鈴木もぐらさんが2023年10月2日放送のTBSラジオ『空気階段の踊り場』の中でドラマ『ゼイチョー』第1話の収録が残っている段階で散髪に行き、失敗。角刈りにされてしまった事件後、ドラマ撮影現場での反響や、それから起きたさらなる事件を話していました。
(鈴木もぐら)あとは先週、私の銀座散髪事件がありまして。
(水川かたまり)散髪事件(笑)。ドラマの第1話の撮影の途中での、銀座散髪事件。
(鈴木もぐら)実はね、第1話のワンシーンだけ、まだ撮ってないとこがあるからっていうので。ほんのちょっとだけ、1センチ、2センチぐらいだけ切ってもらいたいって、私は床屋さんにちゃんと伝えたんですけども。切ってる途中に眠くなって、寝ちゃって。起きたらちょっと、変な角刈りみたいな感じになっちゃっていて。
(水川かたまり)いびきがうるさかったんじゃない? 「こいつ、うるせえな。角刈りにしてやろう!」って(笑)。
(鈴木もぐら)ああ、そういうこと? ああ、そっちかー! たしかにね。
(水川かたまり)「なんでこんなうるせえやつの言うことを聞かなきゃいけないんだ?」って。
(鈴木もぐら)Bサイドっていう。こっちの、私の視点がAサイドじゃないですか。Aサイドだけの話で言うとね、たしかに寝て起きて、角刈りになっていて。しかもそれでいて、「いかがでしょうか?」みたいな。参考髪型の写真まで撮っていて。「いや、もうさすがにここまでバッサリいかれたら、文句も言えねよ」っていうんで、「ありがとうございます」って帰りましたけども。Bサイドからしたら……最初は参考髪型の写メに寄せて、1、2センチだけ切ろうと思っていたのかもしれないけど。
(水川かたまり)オーダー通りに完成していたかもしれないけど……「うるせえな、こいつ!」ってなって。「これ、バリカンとか近づけたら、起きるかな?」って(笑)。
(鈴木もぐら)耳にめっちゃバリカンを近づけたら「あっ……」みたいな感じで(笑)。俺がうつらうつらしていたらガッてバリカンのところに来ちゃって。ジャッて切っちゃって。「これはもう、合わせるしかねえか」って。で、「堂々と『これ、どうですか?』って言えばこいつ、わかんねえだろう?」って(笑)。
(水川かたまり)で、気がついたら……(笑)。
(鈴木もぐら)たしかにね。これはやっぱり、重要だよね。裁判とかでもどっちの意見も聞くっていうのは。
(水川かたまり)そうですよ。一方だけの主張では裁判は成り立ちませんから。
(鈴木もぐら)完全にそのBサイドだったら「それだったらお前が悪いだろう」になってる可能性、あるからね。「お前がうるさい」って。で、そういうのがあって。事実として髪が私、本来は1、2センチだけ切って。ちょっと整えるだけにしなきゃいけなかったのが、角刈りみたいな感じになってしまったということを先週、お話しましたよね? 今月から始まる『ゼイチョー』という10月14日(土)、夜10時から。「ピーッ!」テレビで(笑)。
(水川かたまり)他局だからね。
(鈴木もぐら)日本「ピーッ!」で始まるドラマなんですけど(笑)。お話をさせてもらって。で、そこから1週間だったんですけど。実際、あの後に現場行って。で、プロデューサーから「ちょっと、もぐらくん、いい?」って言われて。「どうしたんですか?」「ちょっとね、思った以上に監督が結構ガチで頭を抱えちゃってるんだよ」って。
(水川かたまり)フハハハハハハハハッ! もう笑い話で済む感じじゃないんだ?(笑)。
監督がガチで頭を抱えている
(鈴木もぐら)「えっ? どういうことすか?」って。で、プロデューサーさんは結構ね、俺にも怒ったし。「私は別に、もう何とかなるかなって感じだったんだけど、監督が結構、ねえ。もう本当に悩んじゃっていて」って。「これ、本当につながらねえわ。どうしよう?」みたいな。それで一応、案として、メシを食う時だけ、バンダナを巻くっていう(笑)。
(水川かたまり)フハハハハハハハハッ!
(鈴木もぐら)バンダナメシキャラにするっていう案がまず1個、あって。
(水川かたまり)真剣にみんな、考えてるからね。「こいつ、髪切りやがった」で。「どうする? まだ1話、残っているのに……」って。
(鈴木もぐら)「やばい、やばい、つながんないよ!」って監督がなっていて。で、2つ目がなんていうの? 『こち亀』の本田みたいな感じで、メシ食うことによって、メシを食った時だけ髪が短くなるみたいな。
(水川かたまり)フハハハハハハハハッ! バイクに乗る時だけ性格が変わるみたいな?
