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空気階段『家、ついて行ってイイですか?』イノマードキュメンタリーを語る

空気階段『家、ついて行ってイイですか?』イノマードキュメンタリーを語る 空気階段の踊り場
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空気階段のお二人が2021年1月9日放送のTBSラジオ『空気階段の踊り場』の中でテレビ東京で放送された『家、ついて行ってイイですか?』のイノマーさんのドキュメンタリーについてトーク。高校時代からイノマーさんのライブを見てきた鈴木もぐらさんがイノマーさんの思い出を話していました。

(鈴木もぐら)話は変わるんですけども。収録前に見させてもらえたんですけど。1月6日の水曜日にオンエアーされた『家、ついて行ってイイですか?』の4時間スペシャルなんですけれども。こちらにですね、2019年12月に口腔底ガンという舌のガンで亡くなってしまったイノマーさんの密着がオンエアーされたですね。オナニーマシーンというバンドのベース・ボーカルをやられいてた方で。

元々、オリコンの編集長をやられてたのを脱サラされて。サラリーマンをやりながら最初はバンドをやってたんですけどね。という方なんですけども。イノマーさんとプライベートでも親交があるテレビ東京の上出遼平さんというディレクターさんが映像を回していて。それを『家、ついて行ってイイですか?』で流れたということなんですけど。どうでした?

(水川かたまり)この収録の前に……越崎が録画してて。僕、見逃しちゃっていたんで。TVerにもなくて。「どうしよう?」って思っていたら越崎さんが録画していたので。それを見させていただいたんですけど。すごかったですね。ちょっとこれ……だから、僕はオナニーマシーンを聞いてきてはいないんですけども。一昨年に出させてもらったイノマーさんのイベント。そこでお会いしたぐらいなんですけれども。

(鈴木もぐら)そうですね。ドキュメンタリーでも一瞬だけ流れてましたけれども。『GOD SAVE THE イノマー』っていうイベントが2019年9月にあったんですけど。だからイノマーさんが亡くなる3ヶ月前ですよ。VTRでは俺が歌っていたのかな? 歌わせてもらった『I LOVE オナニー』っていう曲。オナニーマシーンの曲を歌ったんだけども。その前にネタもやせてもらったんですよね。

(水川かたまり)そうですね。

(鈴木もぐら)ネタがあって。曲も最後にやらせてもらってっていう。そこで初めてっていうことですか。イノマーさんとお会いしたのはね。

(水川かたまり)本当にかっこよかったな……。

(鈴木もぐら)かっこよかったっすね。本当に。まあ、なんだろう? 俺はそのイノマーさんと直接親交があるわけじゃなくて。ただ、そのライブはすごい見てきたというか。オナニーマシーンのライブを見させてもらってたんで。だから一ファンとしての意見というか。ちょっと僭越ながら言わせていただきますけれども……まず、やっぱりパンクというものはどういうものか?っていうのをあれを見ていて本当に思いましたね。

パンク=衝動

(鈴木もぐら)パンクとは、やっぱり「衝動」ですよ。衝動。「これがやりたくてしょうがない!」っていう衝動がまずあって。で、もう不謹慎とか、そういうのにも勝るね。バカですね。やっぱりパンクっていうのは。あのイノマーさんが「イノマー!」とか呼ばれて。車椅子に乗ってマイクの前に立つ時、やっぱり笑っちゃったもんね。あれなんだよ。あれがパンクなんですよ、やっぱり。

(水川かたまり)前にもぐらが言っていたパンクの渦の中にいる感じがしたね。

(鈴木もぐら)そう。あそこで見てる人、あそこでやってる人、演奏している人とか。みんな、その「渦」の中にいますから。パンクの渦の中にね。なんだろう? やっぱりすごい「バカだな!」というのもあったし。あと、やっぱりパンクは負けないっていうね。何物にも負けないです、パンクは。ただ、そういうのとかも全部取り払って、すごく楽しいもの。単純に楽しいものでもあるというのをすごい見ていて思ったんですね。

(水川かたまり)もぐらはいつからオナニーマシーンを聞いていたの?

(鈴木もぐら)でも15とかだと思います。まず、『真夜中のふたりごと』っていうラジオをイノマーさんと峯田さんでやっていたの。だからその『真夜中のふたりごと』も聞いていたし。あと、そこでメールも読まれたし。

(水川かたまり)へー。ラジオネームは?

(鈴木もぐら)覚えていない。たぶん……たぶんよ? 覚えてないけど。「五月雨の西麻布」とか、そんな感じ。

(水川かたまり)フハハハハハハハハッ!

