ハライチ岩井 ミニ四駆を語る

ハライチ岩井 ミニ四駆を語る ハライチのターン

ハライチ岩井さんが2022年2月3日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で最近、増えつつあるミニ四駆仕事についてトーク。番組でミニ四駆トーナメントに参加した際の模様などを話していました。

(岩井勇気)あの、ミニ四駆がすごいことになってるの、知ってますか?

(澤部佑)若林さん、やってるよね。めちゃくちゃ。

オードリー若林 ミニ四駆コースデビューを語る
オードリー若林さんが2021年2月27日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でミニ四駆コースデビューをしたことについて話していました。

(岩井勇気)そう。やってますね。俺ね、スカパーのミニ四駆の初心者向けの番組に1回、去年だと思うだけど。出て。なんかね、全然俺、子供の頃にやってただけだから。あんまりそんな知識がない中で、初心者として作るみたいなのに出て。そこからミニ四駆の番組のオファーが来るようになってね。めちゃくちゃ。

(澤部佑)番組、いっぱいあるんだ。

(岩井勇気)そう。だから、あんまりいないんじゃない? ミニ四駆をやっている人っていうのが。で、俺は全然俺知らないのに、「ミニ四駆、お好きなんですよね」みたいな感じで。「あのチャンネルに出てるから」って。

(澤部佑)そういうことってあるんだよね。1個、出ちゃうとね。

(岩井勇気)そう。それで毎回「ヤバいな」と思いながら出てるんだけど。俺(笑)。

(澤部佑)言えよ! 「いや、全然。『好き』っていうか……」って(笑)。

(岩井勇気)「いや、なんかそんなでもないんですけどね」とは言ってるんだけど。「そんなでもないんですけどね」って打ち合わせでは言ってんだけど、いざ出てみると本当に「知ってる人」みたいな感じで紹介されて。

(澤部佑)それでもう、番組を作っちゃってるからね(笑)。

(岩井勇気)だから途中で言うようにしてるの。「あんまり知らないですけど、そういうことになっちゃって。正直今、ヤバいなと思ってます」って。

(澤部佑)収録中に(笑)。言った方がいいよね。

(岩井勇気)それで俺ら、ミニ四駆って……やってた?

(澤部佑)俺はほぼやってない。

(岩井勇気)澤部なんて、通ってないんだよね?

(澤部佑)俺らの時って『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』でしょう? その前は『ダッシュ!四駆郎』だっけ? 『ダッシュ!四駆郎』の時、ちょっとだけやっていたぐらい。

(岩井勇気)お兄ちゃんがいるからか。で、小3とか4ぐらいの時かな? ミニ四駆の『レッツ&ゴー!!』が流行してましたけども。だから俺はさ、原市にある東京堂っていうおもちゃ屋さんね。リッチランドっていうパチンコ屋の隣にあった。そこでミニ四駆を買いに行ったりしてたんですけどね。で、ちょこちょこ作ったりして。パーツを変えたりしてなんかやってて。で、上尾駅の方に、知ってる? はま模型って。

(澤部佑)はま模型はめちゃくちゃ行ったからね!

(岩井勇気)行ってた?

(澤部佑)行ってた!

(岩井勇気)あそこ、ミニ四駆めちゃくちゃあったでしょう?

(澤部佑)もうガンプラみたいなの、買いに行っていた。はま模型っていう、タミヤの……でっかいんだよな。いわゆる、模型屋さんの箱がビシーッて並んでいてね。あったわ!

