空気階段『水曜日のダウンタウン』相方遅刻させチャレンジを語る

空気階段『水曜日のダウンタウン』相方遅刻させチャレンジを語る 空気階段の踊り場

空気階段のお二人が2020年11月28日放送のTBSラジオ『空気階段の踊り場』の中で『水曜日のダウンタウン』での「相方遅刻させチャレンジ」を振り返っていました。

(鈴木もぐら)昨日……というか、これを収録してるのが木曜日なので。昨日、『水曜日のダウンタウン』に出させていただきまして。僕は2つの説に出させていただきまして。ひとつが「相方遅刻させチャレンジ」。

(水川かたまり)あれは知らないうちに出ていたやつっていう(笑)。

(鈴木もぐら)で、もうひとつが「先輩の家で長風呂1時間が限界説」っていう。こちらは、やる側で出させていただいて。

(水川かたまり)ターゲットと仕掛け人の両方を。

(鈴木もぐら)やらせていただいたんですけども。それぞれの結果で言いますと、遅刻させ選手権は僕は4時間、遅刻したんですよね。

(水川かたまり)そうです。朝6時入りの仕事……ニューヨークさんのYouTubeチャンネルと聞いていた仕事に10時に到着をして。

(鈴木もぐら)まあ、一応1位っていうことなのかな?

(水川かたまり)ダントツの1位だったよ。

(鈴木もぐら)で、先輩の家で長風呂選手権の方は2時間ちょっと……2時間20分ぐらいですかね? パンサーの尾形さんのご自宅の風呂に入らせていただいて、2位という結果でございました。1位はサツマカワRPGの10時間(笑)。

(水川かたまり)やっぱりね、サツマカワも同期ですけど。事務所は違いますけど。やっぱり、もうすごく変な人がすごく変な人の家の風呂に入ってるから、ああなっちゃうよね。

(鈴木もぐら)やっぱりああなるんだね。組み合わせると。

(水川かたまり)どんな感じだったの? 尾形さんの家のお風呂は。

(鈴木もぐら)尾形さんの家のお風呂、もう最高だったよ! 足を伸ばせるしね。風呂にもね、こだわったんだって。一緒にお風呂に入っていたシーン、あったでしょう? そういうのもいろいろと教えてくれたんだよ。「俺もさ、やっぱ足が伸ばせる風呂じゃないと嫌だっつってさ! 風呂だけ、こだわったんだよ! だからそうやって『気持ちいい』って言ってくれると、嬉しいよ!」みたいな感じで、そういう話もしてたんだよ。最初はすごい機嫌が良かったんだけど、それがだんだんだんだんやっぱり、30分入って、1時間入って……ってなってくると「お前、出ろよ!」って(笑)。

(水川かたまり)「お前、シコってんじゃねえのか?」って(笑)。俺、はじめてだよ。テレビで「シコってる」にピーが入っているのって見た気がするよ(笑)。

(鈴木もぐら)だってテレビで「シコってる」を言わないから(笑)。

(水川かたまり)やっぱりテレビじゃないって思っているから「シコってる」っていう言葉が出るんだね。

(鈴木もぐら)出ちゃっているから……。

(水川かたまり)めちゃめちゃ笑ったよ(笑)。「シコってんだろ?」「シコってないです」って(笑)。

(鈴木もぐら)でも、たしかに風呂が長い理由でさ、「シコってる」っていうのは相当上位の理由に来る感じ、するじゃない? それだけ長かったら……そういう洗剤とかさ、そういうのを使ってするのかな、みたいな(笑)。なんかね、浴槽の中で……とか。いろいろい個人差がありそうじゃない? だからそういうので不安になるというのはあると思うんですけど。ただ、その遅刻させ選手権の方なんですけどね。あれ、お金を賭けてたっていうか……。

(水川かたまり)「賭けている」っていうか、そういう企画ですよね。1秒ごとに待たされてる方の相方に10円の賞金が入るというシステムで。

(鈴木もぐら)それで14万?

(水川かたまり)14万8000円かな? 僕は最終的に……。

(鈴木もぐら)14万8000円、デカい! 14万8000円を俺が遅刻したことによって水川が手にしたという。

14万8000円獲得

(水川かたまり)ああ、もうダメな顔をしてるわ、お前。お前、マジでダメ。うせろ!

