オードリー若林 春日の体力の限界を実感した話

オードリー若林 春日の体力の限界を実感した話 オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2022年12月3日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でテレビ出演本数ランキング1位を目指して最後の追い込みをしている春日さんの体力の限界を実感したという話をしていました。

(若林正恭)でも、あれだな。なんか、もう疲れてたわ。11月の後半、春日の顔が。テレビ出演本数ランキングの追い込みの時期。『バゲット』とかに出ていて。春日も、さすがに疲れを感じた?

(春日俊彰)疲れを感じたっていうか、やっぱり体に出たね。

(若林正恭)そうでしょう? 体に出るじゃん? 心より先に。

(春日俊彰)そう。それで後から気づくパターンが多いから。体に。だから本当30日、帰って、蕁麻疹が出たもんね(笑)。翌日には引いていたけど。めちゃくちゃ寝たから。

(若林正恭)あとさ、お前、マネージャーと話し合い、しないんだろう? 「本当に狙いに行きますか。行きませんか?」。「狙いに行く」ってこのラジオのノリでなってたから。あと、春日は自分の意志がないから。日本教育の最高傑作だから。トップダウンで来たら、春日は行くから。

(春日俊彰)そうね。

(若林正恭)だって、話をしてないんだもんね?

(春日俊彰)実際、どうするみたいな話はしてないかな?

(若林正恭)だから、すごいよな。それでノリ……風潮でもう狙ってたわけでしょう? 気づいたら。『バゲット』が入ってるとか。話し合いをして「『バゲット』、入れますか?」みたいなのもないんでしょう?

(春日俊彰)ないね。気づいたら、もうスケジュールに入ってたね。『バゲット』って。で、それを見て「ああ、『バゲット』、入るんだ」って。

(若林正恭)だからそういう体質なんだよ。春日も会社も、本来は。俺がうるせえだけで。俺がうるせえだけでっていうか……その分、俺が事務所と勝負しに行ってたりするからな? 事務所に行って。「これはちょっとおかしいんじゃないですか?」とか。だから俺は、お前と仲良くできないんだよ。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! まあ、そうだね(笑)。違うね。真逆だから。

(若林正恭)もし、相方がサトミツだったら「サトミツ。ちょっとこれ、おかしいよな? 2人で言いに行こう」ってなって。それで2人で行く方が、威力があるじゃん? コンビの総意だから。でも俺、お前に言ってもしょうがないから。俺は1人で事務所に乗り込んで、自分より年上の大人何人かを相手にして、論理的に説明しなきゃいけないこととかをずっとやってるんだからな?

(春日俊彰)なるへそ。それは、知らなかったよね。

(若林正恭)俺もわざわざ言わないしな。でもまあまあ、しょうがないよな。「1位を目指す」っていうことにしたのは春日さんなわけだから。

(春日俊彰)まあ、そうね。とりあえず、だから今年はね。今年というか。

(若林正恭)来年はもう、1位は狙わない? 蕁麻疹が出てるんだもんね。

(春日俊彰)来年は……いやー、そうだね。それで気づいたね。

(若林正恭)でも俺ね、この間の日曜日にネタライブをやったじゃない? 2部制で、1部・2部とやって、その2部のネタの途中で「ああ、これはダメだ」と思ったよ。お前の顔を見て。

(春日俊彰)ええっ? ネタをやっている途中で? なにがよ?

(若林正恭)なんかもう、疲労。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! 漫才の最中に? 終わった後とかじゃなくて?

(若林正恭)だから、本当に会社はマジで健康状態、見た方がいいよ。俺らが44歳だって、マジで! マジで身にしみて考えた方がいいよ。本当、唇は乾ききって、目は落ちくぼみ……。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! 最中に?(笑)。

(若林正恭)顔色が悪かったんだよ。結構動くネタを作って。で、俺は初めて思った。これ、本当寂しいの。

唇は乾き、目は落ちくぼみ、顔色が悪い

(若林正恭)で、帰り、俺は車を運転しながら。サトミツが同じ方向だから助手席に乗っていて。「おい、サトミツ。俺、漫才師になって初めて思ったけど。あいつの年齢と体力を考えてこれからネタを考えなきゃいけないんだって、初めてネタの最中に思った」って。

(春日俊彰)最中に?