(鈴木もぐら)たぶんね。そんな感じだったと思う。『雨の西麻布』をもじっていたような感じ。まあ、一通とかしか読まれなかったけどね。「好きです」みたいな(笑)。「聞いて楽しみにしています」みたいなふつおたを読まれているっていうのもあって。あとは『ストリートロックファイル』っていう雑誌の編集長をオナニーマシーンをしながらもイノマーさんはやっていて。そこでも……すごいんですよ。

だから、その雑誌にCDが付いていて。コンピレーションCDがっていうの? いろんなバンド……10何組が1曲ずつ収録されてるやつで。インディーズのバンドがね。だからそこにメジャーとか行く前のELLEGARDENとか175Rとかもイノマーさんが発掘して。それでそこに載っていたっていう雑誌。だからそういうぐらい……だから中学・高校ぐらいから。15、6ぐらいからオナニーマシーンは聞いていたのよ。

で、銀杏BOYZとすごく仲がいいのよ。オナニーマシーン、バンドとして。だから『ティッシュタイム』っていうイベントがあるんだけど。オナニーマシーン主催のイベントで。最後、オナマシがビニール袋いっぱいに使用済みのティッシュをガンガンに詰めていて。それをイノマーさんとオノチンさんでガンガンに撒くっていう(笑)。バカでしょう、もう? バカなんですよ、だから本当に(笑)。「なんでそんなことをするの?」っていう(笑)。

でも、それは衝動だからです。それは仕方ない。パンクは衝動だから。「なんで?」とかじゃなくて、「いや、俺はもう客席にこのティッシュを撒きたいんだ!」っていう。それを実現するのがパンクですから。

(水川かたまり)撒かれたお客さんはどういうリアクションなの?

(鈴木もぐら)お客さんはもう「ふざけんなー!」みたいな感じだよ(笑)。

(水川かたまり)なんだよ、それ(笑)。

(鈴木もぐら)「おいっ!」みたいな。もう様々ですよ。「ふざけんなー!」がだいたい半分ぐらいじゃない? で、「もっと来いよ!」みたいなのもあるし。「イノマー!」みたいなのもあるし(笑)。そういうのが恒例であって。あとは『童貞たちのクリスマス』っていう、まあGOING STEADYの解散のDVD『君と僕とBEEの BEAT★戦争』っていうDVDがあるんですけども。あれは『童貞たちのクリスマス』っていうオナニーマシーンとのツーマンをやって。それの模様がDVDになっているんですけども。

(水川かたまり)うん。

(鈴木もぐら)で、毎年毎年クリスマスにその『童貞たちのクリスマス』っていうので銀杏BOYZとオナニーマシーンでツーマンで渋谷のラ・ママやるっていうのが恒例行事だったんですよ。

(水川かたまり)もぐらは行っていたの?

(鈴木もぐら)行きました、行きました。1番だから、俺。これ、言っちゃっていい?

(水川かたまり)なによ、1番って?

(鈴木もぐら)整理番号。

(水川かたまり)嘘っ! マジで?(笑)。

(鈴木もぐら)1番だから、俺。『童貞たちのクリスマス』。すごいよ。瞬時に売り切れるんだから。たぶんね、俺は千葉県の田舎だったから……。

(水川かたまり)どうやって取るの?

(鈴木もぐら)ぴあ。ぴあに並んで……まあ、田舎だから誰も並んでいる人、いないんだけども。一応、2時間前とかから並んで。まあ俺しかいないんだけどね。

(水川かたまり)フフフ、行かなくていいんじゃないか? 2時間前に(笑)。

(鈴木もぐら)で、開店と同時に行ったら……。

(水川かたまり)コンビニじゃないんだ。

(鈴木もぐら)ぴあのチケットカウンターがあるんだよ。そこに並んだら普通に発見してくれて。チケットを見たら、1番だったのよ。「うわっ!」っつって。高校生の頃ですね。高2か高3とかで見させてもらったりしていたんですけども。まあ、とにかくバカなんですね。くだらなくて。でも、なんだろう? その『GOD SAVE THE イノマー』の時にさ、みんなが「イノマーさんだったらガンに勝てるよ!」って。ミュージシャンの方が。もちろんコザック前田さん、サンボマスターの山口さん。峯田さん。みんな歌いながら言っていてさ。

お客さんもそれを信じていた空間があったじゃない? 「イノマー、ガンに勝てます。勝てるよ!」って言っていて。で、もう本当に体はボロボロの状態だったし。ガンがすごい進んでいる状態で。それでも、ステージに最後に立ってさ。最後の最後まで。それで「ちんこ」とか「オナニー」とは叫んで、バカな状態で……最後、ドキュメンタリーでも映っていましたけども。オムツ、履いていたじゃないですか。

(水川かたまり)履いていたね。

(鈴木もぐら)それであのオムツの状態でティッシュを投げるっていうのが恒例なんですよ。だからあれ、投げた後なんですよ。あれ、もう精根尽き果ててめちゃくちゃシャウトして疲れ果ててあの状態になったって思ったでしょう? 違うから。あれ、ティッシュを撒いた後の状態だから(笑)。

(水川かたまり)フハハハハハハハハッ!