(岩井勇気)で、そのはま模型にパーツを買いに行けたら、ちょっといいパーツがあるみたいな。

(澤部佑)はま模型、楽しかったな。

(岩井勇気)あとね、上尾駅の方のキンカ堂にとにかくデカいコースがあって。そこでみんな、レースやってたんだよね。で、もっとすごいやつは上尾から隣に行き、宮原の駅前にあるイエローサブマリンっていうおもちゃ屋があるのよ。

(澤部佑)ああ、知らないわ。

(岩井勇気)知らない? そこ、パーツがめっちゃあるのよ。そこで、もう知らないパーツとかも集められたりして。あと、もう本当にね、アナログな改造というか。ボディを肉抜きっていって、穴だらけにするんだけど。

(澤部佑)あったね。軽くする……。

(岩井勇気)だけど、ミニ四駆用のカッターとか、買えないから。だから親父が「これでやれよ」って。ドライバーをコンロで熱して。それでジューッて溶かしながらやってね。ドロドロのボディができちゃって(笑)。

(澤部佑)かっこいいけどさ(笑)。

(岩井勇気)そんなことをやってたんだけど。で、この間ね、ミニ四駆の収録みたいなのがあったんだけど。それで今、ミニ四駆界ってちょっと革命が起きたというか。全然違くてさ。バスケがさ、今ってスリーポイントばっかりになってるんでしょう? で、なんかもう違うスポーツみたいな感じになっているらしいじゃん?

(澤部佑)そうそう。ちょっと前からね。

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(岩井勇気)みたいな現象がミニ四駆にも起きていて。で、ちょっと前にテレビ埼玉の夕方の情報番組みたいなので、そこにミニ四駆のコーナーができて。スポンサーの社長がミニ四駆が大好きで始めたコーナーらしいんだけど。で、それに呼ばれたの。また「詳しいですよね?」みたいな感じで。そのパターンで。全然詳しくないんだけど。で、「埼玉のコジマ電気でロケします」という感じになって。コジマ電気の社員のすごい人と、ビックカメラの社員のすごい人の混ざったトーナメントみたいなのをする。そこに、そのスポンサーの会社の社長と、俺と、あとテレ玉の女性アナウンサー。

で、人数合わせでミニ四駆好きのテレ玉のカメラマンがいるんだけど。で、結局計8人でトーナメントをするっていう。で、俺も出る時に呼ばれるんだけど……「ミニ四駆界の暴れん坊将軍、ハライチ岩井さんです!」とか言われて。全く意味がちょっとわからないんだけど。意味が全くわかんないんけど。で、一応、「まあまあ……本当にミニ四駆は気持ちですから。気持ちが速さに反映されると言っても過言でないでしょう」とか適当なことを言って(笑)。他に言うことがないから。

(澤部佑)わかんないから。

ミニ四駆界の暴れん坊将軍、ハライチ岩井

(岩井勇気)で、トーナメントになるわけなんだけど……俺はさ、自分のミニ四駆を持ってないから。

(澤部佑)ああ、そもそもそうか。

(岩井勇気)そう。俺、なんなら持ってないしね(笑)。

(澤部佑)もう、持っていると思っていたわ。

(岩井勇気)持ってないの。毎回、番組で作ったりしても、番組に返上して帰っているから(笑)。

(澤部佑)その日だけのミニ四駆カーとして。

(岩井勇気)そうそう。日雇いミニ四駆カーだから(笑)。

(澤部佑)「今日、このマシンです」みたいな(笑)。

(岩井勇気)だから、まあ番組が用意してくれたんだよ。これがもう本当に、ただのそこそこのマシンなのよ。速くはないのよ。で、コジマ電気のすごい人が1回戦、俺と対戦だったんだよ。コジマッハさんっていう、すごいヒーローみたいな格好をしてる、イベントとかも仕切ってるぐらいのすごい人なんだけど。その人がさ、俺と2人での勝負だったんだけど。「用意スタート!」ってコースをバーッと走っていたら、とにかく速いんだよ。マシンがめちゃくちゃ。もう全く……差がすごいの。で、もう2周目で、速すぎてコジマッハさんのマシンがバーッてコースアウトしちゃったの。

(澤部佑)ええっ?

