対に順番で見たいの。
(春日俊彰)まあでも、それはそうだよね。
(若林正恭)だから、コミックスを読むしかないんだ? 先が知りたければ。
(春日俊彰)コミックスも、だからコミックスとアニメの間の部分が埋まってれば、すぐにコミックスで行けるけど。間の部分が空いてたらさ、いきなりお話が飛んじゃうことになりますよ。コミックスが一番早いんだから。
(若林正恭)それはでも、調整できるじゃん? 1巻から。
(春日俊彰)ああ、まあコミックスを読んでいけば。コミックスで間を埋めるっていうことね。最新話まで。
(若林正恭)そうそうそう。見たいから。
(春日俊彰)なるへそ。ああ、それはいいんじゃないですか?
(若林正恭)どういうシステムになっているの? Netflixは。『呪術廻戦』のエピソード更新時間……金曜日の26時頃? もうじゃあ昨日、アップされているの? 俺、ちょっと今から見るわ。
(春日俊彰)いや、ダメだよ(笑)。
(若林正恭)今から、代打でノブコブ、できないかな?(笑)。
(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! なんっつって頼むのよ? 「ちょっと若林さんが『呪術廻戦』を見たいから、2週連続で……」って言うの?(笑)。
(若林正恭)それはちょっと俺、もうめちゃめちゃハマっちゃってさ。休みの期間に。休みっていうか……何人の人に迷惑かけているか、わかんないから。ここから2、3週間は謝り通しだろうな。各現場で。
(春日俊彰)いやー、そうだね。
(若林正恭)メールです。「『呪術廻戦』の作者の方、リトルトゥースっていうのをTwitterで見ました。ジャンプに書いてあったみたいで確実な情報です」。
(春日俊彰)あっ! それ、なんか『呪術廻戦』が始まったぐらい時、誰か言っていたね。
(若林正恭)「リトルトゥースなのでアイドルの涙以上にサトミツさんの涙に心打たれてしまった」って……サトミツのことも知っているんだ!
(春日俊彰)ええっ?
(若林正恭)『呪術廻戦』の方が。すごくないか、これ?
芥見下々先生はリトルトゥース
芥見下々先生、リトルトゥースだったんかぁ
しかもおひさまかあ
漫画よんで見ようかな pic.twitter.com/BkoW3TpFlU— さやえんどう? (@W_T_S_B_O) November 5, 2019
(若林正恭)いや、すごいね。リトルトゥースなんだ。『呪術廻戦』を書いてる人。これ、すごいじゃん! いろんな有名人の方が「リトルトゥースだ」って表明してくれていますけど……これ、語弊があるかもしれないけど、今までで1位です。
(春日俊彰)いや、語弊はあるなー! 語弊しかないな。
(若林正恭)フフフ、2週間休むと、こういうことになるからな(笑)。わかんなくなるからな(笑)。
(春日俊彰)数々の方々が聞いて。ねえ。ビッグネームも。
(若林正恭)本当、かわいそうだよ。佐藤栞里ちゃんが。髙橋ひかるちゃんもかわいそうだよ。
(春日俊彰)それこそ、星野源さんとかね(笑)。
(若林正恭)星野源さんなんか本当、俺が休んでる間、何度も励ましのメールくれたのよ。
(春日俊彰)それを今ね、やっぱり……「芥見先生が1位だ!」なんつって。「ダントツで1位だ!」って。
(若林正恭)俺、「ダントツで」とは言ってないよ(笑)。
(春日俊彰)「ぶっちぎりで1位だ」なんてことをいつも聞いているこのラジオから聞くっていうね(笑)。
(若林正恭)「ダントツで」とは言ってないけど。なんだろう? 「客観的に見て1位だ」っていう(笑)。
(春日俊彰)いやいや、同じだよ(笑)。言い方を変えてるだけじゃん? 「客観的」って何よ? 自分の話じゃん(笑)。
(若林正恭)(SixTONESの)髙地くんもね、リトルトゥースなんだけどあんまりそれを言わないんだよ。でも、髙地くんよりも上だね(笑)。
(春日俊彰)それもよくないよ? 今もちょっと顔を出してくれてさ。
(若林正恭)ねえ。「おかえりなさい」って言ってくれたからね。
(春日俊彰)言ってくれたにもかかわらず。
(若林正恭)これは本当によくないよ。
(春日俊彰)だから今ね、一番若林さんがハマっているからね。嬉しいっちゅうのもわかるけども。
(若林正恭)だから、(隔離されていた実家の)親父の部屋で本当にやることないから。本当に……五条悟の真似をして、タオルを目のところに巻いて(笑)。五条っていうキャラクターは布を目に巻いてるんだよね。
(春日俊彰)普段は常にね。
(若林正恭)布を目に巻いて、ちらっと目を出したりしてたんだよね(笑)。
(春日俊彰)なんか展開するんじゃないの? 領域が展開されちゃうよ、それ?