(鈴木もぐら)いや、違う、違う。ここまでは合っていますよね?

(水川かたまり)うん。事実として合っているよ。それはもう、僕への賠償金を番組側が負担してくれたっていう。僕の損害額を。

(鈴木もぐら)じゃあ、やっぱり本当にこれはもらえるんだよね?

(水川かたまり)もちろん、もらえますよ。

(鈴木もぐら)ここまで、合っていますね?

(水川かたまり)合っています。事実として、合っています。

(鈴木もぐら)ちゃんと振り込まれるということで。

(水川かたまり)もうマジで、なんか本当に嫌な顔をしているな、お前?

(鈴木もぐら)いや、でもね、あなたは俺が「よこせ」とか言うと思っているでしょう?

(水川かたまり)思っている、思っている。言ってきたら、張っ倒してやろうと思っている。

(鈴木もぐら)俺はそんなことは言わない。マジで言うつもりはない。本当に「半分くれ」とか、「それは俺のあれだから、全部くれ」とか、全く言うつもりはないの。心の底から。俺が言いたいのは、ちょっとだけ、ギャンブルをやる人間の気持ち、分かったでしょう?

(水川かたまり)フハハハハハハハハッ!

(鈴木もぐら)分かったでしょう? 分からなかった?

(水川かたまり)いや、あのね……(笑)。

(鈴木もぐら)楽しかったでしょう?

(水川かたまり)いや、そうなんだよ。あれね、だからめちゃめちゃ楽しかったのよ、俺。

(鈴木もぐら)俺は「よこせ」なんて絶対に言わないよ。

(水川かたまり)ああ、よかった。俺、「よこせ」とか言われたら本当にここで最終回にしようと思っていたよ。もう解散して。

(鈴木もぐら)いや、そんなことじゃない。そんなことじゃない。俺が話したかったことは。そんなことじゃなくて……「気持ち、わかってくれたかな?」っていう。

(水川かたまり)あのね、その、だからめっちゃ楽しかったの。その最初とかさ。あれ、DA PUMPさんのミュージックビデオに出させてもらって。その、アントニーさんの家にもぐらが行く前に。それで、エイベックスで撮影して、それでタクシーでDA PUMPのミュージックビデオの撮影のスタッフ陣は僕らがその後に『水曜日のダウンタウン』があるとは知らないから、タクシーが1台で。それで僕ともぐらが方面が一緒だからっていうことで1台のタクシーで。それでまずもぐらがアントニーさんの家のあたりで降りて。僕はその100メートル先ぐらいで「ちょっと降ろしてください」って言って降りて。で、もぐらをちらちら見ながら、迂回してもぐらにバレないように先にアントニーさんの家に行って打ち合わせして。

(鈴木もぐら)えっ、アントニーさんの家に行ったの?

(水川かたまり)行ってる。あの前に。だから、カメラを仕掛けているのとかも見ていて。それで、ロケ車に戻ってモニタリングして。もぐらがアントニーさんからお下がりをもらっているのを見て。それで次の日の朝、集合して。それでもう、1秒ごとに10円。だから10分ごとぐらいに「今、賞金はいくらです」みたいなのが発表されるの。で、もうやっぱり楽しくてしょうがなくて。

(鈴木もぐら)「スタート!」ってなってカウントされていって。金額がどんどん増えていくわけじゃん?

(水川かたまり)増えていって。それで最初にオズワルドの伊藤が来たのかな? 伊藤は1時間ちょいぐらいで来て。

(鈴木もぐら)それで「来ました!」ってなった時に「まだ来るな!」って思ったでしょ?