(鈴木もぐら)あれは、使用済みのティッシュを撒いてあの状態になっていたんだから。その運動であの状態に……「ちんこ!」とか叫んでやってあの状態になっていますから。という、最後まであれを、やりたいことを本当にやって亡くなったという、そのVを見てですね。「間違いなくこれ、イノマーさんは勝ったな!」っていう。「勝つっていうのはこういうことなんだろうな」っていう。病気にね。そういうのはすごい教えられた気がしますね。見てね。

イノマーさんは間違いなく勝った

でも、だから2019年2月か。オナマシのレコ発に僕、行ったんですよ。新宿ロフトの。『オナニー・グラフィティ』っていうアルバムのレコ発に行って。そこでイノマーさんがすごい久しぶりに……それが手術後初だったのかな? 久しぶりにステージに立つっていって。その日もね、やっぱりもうベロを取っちゃっている状態で。それでも普通に出てきて。で、呂律というか滑舌もね、みんなで耳を傾けるけども、もうこっちも酸欠の状態だし。なかなか聞き取りづらいみたいな状況だったんだけども。でも、「ちんこ」と「フェラチオ」だけははっきりと聞こえたの(笑)。「ああ、うう……みんな、○×△※……ちんこが……」って(笑)。

(水川かたまり)「ちんこ、聞こえるぞ?」みたいな(笑)。

(鈴木もぐら)「ちんこ、めっちゃ聞こえるよね?」みたいになって。みんなで。「ちんことかフェラチオとか、聞こえるよね?」って。で、オノチンさんも「フェラチオ、今、すごい聞こえたよね?」って(笑)。「だったらオナマシ、歌えるだろ?」ってなって。「うおーっ!」ってなって盛り上がって……みたいな。もうすごいバカ空間なんですよ。いわゆるオナニーマシーンのライブの空間っていうのはとんでもないバカ空間で。

ただ、ファン目線で言うと、やっぱり高校の頃とかね、見ていて。やっぱりその地元にいて私が飼っていた得体の知れない黒いモヤみたいなもの。それを心に抱えて飼っていた……もちろん、俺だけじゃないです。いろんな、そういうのを飼っていた人たちがみんなで見ていたわけです。あの空間で。毎日、「楽しくないな」とか「ダメだな、俺なんか。何をやっても……」みたいな。「私、ダメだな」みたいな人たちがみんな、あそこの空間にいて。

それでイノマーさんを見て。イノマーさんのそのバカにみんな、救われていたんです。で、あのバカをやってる時だけはすごい楽しいというかね。楽しさ、衝動、そういうのを全部、純粋なものがみんなに当たっていって。そのモヤモヤが晴れて……っていう。そういう素敵な空間が確実にあったわけです。で、まあその頃の人たち……俺はこうやって芸人をやらせてもらえるようになって。他にもね、電気屋さんで働いてる人とか、いろいろと俺もその頃の知り合いの人がいてさ。そういうのがあって。

みんな、イノマーさんに救われた

それぞれが活動をしてるんですけど。みんな、やっぱりあのバカに……純粋に楽しむ場所。あそこに救われて今があるんです。そう。だからそれを見ていてすごい思い出したなっていう放送でしたね。うん。なんで、今日は我々も出演させてもらったイベントの『GOD SAVE THE イノマー』から、テレビ東京の上出ディレクターが撮影していた映像から音源をお借りしました。

出演者の皆さん、上出ディレクター、イノマーさんのパートナー、ヒロさん。皆さんからOKをいただいたので、ここで流したいと思います。記録映像から音声を抜いたものなんでね、ちょっと音質が悪い部分はあるんですけれども。そちらはご了承ください。本当に皆さん、ありがとうございました。

(水川かたまり)ありがとうございます。

(鈴木もぐら)それでは、峯田和伸、村井守、山口隆、コザック、阿曽山大噴火、デッカチャン、鈴木もぐら、そしてイノマーで『I LOVE オナニー』。

(鈴木もぐら)はい。というわけでエンディングはオナニーマシーンの『ソーシキ』という曲に載せてお送りしたいと思います。バカですねー!(笑)。「あの子のために雪を降らすのさ」というね。「雪」というのはティッシュのことです(笑)。いいですね。

(水川かたまり)でも、マジで生きないとダメですね。本当に。

(鈴木もぐら)まあ、離婚をしても落ち込まずにね、生きてくれっていうことですよ。

(水川かたまり)そうですね。合コン、行くよ。

(鈴木もぐら)合コン(笑)。まあ、水川とパーマ大佐はもう明るく生きていただいて。2・2でぜひ合コンを開催していただけたらと思います。

(水川かたまり)よろしくお願いします。ここまでのお相手は空気階段の水川かたまりと……。

(鈴木もぐら)鈴木もぐらでした。

(かたまり・もぐら)さよならー!

(鈴木もぐら)ニンニン、ドロン! イノマーさん、ありがとう! 俺はイノマーさんに救われました!

<書き起こしおわり>

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