(岩井勇気)で、コースアウトをすると、失格なの。完全に。で、俺がのろのろゴールして。コジマッハさんに勝っちゃって。それで「すごい気まずいな」ってなっちゃって。「なんか、すいません……もう1回、やります?」なんて言ったんだけどもも、「いや、これはガチなんで」って。みんな、もうガチなのよ。「ルールなんで……」って。「申し訳ないな」ってなって。で、1回戦の2試合目。それがビックカメラの店長……この人、めちゃくちゃやってる。で、いつもそのコーナーに出ているT-ヒロキさんっていう本当にミニ四駆界ですごい人みたいなのが対戦して。そしたら、もうすごいどっちもめちゃくちゃ速いマシンだったんだけど。T-ヒロキさんのマシンが途中で、2周目ぐらいでバーッてコースアウトして。で、なんかコースアウトの仕方がクルクルクルッ!ってなって、全く逆に着地しちゃって。逆走しちゃって。

(澤部佑)ああ、そんなことも起きるんだ?

(岩井勇気)そう。で、そのままビックカメラの店長のマシンと正面衝突しちゃって。

(澤部佑)ええっ! めちゃくちゃおもしろいじゃん!

(岩井勇気)で、T-ヒロキさんのマシンが大破(笑)。で、結局T-ヒロキさんがコースアウトしちゃったから、T-ヒロキさんが負けなの。

(澤部佑)えっ、店長のマシンは大丈夫なの?

(岩井勇気)店長のマシンは大丈夫だった。走れる状態だったんだよ。で、1回戦の3試合目。これがスポンサーの会社の社員の人と、テレ玉のアナウンサー。で、そのアナウンサーの人もね、1回目からそのコーナーに出てるから。それでまあまあ速くて。社員の人も速かったんだけど、バーッて走っていたら社員の人のマシンがコースアウトして。

(澤部佑)えっ、なんで?

(岩井勇気)で、アナウンサーの人がそのまま勝ったの。で、この1回戦目の最後の試合。社長と、カメラマンね。カメラマンもそこそこやってるの。ただ、社長のマシンがすごいのよ。見たことないチューンナップみたいなのをしていて。「めっちゃやってんな!」っていう感じなの。で、スタートしたら、もうカメラマンのが速すぎて!

(澤部佑)ええっ、まさかの?

(岩井勇気)カメラマンのマシンがめっちゃ速くて。そのまま、もうカメラマンが勝って、社長が負けちゃって(笑)。

(澤部佑)なんか……あんまりよろしくはなさそうだね。

(岩井勇気)「あれ? ちょっとこれ、大丈夫かな?」って思って。2回戦目に残ったのが俺とビックカメラの店長とアナウンサーとカメラマンなの(笑)。

(澤部佑)思ってたのとだいぶ違うよね?

(岩井勇気)「これ、大丈夫ですか?」ってなって。それで2回戦目。俺とビックカメラの店長。めっちゃやってる人。で、「用意、スタート!」ってなったら俺なんか、もう勝てるわけないよね。ノロノロと……。

(澤部佑)どノーマルなわけでしょう?

(岩井勇気)そうそう。ただ、3周目。ビックカメラの店長のマシンがコースアウトして(笑)。

(澤部佑)なんでだよ! どうなってんだよ、その日!(笑)。

(岩井勇気)コースアウトして。それで俺、勝っちゃったの。「大丈夫ですか?」って。それで、そのままノロノロゴールしちゃって。で、2回戦目の第2試合。アナウンサーとカメラマンの勝負だよね。「これ、なに?」ってなって(笑)。「テレ玉杯じゃん?」ってなって(笑)。それはもう、カメラマンが速すぎて。もうチューンナップが全然違うの。アナウンサーのマシンも速いけど、カメラマンが速すぎて、勝って。それで結局、決勝。岩井VSカメラマンっていう(笑)。

(澤部佑)ああ、ちょっと想定してたのと違うだろうな。

(岩井勇気)そんなの、勝てるわけないじゃん?

(澤部佑)コジマッハVS社長とか、見たかったのに(笑)。

決勝戦 岩井VSカメラマン

(岩井勇気)見たかったでしょう? その感じの対戦カードを期待していたのに、岩井とカメラマンになっちゃって。めっちゃ速いのよ。カメラマンのマシンがね。俺のはもう本当、ノロノロ走ってるんだけど……ただ、2周目でカメラマンのマシンがコースアウトしちゃって(笑)。

(澤部佑)おいっ! 同じテンポでコースアウトさせていくなよ?

