峯田和伸 空気階段『キングオブコント』優勝を祝福する

峯田和伸 空気階段『キングオブコント』優勝を祝福する 空気階段の踊り場

銀杏BOYZ・峯田和伸さんが2021年10月4日放送のTBSラジオ『空気階段の踊り場』にサプライズ出演。空気階段の『キングオブコント』優勝を祝福し、『エンジェルベイビー』を生歌唱していました。

(鈴木もぐら)私の方にもメールが届いています。ラジオネーム「メランコリーベイビー」。「もぐらさん、かたまりさん、『キングオブコント』優勝、本当におめでとうございます。優勝が決まった瞬間、『やったー!』というわけでもなく『うぐううう……』とキモい泣き方をするかたまりさんにつられて1人で号泣してしまいました。私は中高時代はもぐらさんのようにぼっちで光のない青春時代を過ごし、現在はかたまりさんのように一流大学に入ったものの、周囲の生きるのが器用な人たちにいびられ、どのコミュニティーでもうまく行かず、親のすねをかじりまくるという情けない生活を送っている者です。

しかし、お二人が優勝をする姿を見せてくれたことで、自分みたいなダメ人間でも明るい未来はあるのかもと、人生に少し希望を見出すことができました。お二人は全国のぼっちと引きこもりの希望の光です。生まれてきてくれて、そしてこうして素晴らしい景色を見せてくれて本当にありがとうございます」という。いただいてますよ。

(水川かたまり)うん。

(鈴木もぐら)こういうね、「おめでとう」とか、皆さんからの祝福、本当にたくさん来ている。嬉しいですよね。

(水川かたまり)うん。本当に嬉しいですよ。

(鈴木もぐら)でもね、本当、なんだろう? ぼっち……そうだね。つらいよね。ぼっちで、周りはうまく生きれる人はたくさんいますよ。そりゃあね、器用な、世渡りが上手いというか。そんな中で割を食うばっかりっていう感じなんだと思うけど。でもね、ぼっちではないです。1人ではないですから。ええ。もう、メランコリーベイビー……俺がいるじゃないの?

(水川かたまり)なんか……なんか、曲に行きそうだな?

(鈴木もぐら)もうね、なんかね……。

(水川かたまり)去年もこの前口上、聞いたな?

(鈴木もぐら)本当に、なんていうの? 光がないとか、ぼっちだとか、1人だとか、なにをやってもうまく行かないっていうのはありますよ。私もね、本当に電気が通らない四畳半の1万7000円のボロアパートでね、布団にくるまりながら。ずっとね、布団にくるまりながら。暗いのに布団にくるまって。で、「俺の光はどこだ?」っていうことで探していたわけですけども。でも、それでもがむしゃらにね、もがいて、もがいて。がむしゃらにやり続けてきたことで皆さんの力、応援の後押しを受けて、私みたいな人間が……私みたいな人間がこうしてね、『キングオブコント』のチャンピオンになることができました。ええ。我々がね……あなただってそうじゃないですか。あなただって、そんな胸を張れるような人間じゃないわけですから。我々は胸を張れるような人間じゃない。

(水川かたまり)もちろんそうです。それは本当にそうで。

(鈴木もぐら)ただ、コントが好きでやってきて。そしたらこうやって、みんなが応援をしてくれて、優勝までさせてもらってね。で、これ去年ね、この曲を私、かけたんです。『キングオブコント』直後に生放送でこの曲をかけました。その時はね、「優勝したやつみたいなことをするな」とみんなからも言われました。でも、今年は堂々とこの曲をかけてもいいでしょう? メランコリーベイビー……メランコリーベイビーだけじゃない。これを聞いているみんな、僕たちは、1人じゃないよ! 1人じゃない! うん。俺とお前は、1人じゃない! 銀杏BOYZで『エンジェルベイビー』。

(曲がかからない)

(鈴木もぐら)えっ、あれ?

(峯田和伸)(ガチャッ)おめでとう!

(鈴木もぐら)えっ?

(水川かたまり)うわーっ!

(鈴木もぐら)なんで? 嘘っ! うおっ、びっくりした! ええっ?

(峯田和伸)いやー、本当に……あ、ええと、銀杏BOYZの峯田です。いやー、かたまりくん、もぐら……本当におめでとう! 『キングオブコント2021』、優勝は、空気階段っ!

(鈴木もぐら)ありがとうございます!