(水川かたまり)「まだ来るな! マジで!」って。というかね、俺は圧倒的な自信があったから。「もぐらが来るわけがねえ」っていう。本当に……「もぐらに伊藤とかニシダが勝てるわけがねえだろう」っていう。

(鈴木もぐら)それはわかんないよ。俺、早く行く時もあるしね。

(水川かたまり)そんなことはない。お前は9時に目覚ましをセットしていたんだから!(笑)。もう行くつもりなんかないんだから。

(鈴木もぐら)いや、あれは前の日のアラームだから……。

(水川かたまり)お前はモノが違うよ。やっぱりすごいよ。ディープインパクトだよ! 半端じゃねえよ。やっぱり馬力が違う! すごいと思ったよ。もうモノが違うんだもん。そもそも来るつもりがないっていうね。

(鈴木もぐら)いやいや、つもりはありましたし……。

(水川かたまり)最終的にすごいなって思ったけども。やっぱね、まず伊藤が来て。それでその時点で畠中が4万とかそのぐらいだったかな?

(鈴木もぐら)4万もデカいよね。1時間遅刻して4万って。

(水川かたまり)うんうん。で、その30分後ぐらいにラランドのニシダが来て。まあ5万ちょいとか。「もう5万以上もらえるんだ!」っていうわくわく。それでそこからまた30分経って。それで俺、8万ぐらい。そしたらやっぱりもうスタッフさんとかもさ、前日からずっと……そのもぐらのロケとか、伊藤のロケ、ニシダのロケも行っているから、徹夜でもうヘロヘロなの。それでもうずっと、残った人で話してたんだけども。みんな眠いし。俺もサーヤも畠中も寝てないし。眠いし、もうスタッフさんからも「マジで来ねえじゃん……」みたいな空気が流れ始めて。

(鈴木もぐら)いや、だって来させないようにしたのはあなたたちでしょう?

(水川かたまり)そうなんだけども、「こんなに来ないのか!」っていうのが……マジで申し訳ない気持ちになってきて。

(鈴木もぐら)いやいや、あれ、映ってなかったですけども俺、アントニーさんの家でテキーラとか飲んでましたからね。

(水川かたまり)ああ、そうだね。アントニーさんに「テキーラ、行っちゃいましょう」みたいなのも俺がLINEで打っていたんだけども。

(鈴木もぐら)だから、あなたのせいですからね。

(水川かたまり)そう。俺のせいなんだけど、ここまで体力的に大変な仕事をさせて、マジで申し訳ないっていう気持ちと、どんどん俺のお金が増えていくっていうのと、眠気とで。もうちょうど何も感じない時間だったの。そこからの2時間。無。

(鈴木もぐら)ああ、無だった? なるほど。

(水川かたまり)で、完全に無でお前が来た時に、やっぱり最後に14万8000ってなったらもう「最高!」って。本当に。

(鈴木もぐら)「サイコー、サイコーッ!」ってこと?

(水川かたまり)「サイコー、サイコー、サイコウッ!」って。ただただ待っているだけで……俺はちゃんと時間を守って集合場所に行くということをこの8年間、続けてきただけで15万円もらえたっていうのがマジで嬉しい!

パチンコに似た状態

(鈴木もぐら)だからあれは、本当にパチンコに似ていて。いわゆるその2人……伊藤が来て、ニシダが来て。あとはもう俺だけだ、みたいな時があったじゃない? その時間ってパチンコで言うと、「もう負ける気がしない」という状態なの。もう自分だけ。あとはそれをどこまで伸ばせるか?っていう。

(水川かたまり)「もうこれ、負けることはない」っていう? まあ、最初から負けることはないからね。

(鈴木もぐら)で、その「7万……8万……」とかなっていくのってこれ、パチンコでいうともう連チャン中の心理なんですよね。どんどんどんどん球が出てくる。常にずっと右打ち。16ラウンド。もう剛掌波が来ようがなんでも避けるみたいな。リュウケンが来ても全然大丈夫みたいな(笑)。

(水川かたまり)なにそれ? そんな具体的なワードを出されても俺、全然わかんないよ。

(鈴木もぐら)普通、リュウケンなんか来たら終わるんですよ。「はあ……リュウケン来たよ……」みたいな。リュウケンが来たらもう台を殴っちゃう人もいるぐらいの。リュウケンを見ただけで。でも、その時はリュウケンを見てもなんでもないから。リュウケンのことを正直、その時はただのハゲだと思っていますからね。「ああ、ハゲが来たよ」みたいな。七星点心とか、一切かすりもしないですから。