(岩井勇気)それで岩井がノロノロゴールして、優勝しちゃってね。

(澤部佑)ええっ? すごいね! そんな……。

(岩井勇気)岩井が優勝してね。だから、MVMというかね。「Most Valuable Miniyonku」を取りましてね(笑)。そこそこの速さで、安全運転で優勝をして(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! 最近のミニ四駆はそういうことなの?(笑)。

(岩井勇気)あのね、最近のミニ四駆、コースアウトとの戦いなんだよ(笑)。

(澤部佑)ゆっくり安全運転で?

(岩井勇気)これがね、難しいもんで。速さはすぐに出ちゃうんだって。どれだけ遅くするかの勝負なんだって。

(澤部佑)そこのラインのせめぎあい?

(岩井勇気)制御の戦い。

(澤部佑)なるほどね。コースアウトしない、ギリギリのところで……っていうことか。

(岩井勇気)どっちが制御できるか?っていう(笑)。

(澤部佑)スピードを追い求めるんじゃなくて? それは思っていたのと全然違うわ。

(岩井勇気)で、俺は優勝したんだけど……先週ね、またミニ四駆の仕事が入ってきて。「これはヤバいな」と思って。結構もうちゃんとした人たちがレギュラーのミニ四駆の会の、そのミニ四駆を教える人みたいな感じで出ちゃってね。

(澤部佑)ええっ? 教える側?

(岩井勇気)で、そのレギュラー陣と俺はミニ四駆を作ってチューンナップするっていう。でも、俺は自分のミニ四駆がないから、また新しいミニ四駆を作って。で、また専門家みたいな人もいてくれたんだけど。その人のチューンナップで速くしていくみたいなのを一緒にやったんだけど……これがまた、途中で速くなりすぎちゃって。俺のマシンが。それでコースアウトをするようになっちゃって。

(澤部佑)その域まで、すぐに行ったんだ。

(岩井勇気)行っちゃって。で、「どんだけ速いんだよ?」ってなっちゃって。「制御しなきゃ、制御しなきゃ」って、制御のチューンナップをやっていたんだけど。俺のロケのケツの時間があって。で、ミニ四駆ってめっちゃ時間がかかるから、めっちゃ押しちゃって。で、俺のロケのケツの時間がそろそろ来ちゃうってなって。もう本当に最後の方、制御して制御して、走らせて制御して、走らせて制御して、コースアウトして……みたいな感じになったんだけど。「もう最後です。岩井さん、時間がないです」ってなって。最後、この1周でタイムが取れたら終わりってなったんだけども、1周目でバーッ!ってコースアウトをしちゃって。「もうロケの時間、終わりです」って言われて、バッドエンドを迎えちゃって。

(澤部佑)計測できないまま? どうなってるの? なんなの?

(岩井勇気)もう、ヤバい。もう最近のミニ四駆は暴走してるよ(笑)。

(澤部佑)そんな、ちっちゃい子たちもコースアウトっていうところまでは簡単に行けるんでしょう?

(岩井勇気)行けちゃう、行けちゃう。そこからは、大人しかできない(笑)。

(澤部佑)大人はそれが楽しいのか(笑)。大人の振る舞いだもんね。

(中略)

(澤部佑)結果、持ってないわけですね。岩井さんは自分のを。

(岩井勇気)あの、持ってないです。毎回、作っては番組に返却をしているので(笑)。

(澤部佑)じゃあ、オファーが来たら一応出るっていう?

(岩井勇気)オファーが来たら、震えながら出てます(笑)。

(澤部佑)今後も話があれば震えながら出るということでいいんですね?

(岩井勇気)うん。でも、優勝した動画はYouTubeに上がってるんで。テレ玉のやつ。

(澤部佑)ああ、見れるの? 見よう!

(岩井勇気)見ていただければと思います。

ミニ四駆 KONOMI CUP2021

<書き起こしおわり>

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