(水川かたまり)アハハハハハハハハッ! ありがとうございます!

(峯田和伸)いや、なんか呼ばれまして。昨日、連絡が来て。

(鈴木もぐら)昨日っすか!?

(峯田和伸)昨日。「出てください」って。俺、去年ね、ちょうど『キングオブコント』の後の放送を聞いていて。それでうちの曲を流してくれていたでしょう? 俺、聞いていたのよ。で、「また来年。今度、この曲をかける時は」って言ってくれていたじゃない? そういうのをちゃんと思い出しながら2日前、『キングオブコント』を見ていて。いや、まさか優勝をするとはね! 俺はね、正座して見たよ。正座して、イノマーさんと一緒に見たよ、俺。

(水川かたまり)ありがとうございます。

イノマーさんと一緒に見た

空気階段『家、ついて行ってイイですか?』イノマードキュメンタリーを語る
空気階段のお二人が2021年1月9日放送のTBSラジオ『空気階段の踊り場』の中でテレビ東京で放送された『家、ついて行ってイイですか?』のイノマーさんのドキュメンタリーについてトーク。高校時代からイノマーさんのライブを見てきた鈴木もぐらさんがイノマーさんの思い出を話していました。

(峯田和伸)でも、俺はわかっていました。空気階段が優勝するだろうなって。わかっていた。あのね、今年ね、『水曜日のダウンタウン』にもぐらが出ていた時があって。檸檬堂のコマーシャル。あれでさ、他にもゲストはいっぱいいたけども、もぐらは1人だけやらせって気づかないで、最後までCMの撮影をやり続けたんだよね。

(鈴木もぐら)そうですね。その結果、CMをいただけたんですけども。

(峯田和伸)俺、あの時の放送の松本さんの顔を見て。「『キングオブコント』、もしかしたら次は行けるな」って思いました。

(鈴木もぐら)あの『水曜日』の檸檬堂のを見てですか?(笑)。

鈴木もぐら『水曜日のダウンタウン』檸檬堂CMホントドッキリを語る
鈴木もぐらさんが2021年3月13日放送のTBSラジオ『空気階段の踊り場』の中で『水曜日のダウンタウン』で仕掛けられたCMホントドッキリで檸檬堂のCM出演が決定した話をしていました。

(峯田和伸)完全にもう認知どころか、あの時の松本さんの顔。あのカットを見て、あの表情を見て、「これは『キングオブコント』、松本さんはたぶん入れてくれるんじゃないか?」って思った。

(水川かたまり)フハハハハハハハハッ!

(鈴木もぐら)そうなんですか? あの檸檬堂で?(笑)。

(峯田和伸)そのぐらいピュアだった。ピュアが勝つ時代になった。もぐら!

(鈴木もぐら)はいっ! そうですよね! ピュアが勝つんだよ! 器用に生きているやつとか、たくさんいるけど!

(峯田和伸)「もう歌って」っていう話で……なんか、せっかくなんで。ギターを持ってきましたんで。1曲、じゃあ今日は、いいですか? 生で。

峯田和伸『エンジェルベイビー』

(峯田和伸)ご清聴、ありがとうございました!

(鈴木もぐら)ありがとうございました!

(峯田和伸)おめでとう!

(鈴木もぐら)ありがとうございます!

(水川かたまり)ありがとうございます!

(峯田和伸)また、でもここからだね。と、思いますね。やっとね、うん。ここからだね。お互いにね。もぐらね。

(鈴木もぐら)ありがとうございます。

(峯田和伸)がんばってきたけどね。借金も返せるしね。

(鈴木もぐら)まだ、全部は返せないですね。

(峯田和伸)そこはまだ、あれか? もうちょっと、そういう「借金、こんだけあります」みたいなのはまだ持っていた方がいいか?

(鈴木もぐら)いやいや(笑)。そういうビジネス的な話じゃなくて(笑)。バラエティビジネスじゃなくて。単純に賞金が足りなくて。足が出ちゃうっていうだけです。

(峯田和伸)1000万円だけじゃ、まだあれか?

(鈴木もぐら)まあ、半分ずつなんで(笑)。

(水川かたまり)50万、足がでます(笑)。

(鈴木もぐら)でも、すぐに返します。

(峯田和伸)よかった、よかった。

(鈴木もぐら)ありがとうございます。

(峯田和伸)博打打ちだけど、それを信じたこの人も博打だよね。

<書き起こしおわり>

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