布を目に巻いて五条悟の真似をする
(若林正恭)でも本当に自分で……「43だぜ?」って思ったけど。13日、手塚治虫で言う『奇子』状態だと、サトミツが届けてくれた食料が段ボールに入ってたりしていたのよ。その段ボールをさあ、子供みたいにさ、電車の……まあ、車なんだけど。それで、親父の部屋でもうやることがマジでないから。テレビもなくて、2週間って莫大に時間があるんだよ。それで部屋から1歩も出ちゃいけないから。もう軟禁状態だから。それで俺、1人で(ダンボールの車で)マリオカートをやっていたのよ。
(春日俊彰)それはなに? 「ブーン!」とか言うってこと? 無言じゃないでしょう?
(若林正恭)で、差し入れで来たバナナの皮を後ろに投げたりしていて。いや、本当に……膨大に時間があると、もう5日目とか、そうなるのよ。で、足の筋肉がなくなったりするの、嫌じゃん? それで、ずっと寝ていると筋肉がなくなるとか言うじゃん?
(春日俊彰)まあまあ、衰えるってね。
(若林正恭)だから、歩きたいのよ。それで段ボールをこうやって、バーッてやって。バナナの皮を後ろに投げて、ドリフトとかして。マリオカートをやっていたからね、俺(笑)。
(春日俊彰)そうなるんだね。人は。
(若林正恭)人はなにもないと、そうなるんだよ。
(春日俊彰)長い間、外にも行けないで。そこに段ボールがあるとマリオカートをやるっていう風になるんだね(笑)。いや、まあでもそれは……。
(若林正恭)わかるでしょう?
(春日俊彰)わかる!
(中略)
(春日俊彰)その『イカゲーム』を見ながら、クミさんはもう隣で……随分前に見て知っているからさ。だから、やっぱりムカついたもんね。なんでこんな面白いものを教えてくれないんだって。それこそ、若林さんがサトミツに感じたのと一緒で(笑)。
(若林正恭)サトミツは知ってるからね。『呪術廻戦』。子供が好きだから。なんで言わないんだろう? あんな面白いアニメ、漫画。わかるじゃん? 俺が好きそうな……呪いの力が強いやつが出てきて。俺だって呪いの力で仕事してるんだから(笑)。
(春日俊彰)それ、なんなんだよ(笑)。
(若林正恭)で、お前は人類の笑顔のために仕事してるんだろ?
(春日俊彰)それ、なんなんだよ、そのくだり? さっきも言っていたやつ。
(若林正恭)俺は呪いの力でずっと仕事してきたから。クソーッ! 今もそうだよ? 芸能人を見たら。
(春日俊彰)ああ、なるほどね。『呪術廻戦』の登場人物だと(笑)。
(若林正恭)「俺の呪いの力で、吹き飛ばしてやる!」っていうので振ったりしているから。「お前らのキラキラ感を吹き飛ばしてやる!」って思いながら、俺は指を飲み込んで仕事をして振ったりしているから(笑)。
(春日俊彰)ああ、そういう思い出やっているのね。
(若林正恭)そうそう。
<書き起こしおわり>