(水川かたまり)わかるワードで言ってくれよ(笑)。

(鈴木もぐら)で、そういう連チャンが終わる気がしないみたいなのに似ているのよ。で、無の状態っていうのもだから閉店間際ね。もうパチンコで朝からもう出まくっている時の8時、9時ぐらいって何も考えないで打つみたいなところ、あるから。それで「閉店しました。最後、球を流しました」で「うわっ、1万枚行ってるじゃん!」みたいな。そういうのにすごい似ているのよ。だからあれで、ちょっとはね、俺の気持ち? 俺の心理っていうのものをわかってくれたらよかったなっていう風に思ったのよ。

(水川かたまり)フフフ、そういう話だったのね。「よこせ」って言われるのかと思った(笑)。

(鈴木もぐら)「よこせ」なんて言いませんよ。あなたの勝ち分ですから。

(水川かたまり)フハハハハハハハハッ! 俺の実力で。俺の積み重ねで。俺が、集合時間に行くっていうのの積み重ねで勝った結果だもんね?

(鈴木もぐら)違う。「集合時間に行く」とかじゃない。だからそのテキーラを飲ませたりとか、そういうアントニーさんの家に行って探させたりとか。そういうこと。それが実を結んだということ。テキーラはだから、いわゆる赤保留よ。赤保留。

(水川かたまり)「絶対に出る」みたいなこと?

(鈴木もぐら)まあ「絶対」とは言えない。赤保留は。特に北斗の赤保留はもう、全然。外れるみたいな時もある。北斗だったら「金保留、次回予告・運命の人」で私、外してますから。そんなのはザラです。

(水川かたまり)まあ、テキーラと、そうね。あと、もぐらがアントニーさんの派手なシャツに異様に食いついて。何とかしてもらおうと粘ってる時間も「ああ、いいぞ、いいぞ」っていう感じだったよ。オンエアーはなかったけど。それとあと、なんかアロマキャンドルをたいて、なんか歌を歌ってたよね?

(鈴木もぐら)ヒップホップね。

(水川かたまり)ヒップホップを歌って(笑)。

(鈴木もぐら)テキーラを飲んでね。

(水川かたまり)「帰ろうか」ってなってから、アロマキャンドルをたいて、テキーラを飲みながらヒップホップする時間が30分ぐらいあったよね?

(鈴木もぐら)あれはもう、牙狼保留よ。もうほぼ来ます。牙狼保留は。

(水川かたまり)もうあの時点ではわくわくしかしていなかったよ。確実に勝てるみたいな。

(鈴木もぐら)それはあなたが引き当てたものなので。

(水川かたまり)いや、なんとか……あの後、タクシーで家に帰るみたいな感じだったじゃないですか。で、スタッフさんがもしかしたらタクシーに乗らずに、どこかそのへんで……公園とかで寝て。そのままタクシー代をケチるんじゃないか?っていうことで、お前が家までタクシーで帰るのもつけてたから。

(鈴木もぐら)ええっ? ああ、そうなんだ。そう? いや俺、迷ったのよ。家に帰るか、本社の前で寝るか。

(水川かたまり)ああ、そうそう。その懸念もあった。俺の中には。「このまま、もしかしてあいつ、本社で寝るかもな?」っていう。

(鈴木もぐら)そうそう。もう時間的に3時とかだったから。

(水川かたまり)そしたら、負けるなと思った。板付きでいるから。

(鈴木もぐら)だからその二択よ。どっちが来るか?っていう二択。アミバか、リュウケンか、みたいな。その二択でバーン!って来たのが「アミバ!」って(笑)。

(水川かたまり)「家に帰ったー!」って(笑)。

アミバか? リュウケンか?

(鈴木もぐら)「オレは天才だぁ~!」が来ちゃったわけよ(笑)。

(水川かたまり)フフフ(笑)。

(鈴木もぐら)じゃあ、もう14万を握りしめてね、一緒にパチンコに行きましょう!

(水川かたまり)行かないよ!

(鈴木もぐら)今、源さんが熱いから。

(水川かたまり)有意義に使いますよ。

(鈴木もぐら)大工の源さんが。韋駄天!

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<書き起こしおわり>

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