(若林正恭)うん。だって、唇は乾き、顔色が悪く、目は落ちくぼみ、変な汗かいてて。で、なんか息が切れて。後半、テンポが遅れていたから。それはもう、脳じゃなくて体力だったのよ。「ああ、これはダメだ」と思った。で、俺はなんかね、寂しかった。今までは……パチンコとかのネタもめっちゃ動くじゃん? でも、考えたことないのよ。春日の体力だったら大丈夫ってことも考えない。高校ん時からの春日が身体能力の記憶で作ってるから。でも、もう思った。「無理だ」って。「春日の体力で、できるか?」って考えなきゃいけないっていう。

(春日俊彰)いやいや、それはだから今年に限ったことだからね。来年とかは……今年はやっぱり、1位を狙うべくして奔走してたから。だからたしかにね、ネタの最中に目が落ちくぼんだかもしれんけど(笑)。

(若林正恭)唇は乾き、顔色は真っ白。で、目は落ちくぼみ……あんなやつが漫才やっていても、笑えないよ!

(春日俊彰)たしかに。お客さんにもバレてたかな?(笑)。

(若林正恭)汗が照明に輝いて光る汗じゃないの。脂汗なのよ!

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! いや、やっていてそんなにしんどいなっていう感じじゃなかったけどね? 出てたか?

(若林正恭)だから、たとえば武道館みたいに25分あるネタをこれからなにかで考えるとしたら、お前の体力を考えると思う。

(春日俊彰)いやいやいや。例年だったら行けるよ。

(若林正恭)だから本当にね、今からキュウみたいな漫才にしないと……(笑)。

(春日俊彰)いや、おかしいだろ!

(若林正恭)あと、漫才やってる時のかもめんたるみたいにしないと……(笑)。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! 「動かない」っていうレベルじゃないからね。

(若林正恭)まず舞台上で……ネタも全くわかんないけど。「春日がこんな動き、してたらいいな」から考えるんだよ。イメージからね。その断片から考えるけど。ちょっと俺、体力も考えて。頭は結構、しゃべくりみたいな感じの方がいいのかもしれない。

(春日俊彰)いやいや、それはもう、変わらず。変わらずというよりも、さらに……来年からは大丈夫だから。うん。

(若林正恭)いや、俺はあの顔を見たら、もうそれはできない。俺はもう、嫌だね。

(春日俊彰)いやいや、大丈夫、大丈夫。

(若林正恭)大丈夫かな?

(春日俊彰)ちょっとね、だから30日までは突っ走ってたから。その最中の……終盤の、クライマックスの時期のライブだったから。ちょっと落ちくぼんじゃったけど(笑)。

(若林正恭)結局、蕁麻疹が出ているんでしょう? 蕁麻疹なんか、仕事で出たらダメなんだよ? 会社に言わないと。

(春日俊彰)久しぶりよ。だからマエケンさんにね、朝まで説教を受けた時以来ぐらいかな? 久しぶりに出たけどね。

マエケンさんに朝まで説教されて以来の蕁麻疹

(若林正恭)それで俺、お前のこのモンスターな体力に引っ張られて、俺もテレビ出演本数ランキングで4位になっているからね? 俺、サトミツと組んでいたら、もう全然、20位とかでいいからね?

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! いや、そうだろうね。巻き添えを食らって(笑)。巻き添えで4位になっている(笑)。

(若林正恭)でもあのさ、安島さんに言われたんだけど。10年で4位、5位とか5位、6位とかで。「いまだに『テレビに居づらい』っていう顔をして、テレビに出てるよね?」って言われて(笑)。「若林くんって、珍しいよね」って言われた。そうかな? 出づらそうかな? 居心地が悪そうなんだって。そんなやつが、よく出れるよな? ありがたいよ。でも、1個1個の番組のスタッフさんの関係性とか、チーム感からするとやっぱり裏切れないじゃん?

(春日俊彰)そうだね。

<書き起こしおわり>

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