(鈴木もぐら)性格が変わるみたいな。本田もめっちゃ、筋肉がつくじゃん? バイクにまたがったら。そんな感じで、メシを食う時だけ、逆に毛が減るっていうか。そういうキャラにするか。
(水川かたまり)メシ短髪キャラね。
(鈴木もぐら)あとは、俺は普段から汗かきで。シーンとシーンの合間とかにさ、メイクさんがさ、汗とかがひどいと手ぬぐいとか、貸してくれて。で、さらに手持ちの扇風機とか。それでウィーンってすごい涼しくしてくれるんだよ。扇子であおいでくれたりとか。そういうのがあるから。メシを食う時、頭からタオルをかぶって。で、汗を拭きながらメシを食うみたいな、そういう汗ふきキャラ。それだったらバレないかな、みたいな感じで。そんなのを監督、本当に真剣に考えちゃっているみたいで。その今、言った3つを。バンダナ、本田、タオルを(笑)。
(水川かたまり)脇役のデブが髪を切ったばっかりにそんなことに……(笑)。
(鈴木もぐら)そんなことになっていて。「そうなんだよね」って言っていて。「ああ、そうなんですか」って。あとは、カツラにするっていう話も出ているっていう。で、その次の日に行ったら「いろいろ話し合った結果、やっぱりカツラを1回、試してみようってなった。で、ちょっと用意するから、フィッティングをお願いします」って言われて。で、試しにつけてね。そしたら結構、評判がよくて。「ああ、結構こんな感じ、いいですね」みたいになって。ちょっと場の雰囲気も、かなり和んだのよ。「これでつながるわ!」みたいな。雰囲気がすげえよくなって。「じゃあ、あとはもう撮影を待つのみですね」みたいな感じで。
それで次の日さ、現場に行ったらさ、前日まあまあいい感じだったじゃん? それで朝、行ったら、なんかちょっとすげえワーワーワーワー、騒がしいの。前室の方が。「あれ?」って思って。そしたらね、プロデューサーが怒っているのが聞こえるのよ。「なんてことするんですか!」って、結構な剣幕で怒っていて。「なんてことをするんですか! こんなことしたらどうなるか、わかんないんですか!? 何でこんなことするんですか! これじゃ、つながらないじゃないですか!」って。結構怒っていて。「うわっ、やべえ。怒っているよ……行きづれえな」って思って。でも、行かなきゃいけなくて。で、行ったらさ、やっぱりそのプロデューサーが怒っていて。「なんてことをするんですか!」って言っていて。「誰だろう? 怒られているのは」って思ってパッと見たらさ、怒られてるのが、光石研さんで。で、「なんで光石さんが怒られているんだろう?」って思ってパッと見たら、めっちゃ髪切っていた(笑)。
(水川かたまり)フハハハハハハハハッ!
(鈴木もぐら)フハハハハハハハハッ! 「助かった!」って思って。俺、つい一言目に言っちゃったもんね。「助かったー!」って(笑)。
(水川かたまり)アハハハハハハハハッ!
(鈴木もぐら)光石さん、モロにツーブロックにしていて(笑)。「ああ、助かったー!」って。
(水川かたまり)そんなベテランの俳優さんが?
(鈴木もぐら)めっちゃ怒られていた。一番上なのに。
(水川かたまり)光石さんも怒られるんだ(笑)。
めっちゃ怒られている光石研さん
菊池風磨主演ドラマ『#ゼイチョー』
Travis Japan松田元太ら追加キャスト発表❗白洲迅、松田元太
空気階段・鈴木もぐら、猪塚健太、光石研✍?役柄&コメントhttps://t.co/I1Nooqd6DQ#SexyZone #菊池風磨 #山田杏奈 #白洲迅 #TravisJapan #松田元太 #鈴木もぐら #猪塚健太 #光石研 @zeicho_drama pic.twitter.com/CU3IcNPx0h
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) September 22, 2023
(鈴木もぐら)「いや、これはだってさ……いや、ごめん。ごめんよ……」とかって言っていて。で、俺が来たのがわかったからさ、パッと俺の方をすぐに見つけて。「あっ! 君! 俳優っていうのはね、つながるか、つながらないかが一番大事なんだよ。わかったか、君!」とかって言って。そのままどっか行っちゃってさ。プロデューサーが「逃げるな!」って(笑)。
(水川かたまり)フハハハハハハハハッ!
(鈴木もぐら)そこからね、私と光石さんは「つながらないブラザース」というあだ名がつきました。クレイジー・ケン・バンドで『あ、やるときゃやらなきゃだめなのよ。』。
<書き起こしおわり>